日本が提案したISO/IEC規格
日本規格協会では経済産業省からの委託で国内審議団体に調査し、⽇本提案による国際規格(ISO, IEC, ISO/IEC JTC 1)で、ISの発行段階(60.00)に到達した規格に関する最新情報を掲載いたします。
掲載 2024/11/06
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ISO 20351 (ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Test method for optical properties of ceramic phosphors for white light-emitting diodes using an integrating sphere
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-積分球を用いた白色発光ダイオード用セラミック蛍光体の光学特性試験方法発行時期: 2024-10-16
日本ファインセラミックス協会規格概要
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-白色発光ダイオード用セラミックス蛍光体の積分球を用いた光学特性評価方法
紹介文
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ISO 19606 (ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) — Test method for surface roughness of fine ceramic films by atomic force microscopy
発行時期: 2024-10
日本ファインセラミックス協会規格概要
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-原子間力顕微鏡法によるファインセラミックフィルムの表面粗さの試験方法
紹介文
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ISO 20263 (ISO/TC202 SC3)
Microbeam analysis — Analytical electron microscopy — Method for the determination of interface position in the cross-sectional image of the layered materials
発行時期: 2024-11-30
表面化学分析技術国際標準化委員会規格概要
多層材料の断面TEM/STEM画像中のROIセットから得られた蓄積強度プロファイルの微分処理を用いて、平均界面位置を決定する方法を提供する
紹介文
新機能材料などに使用されて多層材料の層の厚さは材料の特性を左右する重要なパラメータで、本規格は層の厚さを測定するために必要な界面位置を決定する方法を規定するものである。
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ISO/IEC 25040 (JTC1 SC7)
Systems and software engineering -- Systems and software Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE) -- Quality evaluation framework
システム及びソフトウェア工学-システム及びソフトウェア品質要求事項及び評価(SQuaRE)-品質評価フレームワーク発行時期: 2024-09-16
JISC規格概要
SC 7/WG 6 (Software Product and System Quality)は,発足当初より日本がコンビーナシップを取って主導してきており,現在,込山(NEC)がコンビーナ,坂本(NTTデータグループ)がセクレタリを務めている,この規格は中島(芝浦工大)がプロジェクトリーダーとして指揮を執り,出版に至ったものである。 この規格は,ISO/IEC 25000 SQuaRE(システム及びソフトウェアの品質要求及び評価)シリーズの品質評価部門に位置付けられ,ISO/IEC 25040 :2011のソフトウェア製品の品質評価に加えて,ICT製品・データ・ITサービスへと対象を拡張し,開発者(インテグレータ,品質保証者も含む),取得者,独立評価者などに対して評価の枠組みを提供する.品質評価にあたり品質要求の達成の満足度に加え,品質評価の計画・実施プロセスを提示する.
紹介文
ISO/IEC 25040:2024は、システム、ソフトウェア製品、データ、ITサービスの品質評価の枠組みを規定。品質評価活動を測定、評定、分析に分けて定義し、目的、計画、実施、文書化すべき事項を評価プロセスとして示し、利用状況や品質基準に応じた評価タイプを示すことで、実践的なガイドを提供している。
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IEC 62427 (IEC/TC9)
Railway applications - Compatibility between rolling stock and train detection systems
発行時期: 2024-10
鉄道総合技術研究所規格概要
車両と列車検知システムの両立性を証明するための手順(プロセス)について規定するもの
紹介文
・車両と列車検知システムがお互いに影響を及ぼさないことを証明するための手順(プロセス)について規定する規格です。
・ベースとなるENがEN 50238-1:2019に改訂されたことから、統合戦略に基づき、IEC 62427に対する改訂作業を開始しました。
・初版のIEC 62427を制定する際にも日本が主導したことから、今回も日本主導で規格改訂を行いました。 -
ISO 2135 (ISO/TC79 SC2)
Anodizing of aluminium and its alloys -- Accelerated test of light fastness of coloured anodic oxidation coatings using artificial light
・アルミニウム及びその合金の陽極酸化-着色陽極酸化皮膜の人工光源を用いた促進耐光性試験方法発行時期: 2024-10-01
一般社団法人軽金属製品協会規格概要
アルミニウム及びその合金の陽極酸化-着色陽極酸化皮膜の人工光源を用いた促進耐光性試験方法
紹介文
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ISO 10216 (TC79 SC2)
Anodizing of aluminium and its alloys -- Instrumental determination of image clarity of anodic oxidation coatings -- Instrumental method
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化-写像性の測定方法ー機器測定法発行時期: 2024-10-02
一般社団法人軽金属製品協会規格概要
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化-写像性の測定方法ー機器測定法
紹介文
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ISO 21898 (ISO/TC122 SC3)
Packaging -- Flexible intermediate bulk containers (FIBCs) for non-dangerous goods
包装-非危険物のための柔軟性中間バルクコンテナ発行時期: 2024-08-16
公益社団法人日本包装技術協会
日本フレキシブルコンテナ工業会規格概要
非危険物用フレキシブルコンテナに対する信頼性試験要件
紹介文
非危険物用フレキシブルコンテナは昨今の災害発生時には災害廃棄物の一時保管用等にも使われますが、これらは屋外で長期保管されることもあり、現行規格ではそれらに対する信頼性が課題でした。今回の改定ではこのような用途に対する評価方法を追加することで、より信頼性の高いフレキシブルコンテナの確保が期待できます。
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ISO 11334 (ISO/TC173)
片腕操作歩行補助具-要求事項及び試験方法-第4部:3つ以上の脚を持つ歩行用ステッキ
発行時期: 2025-02
(一社)日本福祉用具・生活支援用具協会規格概要
ISO 11334-4(多脚つえ)改訂
紹介文
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ISO 24581 (ISO/TC22 SC32)
Road vehicles -- General requirements and test methods of in-vehicle optical harnesses for up to 100 Gbit/s communication
道路車両-最大100Gbit/s通信用の車載光ハーネスの一般要求事項と試験方法発行時期: 2024-09-24
自動車技術会規格概要
車載環境下で100Gbit/sの光通信が可能な光ワイヤーハーネスに係る規格。ただし、受動部品規格に留め、光トランシーバなどの能動部品に関する規格は含まない。
紹介文
自動車の自動運転技術の進展と共に車内の通信ネットワークの高速化が急速に進みつつある。このため、車載ワイヤハーネスを電気から光に置き換えた「光ワイヤハーネス」の基本部品と検査方法の国際標準化を行った。統一した検査方法を規定することにより、通常の電気ワイヤハーネスと同等の通信品質を確保した。
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IEC 62024-1 (IEC/TC51 WG9)
High frequency inductive components - Electrical characteristics and measuring methods - Part 1: Nanohenry range chip inductor
高周波数誘導コンポーネント-電気特性及び測定方法-第1部:ナノヘンリー範囲のチップリアクトル発行時期: 2024-07-17
JEITA
TC51国内委員会規格概要
100 kHz を超える高周波領域で通常使用されるナノヘ ンリーレンジのチップインダクタの電気特性と測定方法を規定している。
紹介文
5Gの普及に伴い、GHz帯(数10GHz)で使用される電子機器が増加し、それらに用いられるインダクタの需要が高まってきています。従来の規格に基づくインダクタの測定範囲は数GHzまでに限られ、GHz帯の測定には対応していなかった為、今回Sパラメータを用いたGHz帯の測定手法を確立し、規格化しました。
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IEC 62394 ED5 (IEC/TC100)
Service diagnostic interface for consumer electronics products and networks - Implementation for ECHONET
発行時期: 2024-08-30
JEITA規格概要
ECHONET仕様バージョン 2.11、ECHONET Lite 仕様バージョン 1.13、および付録 ECHONET デバイス オブジェクトの詳細要件リリース Q rev. 1 に基づき、デジタルインターフェースを組み込んだ製品に実装されるサービス診断ソフトウェアの要件を規定。
紹介文
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ISO 19996 (ISO/TC24 SC4)
Charge conditioning of aerosol particles for particle characterization and the generation of calibration and test aerosols
発行時期: 2024-09-20
(一社)日本粉体工業技術協会規格概要
エアロゾル粒子の特性評価及び試験粒子発生のための電荷調整に関する要求事項を規定し、ガイダンスを提供すべく規定したものである。
紹介文
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ISO/IEC 5259-2 (ISO/IEC JTC1 SC42)
Artificial intelligence — Data quality for analytics and machine learning (ML) — Part 2: Data quality measures
人工知能 – 解析及び機械学習のためのデータ品質 – 第2部 データ品質指標発行時期: 2024-10-04
一般社団法人 情報処理学会 情報規格調査会規格概要
SC 42/WG 2で開発中の解析及び機械学習に関するデータ品質シリーズの第2部である。データ分析及び機械学習におけるデータ品質モデル,データ品質指標,及びデータ品質報告に関するガイダンスを提供する。ISO 8000シリーズ、ISO/IEC 25012及びISO/IEC 25024を基礎とし、データ品質を測定する20項目の指標を記述する。組織がデータ品質の目標を達成できるようにすることであり、あらゆる組織に適用可能である。
紹介文
データの品質は、データ分析の結果や機械学習モデルの性能に直接影響を与えるため、人工知能(AI)開発においてはデータ品質の評価と管理に対する包括的なアプローチが不可欠です。2024年10月に国際規格として策定されたISO/IEC 5259-2:2024は、産業技術総合研究所(AIST)が主導して開発したもので、AI分野に特化したデータ品質の評価、管理、改善のための基準を提供します。この規格は、データの品質向上を通じて安全なAIモデルの開発を支援し、EUの人工知能法を含む国際的な規制への準拠を促進することが期待されています。
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ISO 24479 (ISO/TC276 SC1)
Biotechnology — Cellular morphological analysis — General requirements and considerations for cell morphometry to quantify cell morphological features
発行時期: 2024-10
一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム規格概要
細胞の形状、サイズ、テクスチャなどの細胞形態学的特徴を定量化するための細胞形態計測の一般要求事項を規定する。
光学顕微鏡を用いた細胞画像の取得と形態計測のための画像処理、及び細胞分析における細胞形態の評価のための定量的な細胞形態学的特徴を示す用語と定義、その例と数式を記載する。
紹介文
顕微鏡による細胞形態の評価は、創薬やバイオ医薬品・再生医療の製造において広く用いられている。しかし顕微鏡画像から得られる細胞形態の特徴は「細長い」「丸い」などと表現されることが多く、定性的かつ主観的な測定方法とみなされているのが現状である。本標準では、対象となる細胞画像を取得する際の留意点や、細胞画像から細胞形態パラメータを測定・数値化する際のパラメータの定義や計算式の記述方法について規定することで、より定量的かつ客観的な測定手法を目指すことを目的としている。
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IEC 63378-2-1 (IEC/TC47 SC47D)
3D thermal simulation models of discrete semiconductor packages for steady-state analysis
発行時期: 2024-11-01
(一社)電子情報技術産業協会規格概要
個別半導体パッケージの3D定常状態熱解析モデル
紹介文
表面実装型TO系半導体パッケージの定常状態における高精度熱解析モデルを定義する。
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IEC 60747-15 (ISO/TC47 SC47E)
Isolated power semiconductor devices
発行時期: 2024-11-01
(一社)電子情報技術産業協会規格概要
絶縁型電力用半導体素子の用語、定格特性とその測定法に関する文書
紹介文
電力変換装置に適用される絶縁型パワー半導体の国際規格文書であり、特にモータ制御用機器に用いられるIPMを追加した改訂第三版が発行される。
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ISO 8838 (ISO/TC123 SC7)
Plain bearings — Water-lubricated plain bearing material
発行時期: 2024-08
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日本機械学会 ISO/TC123平軸受国内委員会規格概要
本規格は、様々な潤滑条件下で,様々な機器及びプラントで使用される水潤滑すべり軸受 材料の選定及び使用に関する要件を規定している。
紹介文
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ISO 4721 (ISO/TC147 SC3)
Water quality — Strontium 90 – Test method using ICP/MS
発行時期: 2024-09
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一般社団法人産業環境管理協会規格概要
誘導結合プラズマ質量分析法 (ICP-MS) によってストロンチウム 90 (90Sr) を測定するために使用される方法を規定している。
紹介文
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ISO 23878 (ISO/TC229 JWG2)
Nanotechnologies -- Positron annihilation lifetime measurement for nanopore evaluation in materials
ナノテクノロジー-材料中のナノポア評価のための陽電子消滅寿命測定発行時期: 2024-08-16
国立研究開発法人産業技術総合研究所規格概要
陽電子消滅時間-材料中のナノポアの測定に関する技術仕様
紹介文
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ISO/TS 28401 (ISO/TC79 SC11)
Light metals and their alloys -- Titanium and titanium alloys -- Vocabulary
軽金属及びその合金-チタン及びチタン合金-用語発行時期: 2024-08-12
(一社)日本チタン協会規格概要
主としてチタン及びチタン合金の製品にかかわる用語と定義 (第1版より用語数を増やし、定義の一部修正を行い内容を充実させた。)
紹介文
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ISO 7039 (ISO/TC164 SC1)
Metallic materials -- Tensile testing -- Method for evaluating the susceptibility of materials to the effects of high-pressure gas within hollow test pieces
金属材料-引張試験-中空試験片内の高圧ガスの影響に対する材料の感受性の評価方法発行時期: 2024-07-22
-規格概要
金属材料の高圧水素(を始めとする様々な腐食/可燃性高圧ガス)中の強度や延性を評価する引張試験を,試験片の中空内に高圧水素を封入することで、高価な高圧水素容器を用いずに安価で簡便にかつ試験温度を容易に変えられる試験法
紹介文
中空試験片法により、従来法では不可能だった高温や極低温での高圧水素環境中試験も可能となり、より多くの材料特性データが容易に得られるようになり、構造材料の信頼性の向上と材料の強度と破壊の理解が進むことが期待される。
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ISO 24132 (ISO/TC8 SC2)
Ships and marine technology -- Design and testing of marine transfer arms for liquefied hydrogen
船舶および海洋技術-液化水素用海洋移送アームの設計および試験発行時期: 2024-07-22
-規格概要
液化水素運搬船を扱う沿岸液化水素ターミナルで使用される液化水素用海洋トランスファーアーム(ローディングアーム)に関する設計、安全のための最小限の要件、検査及び試験方法について取り纏めたもの。
紹介文
ISO 24132は、SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)の一課題として世界で初めて開発した液化水素ローディングアームの技術に基づき、その安全要件と試験方法を取り纏めたものです。プロジェクト・リーダーは石川勝也氏(川崎重工業株式会社)が務めました。液化水素ローディングアームは,現在,商用段階に用いる大型化のためのプロジェクトが実施されており,本規格に基づく装置が関係港湾に設置されることが見込まれます。 ※1=ローディングアームは,液化水素の海上輸送において,輸送船と港湾施設の間の液化水素移送を行う装置で,液化水素のサプライチェーン形成に不可欠であるとともに,国際輸送において各国に同じ規格の装置が設置される必要がある。
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ISO 12843 (ISO/TC123 SC6)
Plain bearings -- Reuse, recycling and disposal of plain bearing materials
滑り軸受-滑り軸受材料の再利用,リサイクル,廃棄発行時期: 2024-07-25
一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
本規格は、滑り軸受のリサイクル・リユースによる資源有効活用と、滑り軸受を廃棄する際の環境負荷低減についてまとめたものである。
紹介文
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ISO/TS 23961-3 (ISO/TC249)
Traditional Chinese medicine -- Vocabulary for diagnostics -- Part 3: Abdomen
伝統中国医学-診断のための用語-第1部:腹部発行時期: 2024-06-05
日本東洋医学サミット会議規格概要
日本固有の腹診の用語を維持管理するために、他国で用いられる用語と区別した用語の使用基準
紹介文
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ISO 20140-5 (ISO/TC184 SC5)
Automation systems and integration -- Evaluating energy efficiency and other factors of manufacturing systems that influence the environment -- Part 5: Environmental performance evaluation data
オートメーションシステム及びその統合-環境に影響を及ぼす製造システムのエネルギー効率及びその他の要因の評価-第5部:環境パフォーマンス評価データ発行時期: 2024-08-31
(一財)製造科学技術センター規格概要
スマートマニュファクチャリングにおいて製品情報や生産情報などを連携させることは重要な課題である。生産システムやその構成装置に関係するこれらの一連の情報を、グローバル・サプライチェーンを通じて関連する組織や事業者の間で意味的に正確に交換できることの重要性が高まっている。例えば「消費エネルギー」という用語について、どのようなエネルギーが含まれるのか、装置のどのような稼働状態でのデータなのか、などが一意的に規定されていないと異なる装置で得られた消費エネルギーデータを比較することができない。この課題を解決するには対象装置の構成や機能などを表す情報モデルに関してコンピュータが明確に記述できる形式による共通用語の辞書データベース国際標準の整備が必要となる。この整備推進の足掛かりとして、我が国主導で開発された生産システムの環境影響評価手法(ISO 20140シリーズ)が規定されている。
2024年6月19日に発行段階(60.00)に至ったISO 20140-5は、環境影響評価で扱うデータに対してコンピュータが明確に記述できる標準化された記述の枠組みを規定している。
紹介文
生産システムやその構成装置、そこで生じた環境負荷に関係するこれらの一連の情報を、グローバル・サプライチェーンを通じて意味的に正確に交換できることが重要であり、対象装置の構成や機能などを表す情報モデルに関して共通用語の辞書データベース国際標準の整備が必要となる。この整備推進の足掛かりとして、我が国主導で開発された生産システムの環境影響評価手法(ISO 20140シリーズ)が規定されている。
2024年6月19日に発行段階(60.00)に至ったISO 20140-5は、環境影響評価手法で扱うデータに対してコンピュータが明確に記述できる標準化された記述の枠組みを規定している。 -
ISO 21898 (ISO/TC122 SC3)
Packaging -- Flexible intermediate bulk containers (FIBCs) for non-dangerous goods
包装-非危険物のための柔軟性中間バルクコンテナ発行時期: 2024-08-16
公益社団法人日本包装技術協会、日本フレキシブルコンテナ工業会規格概要
非危険物用フレキシブルコンテナに対する信頼性試験要件
紹介文
非危険物用フレキシブルコンテナは昨今の災害発生時には災害廃棄物の一時保管用等にも使われますが、これらは屋外で長期保管されることもあり、現行規格ではそれらに対する信頼性が課題でした。今回の改定ではこのような用途に対する評価方法を追加することで、より信頼性の高いフレキシブルコンテナの確保が期待できます。
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ISO/PAS 22101-3 (ISO/TC138 SC3)
Polyethylene reinforced with short glass fibres (PE-sGF) piping systems for industrial applications -- Part 3: Fittings
工業用途向けの短ガラス繊維(PE-sGF)配管システムで強化されたポリエチレン-第3部:継手発行時期: 2024-07-01
日本プラスチック工業連盟規格概要
工業用途向けガラス短繊維強化ポリエチレン管システム 第3部:管継手
紹介文
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ISO/PAS 22101-5 (ISO/TC138 SC3)
Polyethylene reinforced with short glass fibres (PE-sGF) piping systems for industrial applications -- Part 5: Fitness for purpose of the system
工業用途向けの短ガラス繊維(PE-sGF)配管システムで強化されたポリエチレン-第5部:システムの目的への適合性発行時期: 2024-07-01
日本プラスチック工業連盟規格概要
工業用途向けガラス短繊維強化ポリエチレン管システム 第5部:システム用途への適合性
紹介文
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ISO 23742 (ISO/TC142)
Test method for the evaluation of permeability and filtration efficiency distribution of bag filter medium
バグフィルターろ材の透過性及びろ過効率分布の評価試験方法発行時期: 2024-06-07
(一社)日本粉体工業技術協会規格概要
ろ材の厚さや通気性及び捕集効率の分布を測定する方法を規定したものであり、これら分布を正確に評価するために必要なサンプリング方法(位置と数)と各特性の測定方法を規定したものである。本規格は、織布と不織布製ろ布の両方に適用される。
紹介文
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ISO 7209:2023/Amd 1 (ISO/TC79 SC11)
Titanium and titanium alloys -- Plate, sheet and strip -- Technical delivery conditions -- Amendment 1: Effective utilization of ISO 23515 specifying the designation of chemical composition
追補1-チタンおよびチタン合金-厚板,薄板および条-技術的な納入条件-化学成分の指定を規定するISO 23515の有効活用発行時期: 2024-07-01
(一社)日本チタン協会規格概要
チタンの種類を合金元素含有量で名称付けするISO規格、ISO 23515を有効活用するための追補規格
紹介文
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ISO 7217:2023/Amd 1 (ISO/TC79 SC11)
Titanium and titanium alloys -- Bar, rod and billet -- Technical delivery conditions -- Amendment 1: Effective utilization of ISO 23515 specifying the designation of chemical composition
追補1-チタンおよびチタン合金-棒,棒およびビレット-技術的な納入条件-化学成分の指定を規定するISO 23515の有効活用発行時期: 2024-07-01
(一社)日本チタン協会規格概要
チタンの種類を合金元素含有量で名称付けするISO規格、ISO 23515を有効活用するための追補規格
紹介文
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ISO 14594 (ISO/TC202 SC2)
Microbeam analysis -- Electron probe microanalysis -- Guidelines for the determination of experimental parameters for wavelength dispersive spectroscopy
マイクロビーム分析-電子プローブ微量分析-波長分散型分光法の実験パラメタの決定のための指針発行時期: 2024-06-07
JSCA規格概要
電子プローブマイクロ分析法において考慮すべき電子プローブ,波長分光器と試料に関係する実験パラメータの設定の一般的な指針とプローブ電流,プローブ径,不感時間,波長分解能,ハックグラウンド領域,分析深さと体積の測定,見積もり,決定などの手順も示す.研磨された試料に電子プローブを垂直に照射する場合を対象とし,エネルギー分散型分光法は対象外である.
紹介文
本ISOの改訂に伴い,JIS K-0189 : 2013の改訂が必要となります.
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ISO 16311-1 (ISO/TC71 SC7)
Maintenance and repair of concrete structures -- Part 1: General principles
コンクリート構造物の保守及び修繕-第1部:一般原則発行時期: 2024-05-24
公益社団法人日本コンクリート工学会規格概要
コンクリート構造物の維持及び補修に関して,維持管理計画,点検診断と評価,補修等の対策,記録についての一般原則を規定。
紹介文
コンクリート構造物の維持及び補修に関して,維持管理計画,点検診断と評価,補修等の対策,記録についての一般原則を規定している。ISO 16311-1:2014の改定版である。
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IEC 62282-8-201 (IEC/TC105)
Fuel cell technologies - Part 8-201: Energy storage systems using fuel cell modules in reverse mode - Test procedures for the performance of power-to-power systems
燃料電池技術-第8-201部:燃料電池モジュールをリバースモードで使用するエネルギー貯蔵システム-電力対電力システムのパフォーマンスの試験手順発行時期: 2024-07-10
日本電気工業会規格概要
再生可能エネルギーである電気によって水を分解して水素をつくり(燃料電池の逆反応を利用)、その水素をタンク内に貯蔵し、緊急時などには、その貯蔵した水素と酸素を燃料電池で電気と熱を作り出すシステムの性能試験方法を規定。
紹介文
災害時などで電力及び熱源を供給できるエネルギー貯蔵システムで,燃料電池を応用したシステムの性能評価方法を規定する。
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IEC 61643-332 (IEC/TC37 SC37B)
Components for low-voltage surge protection - Part 332: Selection and application principles for metal oxide varistors (MOV)
低電圧サージ保護用コンポーネント-第332部:金属酸化物バリスタ (MOV) の選択と適用原理発行時期: 2024-04-17
JEITA サージ防護G規格概要
金属酸化物バリスタ(MOV)の適用と選定に関する規格。
紹介文
低圧電源及び通信信号用のサージ防護部品として知られる金属酸化物バリスタ(MOV)、特に酸化亜鉛型のバリスタについてについて、その適用と選定基準を示している。
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ISO 23337 (ISO/TC45 SC2)
Rubber, vulcanized or thermoplastic -- Determination of abrasion resistance using the Improved Lambourn test machine
硫化ゴム又は熱可塑性ゴム-改良ランボーン試験機を使用する耐摩耗性の測定発行時期: 2024-01-22
(一社)日本ゴム工業会規格概要
気象観測気球―仕様
紹介文
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ISO 5600 (ISO/TC45 SC2)
Rubber -- Determination of adhesion to rigid materials using conical shaped parts
ゴム-円すい形状部品を用いる剛性材料の接着性の求め方発行時期: 2024-04-22予定
(一社)日本ゴム工業会規格概要
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紹介文
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ISO 22040-2 (ISO/TC71 WG1)
Life cycle management of concrete structures -- Part 2: Structural planning and design stage
コンクリート構造物のライフサイクル管理-第2部:構造計画・設計段階発行時期: 2024-05-02
公益社団法人日本コンクリート工学会(JCI)規格概要
ISO 22040で規定するコンクリート構造物のライフサイクルマネジメントの枠組みで実施する計画・設計段階でのマネジメントについて規定
紹介文
ISO 22040で規定されたコンクリート構造物のライフサイクルマネジメントの枠組みにおいて実施する、計画・設計段階でのマネジメントについて規定したものである。
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ISO/TS 6857 (ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Physical properties of ceramic composites -- Guidelines for determination of void and fibre contents in polished cross section by image analysis
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-セラミック複合体の物性-画像解析による研磨断面の空隙率,繊維量の判定指針発行時期: 2024-02-22
日本ファインセラミックス協会規格概要
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-セラミック複合体の物性-画像解析による研磨断面の空隙率,繊維量の判定指針
紹介文
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ISO 5618-2 (ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Test method for GaN crystal surface defects -- Part 2: Method for determining etch pit density
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-GaN結晶表面欠陥の検査方法-第2部:エッチピット密度の求め方発行時期: 2024-04-30
日本ファインセラミックス協会規格概要
ファインセラミックス(アドバンストセラミックス、アドバンストテクニカルセラミックス) - GaN結晶表面欠陥試験方法 - 第2部:エッチングピット密度の測定方法
紹介文
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ISO 6338-1 (ISO/TC67 SC9)
Calculations of greenhouse gas (GHG) emissions throughout the liquefied natural gas (LNG) chain -- Part 1: General
液化天然ガス (LNG) チェーン全体にわたる温室効果ガス (GHG) 排出量の計算-第1部:概要発行時期: 2024-01-30
一般社団法人 日本ガス協会規格概要
液化天然ガス(LNG)チェーン全体を通した温室効果ガス(GHG)の排出量を計算する方法について記載。
紹介文
日本ガス協会は、e-methaneの利用によるCO2削減効果の定量化を目的として、「e-methaneの原料CO2をマイナスカウントする算定式」を提案し、本規格のAnnexCへ収録された。 これにより、e-methaneのCO2削減効果の妥当性が国際的に認められることになり、e-methaneの導入促進とカーボンニュートラル推進に貢献する。
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ISO 8454 (ISO/TC126)
Cigarettes -- Determination of carbon monoxide in the vapour phase of cigarette smoke -- NDIR method
・シガレット-たばこの煙の蒸気相中の一酸化炭素の定量-NDIR法発行時期: 2024-04-19
日本たばこ産業株式会社規格概要
煙中CO分析-NDIR法の改訂
紹介文
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IEC 63330-1 (IEC/TC21)
Repurposing of secondary batteries - Part 1: General requirements
二次電池の再利用-第1部:一般要求事項発行時期: 2024-06-28
一般財団法人日本自動車研究所規格概要
電池をリパーパスする際の各種要件の規定。
紹介文
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ISO/IEC 25002 (JTC1 SC7)
Systems and software engineering -- Systems and software Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE) -- Quality model overview and usage
システム及びソフトウェア工学-システムおよびソフトウェアの品質要求事項および評価 (SQuaRE)-品質モデルの概要と使用法発行時期: 2024-03-04
JISC規格概要
SC 7/WG 6 (Software Product and System Quality)は,発足当初より日本がコンビーナシップを取って主導してきており,現在,込山(NEC)がコンビーナ,坂本(NTTデータグループ)がセクレタリを務めている。ISO/IEC 25000 SQuaRE規格群は,日本提案に基づき,一連の国際標準化の作業を進めており,この規格は東(早大)、中島(芝浦工大)、谷津がコエディターとして参画し、出版に至ったものである。 この規格は,ISO/IEC 25010:2011を基に制定されたものであり,品質モデルの概念,構造及び意味論,並びに利用法を規定するものである。これらは,ISO/IEC 25010:2011で規定されていたが,このISO/IEC 25002:2024に移された。ISO/IEC 25010:2011では,対象とする品質モデルをシステム及びソフトウェア製品とその利用時品質としていたが,この規格では,対象を現行のSQuaRE規格群で規定しているデータ,ITサービス,AIシステム,クラウドサービスの品質モデルに拡張し,それらに対してもこの規格で規定している事項が適用可能なように内容を汎化したものである。 ISO/IEC 25010:2011は,ICT業界で非常に多く利活用されているものであるが,このISO/IEC 25002:2024は,ISO/IEC 25002:2023及びISO/IEC 25019:2023とともに,ISO/IEC 25010:2011を置き換えるものとなる。
紹介文
ISO/IEC 25000 SQuaREファミリで規定している品質モデル群について,それらに共通する概念,構造及び意味論,並びに利用法を規定。
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ISO/IEC 25040 (JTC1 SC7)
Systems and software engineering – Systems and software Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE) – Quality evaluation framework
発行時期: 2024/11予定
JISC規格概要
現在の段階は (2024-02-24以降の現時点で) 40.60のため、ISの発行段階(60.00段階)に到達していない
紹介文
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ISO 16425 (ISO/TC8 SC6)
Ships and marine technology -- Specifications for the installation of ship communication networks for shipboard equipment and systems
船舶及び海洋技術-船上機器及びシステムのための船間通信ネットワークの敷設の指針発行時期:2024-01-31
一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
航海系ネットワーク及び機関系ネットワークから独立した船内機器、システム間の通信を改善するための船内通信ネットワークに関する装備仕様を取り纏めたもの。
紹介文
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ISO 19847(ISO/TC8 SC6)
Ships and marine technology -- Shipboard data servers for sharing field data at sea
船舶及び海洋技術-海上における共有現場データに対する船上データサーバー発行時期:2024-02-01
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
船舶搭載機器又はシステムからデータを収集し、収集したデータを安全かつ効率的に共有するために用いられる船上データサーバの要件を取り纏めたもの。
紹介文
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ISO 19848(ISO/TC8 SC6)
Ships and marine technology -- Standard data for shipboard machinery and equipment
船舶及び海洋技術-船上機械及び機器のための標準データ発行時期: 2024-02-09
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
船舶の構造及び搭載されている装置に適用され、各装置のセンサーデータの取り込み及びシステム間やソフトウェアの処理に用いられるデータの標準(形式)を取り纏めたもの。
紹介文
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ISO 17717(ISO/TC145 SC4)
Meteorological balloons -- Specification
気象観測気球-仕様発行時期: 2024-04-08
審議団体:(一社)日本ゴム工業会規格概要
気象観測気球―仕様
紹介文
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ISO 13315-1 (ISO/TC71 SC8)
Environmental management for concrete and concrete structures -- Part 1: General principles
コンクリート及びコンクリート構造物のための環境マネジメント-第1部:一般原則発行時期:2024-01-08
公益社団法人日本コンクリート工学会規格概要
ISO 13315シリーズは、コンクリート及びコンクリート構造物に関する環境マネジメントの枠組みと基本原則について規定する規格である。本パートでは,環境マネジメントにおける一般原則を規定している。
紹介文
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ISO 6273(ISO/TC173 SC7)
Assistive products -- Accessibility guidelines and requirements to survey the needs of persons with sensory disabilities for assistive products and services
福祉用製品-福祉用製品およびサービスに対する感覚障害のある人のニーズを調査するためのアクセシビリティガイドラインと要求事項発行時期:2024-03-11
審議団体:(公財)共用品推進機構規格概要
この文書は、視覚および聴覚に関する感覚障害者の福祉機器およびサービスに対するユーザーニーズを調査するためのガイドラインおよび要求事項に関する規格である。
紹介文
この文書は、視覚および聴覚に関する感覚障害者の福祉機器およびサービスに対するユーザーニーズを調査するためのガイドラインおよび要求事項に関する規格である。この文書には、障害がある人のユーザーニーズを評価するために最も頻繁に使用される調査方法が記載されている。
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ISO 7935(ISO/TC146 SC1)
Stationary source emissions -- Determination of the mass concentration of sulfur dioxide in flue gases -- Performance characteristics of automated measuring systems
固定発生源排出-排ガス中の二酸化硫黄質量濃度の定量-自動測定法の性能特性発行時期: 2024-02-15
審議団体:一般社団法人産業環境管理協会規格概要
本規格は、固定発生源から排出される二酸化硫黄の質量濃度を測定する自動計測システムの性能基準を規定している。試料をサンプリングして非分散紫外線吸収法、赤外線吸収法、半導体レーザー分光法などで測定する。煙道内のガスをサンプリングしない非試料吸引採取方式についても規定している。
紹介文
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ISO 24384(ISO/TC147 SC2)
Water quality -- Determination of chromium(VI) and chromium(III) in water -- Method using liquid chromatography with inductively coupled plasma mass spectrometry (LC-ICP-MS) after chelating pretreatment
水質-水中のクロム(VI)およびクロム(III)の定量-キレート化前処理後の誘導結合プラズマ質量分析装置付き液体クロマトグラフィ(LC-ICP-MS)を使用する方法発行時期: 2024-02-22
審議団体:一般社団法人産業環境管理協会規格概要
本規格は、キレート前処理後の液体クロマトグラフィー誘導結合プラズマ質量分析法 (LC-ICP-MS)による、水中の六価クロム [Cr(VI)] 及び 3 価クロム [Cr(III)] の定量方法を規定している。
紹介文
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ISO 22578-2(ISO/TC145 SC2)
Graphical symbols -- Safety colours and safety signs -- Part 2: Measurement of photopic luminance of phosphorescent components used in a natural disaster safety way guidance system
グラフィックシンボル-安全色と安全標識-第2部:自然災害時の安全道誘導システムに使用される蓄光部品の明所視輝度の測定発行時期: 2024-02-27
審議団体:日本保安用品協会規格概要
災害種別避難誘導標識システム-第2部:実験室における燐光成分の光輝の測定
紹介文
JIS Z9098「災害種別避難誘導標識システム」の対応国際規格として2022年に発行されたISO 22578に続き、その第2部として、夜間の暗闇に活用できる標識に用いる蓄光材料の性能を測定する試験方法を規定する。
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ISO 10302-1(ISO/TC43 SC1)
Acoustics -- Measurement of airborne noise emitted and structure-borne vibration induced by small air-moving devices -- Part 1: Airborne noise measurement
音響-小型排気装置により引き起こされる空気伝播排出騒音及び構造体振動の測定-第1部: 空気伝播騒音の振動発行時期: 2024-02-02
審議団体:日本音響学会規格概要
小形送風機による空気伝播騒音の音響パワーレベル測定方法
紹介文
この国際規格は、IT機器に限らず各種機器の冷却に使われるファン騒音の音響パワーレベル測定方法を規定します。プレナムと呼ばれる装置によりファンの実使用時の空力的な負荷条件を変化させて試験を行えます。
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ISO 16400-3(ISO/TC184 SC5)
Automation systems and integration -- Equipment behaviour catalogues for virtual production system -- Part 3: Requirements and recommendations for construction of an equipment instance model
自動化システムと統合-仮想生産システムの機器動作カタログ-第3部:機器インスタンスの構築に関する要求事項と推奨事項発行時期: 2024-03-19
審議団体:(一財)製造科学技術センター規格概要
ISO 16400シリーズは、生産性と環境負荷との両面から、製造シナリオの検証、即ち、製造ライン上の装置構成の事前検討、製造作業内容の事前検討、製造作業の計画通りの実行などを支援する情報環境の構築に必要な国際規格を提供する。シミュレーションを実行する場となる仮想製造ラインは、その構成要素を動的製造装置モデルのe-ライブラリから選択することで構成できる。ISO 16400シリーズでは、動的製造装置モデルの構成に必要な規格、及びe-ライブラリを利用して仮想製造ラインを構成するための規格を提供する。さらに、ISO 16400 シリーズが提案する動的製造装置モデルは、仮想製造ラインの構成だけではなく、アセット管理シェルなどスマート・マニュファクチャリングの分野での利用も可能であり、フィジカル世界とサイバー世界とのインタフェースとして機能する。2024年2月13日に発行段階(60.00)に至ったISO 16400-3は、仮想製造ラインなどのデジタル検証システム構成のための動的製造装置モデル利用ガイドラインを規定している。
紹介文
ISO 16400シリーズは生産性と環境負荷の両面から製造シナリオの検証を支援する情報環境の構築に必要な国際規格(動的製造装置モデル、e-ライブラリ利用による仮想製造ライン構築など)を提供する。ISO 16400-2は、仮想製造ラインなどのデジタル検証システム構成のための動的製造装置モデル利用ガイドラインを規定している。
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IEC 62629-52-1(IEC/TC110)
3D displays - Part 52-1: Fundamental measurement methods of aerial display - Optical
3D表示装置-第52-1部:航空ディスプレイの基本的な測定方法-光学発行時期: 2024-02-02
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
空中ディスプレイの基本的な測定方法 - 光学
紹介文
空中ディスプレイは,何も無い空中に浮遊する情報を表示する新しい電子ディスプレイです.新型コロナウイルス禍において非接触操作用のディスプレイとして急速に社会実装が進みました.本規格は,空中ディスプレイを定義するとともに,空中浮遊距離や輝度などタッチレス応用で必須となる特性の測定法を規定します。
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IEC 62889(IEC/TC100 TA4)
