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第34回(2022年9月) 品質管理検定(QC検定)実施概要報告(概要版)

2022/11/30

品質管理検定運営委員会 委員長 新藤 久和 

 今年で17年目を迎えた品質管理検定(QC検定)は、通算34回目となる試験を去る9月4日(日)に全国180会場で実施いたしました。一般会場と団体会場(企業、学校等)がそれぞれ68会場及び112会場でした。
 前回検定同様に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令がないなかで申込受付を開始しましたが、コロナ禍による開催では申込が減少したため、今回もその懸念がありました。幸い、今回試験の申込者数は52,989人と、前回48,451人を上回りました。
 今回は、1級及び準1級の制度を見直して実施した初めての試験でした。具体的には、準1級を独立した級として位置づけ、評価結果も認定から合格としました。また、1級試験はマークシート試験と論述試験を時間を区切ってそれぞれ行いました。
 制度の見直しを行ったのは、QC検定をお申込みいただいている組織に「準1級認定者をどのように位置付けているか」を尋ねた結果、1級合格者や2級合格者とは区別して準1級認定者を位置付けている組織がほとんどであることが判明したためです。この結果をふまえ、準1級は1級と2級の間に位置するレベルとして皆様から認知されていると判断し、準1級を「認定」ではなく、正式な級として「合格」とすることとし、QC検定制度の一部を変更いたしました。
 各級の申込者数、受検者数、合格者数は表1のとおりです。累計申込者数総数は1,437,583人、累計受検者総数は1,245,213人、累計合格者数は691,584人となりました。

表1

1級 準1級 2級 3級 4級 34回合計 累計
申込者数 963 11,489 31,665 8,872 52,989 1,437,583
受検者数 705 8,843 26,633 7,926 44,107 1,245,213
合格者数 73 136 2,231 14,486 6,808 23,734 691,584

 当センターでは、QC検定に関する情報を、下記URLを通して提供しています。受検者数データ、企業・学校でのQC検定導入・活用事例、QC検定合格者の勉強方法などを掲載しておりますので参考にしていただければ幸いです。
https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0500/index/qc/

次回の第35回検定試験は2023年3月19日に実施します。新型コロナウイルス感染拡大状況を引き続き注視しつつ、予定どおりの実施に向けて準備を進めているところです。


各級の試験結果の詳細も記載した詳細版につきましては、日本規格協会のWeb販売サイト「JSA GROUP Webdesk 会員向け情報」の「記事」に掲載いたしております。閲覧には日本規格協会維持会員にご加入いただく必要がございます。お申込み方法につきましては、下記をご覧いただけますと幸いです。

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