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合格者の声 2級

グループ全員受検・全員合格を達成して上位級に挑戦!
株式会社村上精機工作所 品質保証グループ 森田泰さん

私がQC検定を受検したきっかけは人事異動で品質保証グループに配属されたことでした。その年にグループ全員の品質に対する知識や考え方を深めるために受検することになったのがQC検定でした。すでに3級を取得していた先輩は2級に、未取得の人は3級に挑戦し全員取得することが出来ました。
その後2級を取得した先輩が1級を受検すると言われ、私もさらに上を目指したくなり2級を受検することにしました。勉強した内容は3級の復習、テキストを購入し計算式や言葉の意味を覚える、練習問題や過去問を解くといったことです。2級の勉強は覚えなければいけない公式が3級に比べてかなり増え大変でした。しかし約半年間時間をかけてじっくりと勉強に取り組んだため一回で合格することが出来ました。
今後は社内のQC活動に積極的に取り組み、得た知識を生かしていき、次は1級に挑戦します。

インターンシップをきっかけにQC検定に挑戦・在学中に2級取得
「品質管理の勉強を通して学んだこと」
三重県立桑名工業高等学校 市川詩恩さん

私がQC検定2級を受検した動機は、品質管理が企業にとって、どれほど重要なものであるかをインターンシップで知り、このQC検定を取得することにより、就職した時に企業に貢献できると思ったからです。また、管理職に昇進するための条件、としている大手企業もあり、学生の内に勉強し、取得しておく方が今後の自分のキャリアアップにもつながると考えたのも理由の一つです。
私がQC検定2級を受検して良かった点は、世の中の製造業がどのように品質を管理しているのかを、より深く理解できたことが、私にとって受検して良かったと思える点です。
以上のことを踏まえ、私はこれからも品質管理について、より深く学び、様々な統計的手法を用いて品質を管理し、日本の製品の信頼を保ち、社会的に貢献できるように頑張りたいと思います。

「品質管理の勉強を通して学んだこと」
三重県立桑名工業高等学校 川瀬堅斗さん

私は2年生のとき、インターンシップで食品関係の会社にて実習しました。そこでは製品の品質管理が徹底されていて、ものづくりにおける統計的品質管理はとても重要だと感じました。そして企業の方に品質管理検定について教えていただき、まず3級を受検し合格しました。もっと知識や手法を身につけたいと思い、半年後に2級を受検しました。
しかし、手法分野の計算問題で点を落としてしまいました。あと一歩というところで合格に手が届きませんでした。私はとても悔しかったので、半年後もう一度チャレンジしました。前回失敗した計算問題に何度も何度も取り組みました。その結果、無事合格することができ、とてもうれしかったです。また、品質管理検定に合格したおかげで、就職試験の面接でも自分をアピールすることができました。私は卒業後、品質管理検定で学んだことを職場で生かし、企業に貢献していきたいと思います。そして将来は1級にも挑戦します。

品質管理のスキルアップのために
沖縄製粉株式会社 製造部 竹内和仁さん

食品工場の生産管理、工程管理の業務を行っております。
4級、3級の受検の際には品質管理担当者として、より高いレベルの品質管理を目指すため、また改善の手法や指導方法を学ぶためのスキルアップが目的で受検をいたしました。
初めてQCの手法に触れましたが、その際に学んだ手法を用いて現場の改善活動や指導を行うことで、現場担当者の理解が改善のスピードが上がっていると感じています。
3級合格の翌年に更なるスキルアップを目指して2級を受検し、3ヵ月の勉強期間で合格する事が出来ました。
食品は衛生面も品質の重要な要素なので、QCの手法を用いながら現場改善に取り組んでおります。今後は他のメンバーにも品質管理検定の知識を指導しながら工場全体でのレベルアップを目指していきたいと考えています。

仕事に直結した効果を実感
株式会社小松製作所 粟津工場 品質保証課 藤田浩貴さん

第17回QC検定(2014年3月)にて2級に合格しました。
私は2013年4月から社会人になり、配属された部署では機械の品質管理を行う仕事をしています。そこでQCを知り、仕事に直結すると考え、QC検定を受けることを決めました。学習方法としては、まず、QCを全く知らなかった私は、過去問題を読み出題傾向をつかむことから始めました。そこから会社が推奨しているテキストで用語、公式等を覚えていき、知識を高めていきました。一般的に実践分野が手法分野より得点率が高いと言われているようですが、私自身にとっては実践分野の用語問題の方が難しく感じられました。2級については手法分野の計算問題で得点を挙げるべきと感じました。
勉強して実感しましたが、仕事において資料が読みやすくなりました。QC検定を受検し正解だったと思います。今後、仕事に慣れたら1級にチャレンジしたいと思います。