Digital video interface - Gigabit video interface for multimedia systems
デジタルビデオインタフェース-マルティメディアシステム用のギガビットインタフェース発行時期: 2024-02-06
審議団体:JEITA規格概要
本規格は、デジタルビデオ機器の相互接続のための2つのシリアルデジタルインタフェース、Gigabit Video InterFace (GVIF)とGigabit Video InterFace2 (GVIF2)について記述している。GVIFとGVIF2は、主に一般的な用途の高速デジタル・ビデオ・データの伝送を目的としており、車両内のマルチメディア・エンターテイメント・システムに適している。本書は伝送路の特性や送受信機の電気的特性など、インターフェースの物理層を規定する。コネクタの機械的・物理的仕様は含まれていない。本規格は、2015年に発行された初版を取り消し、置き換えるものである。この版は技術的な改訂版である。 この版は旧版に対して次の重要な技術的変更を含んでいる: a) 新技術インタフェース GVIF2の追加
紹介文
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IEC/TR 60728-201(IEC/TC100 TA5)
Cable networks for television signals, sound signals and interactive services - Part 201: A study of IPTV systems with examples and applications for optical broadcast services
テレビ信号,音響信号及び双方向サービスのためのケーブルネットワーク-第201部:光放送サービスの例とアプリケーションを含む IPTV システムの研究発行時期: 2024-02-21
審議団体:JEITA規格概要
本テクニカルレポーはケーブル事業者と顧客が、アプリケーション、ミドルウェア、ネットワーク、機器、端末装置を含む現在のIPTVシステムを理解できるように、IPTV システムと音声、映像、マルチメディアシステムおよび機器に関する市販製品の技術的背景を記述しており、TA 5のすべての専門家が光放送網を介したIPTVシステムに関連する新しいISを開発することを奨励するものである。本書は、主要な標準化団体により開発されたIPTVシステムの仕組みと、既知の国内規制を検証する。本書は、特にTC 100の範囲内のTA 5に対する将来の技術標準化活動の可能性に関する見解と勧告で結ばれている。 本書の目的は、光システムが4Kおよび8K映像信号の効果的な伝送に最適なソリューションであることを認識し、現行のFTTHシステムでIPTVサービスを採用する適切な方法をケーブル事業者に提供することである。本書では現在の国際標準や勧告に加え、ユニキャスト、マルチキャスト、ABR(Adapting Bit Rate)、MPEG-DASHなど、IPTVサービスを支える主要な技術について説明されており、また、IPを介した4Kおよび8K映像伝送、仮想STBの実験についても記述されている。
紹介文
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ISO 37174 (ISO/TC268 SC1)
発行時期:2024-02-07
(一財)日本規格協会規格概要
地震や火山の揺れによって災害リスクを検知するための地震計システムの導入の指針を示す。用途に応じた様々なタイプの地震計の活用の仕方を例示し、コミュニティの計画、開発、運営の際に、地震計とそのデータを災害リスク低減に適切に効果的に活用する助けとなる。
紹介文
スマートコミュニティインフラを活用した災害リスク低減手段として、地震や火山の揺れによって災害リスクを検知するための地震計システムの導入の指針を示す。利用者のニーズや期待に応える、様々なタイプの地震計の活用の仕方を例示し、コミュニティの計画、開発、運営の際に、地震計とそのデータを災害リスク低減に適切に効果的に活用する助けとなる。
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ISO/TR 16497-1(ISO/TC268 SC2)
発行時期:2024-01-15
審議団体:(一財)日本規格協会規格概要
持続可能なモビリティ・サービスを実現するためのユースケースを収集し、経験と知識の国際的な共有を促進する。
紹介文
この文書の目的は、持続可能なモビリティ・サービスを実現するためのユースケースを収集し、経験と知識の国際的な共有を促進することである。収集されたデータを分析し、国際標準化のための課題、ニーズを特定する。
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ISO 16000-44(ISO/TC146 SC6)
発行時期:2023-12-13
審議団体:一般財団法人 建材試験センター規格概要
この規格は、ガス状汚染物質を除去する空気清浄装置の性能評価に使用できる、被験者を用いた知覚性空気質測定のための実験室における試験方法を規定している。
紹介文
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ISO 9455-17(ISO/TC44 SC12)
発行時期:2024-01-10
審議団体:(一社)日本溶接協会規格概要
フラックス残渣の電気的信頼性試験方法
紹介文
この試験は、はんだ付後のフラックス残渣の高温恒湿環境下における絶縁抵抗値を測定する方法です。
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ISO 16400-2(ISO/TC184 SC5)
発行時期:2024-02-05
審議団体:(一財)製造科学技術センター規格概要
ISO 16400シリーズは、生産性と環境負荷との両面から、製造シナリオの検証、即ち、製造ライン上の装置構成の事前検討、製造作業内容の事前検討、製造作業の計画通りの実行などを支援する情報環境の構築に必要な国際規格を提供する。シミュレーションを実行する場となる仮想製造ラインは、その構成要素を動的製造装置モデルのe-ライブラリから選択することで構成できる。ISO 16400シリーズでは、動的製造装置モデルの構成に必要な規格、及びe-ライブラリを利用して仮想製造ラインを構成するための規格を提供する。さらに、ISO 16400 シリーズが提案する動的製造装置モデルは、仮想製造ラインの構成だけではなく、アセット管理シェルなどスマート・マニュファクチャリングの分野での利用も可能であり、フィジカル世界とサイバー世界とのインタフェースとして機能する。 2023年12月13日に発行段階(60.00)に至ったISO 16400-2は、動的製造装置モデルのテンプレートの要件、基本構成とその記述規則を規定している。
紹介文
ISO 16400シリーズは生産性と環境負荷の両面から製造シナリオの検証を支援する情報環境の構築に必要な国際規格(動的製造装置モデル、e-ライブラリ利用による仮想製造ライン構築など)を提供する。ISO 16400-2は、動的製造装置モデルのテンプレートの要件、基本構成とその記述規則を規定している。
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ISO/IEC 7184(ISO/JTC1 SC29)
発行時期:2024-02-02
審議団体:一社)ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)規格概要
複合機・プリンター向けのセキュリティガイドライン
紹介文
主にローエンドの複合機・プリンターのためのセキュリティガイドラインであり、これによりオフィスのセキュリティの向上が図れる。
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ISO 8728 (ISO/TC8 SC6)
Ships and marine technology -- Marine gyro-compasses
船舶及び海洋技術-航海用ジャイロコンパス発行時期:2024-01-16
一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
この文書は、1974 年海上人命安全条約 (SOLAS条約) (改定版)の第 V 章第19規則で要求されるジャイロ コンパスの構造、性能、および型式試験に関する要件を取り纏めたもの。 この文書は、IMO 決議 A.424(XI) に基づく性能基準に準拠するために必要なジャイロ コンパスの構造、性能および型式試験に関する最少要件を取り纏めている。
紹介文
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ISO 18946(ISO/TC42 WG5)
発行時期:2024/1
審議団体:日本フォトイメージング協会/電子情報技術産業協会/ビジネス機械・情報システム産業協会規格概要
反射カラー写真プリントの耐湿性試験を規定するISO 18946の改訂版。低湿試験を規定したISO 18949が2019年に発行されたのに伴い低湿試験に関する記載を削除するのが主な改訂点。
紹介文
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ISO/TS 22298(ISO/TC229 WG4)
発行時期:2024-03-22
審議団体:国立研究開発法人産業技術総合研究所規格概要
粉体あるいは膜状の規則的ナノ孔を有するシリカ試料の測定されるべき特性と測定法を規定したTS文書
紹介文
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ISO 24434 (ISO/TC85 SC2)
発行時期:2024-01-18
審議団体:公益社団法人日本保安用品協会規格概要
原子力・放射線事故後の作業者、一般公衆に対する緊急被ばくモニタリング - 一般原則
紹介文
この文書は、原子力または主な放射線の事象で被ばくした人々が受ける線量を個別にモニタリングおよび評価するための一般的な原則を示すもので、一般公衆(成人、子供、高齢者を含む)と緊急作業員(一次対応者とボランティアを含む)の一般的および個別の要件に対応し、これら2つのカテゴリの集団をスクリーニングおよびモニタリングするための一般的な手順を示すものです。日本は福島の経験を基に、全体の議論と、主に外部被ばく線量評価の部分の執筆に貢献しました。
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IEC 63296-2(IEC/TC100 TA19)
Portable multimedia equipment - Determination of battery duration - Part 2: Headphones and earphones with active noise-cancelling functions
ポータブルマルチメディア機器-バッテリー持続時間の決定-第2部:アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したヘッドホン・イヤホン発行時期: 2023-12-08
審議団体:JEITA規格概要
本規格はアクティブノイズキャンセリングヘッドホン/イヤホンの電池持続時間に関する用語及び定義、測定及び評価方法を規定することを目的として開発された。アクティブ・アコースティック・ノイズキャンセリング・ヘッドフォンやイヤフォンは、使用者に聞こえるノイズを低減するために一般的に使用されているが、その電池持続時間の測定方法についてはこれまで国際標準規格が存在せず、各社が独自の方法で性能を評価していた。その評価値も、アクティブノイズキャンセリングヘッドホン/イヤホンの駆動時間は再生音圧や環境音圧によって異なるため一様ではなかった。電池持続時間の測定方法及び測定値の表記方法の標準化により、異なる場所で得られた性能データの比較が可能となった。
紹介文
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ISO/IEC 5338(JTC1 SC42)
Information technology -- Artificial intelligence -- AI system life cycle processes
情報技術-人工知能-AIシステムのライフサイクルプロセス発行時期:2023-12-20
審議団体:(一社)情報処理学会 情報規格調査会規格概要
人工知能によるコンポーネント/サブシステムを含むシステム(人工知能システム)のライフサイクルとそれを構成するプロセス群を規定する。
紹介文
ISO/IEC 5338:2023, AI system life cycle processesは、ISO/IEC JTC1/SC42 (AI)にて日本の提案・主導で開発した規格である。従来の情報システムライフサイクルプロセスをもとに、AI特有の考慮事項とプロセスを定義し、AIの企画、開発、運用、廃棄などのライフサイクル全体における「共通用語」としてステークホルダーの間の齟齬防止と合意形成に寄与するの効果が期待できる。
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ISO/IEC TR5469(JTC1 SC42)
Artificial intelligence -- Functional safety and AI systems
人工知能-機能安全とAIシステム発行時期:2024-01-08
審議団体:(一社)情報処理学会 情報規格調査会規格概要
AIシステムを機能安全を担う機能、周辺の機能、機能安全機能の開発に用いる際に考慮すべき事を整理する。このためにAIシステムを使う場面とその影響を分類し、懸念される事柄を整理する。
紹介文
機能安全へのAI活用に関する初の国際標準である。機能安全を担う機能や周辺の機能、機能安全機能の開発にAIシステムを用いる際に考慮すべき事を整理する。IEC 61508をベースに記述されており、自動車分野で開発が進むISO 8800 (安全とAI) のベースとなる。
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ISO/IEC TR18720(JTC1 SC35)
発行時期:2024-01-25
審議団体:JBMIA規格概要
この文書は,時間と場所を柔軟に選んで働くために使用するサードワークプレイスにおける,サービス付オフィスのユースケースを例証する。
紹介文
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Building construction machinery and equipment -- Truck mixers -- Part 2: Safety requirements
ISO 19711-2(ISO/TC195 SC1)
建築機械及び機器-トラックミキサ-第2部:安全要求事項発行時期:2023-10-27
一般社団法人日本建設機械施工協会規格概要
コンクリート及びモルタル又はそれらの材料を混練し、建設現場へ運搬するトラックミキサーに関する安全要求事項を規定する
紹介文
日本が議長国を務めるISO/TC 195/SC 1コンクリート工事用機械及び装置において、コンクリートポンプ・コンクリートミキサー等の用語、試験方法を規格化している。傘下WG 4の日本コンビナーが代表的な製品であるトラックミキサーの規格化を推進し、ISO 19711-1トラックミキサー-第1部:用語及び商業仕様を2018年に制定した。更に、欧州安全規格EN 12609を基本としつつ欧・米・中国及び日本の事情に配慮した同ー第2部:安全要求事項をこのほど制定した。
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ISO 33407(ISO/TC334)
Guidance for the production of pure organic substance certified reference materials
純粋有機物質認証標準物質の製造に関するガイダンス発行時期:2024-01-17
審議団体:一般財団法人 日本規格協会規格概要
高純度有機認証標準物質の製造に関するガイダンス
紹介文
ISO/TC 334(標準物質)では、標準物質に係る国際規格作成が行われている。現在の主たる活動としては前身のISO/REMCO時代に作成されたGuideの改正/IS化作業を行っている。その中の一つである有機高純度CRMについてISO規格(ISO 33407)化する作業を行ってきた。日本の齋藤剛氏(産総研)が国際でのWGコンビーナとして推進し、国内審議委員会で具体的なIS化のための作業を行ってきた。今般11月にISOでFDISが承認され、現在IS文書発行を待つ。
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ISO 7000-3931~-3942(ISO/TC145 SC3)
Graphical symbols for use on equipment
発行時期:2024/03予定
審議団体:一般財団法人日本規格協会規格概要
装置に用いる図記号のうち、複写機等の事務機器に関する図記号
紹介文
ISO/TC145(図記号)では、案内用図記号(SC1)、安全関連図記号(SC2)、機器・装置関連図記号(SC3)について検討が行われており、機器・装置関係の図記号について、一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会(JBMIA)と共に検討を行い、日本からの新規提案していた複写機等事務機器関連図記号についてTC145での投票の結果承認され、ISO7000に登録されることとなった。
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IEC/SRD 63456 (IEC/SyC SM)
Navigation tools for smart manufacturing
スマートマニュファクチャリングのためのナビゲーションツール発行時期:2023-10-06
審議団体:ロボット革命・産業IoTイニシアティブ協議会規格概要
この文書は、参照モデル、ユースケース、アーキテクチャ、標準をリンクさせることで、国際標準に準拠したスマート・マニュファクチャリング製造システムの実現を支援するITツールの外部要件を提案するものである。
紹介文
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IEC/TS 60286-6-1(IEC/TC40)
Packaging of components for automatic handling - Part 6-1: Bulk case packaging for miniaturized surface mounting components
自動取扱いのための部品の包装-第6-1部:小型表面実装部品用のバルクケースパッケージ発行時期:2023-11-09
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
自動実装部品のパッケージング― 第6-1部:表面実装部品用バルクケースによる パッケージング
紹介文
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IEC 62933-4-4(IEC/TC120)
Electrical energy storage (EES) systems - Part 4-4: Environmental requirements for battery-based energy storage systems (BESS) with reused batteries
蓄電(EES)システム-第4-4部:再利用バッテリーを使用したバッテリーベースのエネルギー貯蔵システム (BESS) の環境要求事項発行時期:2023-11-08
審議団体:IEC TC120国内委員会規格概要
蓄電池2次利用を考慮したBESSの環境要求事項
紹介文
環境面への配慮から自然エネルギー利用が拡大し、電力の安定供給面からエネルギ-貯蔵システム(EESS)の必要性が認識されてきている。こうした中EVの増加に伴いEVから排出される蓄電池の量が増加し、その再利用先として定置用が有望視されている。本規格では、蓄電池の2次利用を考慮した場合のEESSの環境面の要求事項を規定することで、中古電池を活用した場合のEESSの環境影響評価と環境負荷軽減について規定している
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ISO/IEC 18092(JTC1 SC6)
Information technology -- Telecommunications and information exchange between systems -- Near Field Communication -- Interface and Protocol (NFCIP-1)
情報技術-システム間の電気通信及び情報交換-近距離音場通信-インタフェース及びプロトコル(NFCIP-1)発行時期:2023/12月予定
審議団体:情報規格調査会 SC6専門委員会規格概要
この規格は、13.56 MHzで動作する誘導結合デバイスで用いる近距離通信インタフェース及びプロトコルの通信モード、プロトコル活性化とデータ交換方法を含むトランスポートプロトコルを規定し、その通信で使用する変調方式、コーディング、ビットレート、フレームフォーマット、初期化の仕組み、初期化中の衝突制御に必要な条件を規定する。
紹介文
この規格は、通信技術であるNFC(Near Field Communication)の基本的な要素、OSIにおける物理層の通信インタフェース及びデータリンク層の通信プロトコルを規定するもので、国内公共交通の乗車券や電子マネーの近距離無線通信インタフェースとしてICカードやスマートフォンで広く実装・利用されています。 今回の改訂では、業界団体NFCフォーラムが定義するISO/IEC 18092等をベースとした、世界的に広く普及している通信仕様との調和が行われ、両規格間の相互運用性が強化されました。
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ISO/IEC 23917(JTC1 SC6)
Systems and software engineering — Systems and software Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE) — Quality models overview and usage
発行時期:2023/12月予定
審議団体:情報規格調査会 SC6専門委員会規格概要
この規格は、NFCIP-1のプロトコル試験方法を規定する。
紹介文
ISO/IEC 18092(NFCIP-1)の規格改訂に伴い、このプロトコル試験方法も改訂されました。
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ISO/IEC 25002(JTC1 SC7)
Systems and software engineering — Systems and software Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE) — Product quality model
発行時期:2023/11月予定
審議団体:JISC規格概要
現在の段階は (2023-11-14以降の現時点で) 50.00のため,ISの発行段階(60.00段階)に到達していない
紹介文
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ISO/IEC 25010(JTC1 SC7)
Systems and software engineering -- Systems and software Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE) -- Product quality model
システム及びソフトウェア工学-システム及びソフトウェア品質要求事項及び評価(SQuaRE)-製品品質モデル発行時期:2023-11-15
審議団体:JISC規格概要
SC 7/WG 6 (Software Product and System Quality)は,発足当初より日本がコンビーナシップを取って主導してきており,現在,込山(NEC)がコンビーナ,坂本(NTTデータ)がセクレタリを務めている。ISO/IEC 25000 SQuaRE規格群は,日本提案に基づき,一連の国際標準化の作業を進めており,この規格のプロジェクトリーダは込山(NEC)が務め,発行に至ったものである。 この規格は,ISO/IEC 25010:2011を基に制定されたものである。ISO/IEC 25010:2011は,システム・ソフトウェアの製品品質モデル及び利用時品質モデルを定めることを目的として作成されたものである。この第2版は,昨今の技術の進歩に対応するためにISO/IEC 25010:2011を改訂したものである。今回の改訂で,この規格の適用範囲は,システム・ソフトウェア製品品質モデルのみに変更され,ISO/IEC 25010:2011に含まれていた他の部分は,ISO/IEC 25002:2023(品質モデルの概要及び使用法),及びISO/IEC 25019:2023(利用時品質モデル)に移された。 ISO/IEC 25010:2011は,ICT業界で非常に多く利活用されているものであるが,このISO/IEC 25010:2023は,ISO/IEC 25002:2023及びISO/IEC 25019:2023とともに,ISO/IEC 25010:2011を置き換えるものとなる。
紹介文
システム及びソフトウェア製品の品質特性を,開発者の観点から,品質モデルとして規定。
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ISO/IEC 25019(JTC1 SC7)
Systems and software engineering -- Systems and software Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE) -- Quality-in-use model
システム及びソフトウェア工学-システム及びソフトウェア品質要求事項及び評価(SQuaRE)-使用品質モデル発行時期:2023-11-24
審議団体:JISC規格概要
SC 7/WG 6 (Software Product and System Quality)は,発足当初より日本がコンビーナシップを取って主導してきており,現在,込山(NEC)がコンビーナ,坂本(NTTデータ)がセクレタリを務めている。ISO/IEC 25000 SQuaRE規格群は,日本提案に基づき,一連の国際標準化の作業を進めており,この規格のプロジェクトリーダは福住(理研)が務め,発行に至ったものである。 この規格は,ISO/IEC 25010:2011を基に制定されたものであり,利用時品質モデルを規定するものである。利用時品質モデルは,ISO/IEC 25010:2011で規定されていたが,このISO/IEC 25019:2023に移された。システム・ソフトウェアは社会においてさらに広く使われるようになっており,その効果や影響範囲をシステムの直接利用者だけでなく組織や公共・社会全体にまで考慮することが重要となっている。そのため,この規格の適用範囲は,ISO/IEC 25010:2011の利用時品質モデルではシステムの直接利用者が利害関係者であったが,この規格では,利害関係者を組織や公共・社会まで含めるように拡張して制定された。さらに,近年のICT技術に対応し改良された利用時品質モデルを規定している。 ISO/IEC 25010:2011は,ICT業界で非常に多く利活用されているものであるが,このISO/IEC 25019:2023は,ISO/IEC 25002:2023及びISO/IEC 25010:2023とともに,ISO/IEC 25010:2011を置き換えるものとなる。
紹介文
システム及びソフトウェア製品,並びにそれらを活用して提供されるサービスの品質特性を,利用者の観点から,品質モデルとして規定。
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ISO/IEC 25040(JTC1 SC7)
Systems and software engineering – Systems and software Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE) – Quality evaluation framework
発行時期:2024/11月予定
審議団体:JISC規格概要
現在の段階は (2023-09-29以降の現時点で) 40.00のため,ISの発行段階(60.00段階)に到達していない
紹介文
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ISO 11749(ISO/TC41 SC1)
Belt drives — V-ribbed belts for the automotive industry — Fatigue test
発行時期: 2023/11
審議団体:日本ベルト工業会・ISO/TC 41ベルト国内審議委員会規格概要
自動車用Vリブドベルトの疲労試験)
紹介文
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ISO/TR 7179(ISO/TC312)
Service excellence — Practices for achieving service excellence
サービスエクセレンス-サービスエクセレンスを達成するためのプラクティス発行時期:2023/10予定
審議団体:一般財団法人 日本規格協会規格概要
国を問わず高い評価を受けている企業(組織)のケーススタディを提示し、ISO 23592(及びISO/TS 24082)の内容の理解を深めてもらうことを目的とした事例集
紹介文
サービスエクセレンスの中心規格であるISO 23592及びISO/TS 24082の内容を、多様な国の企業(組織)の事例を基に理解を深めていただける1冊となっております。近日中に対訳版も発行いたしますので、是非ご一読ください。
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ISO/TR 25555(ISO/TC314)
高齢化社会ー在宅ヘルスケア製品、関連サービス、環境に対するアクセシビリティとユーザビリティの配慮事項
発行時期:2023/11
審議団体:(一財)日本規格協会規格概要
この技術仕様書は、既存の国際規格に加え、在宅医療の現場から得られたベストプラクティスや考察から、設計上の留意点をまとめたものである。
紹介文
在宅医療製品、及び関連サービス、並びに専門家以外のユーザーを対象に設計された環境のアクセシビリティとユーザビリティを設計する際の参考資料として使用されることを意図している。
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ISO 5618-1(ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) — Test method for GaN crystal surface defects — Part 1: Classification of defects
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-GaN結晶表面欠陥の検査方法 ・Part 1 欠陥の定義発行時期:2023-11-15
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-GaN結晶表面欠陥の検査方法 ・Part 1 欠陥の定義
紹介文
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IEC 62933-5-3(IEC/TC120)
Electrical energy storage (EES) systems - Part 5-3: Safety requirements for grid-integrated EES systems Performing unplanned modification of electrochemical based system
蓄電(EES)システム-第5-3部:グリッド統合EESシステムの安全考察-電気化学ベースのシステムの計画外の変更の実行発行時期:2023-10-10
審議団体:IEC TC120国内委員会規格概要
当初予定外変更、移設、用途変更などを考慮したBESSの安全
紹介文
化学電池をエネルギー源とする電気エネルギー貯蔵システムは、再生可能エネルギ-の拡大に伴って増加しており、中には当初計画にはなかったような機能変更、用途変更、移設などがありうる。こういう場合にもシステムの安全性を担保する必要があり、対応するための国際規格を日本から提案し、成立の見通しが立った。
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ISO/IEC 18630(JTC1 SC23)
情報技術 — 情報交換及び保存用ディジタル記録再生媒体 — 長期データ保存用光ディスクの品質判別方法及び長期保存システムの運用方法
発行時期:2023/11
審議団体:一般社団法人 情報処理学会規格概要
この規格は、光ディスク及び光ディスクドライブを用いた長期情報保存システムにおける,光 ディスクの品質判別方法、及び長期保存システムの運用方法を規定する。 具体的には、証拠性を重視し、誤操作,意図的な上書き及び消去ができない追記形や再生専用形(ROM)光ディスクを対象とした長期情報保存システムの構成、及び本システムにおける記録直後にデータ品質を評価確認する初期品質検査方法と定期的に劣化の程度(データの復元性)を監視する定期品質検査方法を規定する。また、追記形BDディスクを対象に,信頼性向上の手法として欠陥管理の運用方法を規定する。
紹介文
追記形およびROM形光ディスクを用いたアーカイブシステム構築にのためのディジタルデータの記録品質評価方法と長期保存運用方法の技術的指針となる標準化を実施した。
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ISO 18692-4(ISO/TC38)
Fibre ropes for offshore stationkeeping -- Part 4: Polyarylate
オフショア位置保持のためのファイバロープ-第4部:ポリアリーレート発行時期: 2023-09-19
審議団体:(一社)繊維評価技術協議会規格概要
洋上の浮体施設を係留するためのポリアリレート繊維製ロープについて、主要な特性と試験方法を規定したもの。
紹介文
高機能繊維(スーパー繊維)の一種類であるポリアリレート繊維で沖合に構造物を長期係留するためのロープについて規定しています。ISO 18692-1: Part 1: General specificationと併せてご利用ください。
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ISO 24065(ISO/TC20 SC1)
Aerospace — High power solid state power controller — General performance requirements
発行時期:2023/8予定
審議団体:(一社)日本航空宇宙工業会規格概要
航空機搭載の大電力をコントロールする半導体電源遮断器の特性および試験に関する一般要求ガイドライン
紹介文
大電力を管理する航空機電源システムの一次配電系統においては従前より機械的な電気接点を有する電源遮断器が普及しているところであるが、航空機電動化の進化に対応し、機械的接点よりも劣化改善が期待される、大電力を扱う半導体電源遮断器に必要な特性と試験に関するガイドラインを定めた。
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ISO 13927(ISO/TC61 WG4)
Plastics -- Simple heat release test using a conical radiant heater and a thermopile detector
プラスチック-円すい放射ヒータ及びサーモパイル検出器を使用する単純放熱量試験発行時期:2023-08-31
審議団体:日本プラスチック工業連盟規格概要
規定の熱放射を受けるプラスチック材料の燃焼発熱量を、燃焼生成ガスの温度を熱電対で計測する試験方法。
紹介文
この規格は、燃焼発熱量の試験方法として広く利用されているISO5660コーンカロリメータの簡易版として制定された試験方法です。
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ISO/PAS 18940-1 (ISO/TC42 WG5)
Imaging materials -- Image permanence specification of reflection photographic prints for indoor applications -- Part 1: Test methods
画像形成材料-屋内用途向け反射写真プリントの画像永続性仕様-第1部:試験方法発行時期:2023-09-08
審議団体:写真感光材料工業会/電子情報技術産業協会/ビジネス機械・情報システム産業協会/日本フォトイメージング協会規格概要
写真プリントの画像保存性仕様を規定するISO 18940のPart 1で、その試験方法を規定するもの。ISO 18936(耐熱性)、ISO 18937(耐光性)、ISO 18941(耐オゾン性)、ISO 18946(耐湿性)を基本とし、仕様に用いるそれぞれの試験条件、テストチャート、データ処理とグラフ作成までを規定している。
紹介文
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ISO 37162(ISO/TC268 SC2)
Smart community infrastructures -- Smart transportation for newly developing areass
スマートコミュニティのインフラストラクチャ-新規開発地域向けのスマート交通発行時期:2023年10月
審議団体:(一財)日本規格協会規格概要
この規格は、新たに開発される地域(開発地域と既存の都市中心部との間の交通サービスを含む)のスマート交通を準備する手順を規定するものである。
紹介文
この規格は、新たに開発される地域(開発地域と既存の都市中心部との間の交通サービスを含む)のスマート交通を準備する手順を規定するものであり、スマート交通施設の建設手順は適用範囲外である。改訂部分は附属書図A.1とA.2のキーの記号名称である。
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IEC 63145-10(IEC/TC110)
Eyewear display - Part 10: Specifications
眼鏡類ディスプレイ-第10部:仕様発行時期:2023-09-15
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
アイウェアディスプレイ:仕様
紹介文
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ISO/TS 4549(ISO/TC168)
Orthotics -- Method for testing the reliability of microprocessor-controlled ankle moment units of ankle-foot orthoses
装具-足首-足装具のマイクロプロセッサ制御の足首モーメント単位の信頼性の試験方法発行時期:2023-07-24
審議団体:一般社団法人日本義肢装具学会規格概要
高機能下肢装具の試験方法
紹介文
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ISO 13093(ISO/TC79 SC11)
Titanium and titanium alloys — Determination of carbon — Infrared absorption method after combustion in an induction furnace
発行時期:2023/8末
審議団体:一般社団法人日本チタン協会規格概要
チタン・チタン合金の炭素定量方法の規定
紹介文
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ISO 22554(ISO/TC8 SC6)
Ships and marine technology -- Propeller shaft revolution indicators -- Electric type and electronic type
船舶及び海洋工学-プロペラ軸回転指示計-電気式及び電子式発行時期:2023-07-31
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
SOLAS条約第V章第19規則2.5.4項で要求される電気式及び電子式のプロペラ軸回転数表示器の構造、性能要求事項、試験方法及び必要とされる試験結果について取り纏めたもの。
紹介文
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ISO 13915(ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Test method for optical properties of ceramic phosphors for white light-emitting diodes with reference materials
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-白色発光ダイオード用セラミック蛍光体の光学特性と標準物質の試験方法発行時期:2023-08-16
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
ファインセラミック(アドバンスドセラミック, アドバンストテクニカルセラミック)-白色発光ダイオード用セラミックス蛍光体の参照標準物質を用いた光学特性相対測定法
紹介文
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ISO 23551-12(ISO/TC161)
Safety and control devices for gas burners and gas-burning appliances — Particular requirements — Part 12: Multifunctional controls with integral overpressure protection safety function (OPSF) for use with butane gas cartridges used in portable gas appliances
ガスバーナ及びガス燃焼機器用安全および制御装置 —個別要求事項 — 第12部: 可搬式ガス機器で使用されるブタンガスカートリッジで使用する過圧防護安全機能 (OPSF) を一体化した多機能制御装置発行時期:2023年秋
審議団体:一般社団法人日本ガス石油機器工業会規格概要
カートリッジ式ガス機器用圧力感知安全装置の安全要求事項
紹介文
欧州や豪州から日本で安全に市場投入されているカセット式ガス機器(特にカセットこんろ)について国際規格開発の要請があった。事故を削減したい旨であった。まず部品として当該規格を提案して、国際規格として発行に至った。
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IEC 62973-5(IEC/TC9)
Railway applications – Rolling stock – Batteries for auxiliary power supply systems – Part 5: Lithium-ion batteries
発行時期:2023年内
審議団体:鉄道国際規格センター規格概要
鉄道車両の補助電源用バッテリーの国際規格。第5部として,リチウムイオン電池を規格化したもの。
紹介文
日本が開発した小型・大容量のリチウムイオン電池を鉄道車両の補助電源として利用する場合の国際規格です。非常時の走行用規格(IEC 62928)とともに,日本が規格開発を主導しました。
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IEC 60393-3(IEC/TC40)
Potentiometers for use in electronic equipment - Part 3: Sectional specification: Rotary precision potentiometers
電子機器に使用する電位差計-第3部:品種別通則:ロータリ精密電位差計発行時期:2023-08-18
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
電子機器用可変抵抗器-第3部:品種別通則:回転形精密級可変抵抗器
紹介文
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IEC 60115-8(IEC/TC40)
Fixed resistors for use in electronic equipment - Part 8: Sectional specification - Fixed surface mount resistors
発行時期:2023/08
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
電子機器用固定抵抗器-第8部:品種別通則:表面実装用固定抵抗器
紹介文
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ISO 22926(ISO/TC150)
Implants for surgery — Specification and verification of synthetic anatomical bone models for testing
発行時期:2023年6月
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
外科用インプラント-解剖学的模擬骨の仕様と検証
紹介文
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ISO 24678-4(ISO/TC92 SC4)
Fire Safety Engineering - Requirements governing algebraic formulae — Part 4: Smoke layers
火災安全工学-代数公式を支配する要求事項-第4部:スモークレイヤー発行時期:2023-06-28
審議団体:(一社)建築・住宅国際機構規格概要
(旧ISO 16735)火災安全工学で多用される煙層性状の予測式に必要な条件を規定し、それを満足する計算式のセットを例示した。
紹介文
火災初期に室上部に形成される煙層の高さ、温度、有毒ガス濃度は避難安全性に大きな影響を与えるので、火災安全工学においては煙層の性状を適切に予測する必要がある。この規格では、煙層性状の予測式に必要な条件を規定し、それを満足するものとして、蓄煙、自然排煙、機械排煙における煙層性状予測式を例示した。
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ISO/TS 24678-5(ISO/TC92 SC4)
Fire safety engineering -- Requirements governing algebraic formulae -- Part 5: Vent flows
火災安全工学-代数公式を支配する要求事項-第5部:ベントの流れ発行時期:2023-06-28
審議団体:(一社)建築・住宅国際機構規格概要
(旧ISO 16737)火災安全工学で多用される開口流性状の予測式に必要な条件を規定し、それを満足する計算式のセットを例示した。
紹介文
開口を通じた煙流動は、建物内の煙拡大に大きな影響を与えるので、火災安全工学においては開口流の性状を適切に予測する必要がある。この規格では、開口流の予測式に必要な条件を規定し、それを満足するものとして、鉛直開口および水平開口での開口流性状予測式を例示した。
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ISO 24448(ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) — LED light source for testing semiconducting photocatalytic materials used under indoor lighting environment
発行時期:2023年7月
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
屋内照明環境下で使用する半導体光触媒材料試験用LED光源
紹介文
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ISO 24245(ISO/TC20 SC14)
Space systems -- Global navigation satellite system (GNSS) receiver class codes
宇宙システム-全地球航法衛星システム (GNSS) 受信機クラスコード発行時期:2023年7月
審議団体:一社)日本航空宇宙工業会規格概要
あらゆるタイプの衛星測位システム用(GNSS)受信機に適用され、ナビゲーション衛星から送信された信号の処理方法を表す受信機クラスコードを規定する。あらゆる種類のGNSS 受信機に適用され、航法衛星から送信された信号をどのように処理するかを表す受信機クラスコードを規定する。
紹介文
衛星測位システム用受信機は衛星が送信する測位電波を受信するものとしてスーマートフォンやカーナビゲーション等多くの機器に組み込まれているが、電波の処理方式が多数あり、その方式によって精度や処理時間が異なっている。このためユーザは用途によって適切な受信機を選択する必要がある。 本規格は受信装置を分類しコードを付与することによって、ユーザの用途に合わせた受信機の選択を容易にするためのものである。
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ISO/TS 22726-1(ISO/TC204 WG3)
協調/自動走行システムのアプリケーションのための動的情報および地図DB仕様。Part 1「アーキテクチャおよび静的データタ標準化のための論理データモデル」
発行時期:2023年6月
審議団体:WG3国内分科会規格概要
SIP-adusプロジェクトのダイナミックマップの国際標準化を目指す。
紹介文
SIP-adusプロジェクトのダイナミックマップの国際標準化を目指す2件のTSの最初のpartである。
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ISO 9875(ISO/TC8 SC6)
Ships and marine technology -- Marine echo-sounding equipment
船舶及び船用技術-船舶用音響測深機器発行時期:2023-05-16
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
IMO 決議 MSC.74(69) の附属書4として改定された、IMO決議A.224(VII)に適合することを要求される船用音響測深装置の最低限の動作・性能要求事項、試験方法と必要とされる試験結果について取り纏めたもの。なおこの規格の記載事項がIEC60945(船用航海無線設備-一般要求事項)と異なる場合には、この規格を優先する。 船橋警報管理については、 IMO 決議 MSC.302(87) が IMO 決議MSC.74(69)の附属書4 に優先する。従って、この文書には、決議 MSC.302(87) に関連する IEC 62923-1 および IEC 62923-2 への参照が組み込まれている。音響測深装置の目的は、特に浅瀬での航行を支援するために、船の下の水深に関する信頼できる情報を提供することである。 この文書は、0 kn から 30 kn までの船速に適用される。
紹介文
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ISO 8066-4(ISO/TC45 SC1)
Rubber and plastics hoses and hose assemblies for automotive air conditioning — Specification — Part 4: Low vibration transmission type for Refrigerant 1234yf
発行時期:2023年7月
審議団体:(一社)日本ゴム工業会規格概要
自動車用空調設備に使用するゴム及びプラスチックホース及びホースアセンブリ―仕様―第4部:冷媒 1234yf用の低振動伝達タイプ
紹介文
自動車内の空調用として、振動吸収性を改善した自動車空調配管用ホースの規格開発を行った。特に振動吸収性の評価方法を明確化し、車両の軽量化を含めた設計自由度拡大に貢献できるホース製品規格開発を達成した。
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ISO 5091-1(ISO/TC71 SC7)
Structural intervention of existing concrete structures using cementitious materials — Part 1: General principles
発行時期:2023年7月
審議団体:公益社団法人日本コンクリート工学会規格概要
セメント系材料を用いた既存コンクリート構造物の補強方法における、一般原則を規定したものである。
紹介文
セメント系材料を用いた既存コンクリート構造物の補強方法について,Part1~4にまとめたもの.Part1は基本原則編として,調査,計画,材料の選定,性能評価,施工に関する一般事項を示している.
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ISO 5091-2(ISO/TC71 SC7)
Structural intervention of existing concrete structures using cementitious materials — Part 2: Top‐surface overlaying
発行時期:2023年7月
審議団体:公益社団法人日本コンクリート工学会規格概要
セメント系材料を用いた既存コンクリート構造物の補強方法における、上面増厚工法の設計、施工、維持管理方法の標準を規定したものである。
紹介文
Part2では,橋梁の鉄筋コンクリート床版で用いられることの多い,上面増厚工法に関する技術をまとめている.
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ISO 5091-3(ISO/TC71 SC7)
Structural intervention of existing concrete structures using cementitious materials — Part 3: Bottom-surface (soffit) underlaying
発行時期:2023年7月
審議団体:公益社団法人日本コンクリート工学会規格概要
セメント系材料を用いた既存コンクリート構造物の補強方法における、下面増厚工法の設計、施工、維持管理方法の標準を規定したものである。
紹介文
Part3では,床や天板あるいは橋梁の鉄筋コンクリート床版への適用を想定した下面増厚工法に関する技術をまとめている.
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ISO 5091-4(ISO/TC71 SC7)
Structural intervention of existing concrete structures using cementitious materials — Part 4: Jacketing
発行時期:2023年7月
審議団体:公益社団法人日本コンクリート工学会規格概要
セメント系材料を用いた既存コンクリート構造物の補強方法における、巻立て工法の設計、施工、維持管理方法の標準を規定したものである。
紹介文
Part4では.耐久性の向上だけでなく耐震補強の目的で用いられることの多い巻立工法に関する技術をまとめている.
