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2022/2/21~2/22 | 第9回総会がオンラインで開催されました。中国提案の新ahG 13(Decarbonization aspects of smart cities)の発足が決議されました。また、IEC/SyC Smart Citiesで着手していたSmart City Reference Arcitectureの規格開発をISO/TC 268とのJoint Workingで進めることが決議されました。 |
概要
都市システムの統合、相互運用性、および有効性を支援するために、電気技術の分野における標準の開発を促進することを目的に、2016年7月に本SyCが設立されました。
IEC/SyC Smart CitiesのScope(業務範囲)
都市システムの統合、相互運用性、および有効性を支援するために、電気技術の分野における標準の開発を促進すること。
注1:都市のシステム標準に関連して、IEC / TC、SyC、およびその他のSDO間のコラボレーションとシステム思考を促進することにより、標準の必要性を理解し、都市システムに関連する新しい作業項目提案(NWIP)を評価するために、システム分析を実施することにより、必要に応じてシステム標準を開発し、既存のSyC、TC / SC、およびその他のSDOに推奨事項を提供することにより、これは行われる。
注2:全体的な共通の都市目標には、たとえば、持続可能な開発、効率、回復力、安全性、市民の関与と参加の支援が含まれる。 ただし、個々の都市は独自のアプローチに従う。
注3:「都市」とは、地理的に位置する人口を指す。
IEC/SyC Smart citiesの構成
幹事:IEC中央事務局
議長:イギリス
Pメンバは日本を含む18か国、Oメンバは15か国(2022年8月4日時点)
総会開催情報
第9回 | 2022年2月21日~2月22日 | オンライン | 中国提案の新ahG 13(Decarbonization aspects of smart cities)の発足が決議されました。また、IEC/SyC Smart Citiesで着手していたSmart City Reference Arcitectureの規格開発をISO/TC 268とのJoint Workingで進めることが決議されました。 |
第8回 | 2021年7月19日~7月21日 | オンライン | 2つのアドバイザリグループが設置されました。 Communications, Outreach, Promotion & Advocacy based Strategy Advisory Group (COPAG) the City Observatory & Research Advisory Group (CORAG) |
第7回 | 2021年2月1日~2月3日 | オンライン | 4つのahGと1件の予備作業項目(PWI)の設置が承認されました。 |
第6回 | 2019年12月13日 | メキシコ/グアダラハラ | WG/PTの活動報告が行われた。日本が提案したIEC-63152のガイドラインを検討する予備業務項目(PWI)が発足しました。 |
第5回 | 2019年7月26日 | イギリス/ロンドン | 議長を補佐する3名の副議長(日本、中国、インド)の承認が確認されました。 |
第4回 | 2018年12月14日 | インド/バラナシ | 議長交代(日本からイギリス)が承認されました。日本提案のIEC 63152のCDV回付が承認されました。 |
第3回 | 2018年2月2日 | ドイツ/ドルトムント | 議長代行(イギリス)が承認されました。 |
第2回 | 2017年2月17日 | 日本/東京 | 副議長(中国、インド)とCAGのコンベナ(中国、イギリス)が承認されました。Workshopが開催され、災害と都市サービスに関する講演を2件日本から行いました。 |
第1回 | 2016年7月15日 | シンガポール | 委員会名、議長(日本)、業務範囲、活動目的、活動計画等が承認され、CAG, WGなどの下部組織が設置されました。 |
規格開発状況
規格番号 | タイトル(和訳タイトル) | 現在のステータス |
---|---|---|
IEC 63152 Ed.1.0:2020(en) | Smart cities - City service continuity against disasters - The role of the electrical supply (スマートシティ-災害に対する都市サービスの継続性-電気供給の役割) |
ISとして発行済み |
IEC SRD 63152-2 Ed.1.0 | Systems Reference Deliverable (SRD) - City Service Continuity – Implementation Guideline and City Service Cases (Systems Reference Deliverable (SRD) - 都市サービスの継続性 – 実施ガイドラインと都市サービスのケース) |
DTS投票承認 |
IEC SRD 63233-1:2022 Ed.1.0 | Smart city standards inventory and mapping - Part 1: Methodology (スマートシティ標準のインベントリーとマッピング - パート1: 方法論) |
SRDとして発行済み |
IEC SRD 63235:2021 Ed.1.0 | Smart city system - Methodology for concepts building (スマートシティシステム - コンセプト構築のための方法論) |
SRDとして発行済み |
参考文書
規格番号 | 原文タイトル(英/和訳タイトル) | 備考 |
---|---|---|
ISO 22301:2019 | Security and resilience - Business continuity management systems - Requirements/セキュリティ及びレジリエンス-事業継続マネジメントシステム-要求事項 | IS |
日本の対応
- (一財)日本規格協会に国内委員会を設置しています。
- IEC 63152のガイドラインIEC 63152-2のSRD化に注力しています。
情報更新日
2022/8/4