「品質管理手法を学ぶ楽しさ」を若い世代の方達に
前橋工科大学 システム生体工学科4年 東山貴宥さん

日本の消費者にとって、品質はよくて当たり前という風潮がある。その潮流の中、食品偽装問題が取り上げられたことを契機に、「どのようにして品質が保たれているのだろう?」という疑問が湧いた。そこで、品質管理の方法について調べていくうちに見つけたのが品質管理検定であった。品質に関する問題への実務的な対策を身につけたかった私は、2級を受検することにした。
対策し始めのころ、慣れない確率分布の計算や、QC手法の知識の獲得に悪戦苦闘したが、繰り返し学習していくうちに問題が解けるようになった。次第に、実際の事例に対して頭の中で品質管理に関する対策が次々と浮かぶようになり、「品質管理手法を学ぶ楽しさ」を感じるようになった。特に、企業で働く前だからこそ対策に多くの時間を割くことができ、この楽しさを存分に味わう余裕が生まれたと思う。今後、私と同じくらいの世代の方達にも挑戦してもらえるように取り組んでいきたい。

現場で生かせるようさらに勉強中
株式会社オネスト 阿部千沙都さん

私は高校の時にQC検定について知り興味を持ちました。
しかし、震災の影響で受検する機会を逃してしまい、高校卒業後の3月に初めてQC検定4級を受検し、取得しました。
その後、現在勤務する会社に就職すると、日常の業務の中でQC検定の要素が多く活用されていました。また、会社ではQC検定を積極的に推進しており、昨年は生産部門に従事する47名の社員全員が検定取得を目標に勉強会を開催してきました。その結果、昨年9月の検定試験において全員が4級以上の検定取得者となりました。
今年も新入社員が入社したことや、更に上位級の検定取得に向けて、社内勉強会は継続されています。私もその活動に関わりながら3級を取得し、そして今春2級に挑戦し取得することができました。
検定を取得したものの、まだまだ理解が足りず、現場で生かせていない部分が多くあります。今後も、業務のたくさんの場面でQCに関する考え方を活用し、更に高い品質の製品を市場に供給できるよう勉強を継続していきたいと思います。
また、会社の推進活動のほうも積極的に進め、QCの活動を会社全体に広めていけるよう頑張っていきたいと思います。

(第17回QC検定 2級合格)

更なるレベルアップを目指し2度目の2級に合格!!
第16回QC検定 繰り返し受検合格者 
アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 都築あゆ子さん

第12回QC検定で2級に合格し、今回が2度目の挑戦となります。
当時、私は、社内のQC検定申込窓口を担当する中で、将来に向けて自分の能力を高め、業務に役立てることを考えて3級そして2級に挑戦しました。最初の挑戦では、女性の事務職にはなじみのない確率や分布などに悪戦苦闘しながらも、がむしゃらに知識を頭に詰め込み、何とか合格することができました。
受検で得た知識が役立ち、サポートする社内QC発表会の準備等で、事例の手法活用について指摘ができるようになりました。このような事もあり、更に品質管理の知識を深め業務の幅を広げるために、第16回QC検定で2度目の2級受検を決意しました。
今度は、問題の意図を理解するため、曖昧な点は納得のいくまで先輩に質問しました。その結果、試験当日は自分でも驚くくらいスラスラと問題が解け、品質管理の知識が身についていることを実感しました。
今後はサポート業務だけではなく、担当業務として技術スタッフの支援をしていけたらと思います。

スキルの確認で自信がついた
マーレエンジンコンポーネンツジャパン株式会社
品質管理係・チームリーダー 半谷喜吉さん

自動車のエンジン部品の製造会社でチームリーダーとして品質管理を担当しながら、指導も行っています。社内で能力給が導入されてから、仕事に対する自分の能力を把握したくて客観的に評価できる手段としてQC検定が一番適していると思い、2級を受検しました。
今回は現在の自分のレベルを把握するために、ほとんど勉強せずに受検しましたが、2級に合格することができ、自分の知識が2級レベル以上であることを証明することができました。これまで社内の品質管理教育などの講師として内心不安な気持ちが少しありましたが、これからは自信を持ってみんなの前に立つことができます。QC手法やその考え方など、会社全体の品質管理のレベルアップに生かしていきたいと考えています。