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IEC 62977-3-9(IEC/TC110)
Electronic displays - Part 3-9: Evaluation of optical performance - Display sparkle contrast
電子表示装置-第3-9部:光学性能の評価-スパークルコントラストの表示発行時期:2023-06-22
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
光学性能の評価 - ディスプレイのぎらつきコントラスト
紹介文
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IEC/TR 61850-90-27(IEC/TC57)
Communication networks and systems for power utility automation – Part 90-27: Use of IEC 61850 for thermal energy systems connected to electric power grid
発行時期:2023年9月
審議団体:電力用通信標準化委員会(IEC TC 57国内委員会)規格概要
電力系統の運用に熱エネルギーシステムを活用する際のユースケースを示すとともに,それらに基づく情報モデル(論理ノード)を定めている。
紹介文
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ISO 24678-4(ISO/TC92 SC4)
Fire Safety Engineering - Requirements governing algebraic formulae — Part 4: Smoke layers
発行時期:2023年6月
審議団体:(一社)建築・住宅国際機構規格概要
火災安全工学で多用される煙層性状の予測式に必要な条件を規定し、それを満足する計算式のセットを例示した。(旧 ISO 16735)
紹介文
火災初期に室上部に形成される煙層の高さ、温度、有毒ガス濃度は避難安全性に大きな影響を与えるので、火災安全工学においては煙層の性状を適切に予測する必要がある。この規格では、煙層性状の予測式に必要な条件を規定し、それを満足するものとして、蓄煙、自然排煙、機械排煙における煙層性状予測式を例示した。
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ISO 24678-5(ISO/TC92 SC4)
Fire safety engineering — Requirements governing algebraic formulae — Part 5: Vent flows
発行時期:2023年6月
審議団体:(一社)建築・住宅国際機構規格概要
火災安全工学で多用される開口流性状の予測式に必要な条件を規定し、それを満足する計算式のセットを例示した。(旧 ISO 16737)
紹介文
開口を通じた煙流動は、建物内の煙拡大に大きな影響を与えるので、火災安全工学においては開口流の性状を適切に予測する必要がある。この規格では、開口流の予測式に必要な条件を規定し、それを満足するものとして、鉛直開口および水平開口での開口流性状予測式を例示した。
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ISO 22526-4(ISO/TC61 SC14)
Plastics — Carbon and environmental footprint of biobased plastics — Part 4: Environmental (total) footprint (Life cycle assessment)
発行時期:2023年4月
審議団体:日本プラスチック工業連盟規格概要
プラスチック — バイオベースプラスチックの炭素および環境フットプリント — パート 4: 環境 (総) フットプリント (ライフサイクル評価)
紹介文
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ISO 7972(ISO/TC61 SC11)
Adhesives -- Absorption of water into an adhesive layer using an open-faced specimen and determination of shear strength by secondary bonding
接着剤-開放面試験片を使用した接着剤層への水の吸収と二次接着によるせん断強度の測定発行時期:2023-05-04
審議団体:日本プラスチック工業連盟規格概要
接着剤 - オープンフェイス試験片を使用した接着剤層への水分の吸収と二次接着によるせん断強度の測定
紹介文
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ISO 24620-4(ISO/TC37 SC4)
Language resource management -- Controlled human communication (CHC) -- Part 4: Basic principles and methodology for stylistic guidelines (BSG)
言語リソース管理-制御されたヒューマンコミュニケーション(CHC)-第4部:スタイルガイドライン(BSG)の基本原則と方法論発行時期:2023-03-10
審議団体:一般社団法人情報科学技術協会規格概要
幅広く世界中の一般の人々に向けた、わかりやすく書くための、どの言語にも適用できるライティングルールセット。 この規格そのものは、英語ネイティブ以外の人たちも対象とした「国際共通語としての英語」。しかし、この規格自体は英語で書かれているが、この規格をそれぞれの言語に翻訳して、その言語に固有のルールを付け足せば、そのままその言語のライティングルールセットとして活用できる。もちろん、日本語のライティングルールとして活用できる(いずれの言語でも「国際共通語」を目指している)。
紹介文
これまで世界中で使われていたライティングルールは、英語で書かれたものがほとんどです。それに対して、このISO 24620-4は、互いに言語的に遠く離れた日本語と英語の比較を通じてつくりあげたものです。非英語圏から、国際共通のライティングルールが出されたのは初めてではないでしょうか。実は、この点が、ヨーロッパの友人たちから高く評価されているところです。 完全な「日本発」のライティングの国際規格として国内についてもメディアでアピールできればと思います。一部の専門家向けのものではなく、幅広く一般の人々が活用できるライティングのためのガイドラインになることを願っています。
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ISO 4640(ISO/TC106 SC1)
Dentistry -- Test methods for tensile bond strength to tooth structure
歯科-歯の構造への引張接着強度の試験方法発行時期:2023-05-04
審議団体:日本歯科材料器械研究協議会規格概要
歯科-歯質への接着強さを評価する引張試験法
紹介文
歯科材料の歯質への接着強さの評価方法には、剪断接着強さ試験と引張り接着強さ試験がある。剪断接着強さ試験はISO29022として規定されているが、我が国で一般的に使用されている引張接着強さ試験はまだ規定されていなかったため、TSとして開発することとなった。この規格により、輸出先国における法規制の基準としての採用増加が期待され、日本製品の世界市場への輸出拡大がさらに進むものと期待できる。
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ISO 20785-3(ISO/TC85 SC2)
Dosimetry for exposures to cosmic radiation in civilian aircraft - Part 3: Measurements at aviation altitudes
発行時期:2023年9月
審議団体:公益社団法人日本保安用品協会規格概要
民間航空機における宇宙放射線被ばくの線量評価 ― 第三部:航空飛行高度での測定
紹介文
航空機乗務員など上空を頻繁に航空飛行する人は、宇宙放射線による被ばく線量が増加します。その被ばく管理を適切に行うため、宇宙放射線を航空機内で実測するための考え方や具体的方法を提示しています。
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ISO/TS 20791-3(ISO/TC42)
Photographic reflection prints — Part 3: Evaluation of glossiness
発行時期:2024年6月頃
審議団体写真感光材料工業会規格概要
反射写真プリントの光沢感の評価に関するTSで、光沢度と写像性の測定に基づいた光沢感の評価方法を規定するもの
紹介文
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ISO 22587(ISO/TC249)
貼付型永久磁石磁気治療器に関する国際標準
発行時期:2023年6月
審議団体:日本東洋医学サミット会議規格概要
日本を含め、当該治療器の主な製造国である東アジア各国の現状を反映させた適用部位や磁束密度範囲などの規定。
紹介文
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ISO 22183(ISO/TC61 SC2)
Plastics -- Validation of force-time curves obtained from high-speed tensile tests
プラスチック-高速引張試験から得られた力-時間曲線の検証発行時期:2023-05-25
審議団体:日本プラスチック工業連盟規格概要
高速引張試験で得られた試験力-時間曲線について、測定時間における共振波の数、試験力ノイズの比率の2つの指標で、より精確な測定結果のみを採用する判断方法について取りまとめた規格です。
紹介文
高速度引張試験で求められる試験力-時間曲線には、個々の試験力計測システムに由来した様々なノイズが重畳することがあり、得られたデータの精確さ及び室間再現性に課題を抱えていました。本規格により、データの精確さを判定する手法が規定され、高速引張条件下でのプラスチック材料の力学特性データの信頼性が向上し、よりよい製品設計に役立ちます。
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ISO 23256(ISO/TC147 SC2)
Water quality — Detection of selected congeners of polychlorinated dibenzo-p-dioxins and polychlorinated biphenyls — Method using a flow immunosensor technique
発行時期:2023年度中
審議団体:一般社団法人産業環境管理協会規格概要
ダイオキシン類の同族体に特異的なモノクローナル抗体を用いて、その同族体を選択的に測定する方法である。水中の低濃度のダイオキシン類同族体について、捕集剤、自動抽出器、自動精製・濃縮器、および、flow immunosensor を組み合わせて使用することにより、時短、労力軽減、精確で安定したデータの取得ができる新規測定方法である。本WDではflow immunosensorの原理、試料水の採水、標品の添加、捕集・抽出、精製・濃縮、測定、データ処理、ヴァリデーション、などを規定している。水道水に添加した2,3,7,8-TCDDと3,3’,4,5-PCBの回収率は各々111%-114%%と95%-96%であり、検出下限(CV 30%)は各々18 pg/lと112 pg/l であった。また、河川水における測定結果についても示している。
紹介文
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ISO 3758(ISO/TC38 SC2)
Textiles-Care labelling code using symbols
繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法発行時期:2023年6月
審議団体:(一社)繊維評価技術協議会規格概要
繊維製品の取扱い表示記号について、30℃手洗いによる洗濯処理や120℃スチームなしのアイロン仕上げ処理の記号を追加するなどの見直しを実施。
紹介文
繊維製品についている洗濯処理やアイロン仕上げなどの表示記号の一部が、各国からの要請に基づき変更となります。
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ISO/TR 22707(ISO/TC275)
Sludge recovery, recycling, treatment and disposal — Guidance on the processes and technologies on inorganics and nutrients recovery
発行時期:2023年6月
審議団体:日本下水道事業団、一般社団法人 日本下水道施設業協会規格概要
・MA をはじめとしたりん回収技術について原理などの解説とケーススタディからなるガイドライン
・りん等の資源回収技術の体系的整理及び事例紹介からなる技術レポート紹介文
TC275の中で本邦技術が得意とするWG7(無機物及び栄養塩類の回収)では、日本がコンビーナを務め、リン回収の原理や好事例を多数掲載した技術報告書のほとんどを日本が執筆した。 下水汚泥資源の肥料利用の更なる拡大に向けた取組の加速が求められている。その中で、技術報告書に記載したMAP をはじめとしたりん回収技術の活用が期待されている。
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IEC 63132-5(IEC/TC4)
Guidance for installation procedures and tolerances of hydroelectric machines - Part 5: Bulb turbines and generators
設置手順と水力発電機の許容範囲に関するガイダンス-第5部:電球タービンおよび発電機発行時期:2023-04-14
審議団体:IEC/TC4国内委員会規格概要
水力発電所 水車発電機の据付手順
紹介文
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IEC 63132-6(IEC/TC4)
Guidance for installation procedures and tolerances of hydroelectric machines - Part 6: Vertical Pelton turbines
設置手順と水力発電機の許容範囲に関するガイダンス-第6部:縦型ペルトン水車発行時期:2023-04-14
審議団体:IEC/TC4国内委員会規格概要
水力発電所 水車発電機の据付手順
紹介文
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ISO/IEC 17360(JTC1 SC31)
Automatic identification and data capture techniques -- Supply chain applications of RFID -- Product tagging, product packaging, transport units, returnable transport units and returnable packaging items
自動識別及びデータ収集技法-RFID のサプライチェーンアプリケーション-製品タグ付け,製品梱包,輸送ユニット,返却可能な輸送ユニットおよび返却可能な梱包品目発行時期:2023-05-25
審議団体:JEITA規格概要
RFIDをサプライチェーンで活用する場合の格納データ記述仕様に関して規定している。
紹介文
本規格を参照することで、”サプライチェーンで扱われる対象物「製品タグ」「製品包装」「輸送単位」「リターナブル輸送器材(Returnable Transport Items)及びリターナブル包装器材(Returnable Packaging Items)」のユニークな識別コードを含めた RFID の使い方を統一し産業界で UHF 帯 RFID を有効に活用することを実現している。
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ISO 15739(ISO/TC42)
Photography -- Electronic still-picture imaging -- Noise measurements
写真-電子スチール写真画像化-ノイズ測定発行時期:2023年4月21日
審議団体:TC42国内協議会 デジタル画像部会規格概要
各業界からの要望が高い「Visual noise (VN)」(Annex B 記載の、人の視覚特性を考慮したノイズの測定方法)に関する新方式の規格を追加する改訂。
視覚特性との高度一致性を確保する新方式として、新加重係数色信号平均処理と新形状フィルタリング処理に加えて信号飽和対策を導入した。紹介文
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ISO 19337(ISO/TC229)
Nanotechnologies — Characteristics of working suspensions of nano-objects for in vitro assays to evaluate inherent nano-object toxicity
発行時期:2023年5月
審議団体:産業技術総合研究所規格概要
ナノ物体固有の毒性を評価するin vitro試験のためのナノ物体の作業懸濁液の特性
紹介文
これまで主観的になりがちだった間接蛍光抗体法による生体分子測定の性能評価について、評価方法を明示することによってデータの互換性を高めることを期待しています。蛍光ナノ粒子を用いた幅広い染色方法やシステムに対応しています。
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ISO 18782(ISO/TC38)
Textiles -- Determination of dynamic hygroscopic heat generation
発行時期:2023年6月27日
審議団体:(一社)繊維評価技術協議会規格概要
テキスタイル-動的吸湿熱発生の測定
紹介文
日本で開発された“吸湿発熱素材”の評価方法として2015年に制定されたISO 18782は、「JIS L1952-1 最大吸湿発熱温度測定法」として2021年にJIS化した。このJIS化に際して変更となった点をISOにも反映させるため、ISO改正を実施した。
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ISO 23298(ISO/TC106 SC9)
Dentistry — Test methods for machining accuracy of computer-aided milling machines
発行時期:2023年5月
審議団体:日本歯科材料器械研究協議会規格概要
歯科-コンピュータ支援加工機の加工精確さの試験方法
紹介文
歯科用CAD/CAMシステムは、ジルコニアの開発や3Dテクノロジーを用いた技術革新などにより、急速に歯科市場に普及してきている。歯科用修復物や補綴物は患者固有のオーダーメイドであり、その形状や寸法の精確さが求められるため、歯科用CAD/CAMシステムによる切削加工の精確さの評価法の標準化が急務であり、その標準化によって、歯科用修復物や補綴物の適合性を確保することが可能となる。
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ISO 23366(ISO/TC229)
Nanotechnologies — Performance evaluation requirements for quantifying biomolecules using fluorescent nanoparticles in immunohistochemistry
発行時期:2023年4月
審議団体:産業技術総合研究所規格概要
蛍光ナノ粒子を用いた間接蛍光抗体法による生体分子測定の性能評価に関わる標準
紹介文
これまで主観的になりがちだった間接蛍光抗体法による生体分子測定の性能評価について、評価方法を明示することによってデータの互換性を高めることを期待しています。蛍光ナノ粒子を用いた幅広い染色方法やシステムに対応しています。
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ISO 5139(ISO/TC106 SC9)
歯科-切削加工用コンポジットレジンブロック
発行時期:2023年5月
審議団体:日本歯科材料器械研究協議会規格概要
本規格は、CAD/CAM冠用材料である切削加工用コンポジットレジンブロックに関する要求事項及び試験を規定する。
紹介文
CAD/CAM冠用材料(切削加工用コンポジットレジンブロック、以下CRBと略す。)は、歯科用金属(保険適用)に置き換わる審美的な歯冠修復材料として国内で急速に普及した。その結果、CRBは世界に先駆けて日本で広く用いられ、海外からその臨床的有用性及び市場動向が注目されている。
その一方で、CRBには明確な品質基準がなく、各メーカー独自の基準で品質評価を行っているため、技術及び臨床ノウハウを多く有する日本から、国際標準を早期に提案し、日本製品の世界シェア拡大を目指す。 -
ISO 20404(ISO/TC276)
Biotechnology — Bioprocessing — General requirements for the design of packaging to contain cells for therapeutic use
発行時期:2023年5月
審議団体:一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム規格概要
治療用細胞の包装容器の設計における、供給者と使用者の役割を規定。
紹介文
再生医療は、細胞を用いて重症のやけどや心不全・脊髄損傷・白血病など、これまで治療が難しかった病気を治すための最先端の技術です。その再生医療を安全かつ安心して提供するために、製造後の細胞を患者に投与されるまで、その品質を一定に保つことは重要な課題の一つです。
本規格は、上記目的のために治療用細胞の包装容器に関する要求事項を包装容器の供給者、使用者双方の観点からまとめたものです。再生医療提供における安全性や安心感を向上させることで、再生医療の産業化に貢献する規格となると期待されています。 -
ISO 7217(ISO/TC79 SC11)
Titanium and titanium alloys — Bar, rod and billet — Technical delivery conditions
発行時期:2023年4月
審議団体:(一社)日本チタン協会規格概要
この文書は、チタンおよびチタン合金から作られたバー、ロッド、およびビレットの製造および技術的な納入条件の要件を指定しています。
紹介文
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ISO 50011(ISO/TC301)
Energy management systems — Assessing energy management using ISO 50001:2018
発行時期:2023年4月
審議団体:一般財団法人エネルギー総合工学研究所規格概要
組織のエネルギーマネジメントの進捗度を測るためのチェック項目、評価方法をまとめた手引(技術仕様書)。
紹介文
組織のエネルギーマネジメントシステムの国際規格ISO 50001の要求項目に基づき、組織のエネルギーマネジメントの体制、その体制の運用状況、エネルギー目標の達成度合いの3つの観点で評価する技術仕様書となります。評価項目には、ISO 50001の要求項目に加え、省エネ活動に良い影響を及ぼす項目も追加されています。
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ISO 4484-3(ISO/TC38)
Textiles and textile products — Microplastics from textile sources — Part 3: Measurement of collected material mass released from textile end products by domestic washing method
繊維及び繊維製品-繊維から生じるマイクロプラスチック-第3部:家庭洗濯法による繊維製品から放出される回収物重量の測定発行時期:2023年4月28日(予定)
審議団体:(一社)繊維評価技術協議会規格概要
繊維製品を洗濯機で洗濯処理後、排水口に取り付けたフィルターバッグで繊維屑を回収。フィルターバッグ内に蓄積した回収物の重量を測定する試験方法。
紹介文
実際の洗濯に即した方法で、洗濯時に繊維製品から排出する回収物重量を測定する試験方法です。繊維屑発生が少ない繊維製品の開発等に役立てることができます。
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IEC 63132-5(IEC/TC4)
Guidance for installation procedures and tolerances of hydroelectric machines - Part 5: Bulb turbines and generators
発行時期:2023年
審議団体:IEC/TC4国内委員会規格概要
水力発電所 水車発電機の据付手順
紹介文
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IEC 63132-6(IEC/TC4)
Guidance for installation procedures and tolerances of hydroelectric machines - Part 6: Vertical Pelton turbines
発行時期:2023年
審議団体:IEC/TC4国内委員会規格概要
水力発電所 水車発電機の据付手順
紹介文
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IEC 62246-4(IEC/TC94 WG6)
Reed switches Part 4: Application in conjunction with magnetic actuator used for magnetic sensing devices
リードスイッチ-第4部:磁気センシングデバイスに使用される磁気アクチュエータと組み合わせたアプリケーション発行時期:2023年2月15日
審議団体:(一社)日本電気制御機器工業会規格概要
リードスイッチを磁気で駆動する応用製品(磁気センシングデバイス)の試験方法及び判定基準を規定する。
紹介文
一般社団法人 日本電気制御機器工業会(略称:NECA、会長:北折 良)が事務局を務めるIEC/TC94国内委員会では、2019年より、磁気センシングデバイスの規格化を日本からIEC(国際電気標準会議)に提案し、日本がプロジェクトリーダーとしてIEC/TC94( Electrical relays) にて規格制定に向けて審議を進めてきました。その結果、2023年2月15日付でIEC規格として下記規格が発行されました。
本規格の制定により、磁気センシングデバイスの品質が確保されるとともに、ユーザ様にとってより分かりやすく・使いやすくなり、さらなら普及が進むことが想定されます。
(参考)
当該規格の適用範囲である磁気センシングデバイスとは、リードスイッチ(ガラス管中に2本のリード接点を不活性ガスとともに封入した接点素子)を用い、ガラス管の周囲に置かれた永久磁石でリード片を駆動させて接点開閉を行うデバイスのことです。永久磁石で駆動するために、駆動用電源が不要等の特徴があります。 -
IEC 62282-8-201(IEC/TC105)
Fuel cell technologies - Part 8-201: Energy storage systems using fuel cell modules in reverse mode - Test procedures for the performance of power-to-power systems
発行時期:2023年11月30日
審議団体:一般社団法人日本電機工業会規格概要
再生可能エネルギーである電気によって水を分解して水素をつくり(燃料電池の逆反応を利用)、その水素をタンク内に貯蔵し、緊急時などには、その貯蔵した水素と酸素を燃料電池で電気と熱を作り出すシステムの性能試験方法を規定。
紹介文
災害時などで電力及び熱源を供給できるエネルギー貯蔵システムで,燃料電池を応用したシステムの性能評価方法を規定する。
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IEC 62282-8-301(IEC/TC105)
Fuel cell technologies - Part 8-301: Energy storage systems using fuel cell modules in reverse mode - Power-to-methane energy systems based on solid oxide cells including reversible operation - Performance test methods
発行時期:2023年12月31日
審議団体:一般社団法人日本電機工業会規格概要
再生可能エネルギーである電気によって水を分解して水素をつくり燃料電池(固体酸化物型燃料電池セル:SOCの逆反応を利用)、その水素をタンク内に貯蔵し、その貯蔵した水素と酸素を燃料電池で電気と熱を作り出すシステムで,燃料にメタンを使用するシステムの性能試験方法を規定。
紹介文
固体酸化物型燃料電池セル(SOC)を利用したエネルギー貯蔵システムで,入手が容易なメタンガスを燃料として利用するシステムの性能評価方法を規定する。
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IEC 63376(IEC/TC65 JWG14)
INDUSTRIAL FACILITY ENERGY MANAGEMENT SYSTEM (FEMS) – Functions and Information Flows
発行時期:2023年7月
審議団体:一般社団法人日本電気計測器工業会規格概要
工場エネルギーマネジメントシステム(FEMS)の機能を定義している。さらに、その機能、FEMSが管理する範囲、自動化の度合いに基づくクラス分けの定義や製造実行システム(MES)などの工場内の他システムとの情報交換ついて記述している。
紹介文
本規格は、工場エネルギーマネジメントシステム(FEMS)の機能を定義し、工場内の他のシステムとの情報交換について記述している。FEMSと呼ばれるシステムには、工場内の各設備のエネルギー使用量の収集、見える化するもの、各KPIの算出、工場のエネルギー供給設備の運転最適化を行うものなどが含まれている。これらのFEMSをFEMSの機能、管理している範囲、自動化の度合いに基づくクラス分けも定義されている。
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IEC 62908-12-10(IEC/TC110)
Touch and interactive displays - Part 12-10: Measurement methods of touch displays - Touch and electrical performance 対話型タッチディスプレイ-第12-10部:タッチディスプレイの測定方法-タッチ性能及び電気的性能
発行時期:2023年1月30日
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
タッチディスプレイの測定方法 - タッチと電気的性能
紹介文
タッチ操作による接触感染のリスクを低減し、不特定多数が利用する機器の非接触操作へのニーズの高まりに対応するため、ホバーセンサー(非接触入力センサー)の評価方法を規定。ペンタッチにも対応した。
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ISO 23401-1(ISO/TC106/SC2)
歯科-直接法用義歯床用裏装材-第1部:硬質タイプ
発行時期:2023年3月
審議団体:日本歯科材料器械研究協議会規格概要
アクリルレジンを主原料とする義歯床用硬質裏装材に関する要求事項及び試験方法を規定する。
紹介文
義歯の適合性を改善する「義歯床用裏装材」の役割は大きく、「義歯床用硬質裏装材」及び「義歯床用軟質裏装材」ともに世界で広く使用されている。世界的な高齢化の進行に伴いその重要性はさらに大きくなると予想される一方で、「義歯床用軟質裏装材」に関する国際規格はあるが、「義歯床用硬質裏装材」に関する国際規格がないため、JISに基づいた国際規格を日本から提案した。
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ISO 4825-1(ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) --Test method for thermal property measurements of metalized ceramic substrates -- Part 1: Evaluation of thermal resistance for use in power modules
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-金属化セラミック基板の熱特性測定試験方法-第1部:パワーモジュール用熱抵抗評価発行時期:2023年1月12日
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-金属化セラミック基板の熱特性測定試験方法-第1部:パワーモジュール用熱抵抗評価
紹介文
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ISO 252(ISO/TC41/SC3)
Conveyor belts — Adhesion between constitutive elements — Test methods
発行時期:2023年2月予定
審議団体:ISO/TC 41ベルト国内審議委員会規格概要
コンベヤベルトの剥離試験方法
紹介文
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ISO 583(ISO/TC41/SC3)
Conveyor belts with a textile carcass -- Total belt thickness and thickness of constitutive elements -- Test methods
繊維製カーカスを持つコンベヤーベルト-全ベルト厚及び構成要素の厚さ-試験方法発行時期:2023年2月22日
審議団体:ISO/TC 41ベルト国内審議委員会規格概要
コンベヤベルトの厚さ測定方法
紹介文
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ISO 4680(ISO/TC156)
Corrosion of metals and alloys -- Uniaxial constant-load test method for evaluating susceptibility of metals and alloys to stress corrosion cracking in high-purity water at high temperatures
金属および合金の腐食-高温高純度水中における金属および合金の応力腐食割れ感受性を評価する一軸定荷重試験法発行時期:2022年12月19日
審議団体:ステンレス協会規格概要
高温高純度水中での金属および合金の応力腐食割れによる破損までの時間を評価するための一軸定荷重試験方法
紹介文
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ISO 4212(ISO/TC156)
Corrosion of metals and alloys -- Method of oxalic acid etching test for intergranular corrosion of austenitic stainless steel
金属および合金の腐食-オーステナイト系ステンレス鋼の粒界腐食のシュウ酸エッチング試験方法発行時期:2023年2月8日
審議団体:ステンレス協会規格概要
オーステナイト系ステンレス鋼の粒界腐食のしゅう酸エッチング試験方法
紹介文
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ISO 4905(ISO/TC156)
Corrosion of metals and alloys -- Electrochemical test methods for high-temperature corrosion testing of metallic materials in molten salts
金属および合金の腐食-溶融塩中の金属材料の高温腐食試験のための電気化学試験方法発行時期:2023年2月9日
審議団体:ステンレス協会規格概要
金属材料の電気化学的高温腐食試験方法
紹介文
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ISO 7209(ISO/TC79/SC11)
Titanium and titanium alloys -- Plate, sheet and strip -- Technical delivery conditions
チタンおよびチタン合金-厚板,薄板および条-技術的な納入条件発行時期:2023年1月27日
審議団体:(一社)日本チタン協会規格概要
チタン及びチタン合金の板、シート、条の技術的引き渡し条件
紹介文
チタン及びチタン合金の板類の製品規格を、JIS H4600(チタン及びチタン合金―板及び条)を基にIS規格として制定
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ISO/TS 23657(ISO/TC92/SC1)
Reaction to fire test for sandwich panel building systems -- Intermediate-scale box test
サンドイッチパネル建築システムの火災反応試験-中規模ボックス試験発行時期:2022年12月7日
審議団体:(一社)建築・住宅国際機構規格概要
サンドイッチパネルで中規模の箱型試験体を構成し、隅角部をバーナーで炙った際の火災性状を確認する中規模試験法であり、実規模試験であるISO 13784-1のスクリーニング試験として位置付けられる。
紹介文
日本提案で、JIS A 1320に概ね基づいた中規模試験の規格であり、実規模試験であるISO 13784-1とは、フラッシュオーバーの発生に関する良好な相関が確認されている。
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ISO 23906-2(ISO/TC126)
Cigarettes -- Determination of benzo[a]pyrene in cigarette mainstream smoke under intense smoking conditions using GC/MS -- Part 2: Method using cyclohexane as extraction solvent
発行時期:2023年2月
審議団体:日本たばこ産業株式会社規格概要
シガレット-GC/MS法での強制喫煙条件主流煙中B[a]P分析 Part2:シクロヘキサン抽出溶媒法
紹介文
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ISO 21501-4:2018/Amd1(ISO/TC24 SC4)
Determination of particle size distribution — Single particle light interaction methods —
Part 4:
Light scattering airborne particle counter for clean spaces
AMENDMENT 1発行時期:2023年3月
審議団体:(一社)日本粉体工業技術協会規格概要
光散乱式気中粒子計数器の校正方法及び検証方法の規格であるISO 21501-4の追補。計数効率の既存の校正方法(並行測定法)に、発生器法による校正方法を追加した。
紹介文
光散乱式気中粒子計数器の計数効率の校正方法に、日本が独自に開発した発生器法による校正方法を追加した。日本提案の箇条が設けられたという点で、日本のプレゼンス向上に寄与したと言える。また発生器法は、新たな微生物検出技術の評価への活用も期待される。
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ISO/IEC 9660(JTC1 SC23)
Information processing — Volume and file structure of CD-ROM for information interchange
発行時期:2023年1月
審議団体:SC 23 専門委員会規格概要
情報交換用CD-ROMのボリューム構造及びファイル構造
紹介文
ユーザビリティを考慮し、CD-ROMのファイルシステム規格ISO 9660:1988に、本規格を拡張しデファクトスタンダード化したJOLIET規格を規定した追補1、2を統合し、物理規格ISO/IEC 10149(1989年初版発行)を引用規格として追加する改訂を行った。
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IEC SRD 63152-2(SyC Smart Cities)
Smart cities – City service continuity – Part 2: Implementation guideline and city service cases
発行時期:2022年12月
審議団体:一般財団法人 日本規格協会規格概要
2020年に発行された国際規格(IEC 63152:2020、災害時の都市サービスの継続性に資する電気継続の仕組み)で示された電気継続計画(Electricity Continuity Plan:ECP)と電気継続システム(Electricity ContinuitySystem:ECS)を設計するためのガイドラインである。設計フロー、ユースケーステンプレート、手順、推奨事項、具体例などが含まれている。
紹介文
2020年に発行された国際規格 IEC 63152 で示された災害対応の電気継続計画(ECP)と電気継続システム(ECS)を設計・運用するための詳細ガイドラインが発行されました。これには、設計フロー、ユースケーステンプレート、手順、推奨事項、具体例などが記載されています。これらを用いてECPやECSを設計し、都市・まちに実装することで、その防災対応力が強化されることが期待されます。
IEC 63152:災害時の都市サービスの継続性に資する電気継続の仕組み
ECP:Electricity Continuity Plan
ECS:Electricity Continuity System -
ISO 3262-6(ISO/TC256)
Extenders -- Specifications and methods of test -- Part 6: Precipitated calcium carbonate
体質顔料-規格と試験方法-第6部:沈殿炭酸カルシウム発行時期:2022年11月25日
審議団体:日本軽微性炭酸カルシウム工業組合、日本酸化チタン工業会、カーボンブラック協会規格概要
合成炭酸カルシウム体質顔料の製品仕様、及び試験方法
紹介文
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ISO/TS 17321-4(ISO/TC42 JWG20)
Graphic technology and photography -- Colour characterization of digital still cameras (DSCs) -- Part 4: Programmable light emission system
グラフィック技術及び写真-デジタルスチールカメラ(DSC)のカラー特性-第4部:プログラマブル発光システム発行時期:2022年11月23日
審議団体:静岡大学イノベーション社会連携推進機構、一般社団法人カメラ映像機器工業会規格概要
DSCのカラー特性評価を行うアプリケーションプログラムに関する。さまざまな発光スペクトル放射輝度分布を生成するためのシステム要件を指定している。
紹介文
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ISO 18951-1(ISO/TC42 WG5)
Imaging materials -- Scratch resistance of photographic prints -- Part 1: General test method
イメージング材料-写真プリントの耐スクラッチ性-第1部:一般的な試験方法発行時期:2022年11月22日
審議団体:一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会、一般社団法人電子情報技術産業協会、写真感光材料工業会規格概要
写真プリント画像の引っ掻き耐性に関する試験方法、テストチャート、レポートを規定するもの。
銀塩、電子写真、インクジェット、D2T2等の幅広いプリント技術で作られた写真プリントを対象としている。紹介文
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ISO 17411(ISO/TC172 SC3)
Optics and photonics — Optical materials and components — Test method for homogeneity of optical glasses by laser interferometry
発行時期:2022年12月
審議団体:一般社団法人 日本光学硝子工業会規格概要
光学硝子のホモジェニティ測定試験方法について、設備、試験手法、試験対象物、及び測定環境他について説明記載した試験方法規格。
紹介文
本規格は光学硝子のホモジェニティ測定試験方法について、設備、試験手法、試験対象物、及び測定環境他について説明記載した試験方法規格で、日本とドイツの共同PLにて改定開発作業を行った。
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ISO 11382(ISO/TC172)
Optics and photonics — Optical materials and components —
Characterization of optical materials used in the infrared spectral range from 0,78 μm to 25 μm発行時期:2022年11月
審議団体:一般社団法人 日本光学硝子工業会規格概要
赤外線光学材料の特性を表記するガイドライン
紹介文
赤外線で用いる光学材料の特性記述ガイドラインの規格である。赤外光学材料は主に可視光で用いる光学ガラスとは異なる特徴をもつため規格が必要であった。赤外線光学材料は、暗視カメラ・自動車・医療検査等で近年需要が増加している。
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ISO 3079(ISO/TC156)
Corrosion metals and alloys-A Two-Electrode Method of Using Acetic Acid to Measure Pitting Potential of Aluminium and Aluminium Alloys in Chloride Solution
発行時期:2022年10月
審議団体:ステンレス協会規格概要
塩化物溶液中のアルミニウムおよびアルミニウム合金の孔食電位を測定するために酢酸を使用する二電極法
紹介文
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ISO 24583(ISO/TC34)
Quantitative nuclear magnetic resonance spectroscopy — Purity determination of organic compounds used for foods and food products — General requirements for 1H NMR internal standard method
発行時期:2022年10月
審議団体:農林水産消費安全技術センター(FAMIC)規格概要
定量核磁気共鳴分光法 - 食品に利用される有機化合物の純度測定
- 1H NMR内標準法のための一般要求事項紹介文
定量NMR法で物質の純度決定を行う際に留意すべき一般要求事項について記載した文書です。本文書では1H NMR内標準法に特化しています。食品中成分の標品不足を解決する一助となることを期待し、計量トレーサビリティを確保した定量値を得るために必要な事項についても記載しています。
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IEC 60951-1(IEC/TC45 SC45A)
Nuclear facilities - Instrumentation systems important to safety – Radiation monitoring for accident and post-accident conditions – Part
1: General requirements発行時期:2022年11月
審議団体:一般社団法人日本電気計測器工業会規格概要
原子力施設の事故時及び事故後の放射線モニタにおける、一般要求及び試験方法を規定
紹介文
IEC 62705を参照し、過酷事故を含む設計拡張状態における放射線モニタの一般要求及び試験方法を規定することで、日本の知見をIEC規格に反映した。
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IEC 60951-3(IEC/TC45 SC45A)
Nuclear facilities - Instrumentation systems important to safety - Radiation monitoring for accident and post-accident conditions
- Part 3: Equipment for continuous high range area gamma monitoring発行時期:2022年11月
審議団体:一般社団法人日本電気計測器工業会規格概要
原子力施設の事故時及び事故後の放射線モニタにおける、高線量率γ線エリアモニタの要求仕様及び試験方法を規定
紹介文
IEC 62705及び60951-1を参照し、過酷事故を含む設計拡張状態における高線量率γ線エリアモニタの要求仕様及び試験方法を規定することで、日本の知見をIEC規格に反映した。
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IEC 62705(IEC/TC45 SC45A)
Nuclear facilities – Instrumentation and control important to safety – Radiation monitoring systems (RMS):
Characteristics and lifecycle発行時期:2022年11月
審議団体:一般社団法人日本電気計測器工業会規格概要
Nuclear facilities – Instrumentation and control important to safety – Radiation monitoring systems (RMS):
Characteristics and lifecycle紹介文
過酷事故を含む設計拡張状態を事故時の分類に導入し、放射線モニタの設計及び要求事項を規定することで、日本の知見をIEC規格に反映した。
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ISO 23618(ISO/TC98 SC2/WG13)
General principles on seismically isolated structures
免震構造に関する一般原則発行時期:2022/10/20以降
審議団体:一般社団法人 建築・住宅国際機構規格概要
本規格では地震の影響を受ける免震構造物の設計に関する原則を規定し、高品質な免震構造を実現するための適切な施工管理及び維持管理の原則についても説明する。
紹介文
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ISO 34502(ISO/TC22 SC33/WG9)
Road vehicles — Test scenarios for automated driving systems — Scenario based safety evaluation framework
発行時期:2022年10月
審議団体:(公社)自動車技術会規格概要
自動運転車の安全性評価試験シナリオのフレームワーク
紹介文
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ISO 21111-8(ISO/TC22 SC32/WG6)
Road vehicles -- In-vehicle Ethernet -- Part 8: Electrical 100-Mbit/s Ethernet transmission media, components and tests
路上走行車-車載イーサネット-第8部:電気 100 Mbit/s イーサネット伝送メディア,コンポーネントおよびテスト発行時期:2022年8月9日
審議団体:(公社)自動車技術会規格概要
100Mbit/s高速車載イーサネットの伝送媒体、部品と試験
紹介文
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ISO 16578(ISO/TC34 SC16)
Molecular biomarker analysis — Requirements for microarray detection of specific nucleic acid sequences
分子バイオマーカー分析 — 特定の核酸配列のマイクロアレイ検出のための要求事項発行時期:2022年9月
審議団体:農林水産消費安全技術センター(FAMIC)規格概要
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紹介文
2013年に発行された同規格の改訂版です。発行以来の技術トレンドに合わせ、従来のマイクロアレイだけでなく、目的遺伝子の検出・解析に必要な比較的少数のプローブを配置したフォーカスドアレイにも適するよう、要求事項を改訂しました。
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ISO 19659-3(ISO/TC269 SC2)
Railway applications — Heating, ventilation and air conditioning systems for rolling stock — Part 3: Energy efficiency
発行時期:2022年10月
審議団体:(公財)鉄道総合技術研究所 鉄道国際規格センター規格概要
空調装置のエネルギー効率に関する規定
紹介文
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ISO 24675-1(ISO/TC269 SC3)
Railway Applications — Running time calculation for timetabling — Part 1: Requirements
鉄道分野ー輸送計画のための運転時分計算-第1部: 要求事項発行時期:2022年10月
審議団体:(公財)鉄道総合技術研究所 鉄道国際規格センター規格概要
日本が白紙から作成し提案した、鉄道オペレーションのコア技術である「輸送計画」に関する国際規格で、その基盤となる「運転時分計算」で必須となるパラメータ群を規定しています。かつ、それらを合理的に使用して計算されていることを比較的容易に検証する方法を規定しています。
紹介文
「輸送計画」全般の国際規格文書をシリーズ化して発行することで参加各国は合意しており、それらの最初の国際規格になります。日本が主導して発行する国際規格文書群であり、それは日本の鉄道会社の「輸送計画」の国際標準化に繋がります。
「運転時分計算」装置が備えるべき要求事項を規定しているため、製品の品質向上につながる国際規格で、それは世界的な鉄道の定時性の向上に貢献します。 -
ISO 21334(ISO/TC79 SC11)
Titanium and titanium alloys — Strip for welded tubes —Technical delivery conditions
発行時期:2022年9月
審議団体:日本チタン協会規格概要
