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ISO/TC315(コールドチェーン物流)

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2024/05/13 第4回WG3会合のレポートを掲載しました。詳細はこちら
2024/05/13 第4回総会のレポートを掲載しました。詳細はこちら
2024/05/13 第5回WG3会合のレポートを掲載しました。詳細はこちら
2024/05/13 第6回WG3会合のレポートを掲載しました。詳細はこちら
2024/05/15 「ISO 23412取得のためのガイダンス」を掲載しました。詳細はこちら

 

概要

ISO/TC 315(コールドチェーン物流)は、コールドチェーン物流に関する国際標準化を行うべく、2021年1月に日本提案によって設立されました。

ISO/TCのタイトル

コールドチェーン物流

このISO/TCが取り扱う事項(業務範囲)

コールドチェーン物流分野の標準化

ISO/TC315の構成

幹事国:日本
議長国:日本
参加国:Pメンバー:19ヵ国、Oメンバー:13ヵ国(2024年5月時点)

No. タイトル コンビナー
WG 2 Contactless delivery(非接触配送) 中国
WG 3 Services between businesses - Storage and Transport(物流サービス:保管及び輸送) 日本
WG 4 Terminology(用語) 日本
WG 5 Validation(バリデーション) 韓国
WG 6 Traceability(トレーサビリティ) 中国

規格開発状況

規格番号 タイトル 現在のステータス 備 考
ISO 23412 Indirect, temperature-controlled refrigerated delivery services -- Land transport of parcels with intermediate transfer IS JSA-S1018をベースに作成
JIS Y 23412:2023 温度管理保冷配送サービス―輸送過程での積替えを伴う荷物の陸送 JIS ISO 23412をベースに作成
ISO 31510 Terminology CD WG4にて、日中共同主導で開発
ISO 31511 Requirements for contactless delivery services in cold chain logistics DIS WG2にて、中国主導で開発中
ISO 31512 Cold chain logistics services in B to B sector — Requirements for low temperature storage services and low temperature transport services DIS WG3にて、日本主導で開発中
ISO 31513 Temperature validation methods of temperature-controlled storages and road vehicles WD WG5にて、韓国主導で開発中
ISO/TS 31514 Requirements and Guidelines for Food Traceability in Cold Chain Logistics AWI WG6にて、中国主導で開発中

日本の対応

  • (一財)日本規格協会に国内委員会を設置しています。日本が幹事国で議長及び委員会マネジャーは日本が務めます。
  • ISO/TC315の前身のISO/PC315(小口保冷配送サービス)は、日本提案で設置され、議長及び幹事国も日本でした。PC315で開発し、2020年に発行したISO23412は、BS/PAS 1018(日本語版はJSAS 1018:2018として発行)をベースに作成されました。

国際会議開催

第1回総会 2021年6月2日~4日 Web レポート
第2回総会 2022年2月17~18日 Web レポート
第3回総会 2022年11月29~12月2日 ハイブリッド(東京) レポート
第3回WG3会合 2023年1月10日 Web レポート
第2回WG4会合 2023年2月20日 Web レポート
第3回WG4会合 2023年5月11日 Web レポート
第4回WG3会合 2023年7月3日 Web レポート
第4回総会 2023年9月18日~22日 ハイブリッド(フランス) レポート
第5回WG3会合 2024年3月8日 Web レポート
第6回WG3会合 2024年3月18日 Web レポート
第5回総会 2024年秋 ハイブリッド(シンガポール) (予定)

その他

ISO 23412取得のためのガイダンス(日本語)
ASEAN物流事業者にISO23412を普及させることを目的として、「ISO 23412取得のためのガイダンス(Guidance on ISO23412 for certification)」を一般財団法人日本規格協会からの経済産業省再委託事業*により一般財団法人日本海事協会が作成しました。本ガイダンスは、ISO 23412:2020の開発背景、主要な要求事項、認証取得までのプロセス、認証の活用方法等を、画像やイラストを用いて分かりやすく解説しています。日本語版・英語版をそれぞれご用意していますので、ぜひご参照ください。

*令和5年度国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費(戦略的国際標準化加速事業:産業基盤分野に係る国際標準開発活動)「コールドチェーン物流に関する国際標準化-物流事業者がISO23412を取得するためのガイドライン作成に関する調査等-」

Guidance on ISO 23412 for certification(English)
"Guidance on ISO 23412 for certification" was prepared by Nippon Kaiji Kyokai as the outcome of the Ministry of Economy, Trade and Industry project commissioned from Japanese Standards Association(JSA) with the aim of promoting ISO 23412 to ASEAN logistics operators. This guidance explains the background to the development of ISO 23412:2020, key requirements, the process to certification and how to utilize certification using pictures and illustrations.

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