仲間とともにスキルアップ!
東芝ソシオシステムズ株式会社 ソフトウェア設計第一部 主幹 大谷和夫さん

鉄道出改札機器の製品開発を行っています。QC検定を知り、受検するならばと仲間を集めて挑戦することにしました。組込ソフトウェアのスキル標準に準拠する資格制度が社内で制定され、スキルアップの機運が盛り上がっていたこともあり、すぐに5人が集まりました。
各自の弱点を調べたところ、統計的解析の手法に補強が必要とわかり、実践分野は各自で学習、手法分野は勉強会を開くことでレベルアップを図りました。結果は全員2級に合格、発起人として嬉しい限りです。次回は全員が1級を受検予定で準備を始めました。最近、製品開発はソフトウェアの依存度が高く、直交表を利用したテストなど、QC手法が使われ始めており、QC検定はソフトウェア品質の向上にも貢献できると考えています。

地元企業の講座をきっかけに勉強を始め、高校生で2級に合格!
山形県立長井工業高等学校 機械システム科3年 井上剛志さん

私がQC検定を受検した理由は、2年次に地元企業のQC講座を受講したことが大きなきっかけとなりました。そこでは、企業における品質管理の必要性をテーマとして、企業の方々が熱意を持って丁寧に説明してくださったのが印象に残っています。
就職を考えていた私にとって、その内容はとても新鮮であり、また興味の湧くものでした。QC検定の試験内容は、大きく分けて二つありますが、特に大変だったのは手法分野の確率分布や統計的推論の勉強です。見たことのない計算式が幾つも並び、どの場面でどの計算式を使うのかも分からず、最初はとても苦労しました。一方、実践分野では自分が働いている姿を想像しながら、問題解決に努め、組織的向上を図っていくためにはどのような事をしていくべきなのかを考えながら、楽しく勉強することができました。
試験勉強を始めたのは、約3ヶ月前からになります。勉強方法としては、専門用語の解説集と、他種類の問題が掲載されている演習問題集2冊を使用しました。自分が内容をある程度理解したと思った頃、実際に過去問を演習して実力を試してみました。しかし、そこで力不足に気付いたので、試験直前ではありましたが、焦ることなく最後まで気を抜かずに頑張りました。
QC検定の学習を通して、得るものがたくさんありました。工業高校生には欠かせない資格を取得し、社会の厳しさや、社会に出る上での心構えを学ぶことができたと思います。今後、継続して品質管理について勉強して、さらに幅広く、多くの資格取得を目指して頑張りたいと思います。

学生にとっての品質管理検定とは―2級最年少合格(14歳)
筑波大学附属中学校 3年生 高木翼君さん

僕は学校の総合の授業で品質管理のコースを選択し、品質管理の考え方について興味がわいたので、家でも少し勉強しました。しかし、どの程度の知識を身につければよいのか、また、本当に自分は理解しているのか不安になりました。そこで、僕は品質管理検定の受検勉強を通して、品質管理を学ぼうと考えました。
合格のために、まずは高校レベルの統計を学びました。次に、品質管理検定用の問題集を解き、間違えた問題から多くのことを学びました。最後の3日間では、過去の問題を2年分解きました。
僕は夏休みの1か月をこの勉強にあてました。学生ゆえに、多くの時間を使うことができるので、この検定をより多くの学生が知れば、近い将来には僕より若い方も合格できると信じています。
実務をしていない若い世代でも、品質管理の知識を身に付けられます。この知識によって大人たちがどのように製品の品質を管理しているのか少しでも知れば、我々が日常で使っている製品を作った人の一人一人に敬意を払うことができるようになると思いました。

高木君へのインタビュー記事

QC検定2級を受検しての感想
株式会社東芝セミコンダクター&ストレージ社
ディスクリート半導体信頼性技術部 主務 白木篤子さん

QC検定2級は、2度目の挑戦で合格しました。実は、今回の試験の前日、実家の両親と親族旅行に出かけておりました。試験直前に出かけたくなかったのですが、皆の都合が合う日は、そこしかありませんでした。やむなく、皆が寝静まる中、一人起き出して最後の追い込み勉強をしました。合格できたのは、孝行娘に神様のご褒美が出たからだと感謝しております。

品質管理に関する知識・手法等は、学生時代に学ぶ機会がなかったため、あまり自信のない分野… というより苦手な分野でした。「QC検定2級合格ポイント解説」で文章題対策を行い、「実力養成!2級QC検定合格問題集」で計算問題対策をしました。「品質管理の演習問題と解説手法編」は、解説が分かりやすく参考書的に使いました。試験では、設定時間に対し解答数がかなり多いので1つに時間を掛けていると全く時間が足りません。解法が見えなければ後回しにし、判るところから確実に解答しました。

QC検定取組事例内にも会社・学校内の合格者の声を多数いただいております。

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