チタン及びチタン合金溶接管用条材の製品規格
紹介文
熱交換器やコンデンサー用途等に使用されるチタン及びチタン合金17種類の溶接管向け素材としての条材の成分系、機械的性質や製品出荷に際して厳守すべき技術的要求を規定している規格
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ISO 13459: 2012/ PRF Amd 1(ISO/TC127 SC2)
Earth-moving machinery -- Trainer seat -- Deflection limiting volume, space envelope and performance requirements Amd 1
土工機械-補助席-たわみ限界領域、周囲空間輪郭及び性能要求事項 追補1発行時期:2022年11月~12月
審議団体:一般社団法人日本建設機械施工協会規格概要
土工機械の転倒時や外部物体の落下時に補助席にいる作業者を保護する範囲を規定するたわみ限界領域について、図の一部修正
紹介文
補助席にいる作業者を保護する範囲を規定するたわみ限界領域について、現行版ISO 13459の図に一部修正要の箇所があったので、日本から指摘して、日本担当で追補案作成し、DAM投票満票で承認され、校正段階に至った
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IEC 63286(IEC/TC34 SC34A)
Flexible organic light emitting diode (OLED) panels for general lighting - Performance requirements
発行時期:2023年1月
審議団体:(一社)日本照明工業会規格概要
日本と韓国が共同で提案している120V以下の直流電源で使用する一般照明用フレキシブルOLEDタイル及びパネルの性能要求事項
紹介文
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ISO 5467-1(ISO/TC106/SC6)
歯科-移動形歯科用制御装置及び歯科患者用椅子 第1部:一般的要求事項
発行時期:2022年9月
審議団体:日本歯科材料器械研究協議会規格概要
診療室内を移動可能な移動形歯科用制御装置及び歯科患者用椅子に対する要求事項及び試験方法、並びに、製造業者の指示、表示及び包装に対する要求事項を規定する。
紹介文
歯科用制御装置及び歯科患者用椅子に関する現存規格(ISO 7494-1)の適用範囲が据置形のみに限定されたため、診療室内を移動可能な移動形歯科用制御装置及び歯科患者用椅子を対象とする、一般的要求事項を規定した規格を新たに開発した。
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ISO 5467-2(ISO/TC106/SC6)
歯科-移動形歯科用制御装置及び歯科患者用椅子 第2部:エアー、水、吸引及び排水システム
発行時期:2022年9月
審議団体:日本歯科材料器械研究協議会規格概要
診療室内を移動可能な移動形歯科用制御装置によって供給される圧縮空気及び水の品質が適切であることを保証するために、移動形歯科用制御装置内のエア及び水供給システムの材料、設計、及び構成に対する要求事項及び試験方法を規定する。
紹介文
新たに開発した、移動形歯科用制御装置及び歯科患者用椅子の一般的要求事項を規定した規格に対応する、エア、水、吸引及び排水システムに対する要求事項を規定した規格を新たに開発した。
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IEC 61788-22-3(IEC/TC90)
Superconductivity - Part 22-3: Superconducting strip photon detector - Dark count rate
超伝導性-第22-3部:超伝導ストリップ光子検出器-ダークカウント率発行時期:2022年8月19日
審議団体:一般社団法人日本電線工業会 超電導委員会 TC90/WG14規格概要
この規格は、超電導ストリップ光子検出器 (SSPD) の暗計数率 (DCR、RD) の測定に適用され、バイアス電流 (Ib) と動作温度 (T) に依存する DCR の用語、定義、記号、および測定方法を規定している。
紹介文
この規格は,量子暗号通信、量子コンピュータなどで使用される超電導の検出器の測定法であり、COVID-19の影響で国際調整に難航したが、国内選出のコンビーナの努力で規格化できた。
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ISO 20507(ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Vocabulary
ファインセラミックス(先進セラミックス,先進技術セラミックス)-用語発行時期:2022年7月6日
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
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紹介文
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ISO 24046(ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) — Methods of tests for reinforcements — Determination of the tensile properties of resin-impregnated yarns
発行時期:2022年8月4日
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
樹脂含浸ヤーン引張試験(仮訳)
紹介文
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ISO 17572-1(ISO/TC204 WG3)
Intelligent transport systems (ITS) -- Location referencing for geographic databases -- Part 1: General requirements and conceptual model
高度道路交通システム(ITS)-地理的データベースのための現在位置参照-第1部:一般要求事項及び概念的モデル発行時期:2022年7月22日
審議団体:日本デジタル道路地図協会規格概要
異なったアプリケーションや地図データベース間で情報交換をする場合の位置の参照方式。交通情報等を異なったシステム間で交換する場合に、どの場所でのことなのかを異なった地図データベースを使っていてもわかるようにすることが目的。Part 1は一般的要求と概念モデルを規定。
紹介文
異なったアプリケーションや地図データベース間で情報交換をする場合の位置の参照方式を標準化した。Part 1は一般的要求と概念モデルを規定。
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ISO 23019(ISO/TC269 SC3)
Railway Applications — Driving simulator for drivers' training
(鉄道分野ー運転士訓練用運転シミュレータ)発行時期:2022年8月
審議団体:公益財団法人鉄道総合技術研究所規格概要
鉄道事業者が運転士訓練で使用する運転シミュレータに関する唯一の国際規格で、運転シミュレータの一般的な機能・性能・構成等の具体的要求事項が記載されています。
紹介文
・国際提案から7年弱の歳月をかけて日本主導で作成された,この分野の唯一の国際規格であり、今後の海外プロジェクトや政府調達で必須文書になるとみられています。
・国内のみならず欧州他海外の鉄道事業者やメーカ等との合意内容であり、本規格引用で政府調達を含む仕様書策定の業務効率化が期待されます。
・調達時に必要な項目を網羅していることから、実際の仕様決定時のチェックリスト的役割を果たせます。 -
IEC 62590-3-1(IEC/TC9)
鉄道分野-地上設備-電力用コンバータ—第3-1部:交流用途-電力用補償装置
発行時期:2022年9月
審議団体:公益財団法人鉄道総合技術研究所規格概要
交流き電用静止形電力補償装置の要求事項と試験項目を規定する。
紹介文
本規格は、新幹線の要素技術であり国内の交流電化在来線でも用いられている、鉄道用交流電力補償装置の基本的な要求事項と試験手法を国際規格化したものです。
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ISO 4370(ISO/TC5 SC2)
Environmental life cycle assessment and recycling of ductile iron pipes for water applications
水用途のダクタイル鋳鉄管の環境ライフサイクルアセスメントとリサイクル発行時期:2022年7月1日
審議団体:一般社団法人 日本ダクタイル鉄管協会規格概要
水道用ダクタイル鉄管の環境ライフサイクルアセスメントおよびリサイクル関する規格
紹介文
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ISO 7967-10(ISO/TC70)
Reciprocating internal combustion engines -- Vocabulary of components and systems -- Part 10: Ignition systems
往復動内燃機関-部品及びシステムの用語-第10部:点火システム発行時期:2022年4月22日
審議団体:日本内燃機関連合会規格概要
往復動内燃機関の点火システムの用語の定義について規定する。
紹介文
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ISO 7967-12(ISO/TC70)
Reciprocating internal combustion engines -- Vocabulary of components and systems -- Part 12: Exhaust emission control systems
往復動内燃機関-部品及びシステムの用語-第12部:排気物質制御システム発行時期:2022年7月
審議団体:日本内燃機関連合会規格概要
往復動内燃機関の排気物質浄化装置の用語の定義について規定する。
紹介文
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ISO 20468-8(ISO/TC282 SC3)
Guidelines for performance evaluation of treatment technologies for water reuse systems — Part 8: Evaluation of treatment systems based on life cycle cost
水再利用システムのための処理技術の性能評価の指針-第8部:処理システムのライフサイクルコストに基づく評価発行時期:2022年8月
審議団体:国土交通省水管理・国土保全局下水道部流域管理官付規格概要
水再利用における処理システムの計画や運転性能向上、最適化のため、経済性をライフサイクルコストに基づき評価する手法を提供する。
紹介文
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ISO/TS 19850(ISO/TC92 SC1)
Fire tests -- Use of LED (light-emitting diode) as an alternative to white light for measuring smoke parameters
火災試験-煙のパラメータを測定するための白色光の代替としてのLED(発光ダイオード)の使用発行時期:2022年5月11日
審議団体:(一社)建築・住宅国際機構規格概要
火災試験時の煙濃度を計測する光源として、伝統的な白色光の代替として使用可能なLEDを検討する為の手法が提示されている。
紹介文
火災試験時の煙濃度を計測する光源として、伝統的な白色光の代替として使用可能なLEDを検討する為の手法が提示されている。具体的には、既存の試験規格(ISO 9705-1、ISO 9239等)における手順や、試験結果に関する計算手法等が提示されている。
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ISO 3182(ISO/TC92 SC1)
Light measuring system for smoke emission testing
排煙試験用光測定システム発行時期:2022年6月1日
審議団体:(一社)建築・住宅国際機構規格概要
実験時に発生する煙の透過率と光学密度の測定を行うシステムについて提示されている。
紹介文
本規格は、白色光を使用して煙計測を行う手法に関するDIN 50055を基にして英訳されたもので、規格の章構成などの編集上の微修正はありますが、技術的内容はほぼ同じです。
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ISO 24246(ISO/TC20 SC14)
Space systems -- Requirements for global navigation satellite system (GNSS) positioning augmentation centers
宇宙システム-グローバルナビゲーション衛星システム(GNSS)測位増強センターの要件発行時期:2022年6月28日
審議団体:(一社)日本航空宇宙工業会規格概要
GPSや準天頂衛星等を利用した衛星測位システムにおいて、センチメートル級の測位精度を得るためには地域毎に誤差を補正する必要がある。この誤差情報を算出するための補強センターを設置するにあたって必要な要求事項を規格化した。
紹介文
準天頂衛星「みちびき」のサービスなど、日本や欧米で展開される高精度衛星測位を世界に広めるための測位補強センターの国際標準規格。高精度衛星測位は自動運転等に活用される。
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ISO/PAS 22101-1 (ISO/TC138 SC3)
Polyethylene reinforced with short glass fibres (PE-sGF) piping systems for industrial applications -- Part 1: General
工業用途向けの短ガラス繊維(PE-sGF)配管システムで強化されたポリエチレン-第1部:一般発行時期:2022年6月21日
審議団体:日本プラスチック工業連盟規格概要
主に、農業用水管路、水力発電設備の水圧管路、発電所冷却用海水取水・放水管路、水処理施設、下水道施設、工場内循環水管などの分野で使用されているガラス繊維強化ポリエチレン管に関する製品の公開仕様書。Part 1は通則を示す。
紹介文
2018年、高機能JIS等加速事業によって日本工業規格(現 日本産業規格)に制定されたガラス繊維強化ポリエチレン管規格をもとに、ISOに提案された公開仕様書である。よって、我が国が主導し、日本産業規格の高い品質管理規定や高性能基準がISO公開仕様書に反映されている。本ISO公開仕様書の制定により我が国の技術の世界市場への参入や日本の産業発展に貢献することが期待できる。
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ISO/PAS 22101-2 (ISO/TC138 SC3)
Polyethylene reinforced with short glass fibres (PE-sGF) piping systems for industrial applications -- Part 2: Pipes
工業用途向けの短ガラス繊維(PE-sGF)配管システムで強化されたポリエチレン-第2部:パイプ発行時期:2022年6月20日
審議団体:日本プラスチック工業連盟規格概要
主に、農業用水管路、水力発電設備の水圧管路、発電所冷却用海水取水・放水管路、水処理施設、下水道施設、工場内循環水管などの分野で使用されているガラス繊維強化ポリエチレン管に関する製品の公開仕様書。Part 2は管を示す。
紹介文
2018年、高機能JIS等加速事業によって日本工業規格(現 日本産業規格)に制定されたガラス繊維強化ポリエチレン管規格をもとに、ISOに提案された公開仕様書である。よって、我が国が主導し、日本産業規格の高い品質管理規定や高性能基準がISO公開仕様書に反映されている。本ISO公開仕様書の制定により我が国の技術の世界市場への参入や日本の産業発展に貢献することが期待できる。
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ISO 23729(ISO/TC201 SC9)
Surface chemical analysis — Atomic force microscopy — Guideline for restoration procedure for atomic force microscopy images dilated by finite probe size
表面化学分析—原子間力顕微鏡—有限のプローブサイズで拡張された原子間力顕微鏡像の復元手順のガイドライン発行時期:2022年10月
審議団体:( 一社) 表面化学分析技術国際標準化委員会規格概要
本規格では、表面三次元形状のナノスケール計測に用いられる原子間力顕微鏡(AFM)のプローブ先端の定量的な形状評価と、有限のプローブサイズで拡張されたAFMトポグラフィ像の復元手順について規定する。 AFMプローブの頂点の3次元形状は、適切な標準試料を使用した画像再構成によって抽出される。 この規格は、固体材料表面のAFMトポグラフィ画像の定量的な再構成(復元)に適用できる。
紹介文
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ISO 4333(ISO/TC38)
Textiles — Determination of reduction activity of specific proteins derived from pollen, mite and other sources on textile products
繊維―繊維製品上の花粉やダニ由来タンパク質等の減少度測定方法発行時期:2022年7月
審議団体:(一社)繊維評価技術協議会規格概要
繊維製品上の花粉やダニ由来タンパク質等を対象に、タンパク質に対する抗原抗体反応を測定原理としたELISA法に基づくタンパク質の定量測定方法。
紹介文
繊維製品上の花粉やダニ由来タンパク質等を対象にして、タンパク質に対する抗原抗体反応を測定原理としたELISA法に基づきタンパク質の定量測定方法の国際標準化を図った。本測定方法の標準化により、花粉やダニ由来のタンパク質等の健康に影響を与える物質対応した繊維製品に対して客観的な性能評価が可能となり、ユーザーへ的確な製品情報を提供するとともに製品の信頼性が向上し、消費拡大・市場創設に資すると期待されるISOである。
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ISO/TR 6030(ISO/TC268 SC1)
Smart community infrastructures – Disaster risk reduction – Survey results and gap analysis
スマートコミュニティインフラ-防災-調査結果及びギャップ分析発行時期:2022年7月
審議団体:一般財団法人日本規格協会規格概要
防災に役立つコミュニティインフラに関する文献調査及び分析、並びに世界の各地域で防災に活用されているコミュニティインフラの事例調査を基に、災害の種類、防災に活用されているインフラの種類、活用の対象分野や機能をまとめた技術報告書。
紹介文
ISO/TR 6030は、仙台防災枠組に記載の主要テーマ20項目を踏まえて、防災に役立つインフラ関連の文書検索結果並びに事例調査の設計及び調査結果を整理、標準化の可能性のある分野についてニーズや期待を特定、防災のためのコミュニティインフラの標準化テーマを検討するための基礎データを提供します。 (要約:防災に役立つインフラ関連の文献や事例を調査・分析し、防災のためのコミュニティインフラの標準化ニーズを明らかにします)
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ISO 21869(ISO/TC45 SC3)
Rubber compounding ingredients -- Magnesium oxide -- Methods of test
ゴム配合剤-酸化マグネシウム-試験の方法発行時期:2022年6月24日
審議団体:(一社)日本ゴム工業会規格概要
ゴム用配合剤―酸化マグネシウム―試験方法
紹介文
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ISO 6709(ISO/TC211 WG9)
Standard representation of geographic point location by coordinates
発行時期:2022年秋
審議団体:公益財団法人 日本測量調査技術協会規格概要
ISO 6709(座標による地理的位置の標準表記法)は、経緯度や⾼度など座標値による地理的位置を表現するための規格。初版はISO/IEC JTC1/SC32の所管だったが、2001年にISO/TC 211に移管され、後に内容を⼤幅に拡張した第2版ISO6709:2008が制定。
【規格の経緯】
・2017年9月のSR投票時に、日本を含む4カ国(英、南ア、ノルウェー)が「改正」に投票。紹介文
1983年に初版が発行されたISO 6709は、緯度と経度、および任意で高さや深さ(地表または地下)の表現について規定しています。改訂版では、この規格を拡張し、1つまたは複数の座標参照系で定義された他の座標タイプおよびそれらの座標に関連付けられる時間の表現をサポートしています。拡張された参照系識別を含む電子データ交換のためのテキスト文字列エンコーディングは、座標が要求される位置を明確に表すことを保証します。以前の版と同様に、人間が読める表記法も定義されている。
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ISO 24639(ISO/TC202 SC3)
Microbeam analysis — Analytical electron microscopy — Calibration procedure of energy scale for elemental analysis by electron energy loss spectroscopy
発行時期:2022年7月
審議団体:表面化学分析技術国際標準化委員会規格概要
透過電子顕微鏡や走査透過電子顕微鏡によるエネルギー損失分光分析において、エネルギーステップとエネルギースケールの校正方法について規定する。
紹介文
電子線エネルギー損失分光分析法は透過電子顕微鏡や走査透過電子顕微鏡に装着し元素同定や化学結合状態分析する手法で、本規格はエネルギー損失スペクトルのエネルギーステップとエネルギースケールの校正方法について規定するものである。
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ISO 15750-3(ISO/TC122 SC3)
Packaging -- Steel drums -- Part 3: Inserted flange-type closure systems
包装-スチールドラム-第3部:フランジ挿入タイプの閉鎖システム発行時期:2022年5月20日
審議団体:ドラム缶工業会規格概要
鋼製ドラム用口金
紹介文
鋼製ドラム用口金を改定しました。JIS Z 1604:2017の改定をISOに取り込んだもので、日本で使われているtype Cに関わる部分です。
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ISO 24571(ISO/TC249)
伝統的中国医療 – 鍼電極低周波治療器の基礎安全及び基本性能に関する一般要求事項
発行時期:2022年6月
審議団体:日本東洋医学サミット会議規格概要
本国際規格は、用語、規格、技術的パラメータ、基本電子回路、物質特性、生物学的要件、包装、表示を含む鍼電極刺激装置の安全性と基本性能の要件を規定する。
紹介文
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ISO 24461(ISO/TC38)
Textiles — Anti-mosquito performance test method using the attractive blood feeding apparatus
発行時期:2022年6月15日
審議団体:(一社)繊維評価技術協議会規格概要
ヒト又は動物を吸血源に用いない「誘引吸血装置法」による防蚊性試験方法
紹介文
日本化学繊維協会では、ヒト又は動物を吸血源に用いない防蚊性試験方法として「誘引吸血装置法」を開発し、2018年12月に「JIS L1950-1生地の防蚊性試験方法-第1 部:誘引吸血装置法」を制定しました。その後「誘引吸血装置法」の国際標準化にも取組み、この度ISO 24461として発行されました。
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ISO 11296-9(ISO/TC138 SC8)
Plastics piping systems for renovation of underground non-pressure drainage and sewerage networks — Part 9: Lining with a rigidly anchored plastics inner layer
非加圧地下排水及び下水網の修復用プラスチック配管システム - 第9部 堅固に固定されたプラスチックの内層によるライニング発行時期:2022年
審議団体:日本プラスチック工業連盟規格概要
老朽化した非加圧用排水あるいは下水管の内層に配置したプラスチック管が、既設管との隙間に充填した充填材に堅固にアンカー固定された管更生工法
紹介文
欧米などの諸外国では、グラウトを用いる配管システムの更生工法の実績が増えてきており、その施工性および品質管理などに関する基準作りが進められてきている。一方、Rigidly Anchored Plastics inner Layer(RAPL)工法による配管システムの更生は、日本国内で多くの実績がある一方、ISOのような国際的な統一規格がないため、本技術による世界市場への参入が遅れていた。このため、我が国の提案により、ISO規格の開発を進め、本ISO規格(ISO 11296-9)の制定により、我が国の技術の世界市場への参入や日本の産業発展に寄与することが期待される。
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ISO/IEC 23941(JTC1)
Information technology -- Automatic identification and data capture techniques -- Rectangular Micro QR Code (rMQR) bar code symbology specification
情報技術-自動識別及びデータ収集技法-長方形マイクロQRコード(rMQR)バーコードシンボル仕様発行時期:2022年5月20日
審議団体:一般社団法人情報処理学会/一般社団法人電子情報技術産業協会規格概要
ISO / IEC 18004で定義するMicro QRコードの長方形形状のバリエーションをRectangular Micro QR(rMQR)として定義し、そのシンボル特性、データ文字エンコーディング方式、シンボルフォーマット、寸法特性、エラー訂正ルール、リファレンスデコーディングアルゴリズム、生産品質要件、ユーザ選択可能なアプリケーションパラメータを規定する。
紹介文
本規格を参照することで、“自動車部品への直接印字、電子部品の製品パッケージングへの印字、化粧品、タバコ、酒類、OTC薬などへの二次元コードの印字において、高さ寸法が制限されるマーキング環境で長方形の印字スペースに効率よく印字することを実現できる。
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ISO/IEC 24458(JTC1)
Information technology ― Automatic identification and data capture techniques ― Bar code printer and bar code reader performance testing specification
情報技術-自動識別およびデータキャプチャ技術-バーコードプリンターおよびバーコードリーダーのパフォーマンス試験仕様発行時期:2022年5月5日
審議団体:一般社団法人情報処理学会/一般社団法人電子情報技術産業協会規格概要
バーコードプリンタ及びバーコードリーダの性能評価項目、評価方法、標準画像、テストチャート及び評価基準を提供する。
紹介文
本規格を参照することで、“性能評価用の共通のものさし”が提供され、この規格の特徴である“個別性能評価項目のランク付け”によって、ユーザが求める性能にマッチした製品を探し易くすること共に、国内市場における“安かろう”“悪かろう”といった製品の流通抑制も実現できる。
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ISO/TS 24159(ISO/TC 297)
廃棄物収集輸送車 - 手積式後部積込式収集輸送車の安全
発行時期:2022年7月
審議団体:環境省 環境再生資源循環局総務課 循環型社会推進室規格概要
手積式後部積込式収集輸送車のオペレーターの安全を確保するための一般的な要件、推奨事項、および事例を提供するもの。
紹介文
TC297においては、廃棄物分野における我が国の優れた技術やノウハウを国際標準規格へ反映することを目指し、国際標準化を戦略的に推進することで、今後の我が国循環産業の国際競争力強化につなげることを目的としています。また、本活動を通じて、我が国経済とつながりの深いアジア地域各国との連携を強化し、同地域の環境問題の解決に貢献してまいります。
都市化によるごみ排出量の増加により、収集システムの拡充が求められるアジア諸国において、日本のごみ収集車の参入が見込まれる中、日本企業の市場環境整備のため、必要な国際標準化を進めてまいります。 -
ISO 24160(ISO/TC 297)
廃棄物収集輸送車 - 臭気と汚水の防止および管理
発行時期:2022年7月
審議団体:環境省 環境再生資源循環局総務課 循環型社会推進室規格概要
廃棄物による臭気や汚水の漏洩を防止・管理することが求められている場合において、収集輸送中の廃棄物から発生する臭気の拡散や汚水の漏洩を防止するための方法等を規定するもの。
紹介文
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ISO 23515(ISO/TC79 SC11)
Titanium and titanium alloys -- Designation system
チタンおよびチタン合金-指定システム発行時期:2022年4月15日
審議団体:(一社)日本チタン協会規格概要
純チタン及びチタン合金の呼称体系
紹介文
不純物元素量をコントロールした純チタン材料と、特殊性能を具備させるために各種合金元素を添加したチタン合金の呼称体系(ネーミング)を規定した規格
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ISO 23835(ISO/TC20 SC14)
Space Systems -- Mechanism design and verification
宇宙システムーメカニズムの設計と検証発行時期:2022年4月20日
審議団体:(一社)日本航空宇宙工業会規格概要
本書は、宇宙機及びペイロードに搭載される全ての宇宙用機構について、ミッションの要求性能を満たすための設計、材料選定、特性評価、製作、試験及び検査に関する要求事項を定める。本書は、エンジン及び熱防護システムを除き、ミッションの全段階において宇宙機に使用される全ての可動機構に適用される。(本書は、使い捨てロケット及び再使用型ロケットに搭載される機構に対する要求事項は対象としていない。本書に記載された要求事項をロケット機構に適用するかどうかは、個々のロケットプロジェクトに委ねられる。)
紹介文
宇宙機やそのペイロードにとって、機構は重要な要素です。機構の故障は、有人宇宙システムでは人命の損失、無人宇宙システムでは計画したミッションの遂行に支障をきたす可能性があります。
この文書の目的は、機構に関する一般的な要求事項を確立することです。各国の宇宙産業界による機構開発のアプローチの違いを考慮し、技術的な障壁を解決するための努力の重複を最小化するために必要な統一的な要求事項を規定しています。 -
ISO 5712(ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) — Method for measuring the power generation characteristics of piezoelectric resonant devices for stand-alone power sources
発行時期:2022年5月12日
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
独立型電源用圧電共振素子の発電特性測定方法
紹介文
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IEC/TS 62933-2-2(IEC/TC120)
Electric Energy Storage Systems - Part 2-2: Unit parameters and testing methods - Application and performance testing
化学電池をエネルギー源とする電気エネルギー貯蔵システムの用途と性能試験発行時期:2022年7月
審議団体:一般社団法人 電気学会規格概要
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紹介文
周波数制御、電圧変動対応、無効電力制御、ピークカット、再生エネルギー変動対応、バックアップ、単独運転などの用途別に、エネルギー貯蔵システムの試験法について記述した国際規格(技術仕様書)
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IEC 62631-2-2(IEC/TC112)
Dielectric and resistive properties of solid insulating materials - Part 2-2: Relative permittivity and dissipation factor - High frequencies (1 MHz to 300 MHz) - AC methods
固体絶縁材料の誘電特性及び抵抗特性-第2-2部:比誘電率及び散逸率-高周波(1 MHzから300 MHz)-AC方式発行時期:2022年4月7日
審議団体:一般社団法人 電気学会規格概要
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紹介文
1 MHz~300 MHzの範囲の周波数領域における固体絶縁材料の比誘電率と誘電正接の測定は、用いる電極の構成及び電極治具とそれを接続するためのリード線の複合的なインピーダンスの影響を強く受ける。本規格はそれらの影響を取り除いた真の値を得るための測定方法を規定している。
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ISO/IEC 20071-5(JTC1 SC35)
Information technology — User interface component accessibility — Part 5: Accessible user interfaces for accessibility settings on information devices
発行時期:2022年5月〜8月
審議団体:JBMIA規格概要
この文書は,情報機器のアクセシビリティ機能を起動・設定するためのユーザインタフェースをアクセシブルにする要求及び推奨事項を規定する規格であり,現行のISO/IEC 24786:2009(JIS X 8341-7:2011)を最新技術に対応させるために改訂するものである。
紹介文
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ISO 18752(ISO/TC45 SC1)
Rubber hoses and hose assemblies — Wire- or textile-reinforced hydraulic single-pressure types for oil-based or water-based fluids — Specification
ゴムホース及びホースアセンブリ―シングル液圧用鋼線又は繊維補強タイプ―仕様発行時期:2022年4月
審議団体:(一社)日本ゴム工業会規格概要
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紹介文
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ISO 230-12(ISO/TC 39 SC2)
工作機械試験方法通則―第12部:工作精度試験
発行時期:2022年3月予定
審議団体:(一社)日本工作機械工業会規格概要
この規格は、工作機械全体を対象とした、工作精度試験方法について規定したものである。
紹介文
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ISO 17584(ISO/TC86 SC8)
Refrigerant properties
発行時期:2022年3月
審議団体:公益社団法人日本冷凍空調学会規格概要
新冷媒の熱力学的物性
紹介文
温暖化対策として提案されている新規低GWP冷媒の熱物性国際標準式を、日本から参加の委員が中心的に関与し、ISO 17584を改定した。
これらの標準式による精度の高い熱物性計算により、冷媒の低GWP化が推進されるとともに、空調機器の性能向上にもつながり、気候変動問題への貢献が期待される。 -
ISO 23730(ISO/TC8 SC13)
Marine technology — Marine environment impact assessment (MEIA) — General technical requirements
発行時期:2022年4月
審議団体:一般社団法人 日本船舶技術研究協会規格概要
海底の探及び利用に係る海洋環境影響評価に関する技術的基本的要求事項を規定する。
紹介文
このISO規格は、内閣府の第一次SIP(創造的印―ベーションプロジェクト)の中の「海のジパング計画」の一環として開発が推進された。
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ISO 21395-2(ISO/TC172 SC3)
Optics and photonics -- Test method for refractive index of optical glasses -- Part 2: V-block refractometer method
光学及びフォトニクス-光学ガラスの屈折率の試験方法-第2部:Vブロック屈折計法発行時期:2022年2月22日
審議団体:一般社団法人日本光学硝子工業会(JOGMA)規格概要
本規格は日本産業規格JIS B 7071-2(光学ガラスの屈折率測定方法-第2部:Vブロック法)に基づき、光学ガラスのVブロックによる屈折率測定方法を規定したものである。
紹介文
レンズ等の光学素子を設計する上でとても重要なものである屈折率を、V-ブロックを利用して測定する方法を制定した規格です。現在規格群の充実のため、JIS、ISOとも他の方法を規格化に向けてすすめております。
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ISO 9802(ISO/TC172 SC3)
Optics and photonics — Raw optical glass — Vocabulary
光学及びフォトニクス―光学ガラス用語発行時期:2022年6月
審議団体:一般社団法人日本光学硝子工業会(JOGMA)規格概要
本規格は未加工の光学ガラスおよび製造プロセスに関連する用語を規定したものである。
紹介文
光学ガラスとその製造プロセスに関する用語の定義をまとめた規格になります。光学ガラス関連の他の規格に基づいており、用語集としてご活用いただけます。
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ISO 20672(ISO/TC8 SC6)
Ships and marine technology -- Rate of turn indicators
船舶及び海洋工学-ターンインジケータの速度発行時期:2022年2月23日
審議団体:(一財)日本船舶技術研究協会規格概要
1974年SOLAS条約2000年改正第V章第19規則2.9.1で要求される回頭角速度計の構造、性能要求事項、試験方法及び必要とされる試験結果について取り纏めたもの。
紹介文
船内各機器とのインターフェース要件(IEC 61162-1、IEC 61162-2 、IEC 61162-450で規定されている要件)を取り入れることを目的として、改訂を行った。
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ISO 20673(ISO/TC8 SC6)
Ships and marine technology — Electric rudder angle indicators
船舶及び海洋工学-電気だ角計発行時期:2022年3月
審議団体:(一財)日本船舶技術研究協会規格概要
1974年SOLAS条約2000年改正第V章第19規則2.5.4で要求される舵角指示器の構造、性能要求事項、試験方法及び必要とされる試験結果について取り纏めたもの。
紹介文
船内各機器とのインターフェース要件(IEC 61162-1、IEC 61162-2 、IEC 61162-450で規定されている要件)を取り入れることを目的として、改訂を行った。
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ISO 22555(ISO/TC8 SC6)
Ships and marine technology -- Propeller pitch indicators
船舶及び海洋工学-プロペラピッチ指示計発行時期:2022年2月22日
審議団体:(一財)日本船舶技術研究協会規格概要
1974年SOLAS条約2000年改正第V章第19規則2.5.4で要求されるプロペラピッチ表示器の構造、性能要求事項、試験方法及び必要とされる試験結果について取り纏めたもの。
紹介文
船内各機器とのインターフェース要件(IEC 61162-1、IEC 61162-2 、IEC 61162-450で規定されている要件)を取り入れることを目的として、改訂を行った。
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ISO 11606(ISO/TC8 SC6)
Ships and marine technology — Marine electromagnetic compasses
船舶及び海洋技術-船舶用電子磁気コンパス発行時期:2022年3月
審議団体:(一財)日本船舶技術研究協会規格概要
1974年SOLAS条約第V章及び高速船の安全に関する国際規則(HSCコード)により要求される操舵用並びに方位測定用又はそれらのいずれかに供する船用電子磁気コンパスの構造及び性能についての一般要件、型式検査及び個別検査について取り纏めたもの。
紹介文
船内各機器とのインターフェース要件(IEC 61162-1、IEC 61162-2 、IEC 61162-450で規定されている要件)を取り入れることを目的として、改訂を行った。
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ISO 20126(ISO/TC106 SC7)
Dentistry -- Manual toothbrushes -- General requirements and test methods
歯科-手動歯ブラシ-一般要求事項及び試験方法発行時期:2022年3月
審議団体:日本歯科材料器械研究協議会規格概要
手用歯ブラシの使用時の安全性を高めるために、手用歯ブラシの物理的性質に対する要求事項及び試験方法を規定している。
紹介文
現行規格には、口腔粘膜の損傷を予防するための刷毛の毛先丸め加工に関する規定がないため、追加した。
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ISO 23703(ISO/TC202 WG9)
Microbeam analysis — Guidelines for misorientation analysis to assess mechanical damage of austenitic stainless steel by electron backscatter diffraction (EBSD)
発行時期:2022年1月21日
審議団体:表面化学分析技術国際標準化委員会(JSCA)規格概要
オーステナイト系ステンレス鋼の疲労、クリープ、塑性ひずみなの損傷量を推定するために、EBSDを用いた結晶方位差の解析を活用できる。その方位差解析のためのガイドライン
紹介文
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ISO 24487-1(ISO/TC130)
Graphic technology -- Processless lithographic plates -- Part 1: Evaluation methods for characteristics and performance
グラフィックテクノロジー-プロセスレス平版-第1部:特性と性能の評価方法発行時期:2021年11月12日
審議団体:特定非営利活動法人 日本印刷産業技術標準化推進協議会規格概要
現像工程を不要とする無処理刷版の特徴である機上現像性等について、その性能評価方法を規定。
紹介文
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ISO 18319-2(ISO/TC71 SC6)
Fibre reinforced polymer (FRP) reinforcement for concrete structures -- Part 2: Specifications of CFRP strips
発行時期:2022年1月
審議団体:公益社団法人日本コンクリート工学会規格概要
本ISは、コンクリート補強用CFRP帯板材の規格を規定したもので、寸法、引張強度特性値、ヤング率特性値などが規定されている。
紹介文
コンクリートの補強に用いられる炭素繊維強化プラスチック(CFRP)帯板材は、コンクリート構造物の桁・梁や床版のたわみ防止、剛性、強度の向上を目的として、主として既存構造の補修補強に用いられています。しかし、設計などに用いる引張強度などの特性値の表記はメーカー毎に異なり、特に、海外製品と日本製品を比較すると、性能はよくてもカタログ上特性値が小さい場合などがありました。そこで、JIS K 7097 一方向炭素繊維強化プラスチック帯板材に規定される項目を基にして、CFRP帯板材の特性値の算出方法を規定したISOを制定しました。
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IEC 60050-815 Ed.3(IEC/TC90 WG1)
INTERNATIONAL ELECTROTECHNICAL VOCABULARY –
Part 815: Superconductivity
国際電気技術用語集-第815部:超電導発行時期:2022年1月
審議団体:一般社団法人 日本電線工業会規格概要
この規格は、超電導関連の用語について規定する。
紹介文
この規格は、超電導関連の一般的な用語について規定するものです。
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IEC 60286-3-3(IEC/TC40)
Packaging of components for automatic handling - Part 3-3: Packaging of surface mount components on continuous paper tapes for Auto Loading Feeder
自動取扱いのための部品の包装-第3-3部:自動ローディングフィーダー用の連続紙テープへの表面実装部品の包装発行時期:2021年10月22日
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
オートローディングフィーダ対応の紙テーピング仕様に関する技術報告書
紹介文
当技術報告書は、電子部品の自動補給を実現するオートローディングフィーダに適した紙テーピング仕様を、部品・素材メーカーと実装機メーカー各社が協議して取り決めた結果と現状の課題をその経緯を含めてまとめた内容となっている。
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IEC 60286-3-4(IEC/TC40)
Packaging of components for automatic handling - Part 3-4: Packaging of surface mount components on continuous embossed tapes for Auto Loading Feeder
自動取扱いのための部品の包装-第3-4部:自動ローディングフィーダー用の連続エンボステープへの表面実装コンポーネントのパッケージング発行時期:2021年10月22日
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
オートローディングフィーダ対応のエンボステーピング仕様に関する技術報告書
紹介文
当技術報告書は、電子部品の自動補給を実現するオートローディングフィーダに適したエンボステーピング仕様を、部品・素材メーカーと実装機メーカー各社が協議して取り決めた結果と現状の課題をその経緯を含めてまとめた内容となっている。
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ISO 23419(ISO/TC249)
顆粒製剤の製造工程と品質管理要件
発行時期:2022年1月
審議団体:日本東洋医学サミット会議規格概要
漢方薬等の伝統薬の顆粒製造に関する一般的な要求事項、並びに各工程で最適化して管理すべきパラメータ(Critical Parameters)を特定することにより、再現性の良い製品の製造技術を普及する。
紹介文
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ISO/TR 11843-8(ISO/TC69 SC6)
Capability of detection -- Part 8: Guidance for the implementation of the ISO 11843 series
測定方法の検出能力-第8部:ISO11843シリーズの実装に関するガイダンス発行時期:2021年11月22日
審議団体:日本規格協会規格概要
ISO 11843シリーズの本題である検出可能な最小量の概念を、計測に携わる分析者が実際に使えるための平易な解説を提供することを目的とする。このシリーズは数式を用いて統計学的に記述されているので、物理、化学、生物、農学、薬学などを専門とする現場の分析者には難解であるため、本規格は、実例を示して、統計理論の実際の使い方を解説する。
紹介文
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IEC 61788-22-2 Ed.1.0(IEC/TC90 WG14)
Normal state resistance and critical current measurement - High-Tc Josephson junction
通常状態の抵抗と臨界電流の測定-高Tcジョセフソン接合発行時期:2021年10月21日
審議団体:一般社団法人 日本電線工業会規格概要
この規格は,超電導ジョセフション素子の電流密度測定方法について規定する。
紹介文
この規格は,超電導ジョセフション素子の抵抗と電流密度の測定方法について規定するものです。
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IEC 63277(IEC/PC126)
Binary power generation systems with capacity less than 100 kW - Performance test methods
容量が100kW未満のバイナリ発電システム-性能試験方法発行時期:2021年11月10日
審議団体:日本規格協会規格概要
バイナリー発電システムの適正、かつ合理的な性能測定方法を定める。具体的には、発電効率が推定できる正規化された条件となる熱源条件(温度・流量)、冷却条件(温度・流量)を規定して定格値が求められるよう規定する。
紹介文
工場廃熱や温泉など100℃未満の未利用熱エネルギーを利用して、沸点の低い作動媒体を加熱・蒸発させて発電機を作動させる中小型発電領域における性能測定方法をIEC規格化した。この規格開発により、正当かつ客観的な評価が加わることで、選択基準がより妥当なものとなる。
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ISO 4674-2(ISO/TC45 SC4)
Rubber- or plastics-coated fabrics -- Determination of tear resistance -- Part 2: Ballistic pendulum method
ゴム又はプラスチック引布-引裂強さの求め方-第2部:弾道振り子法発行時期:2021年10月5日
審議団体:(一社)日本ゴム工業会規格概要
ゴム又はプラスチック引布―引裂抵抗の求め方―第2部:バリスティックペンデュラム法
紹介文
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ISO 23840(ISO/TC131 SC8)
Water hydraulics — Water-hydraulic pumps — Methods of testing and representing basic steady-state performance
発行時期:2021年11月16日
審議団体:(一社)日本フルードパワー工業会規格概要
水圧システムで使用される容積式水圧ポンプの、試験方法及び性能・効率を決定する方法についての規定
紹介文
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ISO/TS 20791-2(ISO/TC42)
Photography -- Photographic reflection prints -- Part 2: Evaluation of colour variation in printing
写真-写真反射プリント-第2部:印刷における色の変化の評価発行時期:2021年10月20日
審議団体: 写真感光材料工業会(主務団体)
電子情報技術産業協会
ビジネス機械・情報システム産業協会規格概要
写真反射プリントの連続プリント時、再プリント時、割り付けたページ間の色変動を評価する方法を規定するもの。
紹介文
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ISO 23508(ISO/TC45 SC3)
Solution-polymerized SBR — Evaluation methods of viscoelastic properties
溶液重合SBR―粘弾性評価法発行時期:2021年11月1日
審議団体:(一社)日本ゴム工業会規格概要
日本のタイヤメーカーが先進的に取入れた、低燃費タイヤの素材となる溶液重合SBRについての評価方法である。低燃費を訴求するタイヤ製品において、この素材の使用は、既に世界的に主流となっているが、素材の名称のみではなく、低燃費性能を確認する上で重要な評価方法である。
紹介文
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ISO 22496(ISO/TC162)
Windows and pedestrian doors -- Vocabulary
窓と歩行者用ドア-用語発行時期:2021年10月6日
審議団体:一般社団法人日本サッシ協会規格概要
窓とドアに関する用語規格をPWI提案後、欧州各国の要望により既存のEN規格をドラフトとして登録してからWG3にて開発が始まりました。日本がCVかつPLとなり、Global relevance policyに乗っ取らない用語は削除したりAppendixへの移動で合意しました。また、EN以外の国で用いる用語をadmitted term として追加するなどを経て発行まで至ることが出来ました。
紹介文
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ISO 10303-59(ISO/TC184 SC4)
