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ISO/TC 324(シェアリングエコノミー)

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2022/07/20 第7回総会のレポートを掲載しました。詳細はこちら

概要

シェアリングエコノミーとは、インターネットを介して個人と個人・企業等の間でモノ・場所・技能などを売買・貸し借りする等の経済モデルであり、現在、モノ、スキル、スペース、移動など様々な資産を「シェア」をするというスタイルが世界で普及し、発展を続けています。ISO(国際標準化機構)の専門委員会、ISO/TC 324では、シェアリングエコノミーを世界で安心、安全に利用できる環境の整備を目指し、国際規格を開発しています。

ISO/TC 324のScope(業務範囲)

シェアリングエコノミーの標準化
(ISO/IEC JTC 1/SC 27及びISO/TC 262で扱う情報セキュリティ又はリスクマネジメント指針の技術的側面の標準化は除く)

ISO/TC 324の構成

幹事国:日本
Pメンバー:17ヵ国・Oメンバー:19ヵ国(2022年1月11日時点)

総会開催情報

第7回総会 2022年6月13日〜24日 Web レポート
第6回総会 2021年12月6日〜10日 Web レポート
第5回総会 2021年6月21日~25日 Web レポート
第4回総会 2020年12月7日~9日及び11日 Web レポート
第3回総会 2020年6月22日~24日 Web レポート
第2回総会 2019年12月9日〜11日 トロント レポート
第1回総会 2019年6月13日〜14日 東京 レポート

規格開発状況

    
規格番号 タイトル 備 考
ISO 42500 シェアリングエコノミー – 一般原則 シェアリングエコノミーに関わる全ての人が順守すべき原則を記載
ISO/TS WD 42501 デジタルプラットフォームの安全・信頼性要求事項
ISO/TS WD 42502 提供者の検証

参考情報

規格番号 タイトル 備 考
IWA 27:2017 シェアリングエコノミーの指針及び枠組み IWAワークショップでの合意文書
JSA-S 1202:2019 シェアリングエコノミー-オンラインプラットフォームの運用-仕様 BSI/PASと共同開発

日本の対応

  • ISO/TC 324は、2018年にシェアリングエコノミーの国際標準化を行う目的で日本より提案、各国の賛同を得て、2019年1月に設置されました。
  • 一般財団法人日本規格協会は、ISO/TC 324の国内審議団体として、ISO/TC 324国内委員会を運営。一般社団法人シェアリングエコノミー協会をはじめとする国内のステークホルダと連携し、国際標準化に向けた取り組みを行っています。
  • 日本規格協会は、シェア事業者(プラットフォーマー)の役割を規定したJSA-S 1202:2019(BS/PAS 1202:2019として発行)を発行。現在、ISO/TC 324において本JSA-Sに基づくWD(作業原案)を開発中。
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