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特別インタビュー (ポストコロナを見据えた国際標準化 ~ISO/TS 22393発行に寄せて~)
ISO/TC292(セキュリティとレジリエンス)では、ポストコロナを見据えた規格としてISO/TS 22393(Security and resilience — Community resilience —Guidelines for planning recovery and renewal)が開発され、2021年7月に発行されました。今回はその概要について、国際規格開発のプロジェクトリーダー(Prof Duncan Shaw)にお話しを伺いました。(2021年6月10日寄稿)
※インタビュー内容は、JSAの参考訳となります。
1) なぜISO/TS 22393を開発したのか?
2) ISO/TS 22393の概要
3) 新しいコンセプト である“再生(Renewal)”と、“よりよい復興(Build Back Better)” との違いとは?
4) COVID-19パンデミックから学んだ教訓とは?
5) 英国・欧州における、“ポストコロナ”に関連する標準化の動向について
> ISO/TS 22393に関する詳細はこちらからご覧ください
<Prof Duncan Shawの略歴>
- マンチェスター大学 オペレーショナルリサーチ及びクリティカルシステム(アライアンス・マンチェスター・ビジネス・スクール)教授
- Humanitarian and Conflict Response Institute(人道・紛争対応研究所)に所属し、緊急時の計画、対応、復旧における意思決定を支援するフレームワークの開発に注力。マンチェスター・ブリーフィング[COVID-19からの復旧と再生(Renewal)に関する国際的教訓](www.ambs.ac.uk/covidrecovery から無料で入手可能)の開発に携わる。
- EU、国連、国際的なNGOやネットワーク、世界各国の政府の様々な研究、政策、計画、そして評価に関する委員に就任。また、国際標準化機構(ISO)のコミュニティ・レジリエンスに関する作業部会(WG)の議長を務め、自発的ボランティア(ISO 22319)、相互評価実施(ISO 22392)、大規模避難(ISO 22315)、脆弱な人(ISO 22395)、復旧及び再生(ISO/TS 22393)に関する災害関連の国際規格の執筆に関与。
- COVID-19では、対応と復旧に関する複数の地域や国の委員会に貢献し、英国や多くの国の政府と協力して、ウイルスの影響からの復興と再生(renewal)に取り組む。