Industrial automation systems and integration -- Product data representation and exchange -- Part 59: Integrated generic resource: Quality of product shape data
産業オートメーションシステム及びその統合-製品データの表現及び交換-第59部:統合包括リソース-製品形状データの品質発行時期:2021年9月7日
審議団体:(一財)製造科学技術センター規格概要
“製品データの信頼性”という観点で、同一性検証と並ぶ産業界の大きな要請は、“PDQ: Product Data Quality(製品データ品質)の確保”である。
PDQ規格は日本が世界の自動車業界、航空業界の要請を基に、2005年から2012年の間にUS, UK, France, Germany, Korea, Norwayなどの協力も得て開発され、ISO 10303-59 ed1(形状データ品質)およびed2(非形状データ品質)は自動車、航空業界の共通規格であるAP242で使用されている。
製造業のデータ品質規格に関する主要な要求は形状データ品質なので有効活用されているが、本報告の
ISO 10303-59 ed3は、製造業にとって形状以外で重要なGD&T(Geometric Dimensioning & Tolerance)データ品質、アセンブリデータ品質などを加えた、解析・加工・製造・保守(下流工程)での製品品質に焦点を当てた規格である。紹介文
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ISO 23129(ISO/TC20 SC14)
Space systems — Thermal control coatings for spacecraft — Atomic oxygen protective coatings on polyimide film
発行時期:2021年9月
審議団体:(一社)日本航空宇宙工業会規格概要
衛星の外壁に装着する熱制御フィルムに塗布することで、耐原子状酸素性を付与させる各種コーティング(SiOx, ITO, Ge, SQ)の材料規格。特性要求、試験要求、各コーティングの特徴及び適用ガイドラインを規定する。
紹介文
衛星の外壁に装着する熱制御フィルムに塗布することで、耐原子状酸素性を付与させる各種コーティング(SiOx, ITO, Ge, SQ)の材料規格。特性要求、試験要求、各コーティングの特徴及び適用ガイドラインを規定する。
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ISO 23456-1(ISO/TC159 SC5)
Dynamic signs in physical environments -- Part 1: General requirements
物理環境における動的サイン-第1部:一般要求事項発行時期:2021年9月14日
審議団体:JENC規格概要
動的な誘導、警告情報の提示技術であるダイナミック・サインの視認性、安全性、アクセシビリティに関する人間工学的要件を規定するための概論
紹介文
現在世界各国で実用化が進んでいるダイナミック・サインを、だれもが見やすく、安全にデザインするための国際規格制定を目指して、国内外関係者らとともに議論を進めてきたものがこのたびリリースされました。タイトルの通り、これは傘構造をなす規格シリーズのトップに相当するものであり、今後個別規格としてより具体的な規格の策定に挑戦していく次第です。
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ISO 23737(ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Methods for evaluating wear and friction characteristics of fine ceramic thin films under dry and humid conditions
ファインセラミック(アドバンスドセラミック,アドバンストテクニカルセラミック)-乾燥および湿潤条件下でのファインセラミック薄膜の摩耗および摩擦特性を評価する方法発行時期:2021年8月24日
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
ファインセラミック(アドバンスドセラミック,アドバンストテクニカルセラミック)-乾燥および湿潤条件下でのファインセラミック薄膜の摩耗および摩擦特性を評価する方法
紹介文
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ISO 19916-3(ISO/TC160 SC1)
Glass in building — Vacuum insulating glass — Part 3: Test methods for evaluation of performance under temperature differences
発行時期:2021年9月
審議団体:板硝子協会規格概要
真空ガラスの両面に温度差が生じた時の挙動に関する試験方法を規定。
紹介文
断熱窓ガラスとして使用される真空ガラスについて、室内外の温度差により発生する応力による破損の有無を調べる試験方法を規定した。
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ISO/TS 23764(ISO/TC205)
Methodology for achieving non-residential zero-energy buildings (ZEBs)
非住宅用ゼロエネルギービル(ZEB)を実現するための方法論発行時期:2021年9月24日
審議団体:一般社団法人 建築・住宅国際機構(IIBH)規格概要
このTSは、(net)ZEBを実現するための段階的なアプローチについて記述しており、実践的なZEBへのアプローチ手法を提案するとともに、部材・設備機器選定、取付施工、運用、管理のそれぞれのプロセスにおいて考慮すべきことを明示し、正しく(net)ZEBを実現するための基本的な事柄について概説する。
紹介文
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ISO/TR 27877(ISO/TC69 SC6)
Statistical analysis for evaluating the precision of binary measurement methods and their results
発行時期:2021年9月
審議団体:一般財団法人日本規格協会規格概要
ISO 5725シリーズでは、試験所間比較試験結果の統計的手法が述べられているが、測定結果が計量値(通常の数値データ)である場合のみを扱っている。一方で、TC 34(食品)やTC 147(水質)など複数のTCにおいて、近年測定結果が2値となるケースについて、統計的な議論が行われている。2値データを取り扱う既存手法は複数あるものの、各手法を概観し比較されることがこれまでなかったため、2値データを取り扱う既存手法の理論の概要と適応例を取りまとめ、ガイダンス文章とした。
紹介文
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ISO 10360-13(ISO/TC213)
Geometrical product specifications (GPS) -- Acceptance and reverification tests for coordinate measuring systems (CMS) -- Part 13: Optical 3D CMS
製品の幾何特性仕様(GPS)-三次元座標測定機(CMM)の受入、及び定期試験- 第13部:オプティカル3DCMS発行時期:2021年9月9日
審議団体:一般財団法人日本規格協会規格概要
光学式座標測定機は、同時に数百万点を測定することができるため、従来の座標測定機と置き換えることができれば、検査のスループットを大きく向上させることができる。また、樹脂などの柔軟な素材の表面を測定することができる。しかし、光学式座標測定機の受入検査及び定期検査の規格はこれまで制定されていなかった。また、光学式座標測定機の構造が従来の直交型座標測定機と異なるため、直交型座標測定機を前提とした受入検査規格(ISO 10360-2)を適用することも困難である。そのため、光学式座標測定機の受入検査及び定期検査の規格の開発がすすめられた。
紹介文
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ISO 23641(ISO/TC45 SC4)
Flexible cellular polymeric materials -- Determination of antibacterial effectiveness
柔軟な細胞高分子材料-抗菌効果の決定発行時期:2021年9月9日
審議団体:(一社)日本ゴム工業会規格概要
軟質発泡材料―抗菌効果の求め方
紹介文
キッチン用スポンジやマットレスなど寝具のクッション材や玩具などにも広く使われている軟質ポリウレタンフォームは、使用中に菌を増殖しやすいという衛生面での課題を有しており、近年の清潔志向の高まりから、日本はその抗菌処理技術を向上してきた。しかしながら、近年流通している、特に安価な海外からの輸入品については、抗菌性について性能が疑わしいものも多く、衛生面での性能に不安がある。このため、この分野でトップレベルにある我が国が主導して、抗菌性の求め方のISO規格を制定した。
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ISO 6450(ISO/TC45 SC4)
Rubber- or plastics-coated fabrics -- Determination of resistance to liquids
ゴム又はプラスチック被覆織物発行時期:2021年9月15日
審議団体:(一社)日本ゴム工業会規格概要
ゴム又はプラスチック引布―耐液性の求め方
紹介文
テント用材やスタジアムの天井材、自動車や鉄道車両の幌などに使用される引布に燃料油などの液体が付着した際の耐浸漬性を評価する方法だが、実際に発生する片面からの浸漬を評価する方法は、JIS K6404-3で規定されているが、ISO規格にはなかったため、現実により近い状況での耐液性の求め方を我が国が主導して、B法として追加した。
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ISO 23731(ISO/TC8 SC13)
Marine technology -- Marine environment impact assessment (MEIA) -- Performance specification for in situ image-based surveys in deep seafloor environments
海洋技術-海洋環境影響評価(MEIA)-深海底環境における現場画像ベースの調査の性能仕様発行時期:2021年7月27日
審議団体:日本船舶技術研究協会
海洋研究開発機構規格概要
海洋環境影響評価のための、深海底の長期画像観測方法を規定する。
紹介文
内閣府の第1期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の次世代海洋資源調査技術での一環として、JAMSTECが開発した海底画像観察技術(江戸っ子1号)を国際標準化した。
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ISO 23732(ISO/TC8 SC13)
Marine technology -- Marine environment impact assessment (MEIA) -- General protocol for observation of meiofaunal community
海洋技術-海洋環境影響評価(MEIA)-meiofaunalコミュニティの観察のための一般的なプロトコル発行時期:2021年7月27日
審議団体:日本船舶技術研究協会
海洋研究開発機構
株式会社テクノスルガ・ラボ規格概要
小型底生生物を指標とした海洋環境影響評価のための、メタゲノミクス及び画像解析を統合した鑑定・分類・解析方法を規定する。
紹介文
内閣府の第1期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の次世代海洋資源調査技術での一環として、JAMSTECがメタゲノミクス及び画像解析を統合し開発した小型底生生物群集解析方法を国際標準化した。
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ISO 23734(ISO/TC8 SC13)
Marine technology -- Marine environment impact assessment (MEIA) -- On-board bioassay to monitor seawater quality using delayed fluorescence of microalga
海洋技術-海洋環境影響評価(MEIA)-微細藻類の遅延蛍光を使用して海水の水質を監視するためのオンボードバイオアッセイ発行時期:2021年7月27日
審議団体:日本船舶技術研究協会
海洋研究開発機構
国立環境研究所規格概要
海底鉱物資源を海洋表層に揚鉱する際に、周辺海域への漏洩に伴う生態影響を海産試験生物の遅延蛍光計測により評価する洋上バイオアッセイ法を規定する。
紹介文
内閣府の第1期戦略的イノベーションプログラム(SIP)の次世代海洋資源調査技術開発の一環として、国立環境研究所が海洋表層生物への生態影響評価方法を国際標準化した。
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ISO 22753(ISO/TC34 C16 )
Molecular biomarker analysis -- Method for the statistical evaluation of analytical results obtained in testing sub-sampled groups of genetically modified seeds and grains -- General requirements
分子バイオマーカー分析-遺伝子組み換え種子および穀物のサブサンプリングされたグループの試験で得られた分析結果の統計的評価の方法-一般要求事項発行時期:2021年8月27日
審議団体:(独)農林水産消費安全技術センター(FAMIC)規格概要
分子生物学的手法を利用し、検査対象検体からサブサンプリングしたグループにおいて遺伝子組換え作物が含まれているか否かを定性的に検査し、各グループの判定結果から検査対象における遺伝子組換え作物の混入率を統計的に評価する手法について、用語の定義や一般要求事項が記載されています。
紹介文
遺伝子組換え作物の混入率を統計的に評価するための手法に関する規格です。
本規格が発行されることで、国内外における遺伝子組換え食品の表示の信頼性向上につながります。 -
ISO 9982(ISO/TC41 SC1)
Belt drives — Pulleys and V-ribbed belts for industrial applications — PH, PJ, PK, PL and PM profiles: dimensions
発行時期:2021年9月1日
審議団体:ISO/TC 41ベルト国内審議委員会規格概要
工業用プーリ及びVリブドベルトの寸法-PH~PM形
紹介文
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ISO 5287(ISO/TC41 SC1)
Belt drives -- V-belts for the automotive industry -- Fatigue test
ベルト駆動装置-自動車産業用のVベルト-疲労試験発行時期:2021年7月28日
審議団体:ISO/TC 41ベルト国内審議委員会規格概要
自動車用細幅Vベルトの疲労試験
紹介文
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ISO 23629-7(ISO/TC20 SC16)
UAS traffic management (UTM) — Part 7: Data model for spatial data
発行時期:2021年秋
審議団体:(一財)日本規格協会規格概要
ドローンの飛行計画作成および運航管理において関係者で共通に用いられる空間情報に関するデータモデルの標準化
紹介文
本標準は、ドローン運航管理システム(UTM)などで利用される「地理空間情報」の構成と項目のデータモデルを定義した規格です。本標準に従った地理空間情報がシステム実装されることにより、システム間での円滑な情報交換やドローンサービスの効率的開発を推進します。
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IEC 62922(IEC/TC34 SC34A)
Organic light emitting diode (OLED) panels for general lighting - Performance requirements
発行時期:2021年10月1日
審議団体:(一社)日本照明工業会規格概要
一般照明用有機EL(OLED)パネル-性能要求事項の追補1
紹介文
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IEC 61788-23(IEC/TC90 WG4)
Superconductivity - Part 23: Residual resistance ratio measurement - Residual resistance ratio of cavity-grade Nb superconductors
超伝導性-第23部:残留抵抗比の測定-Nb超電導体の残留抵抗比発行時期:2021年8月23日
審議団体:一般社団法人 日本電線工業会規格概要
この規格は、Nb超電導体の残留抵抗比試験方法について規定する。
紹介文
この規格は、Nb超電導体の残留抵抗比試験方法について規定するものです。抵抗比が150以上600以下の高純度ニオブ線を対象としています。
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ISO 22197-4(ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Test method for air-purification performance of semiconducting photocatalytic materials -- Part 4: Removal of formaldehyde
ファインセラミックス(先進セラミックス及び先進技術セラミックス)-光触媒材料の空気浄化性能試験方法-第4部:ホルムアルデヒドの除去発行時期:2021年7月5日
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
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紹介文
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ISO 22197-5(ISO/TC206)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Test method for air-purification performance of semiconducting photocatalytic materials -- Part 5: Removal of methyl mercaptan
ファインセラミックス(先進セラミックス及び先進技術セラミックス)-光触媒材料の空気浄化性能試験方法-第5部:メチルメルカプタンの除去発行時期:2021年7月5日
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
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紹介文
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ISO 22762-5(ISO/TC45 SC4)
Elastomeric seismic-protection isolators — Part 5: Sliding seismic-protection isolators for buildings
発行時期:2021年8月
審議団体:(一社)日本ゴム工業会規格概要
免震用積層ゴム支承―第5部:建築用すべり支承
紹介文
1995年の阪神淡路大震災以降、免震建物の普及が進み、最近は地震による揺れを、滑ることで低減できるすべり支承を免震用積層ゴムと併用し、より揺れの低減効果を増すことを狙う免震構造が増えている。この分野においてトップレベルにある我が国が主導して、ゴム材料を使用しているすべり支承についてのISO規格を制定した。
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ISO/TS 22591(ISO/TC20 SC14)
Space systems -- Space-based services for a high accuracy positioning system with safety requirements
宇宙システム-安全要求事項を備えた高精度測位システムのための宇宙ベースのサービス発行時期:2021年7月22日
審議団体:(一社)日本航空宇宙工業会規格概要
衛星測位システムによる高精度位置情報検出システムの安全要求
紹介文
車両などに搭載する、衛星測位システムを利用した位置情報検出システムに対する安全要求。
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ISO/TS 19850(ISO/TC92 SC1)
Fire tests — method for evaluating the potential use of LED (light emitting diode) as alternative to white light for measuring the smoke density and smoke production rate in fire test
発行時期:2021年7月予定
審議団体:(一社)建築・住宅国際機構規格概要
火災試験時の煙濃度を計測する光源として、伝統的な白色光の代替として使用可能なLEDを検討する為の手法が提示されている。
紹介文
火災試験時の煙濃度を計測する光源として、伝統的な白色光の代替として使用可能なLEDを検討する為の手法が提示されている。具体には、既存の試験規格(ISO 9705-1、ISO 9239等)における手順や、試験結果に関する計算手法等が提示されている。
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ISO 14533-2(ISO/TC154)
Processes, data elements and documents in commerce, industry and administration — Long term signature — Part 2: Profiles for XML Advanced Electronic Signatures (XAdES)
発行時期:2021年8月
審議団体:NPO日本ネットワークセキュリティ協会規格概要
XML署名をベースとしたXML長期署名フォーマットXAdESプロファイル 2nd edition
紹介文
XML署名ベースの長期署名フォーマットXAdESの国際仕様(プロファイル)を日本が主導して更新しました。最新の欧州eIDAS仕様との互換性もまとめコロナ禍にニーズが高まっている電子(デジタル)署名の国際標準規格です。
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ISO 12135(ISO/TC164 SC4)
Metallic materials — Unified method of test for the determination of quasistatic fracture toughness
金属材料-準静的破壊靭性の測定のための試験方法発行時期:2021年7月27日
審議団体:(一財)日本規格協会規格概要
き裂状欠陥を有する部材に外力が加わったときの破壊発生に対する抵抗が「破壊靭性」であり、構造安全性を保証する重要な指標である。破壊靭性の表現には1960年代に欧米で提唱された破壊力学が用いられ、米国では応力拡大係数KとJ積分、英国ではき裂先端開口変位(CTOD)を用いた試験法がそれぞれの提案国、すなわちASTMとBSで独自に規格化されていた。1990年代にASTM、BSとも互いの規格を取り入れた統合規格をそれぞれ独自発行してきたが、本ISO規格は国際協調の下で策定されたK試験、J試験およびCTOD試験を統合した破壊靭性試験法の規定である。
紹介文
米国は1989年にBSのCTOD試験もASTM規格としたが、BSの算定式では低強度材で過大評価との主張から2002年にJ積分から換算する算定式に改変した。以来、定義の異なる2つのCTODが存在し、産業界は混乱を来していた。この問題に対して、(一社)日本溶接協会(JWES)では2006年に研究を開始、CTODの当初概念に米国の主張を調和させた新算定式を提案、2016年のJWES規格化を経て、これをISO提案した。本ISO12135は、当初のCTOD提案国の英国と協力の下、CTOD新算定式を織り込み、国際統一を図るものである。算定式の高精度化により、従来法に比較して低強度側では低い値を与える一方、高強度側ではやや高いCTOD値を与えるため、現在の趨勢である高強度材料の適用拡大への寄与が期待される。
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IEC 61788-17 ED2(IEC/TC90 WG8)
Superconductivity - Part 17: Electronic characteristic measurements - Local critical current density and its distribution in large-area superconducting films
超伝導性-第17部:電子特性計測-大面積超電導薄膜の臨界電流と分布測定法発行時期:2021年4月28日
審議団体:一般社団法人 日本電線工業会規格概要
この規格は、超電導薄膜の電流密度測定方法について規定する。
紹介文
この規格は、超電導薄膜の局所的な電流密度とその分布の測定方法について規定するものです。
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IEC 62282-3-201/AMD1 ED2(IEC/TC105)
Amendment 1 - Fuel cell technologies - Part 3-201: Stationary fuel cell power systems - Performance test methods for small fuel cell power systems
発行時期:2021年12月
審議団体:一般社団法人日本電機工業会(JEMA)規格概要
2017年にEd2.0が発行されたIEC 62282-3-201(小形定置用燃料電池発電システムに対する性能試験方法の規格)に2件の新規項目をまとめた追補(10年後の寿命推定法と電力負荷追従時の性能試験方法)を提案し、今回AMD発行に至った。
紹介文
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ISO 15928-7(ISO/TC59 SC15)
Houses -- Description of performance -- Part 7: Accessibility and usability
家屋-性能の記述-第7部:アクセシビリティとユーザビリティ発行時期:2021年6月28日
審議団体:建築・住宅国際機構規格概要
住宅の持つ基本性能として、使い勝手と安全性とを担保しているかどうかを判断するための記述項目を規定。
紹介文
住宅を作るに当たって、どのような性能が求められるかをシリーズとして作成してきているが、ここでは使い勝手と安全性について、どういう点を考えておくべきかを規定。具体的な数値は各国の事情によって異なるので定めないが、最終的には居住者がそこに住めるように選ばれよう。
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ISO 16337(ISO/TC69 SC8)
Application of statistical and related methods to new technology and product development process -- Robust tolerance design (RTD)
統計的手法および関連手法の新技術および製品開発プロセスへの適用―ロバスト公差設計(RTD)発行時期:2021年4月22日
審議団体:一般財団法人 日本規格協会規格概要
「新技術及び新製品開発プロセスのための統計的方法の活用」の一連の規格群の中で、新製品・新技術を最適化する統計的方法として、2014年に日本提案で制定された「IS0 16336 ロバストパラメータ設計」に続く規格を開発するものである。ISO 16336で新製品の規格の中心値を最適化し、ISO 16337でその許容差を最適化することによって、新製品設計を効率的に推進することができる。
紹介文
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ISO 37167(ISO/TC268 SC1)
Smart community infrastructures — Smart transportation for energy saving operation by intentionally driving slowly
発行時期:2021年7月
審議団体:一般財団法人 日本規格協会規格概要
鉄道、バス/トラック、フェリー等、ダイヤが設定されたサービスにおいて、設定時刻の範囲内で速度を落として運転し、省エネルギーを図る方法について説明
紹介文
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ISO 37169(ISO/TC268 SC1)
Smart community infrastructures — Smart transportation by run-through train/bus operation in/between cities
発行時期:2021年7月
審議団体:一般財団法人 日本規格協会規格概要
都市の発展にともない、輸送力を増強する必要があるとき、新線建設ではなく、既存の線区を直通させることによって輸送力を確保する方法を説明
紹介文
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ISO 19475(ISO/TC171 SC1)
Document management -- Minimum requirements for the storage of documents
文書管理-文書の保管に関する最低限の要求事項発行時期:2021年6月10日
審議団体:公益社団法人 日本文書情報マネジメント協会規格概要
この規格は、組織間の文書情報の受領及び送付において文書情報の信頼性を確保するための施策を規定している
紹介文
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IEC 60384-2(IEC/TC40)
Fixed capacitors for use in electronic equipment - Part 2: Sectional specification - Fixed metallized polyethylene terephthalate film dielectric DC capacitors
電子機器に使用する固定コンデンサ-第2部:品種別通則:固定金属化ポリエチレンテレフタレートフィルム誘電直流コンデンサ発行時期:2021年4月21日
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
固定メタライズドポリエチレンテレフタレートフィルム直流コンデンサSS
紹介文
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IEC/TR 62977-1-31 (IEC/TC110)
Electronic displays - Part 1-31: Generic - Practical information for use of light measuring devices
電子ディスプレイ-第1-31部:一般-光測定装置の使用に関する実用的な情報発行時期:2021年4月26日
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
光測定装置の使用に関する実用的な情報
紹介文
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IEC 62595-2-5(IEC/TC110)
Display lighting unit - Part 2-5: Measurement method for optical quantities of non-planar light sources
ディスプレイライトユニット-第2-5部:非平面光源の光学量の測定方法発行時期:2021年5月21日
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
非平面光源の光学量の測定方法
紹介文
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IEC 60695-11-11(IEC/TC89)
Fire hazard testing - Part 11-11: Test flames - Determination of the characteristic heat flux for ignition from a non-contacting flame source
耐火性試験-第11-11部:試験炎-非接触火炎源からの着火に関する特性熱流速の求め方発行時期:2021年5月27日
審議団体:日本規格協会規格概要
接触しない試験火炎からの熱放射による電気電子製品材料の着火特性を測定する試験方法。発火及び延焼の可能性を定量的に把握することができる。
紹介文
電気電子製品に使用する材料の着火特性を材料に入射する熱流(熱流束)に基づいで把握する試験方法を開発してIEC規格化した。この試験により、電気電子製品の火災原因の究明及び火災の防止低減のための情報を得ることができる。
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IEC/TS 60695-11-40(IEC/TC89)
Test flames - Confirmatory tests - Guidance document
発行時期:2021年6月予定
審議団体:日本規格協会規格概要
電気電子製品用の材料の燃焼性試験に用いる火炎源の大きさを調節する方法(確認試験)の技術的基盤及び情報を与えるガイダンス
紹介文
IEC60695-11-10及び60695-11-20等に使用する試験用火炎の大きさを調節するための確認試験方法に関する技術的基盤情報を与え、その確認試験を実施するためのガイダンスを与える。
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ISO/IEC 23544(JTC1 SC39)
Information Technology -- Data centres -- Application Platform Energy Effectiveness (APEE)
情報技術-データセンター-アプリケーションプラットフォームのエネルギー効率(APEE)発行時期:2021年6月15日
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
本規格では、ITサービスが提供する価値と、その価値を提供するために使用した電力量から、エネルギー効率を算出します。具体的には、構築したアプリケーションプラットフォーム上でベンチマークとなるプログラムを実行し、得られたITサービスの価値をIT機器の消費電力量で割って、エネルギー効率とします。この算出方法に加えて、結果の信頼性を確保するために、電力の測定方法や測定結果の報告方法も規定しています。また本規格は特定のITサービスや分野の測定に縛られているものではなく、将来出てくるサービスにも対応可能なものです。
紹介文
本規格の成立によって、今後爆発的に伸びてくるデータ処理を行うITサービスの省エネルギー化のためにはソフトウェアが重要な要素であると世の中に認知され、省エネルギー化に貢献するソフトウェアの研究開発が進むことが期待されます。
また、ITサービスのアプリケーションプラットフォームを構築する際に、本指標を活用してエネルギー効率を考慮した設計・開発を行うことで、ITサービス、さらにはデータセンタの省エネルギー化につながります。この省エネルギー化が、脱炭素社会の実現に貢献することが期待されます。 -
ISO/TR 20413(ISO/TC92 SC4)
Fire safety engineering — Survey of performance-based safety design practices in different countries
発行時期:2021年6月
審議団体:建築・住宅国際機構規格概要
各国の建築物等の火災安全設計において、性能設計の適用状況を把握するため、対象建物の用途、火災安全対策、法規制システム、設計火源や評価基準、計算手法などについて調査を実施し、その分析結果が取りまとめられている。
紹介文
各国の火災安全設計における性能設計の適用状況に関する調査結果がまとめられている。
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ISO 22927(ISO/TC298)
Rare earth — Packaging and labelling(希土類-包装及び表示)
発行時期:2021年6月
審議団体:一般社団法人 新金属協会規格概要
空気中の水分・炭酸ガスと容易に反応しやすい希土類(レアアース)製品の品質劣化を防ぐため、適切な包装方法を定め、また取扱上の注意表示を定める。
紹介文
当協会で策定した「希土類製品の製造および使用上の注意事項/ガイドライン」をもとに日本から提案し、このたび国際規格となりました。我が国で培われたノウハウが国際標準となり、高度な品質管理が求められる希土類(レアアース)の品質劣化を防ぎます。
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ISO 11199-2(ISO/TC173 WG1)
Walking aids manipulated by both arms -- Requirements and test methods -- Part 2: Rollators
両手操作歩行補助具-要求事項及び試験方法-第2部:歩行車発行時期:2021年8月
審議団体:一般社団法人 日本福祉用具・生活支援用具協会規格概要
歩行車に関する要求事項とその試験方法
歩行車の定義変更及びBackrest強度試験追加に対応する改訂紹介文
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ISO 11403-1(ISO/TC61 SC2)
Plastics -- Acquisition and presentation of comparable multipoint data -- Part 1: Mechanical properties
プラスチック-比較可能マルチポイントデータの収集及び表示-第1部:機械的特性発行時期:2021年6月
審議団体:日本プラスチック工業連盟規格概要
プラスチックの機械的特性比較のためのマルチポイントデータの収集及び表記に関する評価手順
紹介文
2014年に発行された当該ISO規格(第3版)の定期見直しにおいて、日本より記載不備を指摘した。国際会議にて改訂実施を決定し、日本のプロジェクトリーダーを中心に、イニシアチブを取って改訂作業を取進めた。改訂案は最終投票において各国の承認を経て今般発行予定となった。
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ISO 11403-3(ISO/TC61 SC2)
Plastics -- Acquisition and presentation of comparable multipoint data -- Part 3: Environmental influences on properties
プラスチック-比較可能マルチポイントデータの収集及び表示-第3部:特性に対する環境的影響発行時期:2021年6月
審議団体:日本プラスチック工業連盟規格概要
プラスチックの特性比較のためのマルチポイントデータの収集及び表記に対する環境の影響に関する評価手順
紹介文
2014年に発行された当該ISO規格(第3版)の定期見直しにおいて、日本より記載不備を指摘した。国際会議にて改訂実施を決定し、日本のプロジェクトリーダーを中心に、イニシアチブを取って改訂作業を取進めた。改訂案は最終投票において各国の承認を経て今般発行予定となった。
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ISO/TS 23034(ISO/TC229 WG3)
Nanotechnologies — Method to estimate cellular uptake of carbon nanomaterials using optical absorption
発行時期:2021年6月17日
審議団体:産業技術総合研究所規格概要
分光吸収測定を使⽤したカーボンナノ材料の細胞内吸収の定量⽅法
紹介文
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ISO 20468-4(ISO/TC282 SC3)
Guidelines for performance evaluation of treatment technologies for water reuse systems -- Part 4: UV Disinfection
水再利用システムのための処理技術の性能評価の指針-第4部:UV消毒発行時期:2021年5月18日
審議団体:国土交通省水管理・国土保全局下水道部流域管理官付規格概要
代表的処理技術の1つである紫外線消毒技術の性能評価の指標と方法に関するガイドライン
紹介文
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ISO 20468-5(ISO/TC282 SC3)
Guidelines for performance evaluation of treatment technologies for water reuse systems -- Part 5:
水再利用システムにおける処理技術性能評価規格 パート5 膜ろ過発行時期:2021年6月30日予定
審議団体:国土交通省水管理・国土保全局下水道部流域管理官付規格概要
代表的処理技術の1つである膜ろ過技術の性能評価の指標と方法に関するガイドライン
紹介文
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ISO 20468-6(ISO/TC282 SC3)
Guidelines for performance evaluation of treatment technologies for water reuse systems -- Part 6:
水再利用システムにおける処理技術性能評価規格 パート6 イオン交換と電気透析発行時期:2021年6月30日予定
審議団体:国土交通省水管理・国土保全局下水道部流域管理官付規格概要
代表的処理技術の1つであるイオン交換と電気透析技術の性能評価の指標と方法に関するガイドライン
紹介文
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ISO/IEC/TR 24030(JTC1 SC42)
Information technology -- Artificial intelligence (AI) -- Use cases
情報技術-人工知能(AI)-ユースケース発行時期:2021年5月11日
審議団体:情報規格調査会 SC 42専門委員会規格概要
AI(人工知能)を活用したユースケース132件を掲載した技術報告書
紹介文
AIを活用したユースケースを各国から収集し、21分野132件を掲載した技術報告書を発行しました。既にAIに関する標準の検討・分析に利用されており、セキュリティなどの関連分野のTC/SCにもユースケースの情報を提供しています。
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ISO 11199-1(ISO/TC173 WG1)
Walking frames(歩行器)
発行時期:2021年7月
審議団体:一般社団法人 日本福祉用具・生活支援用具協会規格概要
歩行器に対する要求事項とその試験方法
歩行器の定義変更に対応する改訂紹介文
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ISO 8600-8(ISO/TC172 SC5)
Endoscopes — Medical endoscopes and endotherapy devices — Part 8: Particular requirements for capsule endoscopes
発行時期:2021年5月12日
審議団体:日本医用光学機器工業会規格概要
医用カプセル内視鏡の要求事項を規定。
紹介文
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ISO 19749(ISO/TC229)
Nanotechnologies — Measurements of particle size and shape distributions by scanning electron microscopy
発行時期:2021年5月12日(見込み)
審議団体:産業技術総合研究所規格概要
SEMによるナノ物質の粒径と粒度分布計測に関する国際標準
紹介文
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ISO/TS 24082(ISO/TC312)
Service excellence — Designing excellent service to achieve outstanding customer experiences
発行時期:2021年5月~6月
審議団体:一般財団法人 日本規格協会規格概要
この規格は、卓越した顧客体験を実現するエクセレントサービスを設計するための原則及び活動について記載された技術仕様書であり、商業組織、公共サービス、非営利組織など、サービスを提供するすべての組織に適用することができる。
紹介文
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IEC/TS 60034-27-5(IEC/TC2)
Rotating electrical machines - Part 27-5: Off-line measurement of partial discharge inception voltage on winding insulation under repetitive impulse voltage
回転電気機械-第27-5部:繰り返しインパルス電圧下での巻線絶縁の部分放電開始電圧のオフライン測定発行時期:2021年4月7日
審議団体:電気学会規格概要
インバータ駆動モータのIVIC(巻き線絶縁のインパルス電圧絶縁クラス)判定に必要な実用的なPD開始電圧の測定
紹介文
IVICの部分放電測定に関しては、 IEC 60034-18-41に技術的な説明といくつかの測定法が一般的に提供されているが、回転機械の巻線絶縁に特化した実用的な試験ガイダンスのために、オフライン用として本TSが作成された。
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IEC 62282-7-2(IEC/TC 105)
Fuel cell technologies - Part 7-2: Test methods - Single cell and stack performance tests for solid oxide fuel cells (SOFCs)
発行時期:2021年6月
審議団体:一般社団法人日本電機工業会(JEMA)規格概要
2014年にTSとして発行されたIEC TS 62282-7-2(固体酸化物形燃料電池(SOFC)発電システムに用いる単セル及びスタックに対する発電性能試験方法の規格)を、技術的な変更なくISとして提案し、今回IS発行に至った。
紹介文
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ISO 23523(ISO/TC71 SC6 )
Test methods for discrete polymer fibre for fibre-reinforced cementitious composites
繊維強化セメント系複合材料用の離散ポリマー繊維の試験方法発行時期:2021年3月5日
審議団体:日本コンクリート工学会規格概要
本規格は、JIS A 6208:コンクリート及びモルタル用合成短繊維に含まれる短繊維の試験方法を規定したもので、繊維径、繊維長、引張強度試験、耐アルカリ性試験などが規定されている。
紹介文
コンクリート用合成短繊維は、コンクリート片の剝落防止・ひび割れ抑制をはじめ、強度、靭性及び耐久性の向上を目的として、多くの構造物に適用されています。
しかし繊維種類や使用目的の多様さから、コンクリート用合成短繊維の性能評価方法は統一されておらず、場合によっては案件ごとに評価方法が異なるなど、実用上制約となることがありました。
そこで、JIS A6208 コンクリート及びモルタル用合成短繊維 に規定される試験方法を基にして、コンクリート用合成短繊維に共通する性能評価方法を規定したISOを制定しました。 -
ISO 22185-1(ISO/TC205 )
Diagnosing moisture damage in buildings and implementing countermeasures -- Part 1: Principles, nomenclature and moisture transport mechanisms
建物の湿気による損傷の診断と対策の実施-第1部:原理,命名法,及び湿気の輸送メカニズム発行時期:2021年2月16日
審議団体:建築・住宅国際機構規格概要
ISO 22185-1は建物の湿害(moisture damage)を防ぐ設計法の確立を目標とした規格で、既に生じた湿害の原因究明、および湿害を防ぐための対策について記述したものです。日本建築学会の学会規準(AIJES-H0003-2013、和文・英文版両方あり)の内容をもとに、日本が提案した規格であり、日本発のISOと言えます。今回はそのPart 1が出版されました。
紹介文
ISO 22185-1は建物の湿害(moisture damage)を防ぐ設計法の確立を目標とした規格で、既に生じた湿害の原因究明、および湿害を防ぐための対策について記述したものです。日本建築学会の学会規準(AIJES-H0003-2013、和文・英文版両方あり)の内容をもとに、日本が提案した規格であり、日本発のISOと言えます。今回はそのPart 1が出版されました。引き続きPart 2以降も出版するべく、ISO/TC205/JWG11(TC163とのジョイント)での活動を継続中です。JWG11のコンビナーは日本、ISO22185のプロジェクトリーダーも日本が務めています。
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ISO/TS 21236-2(ISO/TC229 WG4 )
Nanotechnologies — Clay nanomaterials — Part 2: Specification of characteristics and measurements for clay nanoplates used for gas-barrier film applications
発行時期:2021年5月予定
審議団体:産業技術総合研究所規格概要
ガス透過率を⾼度に低減するナノ機能利⽤に必要とされるナノクレイの特性を厳選し規定したTS文書
紹介文
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ISO 37155-2(ISO/TC268 SC1 )
スマートコミュニティインフラストラクチャの統合と運用のためのフレームワーク-第2部:スマートコミュニティインフラストラクチャの開発、運用、保守における包括的なアプローチと戦略
発行時期:2021年5月予定
審議団体:一般財団法人 日本規格協会規格概要
当規格は、ISO 37155-1:2020と2部構成で、スマートシティにおけるインフラ(スマートコミュニティインフラ)が都市運営者やユーザーのニーズを適切に満たすよう、そのライフサイクルにわたって開発、運用、保守を実施するための包括的なフレームワークである。
紹介文
スマートシティの各インフラ(スマートコミュニティインフラ)が全体最適のなされた状態で導入され、本当に都市問題を解決し、都市運営者やユーザーのニーズに応えたものになることを担保するには、インフラ構成要素に適切に仕様を割り当て、これにより適切にインフラが構築されていることを試験・検証することが不可欠となる。ISO 37155-1:2020と2部構成を成す当規格は、このような包括的なアプローチと戦略の指針を標準化している。
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IEC/TS 63156(IEC/TC82 )
Photovoltaic systems - Power conversion equipment performance - Energy evaluation method
太陽光発電システム-電力変換装置の性能-エネルギー評価方法発行時期:2021年2月4日
審議団体:一般社団法人 日本電機工業会規格概要
特定の日射プロファイルが与えられた場合のパワコンのエネルギー変換性能を評価するための手順を定めた
紹介文
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IEC TR 63258(ISO/TC 229とIEC/TC 113 JWG2 )
Nanotechnologies — A guideline for ellipsometry application to evaluate the thickness of nanoscale films
発行時期:2021年3月22日
審議団体:産業技術総合研究所規格概要
エリプソメトリ法を⽤いたナノ薄膜の膜厚計測の技術報告
紹介文
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ISO/IEC 21481(ISO/IEC JTC1 SC6 )
Information technology — Telecommunications and information exchange between systems — Near Field Communication Interface and Protocol -2 (NFCIP-2)
発行時期:2021年6月予定
審議団体:一般社団法人情報処理学会 情報規格調査会 SC6専門委員会規格概要
この規格は、13.56 MHzのISM帯を利用する複数のRF通信方式(ISO/IEC 18092, ISO/IEC 14443及び ISO/IEC 15693)を同一モバイル端末で利用することを想定し、13.56 MHzにおける他の通信に混信を与えないようにするための外部RF検知及び指定されたモードに入るときのシーケンス及び手順を規定している。
紹介文
この規格は、世界で普及している通信技術NFC(Near Field Communication)が利用可能なモバイル端末に搭載され、混信を避けるための外部磁界検知や、13.56MHzを利用する複数の異なる通信モードの中から選択して動作するときの手順を規定するものです。今回の改訂では、業界実装仕様との調和を行いました。NFCのモバイル端末の利用機会向上等、産業基盤強化に寄与するものと考えます。
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ISO 19587(ISO/TC206 )
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Mechanical properties of ceramic composites at elevated temperature in air atmospheric pressure -- Determination of in-plane shear strength
ファインセラミックス(先進セラミックス、先進技術セラミックス)-大気圧中の高温でのセラミック複合材料の機械的性質-面内せん断強度の決定発行時期:2021年1月11日
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
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紹介文
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ISO 21901(ISO/TC163 SC1 )
Thermal insulation — Test method for thermal diffusivity — Periodic heat method
発行時期:未定
審議団体:(一財)建材試験センター規格概要
この規格は、周期加熱法による断熱材の熱拡散率の測定方法について規定するものである。
産業分野で消費されるエネルギーは、日本国内では、全体の消費エネルギーの約43%を占め、その多くは熱エネルギーとして大気中に放出されている。省エネ、CO2削減等の観点から、このような熱エネルギーの有効利用に関心が寄せられており、国内では、産業分野において有効利用されない熱エネルギーの削減に直接寄与する材料として、工業用高性能断熱材に期待が集まっている。特に工業炉においては、800℃以上の高温域で利用可能な断熱材へのニーズが高まっているが、従来の住宅用断熱材における熱性能の試験方法は、高温域における試験を目的としていないため、工業用高性能断熱材の性能の指標である熱拡散率を適正に評価する試験方法が標準化されていない。これらのことから、この測定方法の標準化によって、高性能断熱材の普及促進を図ることを目的に、ISOを制定するものである。紹介文
本ISは、工業炉等で使用される高温域における断熱材の熱拡散率を測定する試験方法です。
高温域の断熱材は、省エネルギー・カーボンニュートラル等に資する建築材料であり、ISによる測定が普及することで、より市場での信頼性が確保されます。 -
ISO 22031(ISO/TC142 )
Sampling and test method for cleanable filter media taken from filters of systems in operation
稼働中のシステムのフィルターから採取した洗浄可能な濾材のサンプリングと試験方法発行時期:2021年2月1日
審議団体:一般社団法人 日本粉体工業技術協会規格概要
試験用ろ布サンプルの採取方法として、JIS Z 8910「集じん用ろ布の試験方法--ろ布耐久性測定用のサンプリング方法及び試験方法」を国際標準化する
紹介文
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ISO/TR 17321-5(ISO/TC42 JWG20 )
Graphic technology and photography -- Colour characterization of digital still cameras (DSCs) -- Part 5: Colour targets including saturated colours for colour characteristic evaluation test for colorimetric image capture
グラフィック技術及び写真-デジタルスチールカメラ(DSC)のカラー特性-第5部:比色画像キャプチャの色特性評価試験用の飽和色を含むカラーターゲット発行時期:2021年1月14日
審議団体:ISO/TC42国内協議会 デジタル画像部会規格概要
測色的画像取得に対応した色特性測定評価のための高彩度色を含む色票
紹介文
UHD-TV規格では色閾が拡張されたが、これを完全にカバーする色票を印刷技術で実現することは難しい。よって本規格は、自発光素子を組み合わせて実現する色票である。
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ISO 8407(ISO/TC 156)
Corrosion of metals and alloys -- Removal of corrosion products from corrosion test specimens
金属及び合金の腐食-腐食試験体からの腐食生成物の除去発行時期:2021年1月4日
審議団体:ステンレス協会規格概要
腐食試験片からの腐食生成物の除去方法
紹介文
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ISO 22848(ISO/TC 156)
Corrosion of metals and alloys – Test method for measuring stress corrosion crack growth rate of steels and alloys under static-load condition in high-temperature water
発行時期:2021年1月
審議団体:ステンレス協会規格概要
高温水中の静荷重条件下での鋼および合金の応力腐食割れ成長速度測定方法
紹介文
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ISO 22053(ISO/TC 199)
Safety of machinery — Safeguarding supportive system
発行時期:2021年1月
審議団体:(一社)日本機械工業連合会規格概要
複数の機械を組み合わせた統合生産システム(IMS)において、従来の人の注意力に依存したリスク低減方策に代わり、ICT機器を利用した技術的なリスク低減方策である「支援的保護システム(Safeguarding supportive system)」を導入するための指針を提供する文書。既存規格のISO 11161(統合生産システム-基本要求事項)を補完する文書である。
紹介文
複数の機械を組み合わせた統合生産システム(IMS)において、従来の人の注意力に依存したリスク低減方策に代わり、ICT機器を利用した技術的なリスク低減方策である「支援的保護システム(Safeguarding supportive system)」を導入するための指針を提供する文書です。既存規格のISO 11161(統合生産システム-基本要求事項)を補完する文書であり、ISO 11161に従って設計されたIMSに、ICT機器による作業者の認証や作業許可、モード選択の機能などを付加することにより、危険区域での作業におけるヒューマンエラーの発生を最小化することを目的としています。
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ISO 21346(ISO/TC229 JWG2)
Nanotechnologies — Characterization of individualized cellulose nanofibril samples
発行時期:2020年12月28日(見込)
審議団体:産業技術総合研究所規格概要
iCNF (individualized cellulose nanofibril) の固有特性計測に関する技術仕様
紹介文
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Geographic Data Files 5.1 - GDF 5.1 - Part-2
高度道路交通システムー地理データファイル(GDF)GDF5.1-第2部:自動運転システム、 協調ITS及びマルチモーダル輸送で使用される地図データ発行時期:2020年11月27日
審議団体:ISO TC204 WG3国内分科会規格概要
地理データファイル標準 5.0すなわち地図プロバイダの交換フォーマットについて協調システム、マルチモーダルシステム、自動走行システム等に関する拡張を実施。
紹介文
デジタル地図データベースの自動運転システム等対応の標準化の一環として、GDF5.1(20524)の開発が2017年4月に承認された。20524では詳細な道路を表現するモデルとしてBelt概念や、外部の関連データベース(たとえば公共交通システム)との接続のためのShareable Featureなどを標準化し、地図プロバイダ間の交換フォーマットのパート2として仕様化した。2020年4月発行のパート1と合わせ、ISO TC204 WG3にとって最重要の国際標準の完成である。
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Ships and marine technology — Bioassay methods for screening anti-fouling paints — Part 1: General requirements
船舶及び海洋技術-防汚塗料をスクリーニングするためのバイオアッセイ法-第1部:一般要求事項発行時期:2020年11月27日
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
船体付着生物の越境移動防止を目的とした船底防汚塗料の性能評価ラボ試験で使用される、試験片の調製及び試験法に関する一般要件を取り纏めたもの。
紹介文
従来の生態系を破壊する外来生物の移動を促進し、燃費効率の低減の原因ともなっている、船体付着生物を抑止する船底防汚塗料の評価手法の一般要件について取り纏めた国際規格です。
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Ships and marine technology -- Bioassay methods for screening anti-fouling paints -- Part 2: Barnacles
船舶と海洋技術-防汚塗料をスクリーニングするためのバイオアッセイ法-第2部:フジツボ発行時期:2020年11月27日
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
船体付着生物の一種であるフジツボ種のキプリス幼生(※1)を用いた性能評価ラボ試験の手法を取り纏めたもの。
※1=付着に特化した幼生であり、付着場所を決定すると接着剤を放出して基盤に固着し、脱皮して幼体となり、成体へと成長する。紹介文
従来の生態系を破壊する外来生物の移動を促進し、燃費効率の低減の原因ともなっている、船体付着生物の代表例である、「フジツボ」を抑止する船底防汚塗料の評価手法について取り纏めた国際規格です。
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Ships and marine technology -- Bioassay methods for screening anti-fouling paints -- Part 3: Mussels
船舶と海洋技術-防汚塗料をスクリーニングするためのバイオアッセイ法-第3部:ムール貝発行時期:2020年11月27日
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
船体付着生物の一種であるムラサキイガイの幼貝を用いた性能評価ラボ試験の手法を取り纏めたもの。
紹介文
従来の生態系を破壊する外来生物の移動を促進し、燃費効率の低減の原因ともなっている、船体付着生物の代表例である、「ムラサキイガイ」を抑止する船底防汚塗料の評価手法について取り纏めた国際規格です。
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ISO 22040(ISO/TC71 WG1)
Life cycle management of concrete structures
発行時期:2021年2月(予定)
審議団体:公益社団法人日本コンクリート工学会規格概要
コンクリート構造物のライフサイクルマネジメント
紹介文
コンクリート構造物の計画・設計、施工、維持、廃棄からなるライフサイクルを適切マネジメントするための原則および枠組みを規定する規格である。
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ISO/IEC 23761(ISO IEC/JTC1 SC34)
ISO/IEC DIS 23761
Digital Publishing ― EPUB Accessibility — Conformance and Discoverability Requirements for EPUB Publications発行時期:2021年1月(予定)
審議団体:ISO/IEC JTC1/SC34規格概要
EPUB電子書籍がどこまでアクセシブルかを明示する。読者は、自分に読めるものを電子書店で選べるようになる。
紹介文
日本でも読書バリアフリー法が2019年に制定されているように、アクセシブルな電子書籍(印刷物だと判読できない人にも読めるもの)が求められている。この規格はデイジーコンソーシアムが中心となって原案を作成し、日本が国際規格提案を行った。
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ISO 23946(ISO/TC206)
Test methods for optical properties of ceramic phosphors for white light emitting diodes using a Gonio-spectrofluorometer
発行時期:2020年11月27日
審議団体:日本ファインセラミックス協会規格概要
白色LED用セラミックス蛍光体の配光蛍光分光測定による量子効率絶対測定方法
紹介文
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ISO 14404-4(ISO/TC17)
Calculation method of carbon dioxide emission intensity from iron and steel production — Part 4: Guidance for using ISO 14404 family
発行時期:2021年01月
審議団体:一般社団法人 日本鉄鋼連盟規格概要
ISO 14404シリーズ規格の活用に向けたガイダンス規格
紹介文
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Electromechanical elementary relays - Part 4: General and safety requirements for reed relays
電磁式エレメンタリリレー-第4部:リードリレーの一般要求事項及び安全要求事項発行時期:2020年11月4日
審議団体:一般社団法人 日本電気制御機器工業会規格概要
リードリレーの一般通則と安全要求事項
紹介文
一般社団法人 日本電気制御機器工業会(会長:山本 真之)が事務局を務めるIEC/TC94国内委員会では、2017年より、リードリレーの規格化を日本からIEC(国際電気標準会議)に提案し、日本がプロジェクトリーダーとしてIEC/TC94(All-or-nothing electrical relays) にて規格に向けて審議を進めてきました。その結果、2020年11月4日付でIEC規格として発行されました。
当該規格の適用範囲であるリードリレーとは、リードスイッチ(ガラス管中に2本のリード接点を不活性ガスとともに封入した接点素子)を用い、ガラス管の周囲に巻かれたコイルの磁束でリード片を駆動させて接点開閉を行うリレーのことです。 -
Plastics -- Determination of abrasive wear by reciprocating linear sliding motion
内視鏡-医用内視鏡及び内視治療装置-第6部:用語発行時期:2020年9月22日
審議団体:日本医用光学機器工業会規格概要
内視鏡-医用内視鏡及び内視治療装置-第6部:用語
紹介文
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ISO 80004-3(ISO/TC229 JWG1)
Nanotechnologies — Vocabulary — Part 3: Carbon nano-objects
発行時期:2020年11月15日(見込)
審議団体:産業技術総合研究所規格概要
カーボンナノチューブなど、主に炭素のみから成るナノ物体の用語を定義
紹介文
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Plastics -- Determination of abrasive wear by reciprocating linear sliding motion
プラスチック-往復直線スライド運動による摩耗の測定発行時期:2020年9月15日
審議団体:日本プラスチック工業連盟規格概要
研磨紙を用いたプラスチックのアブレシブ摩耗試験規格
紹介文
砥粒や研磨布紙などを用いるアブレシブ摩耗試験において、試験結果の精度向上を目指す上での共通課題は砥粒の鈍化や研磨布紙の目詰まりの影響を低減することです。今回新規発行に至った試験規格はそのような課題を達成し、規格開発を通して行われた試験室間共同実験により得られた精度データを提示しています。
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Cigarettes -- Determination of benzo[a]pyrene in cigarette mainstream smoke with an intense smoking regime using GC/MS -- Part 1: Method using methanol as extraction solvent
たばこ-GC / MSを使用した強力な喫煙レジームでのたばこの主流煙中のベンゾ[a]ピレンの測定-パート1:抽出溶媒としてメタノールを使用する方法発行時期:2020年9月30日
審議団体:ISO/TC126国内審議委員会規格概要
強制喫煙条件でのたばこ煙中ベンゾピレンの測定法
紹介文
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Ships and marine technology -- Terms, abbreviations, graphical symbols and concepts on navigation
船舶及び海洋工学-用語、略語、図記号及び航行の概念発行時期:2020年8月12日
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
船上において海上航海時に使用されるべき用語、略語及び図記号を取り纏めたもの。
紹介文
船上において海上航海時に使用されるべき用語、略語及び図記号を取り纏めたものである。関連IMO決議に基づき、用語の定義を改訂することを目的として、日本主導で2004年版の改訂を行った。
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Anodizing of aluminium and its alloys -- Test method for chemical resistance of anodic oxidation coatings on aluminium and its alloys using electromotive force apparatus
アルミニウムとその合金の陽極酸化-起電力装置を使用したアルミニウムとその合金の陽極酸化コーティングの耐薬品性の試験方法発行時期:2020年9月10日
審議団体:一般社団法人軽金属製品協会規格概要
アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化皮膜の起電力法による耐薬品性試験方法
紹介文
「JIS H 8681-1 アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化皮膜の耐食性試験方法-第1部:耐アルカリ試験」を基に日本から提案。耐アルカリ性(水酸化ナトリウム)・耐酸性(リン酸)について異なる濃度、温度でも試験可とした。
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Transmitting equipment for radiocommunication - Radio-over-fibre technologies for electromagnetic-field measurement - Part 2: Radio-over-fibre technologies for electric-field sensing
無線通信用送信機器-電磁界測定のための光ファイバ無線技術-第2部:電界検知のための光ファイバー無線技術発行時期:2020年7月27日
審議団体:規格調査会(電子情報通信学会)規格概要
IEC TR 63099-2:2020 provides information about the current and latest applications for electric-field measurement that use radio-over-fibre technologies. System configurations, specifications, and measurement examples of each electric-field measurement system are included. The theoretical background of electric-field measurement and calibration method of electric-field sensors are beyond the scope of this document.
紹介文
IEC TR 63099-2:2020では、光ファイバ無線技術を用いた最新の電界測定技術を紹介する。当技術文書では、電界測定方法の理論、電界センサの校正方法を述べるとともに、各種電界測定システムの構成、スペック、測定例を示している。
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Measurement method of a half-wavelength voltage for Mach-Zehnder optical modulator in wireless communication and broadcasting systems
無線通信システム及び放送システムにおけるマッハツェンダー光変調器の半波長電圧の測定方法発行時期:2020年9月24日
審議団体:規格調査会(電子情報通信学会)規格概要
IEC 62801 ED1 gives a measurement method of half-wavelength voltage applicable to Mach-Zehnder optical modulators in wireless communication and broadcasting systems. In addition, this method is also effective for the estimation of the intermodulation distortion of Mach-Zehnder optical modulators.
- Frequency range: 10 MHz to 30 GHz.
- Wavelength band: 0,8 µm, 1,0 µm, 1,3 µm and 1,5 µm.
- Electro-optic material based Mach-Zehnder optical modulators and their modules.紹介文
IEC 62801 ED1では、無線通信や放送等で用いられるMach-Zehnder型誘電体光変調器の半波長電圧の測定法を示すとともに、測定した半波長電圧から、相互変調歪みの算出方法を示している。
- 電気信号周波数レンジ: 10 MHz to 30 GHz.
- 光波長帯: 0,8 µm, 1,0 µm, 1,3 µm and 1,5 µm. -
IEC 63152(IEC/SyC Smart Cities)
Smart cities - City service continuity against disasters - The role of the electrical supply
スマートシティ-災害に対する都市サービスの継続性-電気供給の役割発行時期:2020年7月13日
審議団体:一般財団法人日本規格協会規格概要
BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の観点から、電気継続計画(ECP)、電気継続システム(ECS)に必要な要求事項・ガイドラインを定めたもの。
紹介文
事業継続計画に活用されることによって、都市・まちがより災害に強くなる(災害時に最小限の都市サービスを継続するための電気を需要家側が確保できる)ことが期待されます。
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Semiconductor devices - Mechanical and climatic test methods - Part 41: Standard reliability testing methods of non-volatile memory devices
半導体素子-機械及び耐候試験方法-第41部:不揮発性メモリデバイスの標準信頼性試験方法発行時期:2020年7月22日
審議団体:一般社団法人電子情報技術産業協会規格概要
半導体デバイス-信頼性試験方法-不揮発性メモリデバイスの試験方法
紹介文
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Semiconductor devices - Bias-temperature stability test for metal-oxide, semiconductor, field-effect transistors (MOSFET) - Part 1: Fast BTI test for MOSFET
半導体装置-金属酸化物, 半導体, 電界効果トランジスタ(MOSFET)のバイアス温度安定性テスト-第1部:MOSFETの高速BTI試験発行時期:2020年7月15日
審議団体:一般社団法人電子情報技術産業協会規格概要
半導体デバイス-MOSトランジスタの温度バイアス安定性(BT)試験方法-MOSFETの高速切り替えBT試験方法
紹介文
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Semiconductor devices - Non-destructive recognition criteria of defects in silicon carbide homoepitaxial wafer for power devices - Part 3: Test method for defects using photoluminescence
半導体素子-電源デバイス用の炭化ケイ素ホモエピタキシャルウエハーの欠陥の非破壊認識基準-第3部:フォトルミネッセンスを利用した欠陥検査方法発行時期:2020年7月13日
審議団体:一般社団法人電子情報技術産業協会規格概要
半導体デバイス-SiCパワーデバイスエピタキシャルウェハの非破壊検査方法-フォトルミネッセンスによる結果検査法
紹介文
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ISO 21866-1(ISO/TC123 SC2)
Plain bearings — Automotive engine bearing test rig using actual connecting rods — Part 1: Test rig
滑り軸受 – 実体コンロッドを用いたエンジン軸受試験機 – 第1部:試験機発行時期:2020年11月1日
審議団体:(一社)日本機械学会規格概要
この規格では、実際のコネクティングロッドを使用して自動車エンジンの滑り軸受の性能を決定し、非焼付性、耐摩耗性、耐疲労性、異物に対する影響の耐性などの基本的な軸受特性を評価する自動車用エンジン軸受評価試験機の要件を指定します。
紹介文
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IEC 61837-2/AMD1 ED3 (IEC/TC49)
Amendment 1 - Surface mounted piezoelectric devices for frequency control and selection - Standard outlines and terminal lead connections - Part 2: Ceramic enclosures
発行時期:2020年10月
審議団体:(一社)電子情報通信学会規格概要
周波数制御及び選択のための表面実装圧電装置-標準外形及び端子リード接続-第2部:セラミックエンクロージャ 追補1-表面実装型水晶製品に関する外形寸法及び端子接続基準 追補
紹介文
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ISO 16400-1(ISO/TC184 SC5)
Automation systems and integration — Equipment behaviour catalogues for virtual production system — Part 1: Overview
発行時期:2020年8月31日
審議団体:一般財団法人 製造科学技術センター規格概要
ISO 16400シリーズは、コンピュータ内に仮想製造ラインを構成し、そこで様々な製造シナリオについて仮想生産を実行(シミュレーション)することにより、生産性と環境負荷の両面から、製造シナリオの検証、製造作業の計画通りの実行などを支援する情報環境の構築に必要な国際標準を提供する。シミュレーションを実行する場となる仮想製造ラインは、その構成要素を製造装置モデルのe-ライブラリから選択することで構成する。ISO 16400 -1は、シリーズ全体の基本概念とその構成について規定している。
紹介文
ISO 16400シリーズは、スマートマニュファクチャリグやデジタルツインに共通のサイバーフィジカルシステムの実装において有用なツールとなる規格である。また、装置メーカーにとっては、今後のものづくりの場において、自社の装置の優位性を示すツールともなる規格である。
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ISO/TS 4210-10 (ISO/TC149 SC1)
Cycles -- Safety requirements for bicycles -- Part 10: Safety requirements for electrically power assisted cycles (EPACs)
自転車-二輪自転車の安全要求事項-第10部:電動アシストサイクル(EPAC)の安全要求事項発行時期:2020年7月20日
審議団体:一般財団法人自転車産業振興協会規格概要
電動アシスト自転車の用語、性能、安全性のための試験方法及び要求事項。
紹介文
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Optics and photonics -- Test method for refractive index of optical glasses -- Part 1: Minimum deviation method
光学及びフォトニクス-光学ガラスの屈折率の試験方法-第1部:最小偏差法発行時期:2020年6月30日
審議団体:一般社団法人日本光学硝子工業会(JOGMA)規格概要
本規格は日本産業規格JIS B 7071-1(光学ガラスの屈折率測定方法-第1部:最小偏角法)に基づき、光学ガラスの最小偏角による屈折率測定方法を規定したものである。
紹介文
レンズ等の光学素子を設計する上でとても重要なものである屈折率を、最小偏角を利用して測定する方法を制定した規格です。現在規格群の充実のため、JIS、ISOとも他の方法を規格化に向けてすすめております。
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ISO 8066-3(ISO/TC45 SC1)
Rubber and plastics hoses and hose assemblies for automotive air conditioning — Specification — Part 3: Refrigerant 1234yf
発行時期:2020年8月20日
審議団体:(一社)日本ゴム工業会規格概要
自動車用空調設備に使用する冷媒1234yf用のゴム及びプラスチックホース及びホースアセンブリの仕様
紹介文
自動車内の空調用として地球温暖化係数が大幅に低減された新たな冷媒(R1234yf)が使用されるのに伴い、自動車空調配管用ホースの規格開発を行った。配管内の部位によって圧力及び温度条件が異なることから、適切なクラス分けを行うともに、冷媒透過性など要求性能を明確化し、環境対応に貢献できるホース製品規格開発を達成した。
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ISO 105-X19(ISO/TC38 SC1)
Textiles — Tests for colour fastness — Part X19: Colour fastness to rubbing (Gakushin test method)
発行時期:2020年8月
審議団体:(一社)繊維評価技術協議会規格概要
摩擦に対する染色堅ろう度試験
紹介文
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ISO 17200(ISO/TC229 WG4)
Nanotechnology — Nanoparticles in powder form — Characteristics and measurements
発行時期:2020年8月
審議団体:産業技術総合研究所規格概要
ナノ粒子粉体の主成分化学組成、サイズ、比表面積を・基本特性として、必要とされる測定法とともに規定したIS 文書
紹介文
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ISO/IEC 14543-4-301(JTC1 SC25)
Information technology -- Home Electronic System (HES) architecture -- Part 4-301: Application protocols for home air conditioners and controllers
情報技術-家庭用電子装置(HES)アーキテクチャ-第4-301部:家庭用エアコン及びコントローラーのアプリケーションプロトコル発行時期:2020年7月8日
審議団体:(一社)情報処理学会 情報規格調査会規格概要
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紹介文
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ISO 16573-1(ISO/TC 17/SC 7)
Steel — Measurement method for the evaluation of hydrogen embrittlement resistance of high strength steels — Part 1: Constant load test
発行時期:2020年7月予定
審議団体:一般社団法人 日本鉄鋼連盟規格概要
水素脆化評価方法-定荷重法
紹介文
この規格は、2015年に韓国提案で制定されたが、水素評価法に改善の余地があったため、改訂を提案し、今般改訂発行が承認された。
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ISO 18942(ISO/TC 42/WG 5)
Imaging materials - Evaluation of image permanence of photographic colour prints in consumer home applications
イメージング材料-家庭用途での写真用カラープリントの画像耐久性の評価発行時期:2020年4月29日
審議団体:写真感光材料工業会規格概要
家庭用カラー写真プリントの画像保存性評価の技術レポート
紹介文
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ISO 8791-5(ISO/TC 6/SC 2)
Paper and board — Determination of roughness/smoothness (air leak methods) — Part 5:Oken method
紙及び板紙-粗さ平滑度試験方法(空気漏洩法)-第5部:王研法発行時期:2020年5月8日
審議団体:紙パルプ試験規格委員会規格概要
紙及び板紙の平滑度を王研式平滑度試験機によって試験する方法
紹介文
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ISO 20418-3(ISO/TC 38)
Textiles — Qualitative and quantitative proteomic analysis of some animal hair fibres — Part 3: Peptide detection using LC-MS without protein reduction
繊維-一部の動物の毛髪繊維の定性的及び定量的プロテオーム解析-第3部:LC-MSを使用したタンパク質の検出なしのペプチド検出発行時期:2020年6月5日
審議団体:一般社団法人 繊維評価技術協議会規格概要
獣毛鑑別-LC-MS法
紹介文
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ISO 22680(ISO/TC 107/WG 1)
Metallic and other inorganic coatings
— Measurement of the linear thermal expansion coefficient of thermal barrier coatings
金属及びその他の無機コーティング-遮熱コーティングの線熱膨張係数の測定発行時期:2020年5月27日
審議団体:大阪科学技術センター規格概要
火力発電用タービンや航空機エンジンの高温部品には、高温での強度低下と腐食劣化を抑止するために、ZrO2等の低熱伝導性セラミックス被膜、即ち遮熱コーティング(Thermal Barrier Coatings)を施工することが不可欠である。
遮熱コーティングの線膨張係数は遮熱コーティングの耐久性(耐剥離性)を左右する、重要な特性である。
本規格は遮熱コーティングの線膨張係数を、1300℃までの高温まで、再現性よく測定する方法を規定する。紹介文
火力発電用タービンや航空機エンジンに不可欠な技術である遮熱コーティング(Thermal Barrier Coatings)について、その線膨張係数を1300℃までの高温まで再現性よく測定する方法をISO規格化した。
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ISO 22531(ISO/TC 172/SC 3)
Optics and photonics — Optical materials and components — Test method for climate resistance of optical glass
光学及びフォトニクス-光学材料及びコンポーネント-光学ガラスの耐候性の試験方法発行時期:2020年5月27日
審議団体:一般社団法人 日本光学硝子工業会(JOGMA)規格概要
本規格は日本光学硝子工業会規格JOGIS-07(光学硝子の耐候性の測定方法)に基づき、光学ガラスの使用環境における表面の浸食や曇りといった化学的な変化の度合いを評価するための試験方法を定めたものです。
紹介文
近年、様々なカメラの開発に伴って、レンズ等の光学素子が屋外で使用されることも多くなっています。したがって光学レンズに使われる光学ガラスの耐候性を評価することは重要です。この規格が光学ガラスの耐候性の評価に役立ち、光学ガラスの供給者と光学素子メーカー間のコミュニケーションの一助となれば幸いです。
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ISO 17572-4 (ISO/TC 204/WG 3)
Location referencing for geographic databases - Part 4: Precise relative location references (precise relative profile)
高度道路交通システム(ITS)-地理的データベースのための現在位置参照-第4部:正確な相対位置参照(正確な相対プロファイル)発行時期:2020年4月14日
審議団体:ISO TC 204 WG3国内分科会規格概要
協調/自動走行システムのための”Which lane?"の位置参照を可能とする第4のプロファイル「高精度相対位置参照」を17572シリーズに追加
紹介文
ISO 17572-4は協調/自動走行システムのために、対象がどの車線に存在するのかという高精度相対位置参照を、共通基準点を導入することにより可能にする方式
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ISO 21973 (ISO/TC 276)
Biotechnology — General requirements for transportation of cells for therapeutic use
発行時期:2020年6月予定
審議団体:一般社団法人 再生医療イノベーションフォーラム規格概要
治療用細胞の輸送に関する一般要求事項
紹介文
再生医療に使われる細胞など、治療用細胞の輸送に関する定義、一般要求事項、留意点をまとめた規格です。再生医療・細胞治療を支える物流システムの合理化を通じて再生医療の産業化に貢献する規格となることが期待されています。
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IEC 63132-1 ED1(IEC/TC 4)
Guidance for installation procedures and tolerances of hydroelectric machines - Part 1: General aspects
設置手順と水力発電機の許容範囲に関するガイダンス-第1部:一般的な側面発行時期:2020年4月20日
審議団体:IEC TC 4国内委員会規格概要
水力発電所 水車発電機の据付手順
紹介文
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IEC 63132-2 ED1(IEC/TC 4)
Guidance for installation procedures and tolerances of hydroelectric machines - Part 2: Vertical generators
設置手順と水力発電機の許容範囲に関するガイダンス-第2部:垂直発電機発行時期:2020年4月20日
審議団体:IEC TC 4国内委員会規格概要
水力発電所 水車発電機の据付手順
紹介文
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IEC 63132-3 ED1(IEC/TC 4)
Guidance for installation procedures and tolerances of hydroelectric machines - Part 3: Vertical Francis turbines or pump-turbines
設置手順と水力発電機の許容範囲に関するガイダンス-第3部:垂直フランシス水車またはポンプ水車発行時期:2020年4月28日
審議団体:IEC TC 4国内委員会規格概要
水力発電所 水車発電機の据付手順
紹介文
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IEC 63132-4 ED1(IEC/TC 4)
Guidance for installation procedures and tolerances of hydroelectric machines - Part 4: Vertical Kaplan or propeller turbines
設置手順と水力発電機の許容範囲に関するガイダンス-第4部:垂垂直カプランまたはプロペラタービン発行時期:2020年4月28日
審議団体:IEC TC 4国内委員会規格概要
水力発電所 水車発電機の据付手順
紹介文
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IEC 61788-26 ED1(IEC/TC 90/WG 3)
Superconductivity – Part 26: Critical current measurement – DC critical current of RE-Ba-Cu-O composite superconductors
発行時期:2020年6月予定
審議団体:一般社団法人 日本電線工業会規格概要
この規格は、REBCO超電導線の臨界電流測定方法について規定する。
紹介文
この規格は、REBCO超電導線の臨界電流測定方法について規定するものです。臨界電流値300A以下でn値が5以上の超電導線に適用されます。
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IEC TS 62282-9-101(IEC/TC 105)
FUEL CELL TECHNOLOGIES – Part 9-101: Evaluation methodology for the environmental performance of fuel cell power systems based on life cycle thinking – Streamlined life-cycle considered environmental performance characterization of stationary fuel cell combined heat and power systems for residential applications
発行時期:2020年10月予定
審議団体:一般社団法人 日本電機工業会(JEMA)規格概要
市場展開が進んでいるエネファームに代表される小形定置用燃料電池システムについて、省エネルギー性(エネルギー効率)などを評価するためのLCA評価手法を規定
紹介文
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ISO 19363(ISO/TC 22/SC 37)
Electrically propelled road vehicles — Magnetic field wireless power transfer — Safety and interoperability requirements
電気自動車-磁界非接触電力伝送-安全及び相互運用性の要求事項発行時期:2020年4月3日
審議団体:一般財団法人 日本自動車研究所規格概要
電気自動車-非接触給電の安全と相互操作性
紹介文
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ISO 22426(ISO/TC 156)
Assessment of the effectiveness of cathodic protection based on coupon measurements
クーポン測定に基づく陰極防食の有効性の評価発行時期:2020年2月10日
審議団体:ステンレス協会規格概要
クーポン測定を基にしたカソード防食の有効性評価
紹介文
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ISO 11845(ISO/TC 156)
Corrosion of metals and alloys — General principles for corrosion testing
金属及び合金の腐食-腐食試験の一般原則発行時期:2020年3月2日
審議団体:ステンレス協会規格概要
腐食試験の一般原則
紹介文
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ISO 9241-312(ISO/TC 159/SC 4)
Ergonomics of human-system interaction — Part 312: Readability of electrophoretic displays
人とシステムのインタラクションの人間工学-第312部:電気泳動ディスプレイの可読性発行時期:2020年2月28日
審議団体:ISO/TC 159国内対策委員会(JENC)規格概要
電気泳動型ディスプレイの可読性に関する最近の研究の概要を紹介するとともに、電気泳動型ディスプレイを用いて行った可読性評価実験を紹介し、また使用条件を定めるための情報も併せて提供するものとなっている。
紹介文
この技術報告書は、反射型ディスプレイのうち、電気泳動型ディスプレイでの可読性に関する最近の知見や研究を紹介したもので、近い将来の人間工学的指針の国際標準化の基盤となる情報を整理したものです。具体的な内容は、電気泳動型ディスプレイの可読性に関する人間工学特性に関するこれまでの知見を概説するとともに、実際に電気泳動型ディスプレイを用いて行った可読性に関する複数の観点での実験とその結果に基づく知見を紹介したものとなっています。反射型ディスプレイに関心のある方々に広く参考にして頂ければ幸いです。
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ISO 9241-393(ISO/TC 159/SC 4)
Ergonomics of human-system interaction — Part 393: Structured literature review of visually induced motion sickness during watching electronic images
人とシステムのインタラクションの人間工学-第393部:電子画像を見ている間に視覚的に誘発された乗り物酔いの構造化された文献レビュー発行時期:2020年3月25日
審議団体:ISO/TC 159国内対策委員会(JENC)規格概要
映像酔いに関する生体影響計測法を整理するとともに、影響要因として学術論文にて報告されている知見を整理し、さらに付属文書にて、実際の映像撮影時に影響すると思われる要因を分類し、学術論文で報告されている知見との関係をまとめたものとなっている。
紹介文
この技術報告書は、映像の観視により乗り物酔いのような症状を呈する映像酔いについて、これを軽減するための人間工学的指針の国際標準化の基盤となる知見を整理したものです。具体的な内容は、映像酔いについて利用されている生体影響計測法を紹介し、影響要因として学術論文にて報告されている知見の整理し、さらに付属文書にて、実際の映像撮影時に影響すると思われる要因を、本文で整理した学術論文での知見との関係の観点で整理したものとなっています。映像酔いに関心のある方々に広く参考にして頂ければ幸いです。
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ISO 22576(ISO/TC 172/SC 3)※2020.4.17修正(規格番号及び発行時期)
Optics and photonics — Optical materials and components — Specification of calcium fluoride used in the infrared spectrum
発行時期:2020年4月予定
審議団体:一般社団法人 日本光学硝子工業会規格概要
赤外線用の蛍石の仕様
紹介文
この規格は、赤外波長域で用いられるフッ化カルシウムの光学特性を規定するものです。フッ化カルシウムは、光学窓やレンズ、ミラーなど、赤外線光学システムに幅広く用いられています。
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ISO 37160(ISO/TC 268/SC 1)
Smart community infrastructure — Electric power infrastructure — Measurement methods for the quality of thermal power infrastructure and requirements for plant operations and management
スマートコミュニティインフラストラクチャ-電力インフラ-火力発電インフラの質の評価方法並びに運営及び管理のための要求事項発行時期:2020年3月31日
審議団体:一般財団法人 日本規格協会規格概要
効率的に運用し、安定な電力の供給、環境保全力の向上をはかるための火力発電インフラの質の測定方法を定義し、火力発電インフラの運営・保守における要求事項を規定する
紹介文
「質の高い電力インフラ」のISO 規格が発行されました。本件は、(一財)日本規格協会が支援する「新市場創造型標準化制度」の採択案件としては、初めてのISO 案件です。
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IEC 62933-5-2(IEC/TC 120)
Electrical energy storage (EES) systems Part 5-2: Safety requirements for grid integrated EES systems -electrochemical based systems
発行時期:2020年7月予定
審議団体:一般社団法人 電気学会規格概要
化学電池をエネルギー源にもつ電気エネルギー貯蔵システムの安全に関する規格
紹介文
再生可能エネルギー増加に伴い系統安定化が重要になってきている。化学電池をそのエネルギー源とする電気エネルギー貯蔵システムの需要が高まる中、その安全性に関する規格を制定した。合わせてJIS化を進めている。
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IEC/ISO 9660 Amd.2 (IEC/ISO JTC 1/SC 23)
Information processing - Volume and file structure of CD-ROM for information interchange - Amendment 2
発行時期:2020年4月予定
審議団体:一般社団法人情報処理学会 情報規格調査会規格概要
ISO 9660:1988は, 情報処理システム利用者間の情報交換のための再生専用形コンパクトディスク媒体(CD-ROM)のボリューム構造, ファイル構造及び関連システム要件を規定する。
Amendment 2は、マイクロソフトが開発し、既に広く利用されているJoliet Specificationの規定そのものをAttachmentとして参照できるようにするものである。それ以外の修正は、古い様式に基づくISO 9660:1988におけるsubclause番号だけで始まるsubclauseに対して、subclause titleを追加するeditorialな修正である。紹介文
ISO 9660:1988は, CD-ROM)の論理フォーマットの規格であり、Amendment 2ではマイクロソフトが開発し、既に広く利用されているJoliet Specification規定そのものを参照することができる。
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IEC/ISO JTC 1 30193(IEC/ISO JTC 1/SC 23)
Information technology — Digitally recorded media for information interchange and storage — 120 mm Triple Layer (100,0 Gbytes per disk) BD Rewritable disk
情報技術-情報交換及び保存のためのデジタル記録された媒体-120 mm 3層式(100.0ギガバイト/ディスク) BD書換え可能ディスク発行時期:2020年4月予定
審議団体:一般社団法人情報処理学会 情報規格調査会規格概要
記録容量100ギガバイト(GB)の120 mm書換形光ディスクの機械的特性、物理的特性及び光学的特性を規定するとともに、そのディスクを用いての情報交換を可能にする記録及び未記録の信号品質、データのフォーマット及び記録方法について規定している。
本規格の再生速度は2倍速までであったが、4K/8K放送録画に対応するために4倍速再生を可能にする物理的及び光学的特性の規定を追加した。併せて4K/8K放送録画に対応したコピープロテクション領域も追加規定した。紹介文
ISO/IEC 30193は、BD書換形ディスク(3層、100ギガバイト)の規格であり、3rd editionでは4K/8K放送録画を可能にする規定が追加されている。
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ISO 21111-4(ISO/TC 22/SC 32)
Road vehicles -- In-vehicle Ethernet -- Part 4: General requirements and test methods of optical gigabit Ethernet components
発行時期:2020年3月予定
審議団体:公益社団法人 自動車技術会 光通信分科会規格概要
車載用光ギガビットイーサネット用部品の一般的な要求事項と試験方法を規定
紹介文
イーサネット規格(ISO/IEC/IEEE8802-3)で規定された車載用光ギガビットイーサネットに適用可能な光コネクタ及び光ケーブルに関する規格として、構造、仕様、信頼性要件を制定しました。自動車領域における日本提案の国際規格であり、本規格適合部品の実車搭載が本年より始まります。
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ISO 21915-1(ISO/TC 38)
Textiles -- Qualitative and quantitative analysis of some cellulose fibres (lyocell, cupro) and their blends -- Part 1: Fibre identification using scanning electron microscopy and spectral analysis methods
発行時期:2020年4月予定
審議団体:一般社団法人 繊維評価技術協議会規格概要
キュプラとリヨセルの定性定量解析法ーパート1 SEMあるいはIRでの鑑別法
紹介文
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ISO 21915-2(SO/TC 38)
Textiles -- Qualitative and quantitative analysis of some cellulose fibres (lyocell, cupro) and their blends -- Part 2: Blend quantification using light microscopy method
発行時期:2020年04月予定
審議団体:一般社団法人 繊維評価技術協議会規格概要
キュプラとリヨセルの定性定量解析法ーパート2 再染色した繊維の顕微鏡法での定量解析法
紹介文
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ISO 21915-3(ISO/TC 38)
Textiles -- Qualitative and quantitative analysis of some cellulose fibres (lyocell, cupro) and their blends -- Part 3: Blend quantification using spectral analysis method
発行時期:2020年04月予定
審議団体:一般社団法人 繊維評価技術協議会規格概要
キュプラとリヨセルの定性定量解析法ーパート3 IRスペクトル解析による定量解析法
紹介文
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ISO 14484(ISO/TC 71/SC 6)
Performance guidelines for design of concrete structures using fibre-reinforced polymer (FRP) materials
表面化学分析-走査型プローブ顕微鏡-原子間力顕微鏡及び二点JKR法を使用したコンプライアント材料の弾性係数の決定手順発行時期:2020年3月予定
審議団体:公益社団法人 日本コンクリート工学会規格概要
FRP補強材をコンクリート構造物に用いる際の設計ガイドラインを規定したものの改訂版(Ed.2)
紹介文
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ISO 764(ISO/TC 114/SC 12)
Horology -- Magnetic resistant watches
時計製造法-耐磁性時計発行時期:2020年2月21日
審議団体:一般社団法人 日本時計協会規格概要
耐磁携帯時計の種類及び性能
紹介文
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ISO 20524-1(ISO/TC 204/WG 3)
Geographic Data Files 5.1 - GDF 5.1 - Part-1: Application independent map data shared between multiple sources
発行時期:2020年3月予定
審議団体:公益社団法人 自動車技術会 ISO TC 204 WG 3国内分科会規格概要
地理データファイル標準 5.0すなわち地図プロバイダの交換フォーマットについて協調システム、マルチモーダルシステム、自動走行システム等に関する拡張を実施。
紹介文
デジタル地図データベースの自動運転システム関連の標準化の一環として、GDF5.1(20524)の開発が2017年4月に承認された。20524では詳細な道路を表現するモデルとしてBelt概念や、外部の関連データベース(たとえば公共交通システム)との接続のためのShareable Featureなどを標準化し、地図プロバイダ間の交換フォーマットとして仕様化した。
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IEC 62960(IEC/TC 56)
Dependability reviews during the life
2020年4月予定
審議団体:一般財団法人 日本規格協会規格概要
日本品質を裏打ちするディペンダビリティに関する継続的な改善レビューによりライフサイクル全般に関する多くの問題を事前に想定可能にする。
紹介文
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ISO 21980(ISO/TC 20/SC 14)
Space systems -- Evaluation of radiation effects on Commercial-Off-The-Shelf (COTS) parts for use on low-orbit satellite
航空宇宙-低軌道衛星で使用するための市販の(COTS)部品に対する放射効果の評価発行時期:2020年01月13日
審議団体:一般社団法人 日本航空宇宙工業会規格概要
民生部品を衛星等宇宙機に使用する際に必要な、宇宙放射線試験について規定する。
紹介文
民生部品の宇宙利用規模拡大、民生部品の耐環境性評価及び宇宙放射線試験の知識・経験に乏しい国内の中小・ベンチャー企業等が宇宙分野へ参入しやすくするための国際標準を規定する。
シングルイベントラッチアップ試験に、レーザー試験規格を導入することで、試験費用の大幅な低減を可能とした。 -
ISO 3875(ISO/TC 39/SC 2)
Machine tools -- Test conditions for external cylindrical centreless grinding machines -- Testing of the accuracy
工作機械-心なし研削盤の試験条件-精度検査発行時期:2020年1月29日
審議団体:一般社団法人 日本工作機械工業会規格概要
心なし円筒研削盤の精度試験方法の規格になります。
紹介文
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ISO 21178(ISO/TC 41/SC 3)
Light conveyor belts -- Determination of electrical resistances
発行時期:2020年02月予定
審議団体:日本ベルト工業会・ISO/TC 41ベルト国内審議委員会規格概要
JIS K 6378-4, K 6378-5に整合させるべく、改訂した。
紹介文
JISに整合させるべく、改訂した。
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ISO 20260(ISO/TC 79/SC 5)
Magnesium and magnesium alloys -- Determination of mercury
マグネシウム及びマグネシウム合金-水銀の定量発行時期:2019年07月25日
審議団体:一般社団法人 日本マグネシウム協会規格概要
ICP-MS法または原子吸光法によるマグネシウム及びマグネシウム合金中の水銀量を測定する分析規格。
紹介文
マグネシウム材料中の水銀量を測定する分析方法の規格です。分析方法にはICP-MS法と原子吸光法を採用しました。水銀は、純マグネシウム地金の規格で成分の規定がありますが、これまで水銀量を分析する規格はISOにもJISにも存在しませんでした。RoHS規制や水銀に関する水俣条約などの国際的動きも考慮して作成した規格です。分析方法にはICP-MS法と原子吸光法を採用しています。
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ISO 21222(ISO/TC 201/SC 9)
Surface chemical analysis -- Scanning probe microscopy -- Procedure for the determination of elastic moduli for compliant materials using atomic force microscope and the two-point JKR method
表面化学分析-走査型プローブ顕微鏡-原子間力顕微鏡及び二点JKR法を使用したコンプライアント材料の弾性係数の決定手順発行時期:2020年01月29日
審議団体:表面化学分析国際標準化委員会・走査型プローブ顕微鏡WG規格概要
弾性率が100 kPaから1GPaの範囲にある柔軟な材料について、原子間力顕微鏡のフォースカーブを利用して、局所弾性率をJKR 2点法で決定するための手順、および、解析方法。
紹介文
走査型プローブ顕微鏡(SPM)はナノスケールで材料の形態・物性を計測するツールです。これまで弾性率の決定には、ナノインデンテーション法で利用されている解析方法が使われてきました。本規格はSPM特有の問題点を整理して、良好な局所弾性率の値を得る計測・解析方法の手順書です。
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ISO 23242(ISO/TC 206/WG 6)
Test method for flexural strength of monolithic ceramic thin plates at room temperature by three-point or four-point bendings
発行時期:2020年2月19日予定
審議団体:一般社団法人 日本ファインセラミックス協会規格概要
薄板基板の曲げ強度
紹介文
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ISO 20688-1(ISO/TC 276)
Biotechnology -- Nucleic acid synthesis -- Part 1: Requirements for the production and quality control of synthesized oligonucleotides
発行時期:2020年1月30日予定
審議団体:一般社団法人 再生医療イノベーションフォーラム規格概要
合成オリゴ核酸を製造する際の品質管理における一般要求事項
紹介文
バイオテクノロジー産業のコアとなる核酸解析技術に不可欠な合成オリゴ核酸の品質管理における一般要求事項をまとめた規格です。医療や食品産業における基盤規格となることが期待されています。
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ISO 21910-1(ISO/TC 281)
Fine bubble technology -- Characterization of microbubbles -- Part 1: Off-line evaluation of size index
ファインバブル技術-マイクロバブルの特性評価-第1部:サイズインデックスのオフライン評価発行時期:2020年1月30日
審議団体:一般社団法人 ファインバブル産業会規格概要
この文書では、マイクロバブル分散液中のマイクロバブルのサイズ指数の評価方法を規定。
紹介文
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ISO PRF TS 21256-1(ISO/TC 281)
Fine bubble technology -- Cleaning applications -- Part 1: Test method for cleaning salt (NaCl)-stained surfaces
発行時期:2020年3月31日予定
審議団体:一般社団法人 ファインバブル産業会規格概要
この文書は、塩で汚れた鋼表面を洗い流すために高圧ウォータージェットを使用した場合のウルトラファインバブル水の洗浄性能を評価する試験方法についてを規定。
紹介文
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ISO 21256-2(ISO/TC 281)
Fine bubble technology -- Cleaning applications -- Part 2: Test method for cleaning machine-oil stained surfaces of machined metal parts
ファインバブル技術-クリーニング用途-第2部:機械加工された金属部品の機械油汚れ表面を洗浄するための試験方法発行時期:2020年1月16日
審議団体:規格概要
この文書では、ファインバブル水を用いて非腐食性金属表面から機械油汚れを除去する洗浄試験方法を規定。
紹介文
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ISO 11674(ISO/TC8/SC6)
Ships and marine technology -- Heading control systems
船舶及び海洋技術-船首方位制御装置発行時期:2019年11月27日
審議団体:一般社団法人 日本船舶技術研究協会規格概要
船舶に搭載する船首方位制御装置(オートパイロット)の最小運用要件、機能要件、性能要件、試験要件及び試験結果要求事項を取り纏めたもの
紹介文
船首方位制御装置(オートパイロット)は、海上人命安全条約(SOLAS条約)第V章第19規則(航海装置及び航海機器の搭載要件)により総トン数1万トン以上のすべての船舶への搭載が義務化され、IMO Resolution MSC.64(67)のAnnex 3で性能要件が定められています。今回の改訂では、船橋警報管理(BAM)に関する要件、IEC 62065:2014(自動航路保持装置[トラックコントロールシステム])で定める船体運動シミュレータを活用した試験方法が加えられ、この国際規格に基づく製品のインタフェースに関する詳細が定められました。
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ISO 21980(ISO/TC 20/SC 14)
Space systems – Evaluation of radiation effects on Commercial-Off-The-Shelf (COTS) parts for use on low-orbit satellites
発行時期:2020年1月予定
審議団体:一般社団法人 日本航空宇宙工業会規格概要
民生部品(COTS)を宇宙機に使用する際に必要な放射試験について規定する。シングルイベントラッチアップ試験に、レーザー試験規格導入した。日本が強みを持つ、ゲーム機マイコンや、自動車用マイコン等民生品を、ロケットや人工衛星(超小型衛星も含む)等への適用につなげる。
紹介文
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ISO 21501-2(ISO/TC 24/SC 4)
Determination of particle size distribution -- Single particle light interaction methods -- Part 2: Light scattering liquid-borne particle counter
粒子径分布の測定-単一微粒子光相互作用法-第2部:光散乱式液体伝播粒子計数器発行時期:2019年11月21日
審議団体:一般社団法人 日本粉体工業技術協会規格概要
光散乱法を用いた、超純水や薬液中に浮遊する粒子を計数する測定器の規格。当該測定器は、高密度化が進む半導体、液晶、ハードディスクなどの生産工程で使用される薬品や純水の清浄度管理に使用されている。2007年にISO規格化され、2010年にJIS規格が改正発行された。改正時の審議によって、JISはISOより内容が高度になったため、その内容を基にISO規格の改正を提案する。
紹介文
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ISO 21501-3(ISO/TC 24/SC 4)
Determination of particle size distribution -- Single particle light interaction methods -- Part 3: Light extinction liquid-borne particle counter
粒子径分布の測定-単一微粒子光相互作用法-第3部:光遮断式液体伝播粒子計数器発行時期:2019年11月22日
審議団体:一般社団法人 日本粉体工業技術協会規格概要
水道水や注射用水などの清浄度評価用の粒子計数器について、粒子径や流量などの許容範囲を規定する規格。2007年にISO規格化され、2010年にJIS規格が改正発行された。改正時の審議によって、JISはISOより内容が高度になったため、その内容を基にISO規格の改正を提案する。
紹介文
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ISO 13320(ISO/TC 24/SC 4)
Particle size analysis -- Laser diffraction methods
発行時期:2020年1月予定
審議団体:一般社団法人 日本粉体工業技術協会規格概要
本規格は2009年の発行の際に過大な情報が詰め込まれ、一般ユーザーには使いにくいものとなっている。この問題を解消するため、我が国からは以下①~⑤のコンセプトに基づく改定を提案する。
①最新の技術の進歩と広がりを反映する。
②歴史的経緯に囚われず、実際に製造・販売・利用されている装置に適合する規格とする。
③関連規格で規定されていることは省き、この測定法特有の事項に留める。
④特定の試料や応用に限定される記述等は附属書に移動する。
⑤規格本文をできるだけコンパクトにする紹介文
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ISO 22551(ISO/TC 206/WG 9)
Determination of bacterial reduction rate by semiconducting photocatalytic materials under indoor lighting environment -- Semi-dry method for estimating antibacterial activity on the actual environmental bacteria contamination surface
発行時期:2020年1月予定
審議団体:一般社団法人 日本ファインセラミックス協会規格概要
実環境中の細菌汚染に対する抗菌効果を想定したセミドライ式抗菌試験方法
紹介文
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IEC 62933-5-2(IEC/TC 120)
Safety requirements for grid integrated EES systems Safety requirements for grid integrated EES systems - electrochemical based systems
発行時期:2020年7月予定
審議団体:一般社団法人 電気学会規格概要
化学電池をそのエネルギー源とするEESSに事故が発生した場合を想定した人の安全に関するとの安全の規定
紹介文
化学電池をそのエネルギー源とした電気エネルギー貯蔵システムで万一事故が発生した場合の人の安全に対するIEC規格を制定した。引き続きJIS化を進める予定。
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ISO 21384-3(ISO/TC20/SC16)
Unmanned aircraft systems -- Part 3: Operational procedures
無人航空機システムー第3部:運用手順発行時期:2019年11月19日
審議団体:一般社団法人 日本規格協会規格概要
無⼈航空機の安全な運航に必要な運⽤⼿順を規定しています。
紹介文
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ISO 10867:2019 (Ed.2)(ISO/TC229)
Nanotechnologies — Characterization of single-wall carbon nanotubes using near infrared photoluminescence spectroscopy
発行時期:2019年12月予定
審議団体:国立研究開発法人 産業技術総合研究所規格概要
NIR-PL による単層カーボンナノチューブの固有特性を計測するための技術仕様
紹介文
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IEC 61169-24(IEC/SC46F)
Radio-frequency connectors - Part 24: Sectional specification - Radio frequency coaxial connectors with screw coupling, typically for use in 75 cable networks (type F)
無線周波コネクタ-第24部:個別仕様書-標準的に75 ohmケーブルネットワークに使用する、ねじ込み継手を持つ無線周波同軸コネクタ(タイプF)発行時期:2019年7月19日
審議団体:一般社団法人 電子情報通信学会規格概要
テレビのアンテナ線にも使用されているコネクタの形状、機械的・電気的特性の仕様を規定
紹介文
国内でサービスが開始されている4K CS放送の仕様に対応した仕様に改訂されました。
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IEC 61169-64(IEC/SC46F)
Radio frequency connectors - Part 64: Sectional specification - RF coaxial connectors with 0,8 mm inner diameter of outer conductor - Characteristic impedance 50 (type 0,8)
無線周波数コネクタ-第64部:品種別通則-外導体内径0,8mmを持つ無線周波同軸コネクタ-特性インピーダンス50(タイプ 0,8)発行時期:2019年9月12日
審議団体:一般社団法人 電子情報通信学会規格概要
110 GHzを超えるミリ波帯まで使用可能なコネクタの仕様を規定
紹介文
5Gのコンポーネントにおいて使用する周波数の2倍まで測定を可能とするコネクタの技術仕様が規格化されました。
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Magnesium and magnesium alloys -- Determination of mercury
マグネシウム及びマグネシウム合金-水銀の定量発行時期:2019年7月25日
審議団体:一般社団法人日本マグネシウム協会規格概要
マグネシウム及びマグネシウム合金中の水銀量をICP-MS法で測定する分析方法の規格
紹介文
水銀に関する水俣条約への対応として作成した、マグネシウム材料中の水銀量を測定する分析方法の規格です。マグネシウム材料の分析方法規格に、世界で初めてICP-MS法を採用した規格です。
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ISO 4180(ISO/TC122/SC3)
Packaging — Complete, filled transport packages — General rules for the compilat
発行時期:2019年11月予定
審議団体:公益社団法人 日本包装技術協会規格概要
包装貨物の輸送・保管における振動・衝撃・圧縮等のストレスに対する評価試験を構成する手順と条件を規定している規格である。
紹介文
ISO 4180は、2009年の改正で試験条件が厳しくなり、日本の輸送環境と不整合が生じていました。今回の改正により、日本のような整備された輸送環境も踏まえた試験レベルを追加すると共に、より実輸送に近い試験条件への見直しが行われました。
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Hydrogen Fuel Quality -- Product Specification
発行時期:2019年11月予定
審議団体:一般社団法人 水素供給利用技術協会規格概要
各種水素燃料の品質を規定した国際規格
紹介文
水素燃料の品質を規定した国際規格。この中に一般水素燃料とともに燃料電池自動車用水素燃料と定置式PEM燃料電池用水素燃料の品質規格が含まれる。
*現在、ISO 14687はPart1~3がある。今回の改訂は、3分割された旧版を合本したうえで改訂しているため、第1版として発行される。 -
ISO 22947(ISO/TC126)
Cigarettes -- Determination of carbon monoxide in the vapour phase of cigarette smoke with an intense smoking regime -- NDIR method
発行時期:2019年9月予定
審議団体:日本たばこ産業株式会社規格概要
強制喫煙条件下でたばこの煙COを定量する方法(NDIR法)
紹介文
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ISO 22197-2(ISO/TC206/WG9)
Test method for air-purification performance of semiconducting photocatalytic materials -- Part 2: Removal of acetaldehyde
発行時期:2019年10月予定
審議団体:一般社団法人日本ファインセラミックス協会規格概要
アセトアルデヒド分解
紹介文
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ISO 22197-3(ISO/TC206/WG9)
Test method for air-purification performance of semiconducting photocatalytic materials -- Part 3: Removal of toluene
発行時期:2019年10月予定
審議団体:一般社団法人日本ファインセラミックス協会規格概要
トルエン分解
紹介文
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ISO 22077-4(ISO/TC215)
Health informatics — Medical waveform format — Part 4: Stress test electrocardiography
発行時期:2019年11月予定
審議団体:一般財団法人医療情報システム開発センター規格概要
負荷心電図をISO 22077-1(MFER)に基づいて記述する国際標準
紹介文
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Environmental considerations specific to insulated electrical power and control cables
絶縁電力及び制御ケーブルに固有の環境配慮発行時期:2019年9月16日
審議団体:一般社団法人日本電線工業会規格概要
電力ケーブルの環境ライフサイクルアセスメントと導体サイズ最適化のための方法論
紹介文
導体サイズを太径化(最適化)することにより、通電時の電力損失を低減し、これによりCO2削減及び省エネルギーを図ることができる方法論についてIECで規格化された。
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Directly heated negative temperature coefficient thermistors - Part 2: Sectional specification - Surface mount negative temperature coefficient thermistors
直接加熱NTCサーミスタ-第2部:品種別通則-表面実装NTCサーミスタ発行時期:2019年7月19日
審議団体:一般社団法人電子情報技術産業協会規格概要
この規格は、半導体特性をもつ遷移金属酸化物によって作られる直熱形の表面実装形負温度係数サーミスタについて規定する。
紹介文
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Fixed capacitors for use in electronic equipment - Part 16: Sectional specification - Fixed metallized polypropylene film dielectric DC capacitors
電子機器に使用する固定コンデンサ-第16部:品種別通則:固定金属化ポリプロピレンフィルム誘電直流コンデンサ発行時期:2019年9月16日
審議団体:一般社団法人電子情報技術産業協会規格概要
この規格は、IEC 60384-1を品目別通則とする品種別通則で、電子機器用固定メタライズドポリプロピレンフィルム直流コンデンサに適用する。
紹介文
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Ships and marine technology -- Maritime safety -- Gas inflation systems for inflatable life-saving appliances
船舶及び海洋技術 - 海上の安全-膨張式救命設備のためのガス膨張システム発行時期:2019年7月12日
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
1974年SOLAS条約(改正を含む)及びIMO MSC.48(66)(救命設備コード)の要件に適合する膨脹式救命器具のガス膨脹システムの性能及び試験に関する要求事項について、IMO強制文書を補完するものとして取り纏めたもの。なお、ガス容器の品質、使用方法、試験に関する要件は各国様々であるため、この規格ではガス容器については対象外としている。
紹介文
圧縮炭酸ガスで膨脹させる救命いかだ及び海上脱出装置等の船上の救命設備に用いられるガス膨脹システムの性能要件及び試験要件を取りまとめた規格。
今回の改訂では、これまで不備だった耐食試験等を修正及び追加するとともに、既存の各種試験の数値基準の見直しを行った。また、日本の製造者も使用しているガスシリンダーバルブとオペレーションヘッドが一体になったシステムに対応できるように改訂した。 -
Ships and marine technology -- Navigation and ship operations -- Guidelines for onboard telephone equipment
船舶及び海洋技術-航行及び船舶運航-車載電話機器のガイドライン発行時期:2019年8月7日
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
船舶で用いられる電話設備に関する指針について取り纏めたもの。
紹介文
海外の粗悪品の排除、国内企業が製造する製品の世界市場への普及促進のため、ISO/TC8/SC6(航海及び操船分科委員会)にて、日本から提案し、主導して作成した規格です。
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Ships and marine technology -- Marine magnetic compasses, binnacles and azimuth reading devices
船舶及び海洋工学-海洋磁気コンパス、ビナクル及びアジマス読み取り装置発行時期:2019年7月12日
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
船舶の航海用及び操舵用として装備される船用磁気コンパス、ビナクル及び方位測定具の構造、性能、表示等について取り纏めたもの。
紹介文
定期見直しにより、当該規格の2009年版が改正されることになり、ISO/TC8/SC6(航海及び操船分科委員会)にて、日本が主導して作成した規格です。
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Digital cameras - Measurement and description method for image stabilization performance - Part 1: Optical systems
デジタルカメラ-画像安定性能の測定方法-第1部:光学システム発行時期:2019年7月24日
審議団体:写真感光材料工業会規格概要
デジタルカメラの手ぶれ補正効果に関する測定方法および表記方法(光学式)
紹介文
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Permanence and durability of commercial prints -- Part 21: In-window display -- Light and ozone stability
商業印刷物の永続性及び耐久性-第21部:ウインドーディスプレー-光及びオゾン安定度発行時期:2019年7月19日
審議団体:写真感光材料工業会規格概要
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紹介文
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Test methods for fibre-reinforced cementitious composites -- Bending moment -- Curvature curve by four-point bending test
繊維強化セメント系複合材料の試験方法-曲げモーメント-4点曲げ試験による曲率曲線発行時期:2019年7月23日
審議団体:公益社団法人日本コンクリート工学会規格概要
角柱供試体の4点曲げ載荷によって、繊維補強セメント複合材料の曲げモーメント-曲率曲線を計測する方法を規定するものである。
紹介文
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Fibre-reinforced polymer (FRP) reinforcement of concrete -- Test methods -- Part 3: CFRP strips
繊維強化ポリマー(FRP)によるコンクリートの補強-試験方法-第3部:CFRPストリップ発行時期:2019年7月25日
審議団体:公益社団法人日本コンクリート工学会規格概要
コンクリート補強用の一方向CFRP帯板材の引張試験方法および促進暴露試験方法を規定するものである。
紹介文
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Magnesium and magnesium alloys — Determination of mercury
マグネシウム及びマグネシウム合金-水銀の定量発行時期:2019年7月25日
審議団体:一般社団法人日本マグネシウム協会規格概要
水銀条約の発効に向けて、Mg材料中微量水銀を定量する高パフォーマンス分析法を規格化した。
紹介文
国際取引の盛んなマグネシウム材料に関して、水銀条約の発効に対応すべく、材料中微量水銀を定量する高パフォーマンスな分析法を開発し、規格化した。
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Packaging-Accessible design-Handling and manipulation
包装-アクセシブルデザイン-取扱い及び操作発行時期:2019年7月19日
審議団体:公益社団法人日本包装技術協会規格概要
包装の取扱いと操作における取り出しから廃棄に至るまでの人間の動作おける要求事項や推奨事項を規定している。
紹介文
取扱いと操作における包装の運搬、開梱、再封、中身の取り出し、保管および廃棄に関連する、持つ、持ち上げる、運ぶ、引く、押す、滑らせる、把持する、ねじるなどの動作、またこれらを組み合わせた動作の人間の身体の能力を含め、高齢者、障害者の能力も考慮して、要求事項および推奨事項を規定している。
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Building Environment Design - Indoor environment - Daylight opening design process in order to ensure sustainability principles in visual environment
建築環境設計-室内環境-視覚環境における持続可能性の原則のためのデーライトオープニングデザイン発行時期:2019年8月21日
審議団体:一般社団法人建築・住宅国際機構規格概要
本規格は、建築環境設計の一般原則を定めるISO 16813、および屋内視環境の設計プロセスを定めるISO 16817に従って、建築の統合設計における採光用開口(窓および天窓)の設計プロセスを定めるものである。また、本規格は、視環境の快適性と健康性を確保するために、室の床面積または壁面積に対する開口率、適切な室内昼光量と日照、眺望の質、昼光制御を考慮するよう定めている。
紹介文
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Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) -- Test method for determination of phenol oxidative decomposition performance of semiconducting photocatalytic materials by quantitative analysis of total organic carbon (TOC)
ファインセラミックス(先進セラミックス、先進技術セラミックス)-全有機炭素(TOC)の定量分析による半導体光触媒材料のフェノール酸化分解性能の測定試験方法発行時期:2019年9月6日
審議団体:一般社団法人日本ファインセラミックス協会規格概要
フェノールの酸化分解性能測定方法
紹介文
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ISO/TS 11251(ISO/TC229)
Nanotechnologies -- Characterization of volatile components in single-wall carbon nanotube samples using evolved gas analysis/gas chromatograph-mass spectrometry
発行時期:2019年9月
審議団体:国立研究開発法人産業技術総合研究所規格概要
EGA-GCMSによる単層カーボンナノチューブの固有特性を計測するための技術仕様
紹介文
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IEC 60095-7(ISO/TC21)
Lead-Acid Starter Batteries - Part 7: General requirements and methods of test for motorcycle batteries
発行時期:2019年10月
審議団体:一般社団法人電池工業会規格概要
自動二輪車用の鉛蓄電池の要求性能及び試験方法
紹介文
日本の松村プロジェクトリーダーの献身的な活動による成果である。
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Electromechanical elementary relays - Part 10: Additional functional aspects and safety requirements for high-capacity relays
電磁式エレメンタリリレー-第10部:大容量リレーの追加機能的側面及び安全要求事項発行時期:2019年7月11日
審議団体:一般社団法人日本電気制御機器工業会規格概要
自動二輪車用の鉛蓄電池の要求性能及び試験方法
紹介文
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Systems and software engineering — Systems and software quality requirements and evaluation (SQuaRE) — Quality requirements framework
システム及びソフトウェア工学-システム及びソフトウェア製品品質要求事項及び評価(SQuaRE)-品質要求事項の枠組発行時期:2019年8月28日
審議団体:一般社団法人情報処理学会規格概要
SQuaRE(システム及びソフトウェア製品の品質要求及び評価)シリーズのISO/IEC 25010、25012の品質モデル及びISO/IEC 25022、23、24の品質測定量を用いて、データ品質を含めたシステム及びソフトウェアの品質を定義するための方法を規定する規格.現在の規格はソフトウェア品質を対象としていたが、今回の改訂版はデータ品質、システム品質まで拡張するもの。
紹介文
SQuaREの品質モデルと測定量を用いて品質要求を定義する際の必須事項と推奨事項についてまとめています.品質要求をシステム開発にどう取り入れるかを悩んでいる組織に使ってもらえればと思います。
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ISO 23274-1(ISO/TC22/SC37)
Hybrid-electric road vehicles — Exhaust emissions and fuel consumption measurements — Part 1: Non-externally chargeable vehicles
ハイブリッド電気路上走行車-排気物質及び燃料消費の測定-第1部:非外部充電式車両発行時期:2019年7月
審議団体:(一財)日本自動車研究所規格概要
ハイブリッド電気自動車-排気ガス及び燃料消費量測定法-第1部:外部充電無し自動車
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ISO 22253(ISO/TC126)
Cigarettes — Determination of nicotine in total particulate matter from the mainstream smoke with an intense smoking regime — Gas-chromatographic method
シガレット-集中喫煙管理による主流煙からの全粒状物質中のニコチンの測定-ガスクロマトグラフ法発行時期:2019年4月1日
審議団体:日本たばこ産業株式会社規格概要
ガスクロマトグラフィーを用いて、強制喫煙条件における主流煙中のニコチンを定量する方法。
紹介文
TC 126(たばこおよびたばこ製品)において、日本がPLをとって発行まで至った初めての規格です。
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ISO 20140-3(ISO/TC184 /SC5)
Automation systems and integration — Evaluating energy efficiency and other factors of manufacturing systems that influence the environment — Part 3: Environmental performance evaluation data aggregation process
オートメーションシステム及びその統合-環境に影響を及ぼす製造システムのエネルギー効率及びその他の要因の評価-第3部:環境パフォーマンス評価データ集約プロセス発行時期:2019年5月2日
審議団体:一般財団法人製造科学技術センター規格概要
製造工場に設置された製造システムのエネルギー効率等の環境性能の評価プロセスについて規定する。
紹介文
製造システムのエネルギー効率等の環境性能の評価プロセスの全体については、ISO 20140-2(2018-07発行)に規定されている。
本規格(ISO 20140-3)は、製造装置などから発生する環境影響データを、製造システムの構成に従って、目的に適合するように積算する手順を規定するものであり、評価プロセスの中核をなす。 -
ISO 21859(ISO/TC206/WG12)
Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics) — Test method for plasma resistance of ceramic components in semiconductor manufacturing equipment
発行時期:2019年6月
審議団体:一般社団法人日本ファインセラミックス協会規格概要
半導体製造設備のセラミック部品の耐プラズマ性試験方法
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ISO/IEC 13251(ISO/IEC/JCT1/SC35)
Information technology — Collection of graphical symbols for office equipment
情報技術-オフィス機器のための図記号集発行時期:2019年5月16日
審議団体:一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会、一般社団法人情報処理学会規格概要
この文書は典型的な事務機械、例えば、パーソナルコンピュータ、プリンタ、電話機及びコピー機などに使われユーザの操作を支援する図記号集である。この図記号集はIEC 60417及びISO 7000に規格化された関連図記号であり、他の分野にも使用できる。
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ISO 20813(ISO/TC34/SC16)
Molecular biomarker analysis -- Methods of analysis for the detection and identification of animal species in foods and food products (nucleic acid-based methods) -- General requirements and definitions
分子生物指標分析-(核酸ベース法による)食品における動物種の識別及び検出のための分析方法-一般要求事項及び定義発行時期:2019年5月
審議団体:独立行政法人農林水産消費安全技術センター規格概要
分子生物学的手法を利用した個別の食品中動物種判別技術に共通して用いることができる性能指標項目や、分析結果を表す単位が定められています。
また、分析結果から食品原材料表示のために必要な「重量」を求める際の例も掲載されています。紹介文
(特非)バイオ計測技術コンソーシアムが中心となって日本主導で開発したバイオテクノロジーを用いた食品中動物種判別技術に関する規格です。
本規格が発行されることで、食品偽装対策の一助となり食の信頼性を支え、またハラルやヴィーガン等の世界の食文化に広く対応するための技術基盤となります。 -
ISO 19962(ISO/TC172/SC1)
Optics and Photonics-Measurement of reflectance of plane surface and transmittance of plane parallel elements
発行時期:2019年7月
審議団体:日本光学工業協会規格概要
積分球を備えた分光光度計を用いて光学表面における可視光領域を含む紫外線から近赤外線領域の前方散乱光の分光測定方法について規定する。
紹介文
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ISO 19894(ISO/TC173)
Walking trolleys - Requirements and test methods
発行時期:2019年7月
審議団体:一般社団法人日本福祉用具・生活支援用具協会規格概要
シルバーカーの強度、トルク、安定性及び耐久性等に関する要求性能と試験方法を規定。
紹介文
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ISO/TR 16161(ISO/TC184/SC5)
Automation systems and integration -- Use case of capability profiles for cooperation between manufacturing software units
発行時期:2019年5月
審議団体:一般財団法人製造科学技術センター規格概要
目的に合わせたアプリケーション・システムの動的構成において、複数の生産ソフトウェアを連携協調して構成することが考えられる。このテクニカルレポートでは、ISO16100の提案するケイパビリティ・プロファイルを利用して、各生産ソフトウェアのもつ機能に関する情報を交換することで、適切なソフトウェア間で連携関係を確立し、全体システムとして協調するためのアプローチについて述べている。
紹介文
ISO16100の提案するケイパビリティ・プロファイルを利用して、各生産ソフトウェアのもつ機能に関する情報を交換することで、適切なソフトウェア間で連携関係を確立し、全体システムとして協調するための方法について述べているテクニカル・レポート。
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ISO 19455-1(ISO/TC205/WG10)
Planning for functional performance testing for building commissioning -- Part 1: Secondary hydronic pump, system and associated controls
建築物のコミッショニングのための機能性能試験方法の計画-第1部:二次ポンプ、システム及び関連制御発行時期:2019年5月
審議団体:一般社団法人建築・住宅国際機構規格概要
建築物の設備システムが設計意図通りの性能を発揮することを検証するための試験方法に関する規格である。第一部は、空調システムの冷温水を搬送する二次ポンプに関わる試験方法を規定する。
紹介文
建築物の省エネルギー化を確実に達成するためには、竣工後の実運用条件下において、設備システムが設計意図通りに動いているかを検証し、必要に応じて調整することが重要です。本規格では、空調システムの二次ポンプを対象として、システムの機能と性能を検証する具体的な手順を規定しています。
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IEC 62909-2(IEC/TC22/SC22E)
Bi-directional grid-connected power-converters- Part 2: Interface of GCPC and distributed energy resources
双方向性グリッド接続形電力変換装置-第2部:GCPCと分散型エネルギー資源のインタフェース発行時期:2019年3月8日
審議団体:一般社団法人電気学会規格概要
IEC 62909-2は、特定のタイプの分散型電源をGCPCに接続するために必要な要件を定義する。
紹介文
IEC 62909シリーズは、双方向系統電力系変換器(GCPC)の要件を定義しています。 GCPCには複数の分散型電源を接続できるため、IEC 62909-2では、特定の分散型電源をGCPCに接続する場合のインターフェイス要件を定義しています。
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IEC 62872 Ed. 2 (IEC/TC65)
Industrial-process measurement, control and automation system;
interface between industrial facilities and the smart grid 【工業用プロセス計測制御;
産業設備とスマートグリッドの間のインターフェース 】発行時期:2019/04
審議団体:一般社団法人 日本電気計測器工業会規格概要
産業施設とスマートグリッド間の情報の流れに関するインターフェースの規定。産業施設とスマートグリッド間の電気エネルギーの流れの計画、管理、及び制御を支援するために必要な情報の交換を可能にするために要求される規格を識別し、プロファイル化し、拡張する。この規格の適用範囲は、その制御のための制御と最終的責任が産業施設によって外部団体に委任されている施設内のエネルギー資源の直接制御に必要なプロトコルを特に除外している。(すなわち電力網オペレータによる分散型エネルギー資源の制御)。
紹介文
我が国における最終エネルギー消費のうち4割を産業部門が占める中、産業オートメーション分野は、社会インフラを支える重要な責任の一端を担っている。スマートグリッドは最も重要なエネルギーである電力を供給するベースとして、ホーム(家庭)やビル(オフィス)だけでなく工場・プラントと相互に情報交換を行いながら接続されることが期待されている。本規格は、工場・プラントにおいてものづくりを安全・安心・高効率で行うことを前提として、工場・プラントにおけるFEMS(ファクトリー・エネルギー管理システム)およびスマートグリッド間のインターフェースに関する国際標準規格である。
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ISO 20083-2 (ISO/TC8/SC2)
Ships and marine technology — Shaft power measurement for ship
propulsion system — Part 2:Optical reflection method発行時期:2019/04
審議団体:一般財団法人 日本船舶技術研究協会規格概要
船舶の推進力(機関の推進出力)を推進軸の推進力によるねじれを光学的に検知して測定する装置の基準
紹介文
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ISO 20083-3 (ISO TC8 SC2)
Ships and marine technology — Shaft power measurement for ship
propulsion system — Part 3:Elastic vibration method発行時期:2019/04
審議団体:一般財団法人 日本船舶技術研究協会規格概要
船舶の推進力(機関の推進出力)を推進軸の推進力によるねじれを軸に張り付けた被膜の振動数の変化により検知して測定する装置の基準
紹介文
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IEC 61020-1(IEC/TC23/SC23J)Electromechanical switches for use in electrical and
electronic equipment - Part 1: Generic specification
【電気・電子機器で使用する電気機械式スイッチ-第1部:品目別通則 】発行時期:2019/01/16
審議団体:一般社団法人 日本電気制御機器工業会規格概要
電気及び電子機器への使用を意図したスイッチの個別仕様書に関する規定
紹介文
電気及び電子機器への使用を意図したスイッチの個別仕様書の記載内容について規定しておりますので、ご活用下さい。
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ISO
TR 19688 (ISO/TC115/SC2)Rotodynamic pumps -Hydraulic performance acceptance test using
a model pump
【ターボポンプ-モデルポンプを使用する水力性能検収試験】発行時期:2019/01/11
審議団体:一般社団法人 日本産業機械工業会規格概要
模型ポンプによる性能試験方法(JISB8327)の国際規格化。当初、ISOとして提案したが、内容の一部について合意が得られず、TRとして発行。
紹介文
今回の提案では、性能換算式及びポンプの製造公差についてのコンセンサス(JISB8327の採用)が得られなかったが、技術的裏付けのある換算式の採用及び相似性を保証する製造公差の採用に向けて、各国のコンセンサスが得られるよう発信を続けていく。
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ISO
21618(ISO TC206 WG6)Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics)
-- Test method for fracture resistance of monolithic ceramics at room temperature by
indentation fracture (IF) method
【ファインセラミックス(先進セラミックス、先進技術セラミックス)-圧入破壊(IF)法によるモノリシックセラミックスの破壊抵抗ぼ試験方法 】発行時期:2019/07
審議団体:一般社団法人 日本ファインセラミックス協会規格概要
インデンテーション破壊抵抗
紹介文
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ISO 20318-1 (ISO TC10 WG18)Mechanical pencils and leads for general use — Classification,
dimensions, quality and test methods — Part 1: Mechanical pencils
【一般用途のシャープペンシル及び芯-分類、寸法、品質及び試験方法-第1部:シャープペンシル】発行時期:2019/02
審議団体:日本筆記具工業会規格概要
一般用シャープペンシルの種類、寸法、品質、試験方法、表示などについて規定。
紹介文
ISO 9177-1(Mechanical
pencils)の適用範囲が2011年に「製図用」に明確化されたため、それよりはるかに流通量の多い「一般用シャープペンシル」について、JISをベースにして日本から新規提案を行った。適用範囲に最近はやりの多機能ペンのシャープユニットを取り込み、芯径は日本で用いられている表示直径とするとともに種類を増やし、さらには重要部品の金属製とプラスチック製の規定を別途設定し、それぞれの品質項目も含め大幅に拡大かつ詳細に規定した。 -
ISO 20318-2 (ISO TC10 WG18)Mechanical pencils and leads for general use — Classification,
dimensions, quality and test methods — Part 2: Black leads
【一般用途のシャープペンシル及び芯-分類、寸法、品質及び試験方法-第2部:黒芯】発行時期:2019/02
審議団体:日本筆記具工業会規格概要
一般用シャープペンシルに用いる芯の種類、品質、寸法、試験方法、表示などについて規定。
紹介文
「シャープペンシル用芯」における硬度記号(HBなど)は単純な硬さではないため、ISOではこれまで「種類(6B~9H)」のみが規定されていた。今回JISの評価方法である「筆記時の硬さ(崩れやすさ)=フリーハンド」と「描線の濃さ=HB濃度の定量化」を採用して、初めて全硬度記号を規定することができた。国による試験機や試験紙等の入手事情を考慮して柔軟に対応し、濃度試験用の画線機については二種、試験紙については三種を規定し、しかも同じ品質レベルとなるよう、海外メーカーと共に試験と調整を重ね、規格を制定した。
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IEC 60825-12 ED.2 (IEC TC76)Safety of laser products - Part 12: Safety of free space
optical communication systems used for transmission of information
【レーザ製品の安全性-第12部:情報伝達に利用される自由空間光通信システムの安全性】発行時期:2019/02
審議団体:一般社団法人 光産業技術振興協会規格概要
レーザ光を用いた光空間通信システムのレーザ安全性に関する規格
紹介文
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ISO 24678-1 (ISO/TC92/SC4))
Fire safety engineering -- Requirements governing algebraic
equations -- Part 1: General requirements発行時期:2019/03
審議団体:(一社)建築・住宅国際機構規格概要
火災安全工学に用いる代数式の一般要求事項を規定している。
紹介文
建築物等の性能的火災安全設計に用いる代数式の基本的要求事項を規定している。この規定に基づいて、個別の計算式の規格が順次制定される予定である。
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ISO
20480-2 (ISO/TC281)Fine bubble technology -- General principles for usage and
measurement of fine bubbles -- Part 2: Categorization of the attributes of fine
bubbles
【ファインバブル技術-ファインバブルの利用及び測定の一般原則-第2部:ファインバブルの属性のカテゴリ分類 】発行時期:2018/11/15
審議団体:(一社)ファインバブル産業会規格概要
この文書は、ユーザーが液体品質とファインバブルのサイズと個数濃度を記述できるようにするための一般原則と属性の分類を規定。
紹介文
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IEC 60747-16-6 Ed.1 (IEC/TC47/SC47E)
Semiconductor devices - Part 16-6: Microwave integrated
circuits – Frequency multipliers発行時期:2019/01
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
マイクロ波集積回路 周波数逓倍器
紹介文
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IEC/TS 62312-1-1 Ed. 2.0 (IEC/TC100/TA11)Guideline for synchronization of audio and video - Part 1-1:
Measurement methods for synchronization of audio and video equipment and systems -
General
【オーディオとビデオの同期化の指針-第1-1部:オーディオ及びビデオ機器システムの同期化の測定方法-一般】発行時期:2019/02
審議団体:日本筆記具工業会規格概要
AVシンクロの測定法、General
紹介文
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IEC/TS 62312-2 Ed. 2.0 (IEC/TC100/TA11)Guideline for synchronization of audio and video - Part 2:
Methods for synchronization of audio and video systems
【オーディオとビデオの同期化の指針-第2部:オーディオとビデオシステムの同期化の方法】発行時期:2018/11/02
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
AVシンクロを取る方法
紹介文
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IEC 63033-2 Ed. 1.0 (IEC/TC100/TA17)Car multimedia systems and equipment - Drive monitoring system
- Part 2: Recording methods of the drive monitoring system
【自動車用マルチメディアシステム及び機器-運転監視システム-第2部:運転監視システムの記録方式】発行時期:2018/11/28
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
車周辺モニタリングシステム、Part2 録画方法
紹介文
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IEC 61937-11 Ed. 1.1 (IEC/TC100/TA4)Digital audio - Interface for non-linear PCM encoded audio
bitstreams applying IEC 60958 - Part 11: MPEG-4 AAC and its extensions in LATM/LOAS
【デジタルオーディオ-IEC 60958を適用する非リニアPCMでコード化されたオーディオビットストリームのインタフェース-第11部:MPEG-4
AAC及びLATM/LOAS内での拡張】発行時期:2018/11/02
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
圧縮オーディオデータ伝送、MPEG-4 AAC拡張
紹介文
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IEC 62899-201 Amd.1 Ed. 1.0 (IEC/TC119)Amendment 1 - Printed electronics - Part 201: Materials -
Substrates
【修正票1-プリンテッドエレクトロニクス-第201部:素材-回路基板】発行時期:2018/11/15
審議団体:(一社)電子情報技術産業協会規格概要
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紹介文
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ISO
49:1994/Amd 1:2018 (ISO TC5 SC5)Chemical composition of the zinc coating -- adjustment to
actual requirements regarding hazardous substance
【修正票1-亜鉛被覆の化学組成-危険物質に関する現在の要求事項の調整】発行時期:2018/04/24
審議団体:日本金属継手協会規格概要
ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手の表面に施す亜鉛めっき中に含まれる鉛の含有率を、従来より制限した規格
紹介文
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ISO
7176-30 (ISO/TC173/SC1/WG1)Wheelchairs -- Part 30: Wheelchairs for changing occupant
posture -- Test methods and requirements
【車いす-第30部:搭乗者の姿勢を変える車いす-試験方法及び要求事項 】発行時期:2018/11
審議団体:日本福祉用具・生活支援用具協会(JASPA)規格概要
リクライニング・チルティング・スタンドアップのできる車椅子の試験方法
紹介文
東アジア標準化フォーラムで国際標準化案を作成したもの
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ISO
20720 (ISO/TC202)Microbeam analysis -- Methods of specimen preparation for
analysis of general powders using WDS and EDS
【マイクロイビーム分析-WDSいい部」EDSを使用する一般粉体の分析のための試料の調製方法】発行時期:2018/10/18
審議団体:表面化学分析技術国際標準化委員会 JSCA)規格概要
粒径100nm以上の粉をEPMA、SEM-EDXで分析する場合の試料前処理を分析目的と粒径で分類して規定する
紹介文
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ISO
21255 (ISO/TC281)Fine bubble technology -- Storage and transportation of
ultrafine bubble dispersion in water
【ファインバブル技術-水中の超微細気泡分散の保存及び輸送】発行時期:2018/10/12
審議団体:(一社)ファインバブル産業会規格概要
この文書では、ウルトラファインバブルの貯蔵および輸送のための手順および装置を規定。
紹介文
このようなウルトラファインバブルを維持するために関連する要件としてサイズと個数濃度としての特性を規定。
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ISO
20298-1 (ISO/TC281)Fine bubble technology -- Sampling and sample preparation for
measurement -- Part 1: Ultrafine bubble dispersion in water
【ファインバブル技術-測定のためのサンプリング及びサンプル調製-第1部:水中でのウルトラファインバブルの分散 】発行時期:2018/11/13
審議団体:(一社)ファインバブル産業会規格概要
この文書は、水中でのウルトラファインバブル分散液のサンプリングおよび試料調製の手順および要件を規定。
紹介文
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ISO
20468-1 (ISO/TC282/SC3)Guidelines for performance evaluation of treatment
technologies for water reuse systems -- Part 1: General
【水再利用システムのための処理技術の性能評価の指針-第1部:一般 】発行時期:2018/10/31
審議団体: 国土交通省下水道部流域管理官規格概要
本規格は、水再利用システムにおける処理技術の性能評価方法に関するガイドラインです。
紹介文
TC282/SC3/WG2(処理技術の性能評価)では現在、日本の優れた水処理技術の性能評価方法を規定する規格を計5本開発しています。(ISO20468-2(Part2:GHGに基づく性能評価)、ISO20468-3(Part3:オゾン処理技術の性能評価)、ISO20468-4(Part4:UV消毒技術の性能評価)、ISO20468-5(Part5:膜処理技術の性能評価)、ISO20468-6(Part6:イオン技術の性能評価))。
ISO20468-1(Part1:処理技術の性能評価一般概念)は、現在開発中のそれら規格のベースとなる規格になります。 -
ISO
20469 (ISO/TC282/SC3)Guidelines for water quality grade classification for water
reuse
【水の再利用のための水質等級分類の指針 】発行時期:2018/11/05
審議団体:国土交通省下水道部流域管理官規格概要
本規格は非飲料の再生水の利用場所において、利用者が安全性を判断するための一助となることを目的とした、水質の階級分類を示すガイドラインです。
紹介文
本規格はTC282/SC3/WG1(健康リスク)において開発されたガイドラインです。2018年5月に発行されたISO20426(健康リスク評価と管理)に続く、発行規格第2段になります。
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IEC
IEC TS 63042-101 ED1(IEC/TC122)UHV AC transmission systems - Part 101: Voltage regulation and insulation design for UHV AC transmission systems
【UHV AC電送システム-第101部:電圧調節及び絶縁設計 】発行時期: 2019/02/01
審議団体:一般社団法人電気学会規格概要
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紹介文
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IEC
TS 63042-201 ED1(IEC/TC122)UHV AC transmission systems: Part 201: UHV AC substation design
【UHV AC電送システム-第201部:UHV AC変電所の設計 】発行時期: 2019/02/01
審議団体:一般社団法人電気学会規格概要
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紹介文
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IEC TS 63042-301 ED1 (IEC/TC122)
UHV AC transmission systems: Part 301: On-site acceptance
tests
【UHV送電システムの現地受入試験】発行時期:2019/02/01
審議団体:一般社団法人電気学会規格概要
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紹介文
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ISO
19847 (ISO/TC8/SC6)Ship and marine technology –Shipboard data servers to share
field data at sea
【船舶及び海洋技術-海上における共有現場データに対する船上データサーバー】発行時期:2018/10/05
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
規格では、船上データサーバーの性能、機能、環境要件、設置要件等に加えて、データの入出力管理や試験要件を定めている。また、データサーバーに機器との連携や安全性等を確保するため、データの冗長性の確保(RAID等)、入出力機能として船内LAN及びイーサネットを有すること、保存データのバックアップ機能、不正アクセスからの保護機能の要件も定めている。
紹介文
今後の海事分野におけるIoT、ビッグデータの活用が促進され、船舶の安全運航及び船員の労務軽減、自動運航船の実現に貢献するとともに、データの活用による今後のアプリケーション開発やサイバーセキュリティー対策の検討に際して我が国の事業者が先行者メリットを受けることができるなど、我が国海事産業界の国際競争力の強化及び活性化に繋がることが期待されます。
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ISO 19848 (ISO/TC8/SC6)
Ship and marine technology –Standard data for shipboard
machinery and equipment
【船舶及び海洋技術-船上機械及び機器のための標準データ】発行時期:2018/10/16
審議団体:一般財団法人日本船舶技術研究協会規格概要
規格では、データチャネル(唯一データとして取り扱うための標準)、時系列データ、データ構成等を定める。また、データ標準化のための方法、データIDの例として、機関関係データを定めたjsmea
mac及び DNVGL-VISの方式が示されている。紹介文
今後の海事分野におけるIoT、ビッグデータの活用が促進され、船舶の安全運航及び船員の労務軽減、自動運航船の実現に貢献するとともに、データの活用による今後のアプリケーション開発やサイバーセキュリティー対策の検討に際して我が国の事業者が先行者メリットを受けることができるなど、我が国海事産業界の国際競争力の強化及び活性化に繋がることが期待されます。
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ISO 4945 (ISO/TC17/SC1)
Steel-Determination of nitrogen-Spectrophotometric method
【鋼-窒素の定量方法-光度測定法】発行時期:2018/10/16
審議団体:一般社団法人日本鉄鋼連盟規格概要
窒素定量方法-アンモニア蒸留分離インドフェノール青吸光光度法
紹介文
国際共同実験の結果を受けて、適用範囲に高合金鋼を含め、低合金鋼における窒素含有率(質量分率)の下限値を0.002 mass
%から0.000 6 mass %(高合金の下限値は0.01 mass %)に拡大した。 -
ISO 20894 (ISO/TC20/SC1)
Aircraft -- LED based taxiing lightsystem -- General
requirements
【航空機-LEDベースの誘導灯システム-一般要件】発行時期:2018/09/11
審議団体:一般社団法人日本航空宇宙工業会規格概要
LEDを光源とする航空機のタキシーライト及びランウェイターンオフライトに対する、全般的な機能要求に関する規格
紹介文
LEDは低消費電力と長寿命を活かした整備工数低減効果から航空機用照明の光源として注目されてきている。しかし、従来はタキシーライトやランウェイターンオフライトのように大きな光束と輝度を持つLEDが無かったため、LEDがタキシーライトやランウェイターンオフライトの光源に採用されることは無かった。近年、大きな光束と輝度を持つLEDが開発され始めたことを受けて、本規格ではLEDを光源とするタキシーライト及びランウェイターンオフライトに対する全般的な機能要求を規定する。
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ISO 433 (ISO/TC20/SC1)
Conveyor belts – Marking
【コンベヤーベルト-マーク】発行時期:2017/10/25
審議団体:ISO/TC41ベルト国内審議委員会規格概要
コンベヤゴムベルトの表示(刻印)
紹介文
日本提案により、表示間隔等を変更した。
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ISO 505 (ISO/TC41/SC3)
Conveyor belts – Method of the determination of the tear
propagation resistance of textile conveyor belts
コンベヤーベルト-繊維性コンベヤーベルトの引裂伝播抵抗測定法発行時期:2017/10/19
審議団体:ISO/TC41ベルト国内審議委員会規格概要
コンベヤゴムベルトの引裂き抵抗力の測定方法
紹介文
日本提案により、図を変更した。
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ISO 21183-2 (ISO/TC41/SC3)
Light conveyor belts – Part 2: List of equivalent terms
発行時期:2018/12
審議団体:ISO/TC41ベルト国内審議委員会規格概要
ライトコンベヤベルトの各国同意語集
紹介文
日本語を新規に追加した。
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ISO 21433 (ISO/TC123/SC6)Plain bearings
-- Handling of plain bearings
【滑り軸受-滑り軸受の取扱い】発行時期:2018/10/15
審議団体:一般社団法人日本機械学会規格概要
一般の機械作業従事者を対象とした滑り軸受の取り扱い法を規定する。
紹介文
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ISO 10303-62 (ISO/TC184/SC4)
Industrial automation systems and integration -- Product data
representation and exchange -- Part 62: Integrated generic resource: Equivalence
validation of product data
【産業オートメーションシステム及びその統合-製品データの表現及び交換-第62部:統合一般リソース:製品テータの同等性バリデーション】発行時期:2018/10/03
審議団体:一般財団法人製造科学技術センター規格概要
2つの製品データ(データ変換前後を含む)の同等性を検証するための規格である。
世界の自動車産業、航空機産業の要請に応えたもので、主な使い道としては;
(1) 長期保存のContextで、保存されていたデータが意図したものか否かの確認
(2) 設計変更前後のデータの比較による設計変更箇所の確認
(3) CADバージョンアップ前後のデータの比較による、バージョンアップの妥当性の確認
(4) データ変換前後のデータの比較による、データ変換の正しさの検証
などがある。紹介文
首尾よく開発が進んで、予定通りのIS発刊に至った主な理由は以下である。
(1) NWI提案前に主要国に規格開発の意図、狙い、予想効果を十分に説明し同意を得たこと
(2) Boeing, Airbus, ProSTEP,
NISTなど製造業に絡む海外の有力な組織の代表者を開発組織に含めた国際プロジェクトで開発し、各国のニーズや意見を定期的な国際teleconferenceで収集して、合意形成を図ったこと。このためCD
ballot, DIS ballotは常に全会一致の承認であった。 20 -
ISO 16300-1 (ISO/TC184/SC5)
Automation systems and integration -- Interoperability of
capability units for manufacturing application solutions -- Part 1: Interoperability
criteria of capability units per application requirements
【オートメーションシステム及びその統合-製造アプリケーションソリューションに対する機能ユニットの相互運用性-第1部:適用要求事項ごとの機能ユニットの相互運用性の基準】発行時期:2018/09/28
審議団体:一般財団法人製造科学技術センター規格概要
生産アプリケーションシステムの機能要件と相互運用性基準を表すためのフレームワークを規定している。これは、機能要素の単位である生産ソフトウェアユニットの集合によって提供される機能の観点で、製造アプリケーションへの要求とソリューションを記述するためのフレームワークでもある。
紹介文
ISO
16100(プラットフォームに非依存な生産ソフトウェアユニットの相互運用性を確保することを目的とした国際標準)を活用して、生産ソフトウェアの相互運用による便益を上げるための国際標準であるISO
16300の第1部であり、シリーズ全体を概観できベースとなる考え方を知ることができる。 -
ISO 13084 (ISO/TC201/SC6)
Surface chemical analysis -- Secondary ion mass spectrometry
-- Calibration of the mass scale for a time-of-flight secondary ion mass
spectrometer発行時期:2019/02
審議団体:表面化学分析技術国際標準化委員会規格概要
飛行時間形二次イオン質量分析法の質量軸の校正。大きな質量に対応できるよう内部添加法を追加。
紹介文
TOF-SIMSの質量軸の校正法である。従来の規格では大きな質量を校正できない問題があった。この問題に対応するため、日本主導で内部添加法を追加した。
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ISO TS 16195
(ISO/TC229/JWG2)Nanotechnologies – Specification for developing representative
test materials consisting of nano-objects in dry powder form発行時期:2018/11
審議団体:産業技術総合研究所規格概要
ナノ材料標準試料の作成方法とその要件に関する技術仕様
紹介文
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EC TR 63069
(IEC/TC65)Industrial-processmeasurement, control and automation –
Framework for functional safety and security発行時期:2019/01
審議団体:一般社団法人日本電気計測器工業会規格概要
このテクニカル・レポート(TR)は、産業のプロセス計測・制御とオートメーションの領域でIEC 61508とIEC
62443の一般的適用のガイダンスを提供します。この文書は、IEC 61508とIEC 62443が適用される他の産業界に適用されるかもしれません。紹介文
工業用プロセス計測制御及びオートメーション(Industrial-process measurement, control
and automation)の安全については機能安全規格IEC
61508が1999年-2000年にかけて制定され、現在では水平規格として他の分野でも幅広く参照されている。また、「産業分野」のセキュリティについてもIEC
62443シリーズとして順次規格化が進められている。
今後は、安全、セキュリティ両方の分野の専門家の協力が必要となるが、両方の分野の専門家の間ではアプローチどころか用語も全く異なるのが現状である。そこで両者の間の橋渡しをして不整合を解決して両立させるための方法論が待たれており、本規格はこれに応えるものである。 -
ISO TS 21979 (ISO/TC20/SC14)
Space environment (natural and artificial) -- Procedure for
obtaining worst case and confidence level of fluence using the quasi-dynamic model
of earth's radiation belts
【宇宙環境(自然及び人工)-地球電離帯の準動力学的モデルを使用する流束量の最悪状況及び信頼水準を求めるための手順】発行時期:2018/8/24
審議団体:一般社団法人日本航空宇宙工業会規格概要
宇宙機の運用期間を考慮した放射線帯粒子(電子、陽子、Heイオン)のフラックス計算方法。放射線帯の電子、陽子及びHeイオンの1日の各Fluxの最悪値を予測するために、太陽電波強度(F10.7))、太陽風速度(SW)と磁気活動指数(Ap)のみを使って数日先のFluxを予測するシンプルな動的予測モデル。JAXA宇宙環境グループの研究成果及びJAXA設計標準の内容がベース。
紹介文
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ISO 20418-2 (ISO/TC38)
Textiles -- Qualitative and quantitative proteomic analysis of some animal hair fibres -- Part 2: Peptide detection using MALDI-TOF MS
【繊維- 一部の動物の毛髪繊維の定性的及び定量的プロテオーム解析-第2部:MALDI-TOF MSの使用によるペプチド検出】発行時期:2018/8/30
審議団体:一般社団法人繊維評価技術協議会規格概要
蛋白繊維鑑別方法
紹介文
FDISスキップで発行 となったため、事後 連絡となりました。
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ISO 18935 (ISO/TC42)
Imaging materials -- Colour images -- Determination of water
resistance of printed colour images
【イメージング材料-カラーイメージ-印刷されたカラーイメージの耐水性の測定】発行時期:2018/8/31
審議団体:ISO/TC42国内協議会規格概要
カラー画像材料の耐水性試験法に関する規定。
紹介文
2016年に発行されたISO 18935 ed.2(カラー画像材料の耐水性試験法)のMinor
Revision賛否を問うもの。承認されたDIS文書にあった記載が発行時に削除されていたため、元に戻すことが合意された。 -
ISO TR 21784 (ISO/TC123/SC7)
Plain bearings -- Spray nozzle type directed lubrication for
tilting pad bearings
【滑り軸受-ティルティングパッド軸受用のスプレイノズルタイプ直接潤滑】発行時期:2018/9/13
審議団体:一般社団法人日本機械学会規格概要
一般的な油浴潤滑における攪拌損失を20~40 %程度減少出来る、画期的な直接潤滑法を規定する。
紹介文
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ISO 22507 (ISO/TC123/SC7)
Plain bearings -- Fluid film bearing materials for vehicular
turbocharge
【滑り軸受-自動車ターボチャージャ用流体膜材料】発行時期:2018/8/29
審議団体:一般社団法人日本機械学会規格概要
耐熱特性を持ち、腐食に強い、自動車エンジン過給機用滑り軸受けの材料を規定する。
紹介文
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ISO 19916-1 (ISO/TC160/SC1)
Glass in building – Vacuum Insulating Glass – Part1: Basic
specification of products and evaluation methods for thermal and sound insulating
performance
【建築用ガラス-真空断熱ガラス-第1部:断熱及び遮音性能の手順及び評価方法の基本仕様】発行時期:2018/10/12
審議団体:板硝子協会規格概要
真空ガラスの基本仕様と断熱・遮音性能の評価方法
紹介文
日本において世界で初めて製品化された断熱ガラス「真空ガラス」の国際規格を開発。日本提案により設立したISO/TC160/SC1/WG10にて審議を主導し、国際規格の発行に漕ぎ着けました。
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ISO 20140-2 (ISO/TC184/SC5)
Automation systems and integration -- Evaluating energy
efficiency and other factors of manufacturing systems that influence the environment
-- Part 2: Environmental performance evaluation process
【オートメーションシステム及びその統合-環境に影響を及ぼす製造システムのエネルギー効率及びその他の要因の評価-第2部:環境パフォーマンス評価プロセス】発行時期:2018/7/31
審議団体:一般財団法人製造科学技術センター規格概要
製造工場に設置された製造システムのエネルギー効率等の環境性能の評価プロセスについて規定する。
紹介文
製造システムのエネルギー効率等の環境性能を評価する場合、評価の目的によって評価の対象や範囲も異なり多種多様である。このような背景のもと、本規格は、環境性能評価を行うための評価仕様の開発に始まり、それに基づく環境KPIの決定及び計算、さらに評価結果の報告といった環境性能評価のプロセスについて規定している。
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ISO 21255 (ISO/TC281)
Fine bubble technology - Storage and transportation of
ultrafine bubble dispersion in water
【ファインバブル技術-水中の超微細気泡分散の保存及び輸送】発行時期:2018/10/12
審議団体:一般社団法人ファインバブル産業会規格概要
この文書では、ウルトラファインバブルの貯蔵および輸送のための手順および装置を規定。このようなウルトラファインバブルを維持するために関連する要件としてサイズと個数濃度としての特性を規定。
紹介文
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IEC 60286-5 (IEC/TC40)
PACKAGING OF COMPONENTS FOR AUTOMATIC HANDLING –Part 5: Matrix
trays
【自動取扱いのための部品の包装-第5部:マトリックストレイ】発行時期:2018/4/25
審議団体:一般社団法人電子情報技術産業協会規格概要
包装 マトリクストレイ
紹介文
電子部品の包装材料のひとつとしてテスト、ベーキング、輸送/保管、および実装設備において取り扱いを容易にするように構成されたマトリクストレイがある。本規格ではその一般的な設計ルールを規格化している。今回2009年に発行された第2版(改正版)の全面見直しを行い第3版として発行した。
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IEC 60297-3-110 (IEC/TC48/SC48D)
Mechanical structures for electrical and electronic equipment
- Dimensions of mechanical structures of the 482,6 mm (19 in) series - Part 3-110:
Residential racks and cabinets for smart houses
【電子機器の機械構造-482.6 mm (19インチ)シリーズの機械構造の寸法-第3-110部:スマートハウス用の住居ラック及びキャビネット】発行時期:2018/8/15
審議団体:一般社団法人電子情報技術産業協会規格概要
電子機器の機械構造-482.6 mm
(19インチ)シリーズの機械構造の寸法-第3-110部:スマートハウス用の住居ラック及びキャビネット紹介文
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IEC 62610-2 (IEC/TC48/SC48D)
Mechanical structures for electrical and electronic equipment
- Thermal management for cabinets in accordance with IEC 60297 and IEC 60917 series
- Part 2: Method for the determination of forced air cooling structure
【電子機器の機械的構造-IEC 60297及びIEC 60917シリーズによるキャビネットの熱管理-第2部:強制空気冷却構造の決定方法】発行時期:2018/5/16
審議団体:一般社団法人電子情報技術産業協会規格概要
電子機器の機械的構造-IEC 60297及びIEC
60917シリーズによるキャビネットの熱管理-第2部:強制空気冷却構造の決定方法紹介文
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IEC 61784-5-20 (IEC/TC65/SC65C)
Industrial communication networks - Profiles - Part 5-20:
Installation of fieldbuses - Installation profiles for CPF 20
【工業用コミュニケーションネットワーク-プロファイル-第5-20部:フィールドバスの設置-CPF 20の設置プロファイル発行時期:2018/8/30
審議団体:一般社団法人日本電気計測器工業会規格概要
工業用コミュニケーションネットワーク-プロファイル-第5-20部:フィールドバスの設置-CPF 20の設置プロファイル
紹介文
鉄道、電力、上下水道、製造業などの社会インフラを支えるシステムに広く適用されている、自律分散システム技術(ADS-net:
Autonomous Decentralized System - network)が、IEC 61784-5-20
(産業ネットワークの据付・配線規格)として規格成立した。残るADS-netのプロトコル等の仕様についても2018年度末に規格成立予定。今後、ADS-netとの親和性が高いIIoT
(Industrial IoT)システムにも広く適用されていくことが期待される。 -
IEC 61784-5-21 (IEC/TC65/SC65C)
Industrial communication networks - Profiles - Part 5-21:
Installation of fieldbuses - Installation profiles for CPF 21
【工業用コミュニケーションネットワーク-プロファイル-第5-21部:フィールドバスの設置-CPF 21の設置プロファイル】発行時期:2018/8/30
審議団体: 一般社団法人日本電気計測器工業会規格概要
工業用コミュニケーションネットワーク-プロファイル-第5-21部:フィールドバスの設置-CPF 21の設置プロファイル
紹介文
FL-net (FA Link
network)は、多くの異メーカ間のPLCやコントローラを容易に接続できるマルチベンダ産業用イーサネットである。FL-netは他の産業用イーサネットのように特定メーカ主導で開発されたネットワークではなく、日本自動車工業会からの要求仕様に対して、国内の制御機器メーカ数十社が共同で開発した日本発祥のオープンネットワークである。今回発行された規格は敷設の仕様を規定しており、年度内には通信プロトコルの仕様を規定した規格も発効される。 -
IEC 62899-403-1 (IEC/TC119)
Printed electronics - Part 403-1: Printability - Requirements
for reproducibility - Basic patterns for evaluation of printing machine
【プリンテッドエレクトロニクス-第403-1部:印刷適性-再現性の要求事項-印刷機械の評価のための基本パターン 】発行時期:2018/6/21
審議団体:一般社団法人電子情報技術産業協会規格概要
プリンテッドエレクトロニクス-第403-1部:印刷適性-再現性の要求事項-印刷機械の評価のための基本パターン
紹介文
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ISO 19711-1 (ISO/TC195/SC1)
Building construction machinery and equipment -- Truck mixers
- Part 1:Termininology and commercial specifications
【建築機械及び機器-トラックミキサ-第1部:用語及び商用仕様】発行時期:2018/8/6
審議団体:一般社団法人日本建設機械施行協会規格概要
コンクリート及びモルタル又はそれらの材料を混練し、建設現場へ運搬するトラックミキサに関する用語及び商業仕様を定義する
紹介文
日本が議長国を務めるISO/TC 195/SC
1コンクリート工事用機械及び装置では、コンクリートポンプ・コンクリートミキサ等の用語、試験方法を規格化した実績がある。近年、米国・中国・韓国が新業務提案を行っていることから、日本からもWGコンビナーを擁立し、代表的な製品であるトラックミキサの規格化を行った。 -
IEC TS 62399-3-1 (IEC/TC120)
ELECTRICAl ENERGY STRAGE (EES) SYSTEMS - Part 3-1: Planning
and performance assessment of electrical energy storage systems - General
specification発行時期:2018/8/29
審議団体:IEC TC120国内委員会規格概要
EESSの計画、設置に関する一般規定
紹介文
蓄電池システムの計画、設置に関する規定で、エネルギー源に因らない共通一般事項についてまとめています。
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ISO 17339 (ISO/TC8/SC1)
Ships and marine technology -- Sea anchors for survival craft
and rescue boats
【船舶及び海洋技術-救命及び防火-救命ボート及び救助艇のシーアンカー】発行時期:2018/7/19
審議団体:一般社団法人日本船舶技術研究協会規格概要
国際海事機関(IMO)が定める救命設備コードに従って救命艇及び救助艇に備えるシーアンカー(錨)の設計、性能及び試験方法に係る要求事項を取りまとめたもの。
紹介文
シーアンカーとは、漂流中の救命艇や救命いかだから水中に投入し、救命いかだ等の姿勢を保持して安定性を保つための船舶の法定装備品です。シーアンカーには、欧米でよく使われるコーン型と日本で主流となっているパラシュート型がありますが、ISO
17339:2002では、コーン型を代表例として規格化されていました。このため、パラシュート型製品にも適合する規格を日本が作成・提案し主導して開発を進め、この度、日本提案が盛り込まれた改訂ISO規格が制定されました。これにより、国内で製造されるシーアンカーも国際規格に適合させることができるようになりました。 -
ISO 27919-1 (ISO/TC265)
Carbon dioxide capture-Part1; Performance evaluation methods for
post-combustion CO2 capture integrated with a power plant
【二酸化炭素の回収-第1部:発電所に統合された燃焼後CO2の回収のパフォーマンス評価方法】発行時期:2018/9
審議団体:公益財団法人地球環境産業技術研究機構規格概要
火力発電所における石炭等の燃焼排ガス中の二酸化炭素を、化学吸収液を使った化学吸収法で回収する燃焼後回収プラントの性能評価方法を規定する規格であり、エネルギー消費量、電力消費量等の性能を評価するための指標を5つのKPI(key
performance
indicator)として定義し、その計算方法を示す。またPCCプラントのシステムバウンダリ、PCCプラントの基本性能、低圧/高圧蒸気等のユーティリティの定義とその消費量計算方法、PCCプラントのテスト方法、測定装置と計測方法等を規定する。紹介文
火力発電所における石炭等の燃焼排ガス中の二酸化炭素を化学吸収液を使った化学吸収法で回収する燃焼後回収技術の性能評価方法を規定したISO標準です。二酸化炭素の大気中への排出を削減する目的のCCS(二酸化炭素回収貯留)に関するISO標準整備の一環として開発されました。
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ISO 20071-23 (ISO/IEC JCT1/SC35)
Information technology -- User interface component
accessibility -- Part 23: Visual presentation of audio information (including
captions and subtitles)
【情報技術-ユーザインタフェースコンポーネントアクセシビリティ-第23部:オーディオ情報の視覚的表現(見出し及び字幕を含む)】発行時期:2018年末
審議団体:一般社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会規格概要
主に聴覚障害者のための情報保証を目的とした、動画に用いる字幕に関する国際標準
紹介文
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ISO TS 20991 (ISO/TC20/SC14)
Space systems - Requirements for small spacecraft
【宇宙システム-小型宇宙船の要求事項】発行時期:2018年7月
審議団体:一般社団法人日本航空宇宙工業会規格概要
超小型衛星を定義した。低コスト・単能機を追及する超小型衛星とジュライ衛星の違い。襲来衛星の規格体系の内、超小型衛星が「衛星」として準拠しなければいけない規格を明確化した。
紹介文
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ISO 16169(ISO/TC 33)
Preparation of silicone carbide and similar materials for subsequence analysis by ISO 12677 X-ray fluorescence (XRF)- Fused cast-bead method
【ISO 12677蛍光X線(XRF)による分析のための炭化ケイ素及び類似材料の調製-融解キャストビード法】発行時期:2018/9
審議団体:耐火物技術協会規格概要
SiC 含有耐火物の蛍光X線分析方法
紹介文
SiC含有耐火物は、ガラスビード作製の融解過程でSiCが酸化して質量増加するため、蛍光X線分析は出来ないとされていた。この規格のベースとなったJIS R 2011 附属書3は、この問題を解消した画期的な分析方法である。
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ISO 16063-44 (ISO/TC 108)
Methods for the calibration of vibration and shock transducers - Part 44: Calibration of field vibration calibration
【振動及び衝撃トランスデューサの校正方法-第44部:現場振動校正器の校正 】発行時期:2018年6月
審議団体:一般社団法人日本機械学会規格概要
振動加速度計を現場で簡易的に校正するフィールド用振動校正装置の校正法を規定する。
紹介文
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ISO 20596-1(ISO/TC147/SC 2)
Determination of cyclic volatile methylsiloxanes in water -- Part 1: Method using purge and trap with gas chromatography-mass spectrometry (GC-MS)
【水質-揮発性環状メチルシロキサンの測定-第1部:パージ及びトラップガスクロマトグラフィ質量分析法(GC-MS)を用いた方法】発行時期:2018年6月
審議団体:一般社団法人日本産業環境管理協会規格概要
ガスクロマトグラフ質量分析計を用いて、同位体希釈法により水中の揮発性環状メチルシロキサンの 濃度を測定するものである。この分析方法は、対象化合物に揮発性環状メチルシロキサンの4~6量 体(D4, D5, D6)を含み、表層水、地下水、及び廃水の水試料に適用できる。水試料の抽出にはパー ジトラップ法を用い、固相カートリッジに捕集した対象化合物を溶媒溶出し、GC-MSで測定する。
紹介文
埼玉県環境科学国際センターは、戦略的国際標準化加速事業(経済産業省)のサポートを受け、高精度・高感度で対象物質の濃度を測定する方法を開発し、国際規格としました。当該規格化に際しては、埼玉県環境科学国際センター職員(堀井研究員)がTC147/WG72のコンビーナを務め、日本主導で規格立案から策定までを達成しました。
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ISO 71112(ISO/TC172/SC3)
Optics and photonics -- Optical materials and components -- The powder test method for the water resistance of optical glass
発行時期:2018年12月
審議団体:日本光学硝子工業会規格概要
光学ガラスの粉末法耐水性試験
紹介文
光学ガラスにおける水溶液中への溶出量評価を比較的短い時間で行える粉末法耐水性試験方法と、その質量減少率の等級表示について規定している。
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ISO 14080(ISO/TC207/SC7)
Greenhouse gas management and related activities — Framework and principles for methodologies on climate actions
【温室効果ガス管理及び関連活動-気候変動対策行動に関する方法論の枠組み及び原理】発行時期:2018年6月
審議団体:一般社団法人産業環境管理協会規格概要
本規格は、以下に関するアプローチ及びプロセスを構築するための原則を伴うフレームワークを記載する。
・ 方法論の特定、評価、改定
・ 方法論の開発
・ 方法論の管理
本規格は、適応とその影響、GHG緩和を含めた持続可能性を支援する、気候変動に関連する気候アクションに対して適用する。アクションとしては、プロジェクト、組織、自治体、経済的セクター、技術、製品、政策、制度などが対象となりえる。
注記:この規格は、具体的な方法論に対する要求事項は規定しない 。紹介文
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ISO TR 21245(ISO/TC269)
Railway project planning process – Guidance on railway project planning
発行時期:2018年12月
審議団体:公益財団法人鉄道総合技術研究所規格概要
鉄道プロジェクトの計画に関するガイダンス
紹介文
本書は、鉄道プロジェクトに関わる一般事項/用語や基本因子とそれらの関係性を解説し、計画策定におけるキーポイントを明らかにする技術報告書です。本書を活用することで、鉄道プロジェクト経験の乏しい発注側が期待するプロジェクトの成果に近づけることができるようになるだけでなく、コンサルタントなど受注側にとっても、プロジェクト初期段階でのコストや時間といったリソース節減が期待されます。
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IEC TR 62246-3(IEC/TC 94))
Reed switches - Part 3:Reliablity data for reed switch-devices in typical safety applications
【リードスイッチ-第3部:典型的な安全用途におけるリードスイッチ装置の信頼性データ 】発行時期:2018年6月
審議団体:一般社団法人日本電気制御機器工業会規格概要
機械安全規格や機能安全規格が要求するリスク評価に対する信頼性データを提供します。
紹介文
故障率をB10値及びフィールドデータから試算する方法・手順を各適用事例で示しています。
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規格概要
IoT、SOS時代特有のディペンダビリティ課題を同定することにより、想定外の事態下においても可能な限りディペンダビリティを確保し、さらにアシュランスケースでその経過を客観的に提示するための指針を与える。
紹介文
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掲載 2024/10/08
掲載 2024/09/04
掲載 2024/08/10
掲載 2024/07/02
掲載 2024/06/03
掲載 2024/05/01
掲載 2024/04/30
掲載 2024/03/01
掲載 2024/02/01
掲載 2024/01/05
掲載 2023/12/01
掲載 2023/11/01
掲載 2023/10/03
掲載 2023/09/01
掲載 2023/08/07
掲載 2023/7/06
掲載 2023/6/2
掲載 2023/5/9
掲載 2023/4/10
掲載 2023/3/3
掲載 2023/2/2
掲載 2023/1/5
掲載 2022/12/12
掲載 2022/11/4
掲載 2022/10/11
掲載 2022/9/7
掲載 2022/8/1
掲載 2022/7/11
掲載 2022/6/10
掲載 2022/5/10
掲載 2022/4/4
掲載 2022/3/7
掲載 2022/2/8
掲載 2022/1/12
掲載 2021/12/14
掲載 2021/11/18
掲載 2021/10/4
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掲載 2021/6/03
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