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洋上風力発電設備等の建設工事等の作業員の教育訓練ガイドラインを策定しました ~建設工事やメンテナンスの作業員の安全確保にむけて~

洋上風力発電設備等の建設工事等の作業員の教育訓練ガイドラインを策定しました ~建設工事やメンテナンスの作業員の安全確保にむけて~

2021/06/22

<国土交通省の記事から抜粋>

国土交通省は、洋上風力発電設備等の建設工事やメンテナンスに従事する作業員の安全面の留意事項等を取りまとめた教育訓練ガイドラインを新たに策定しました。これにより、作業員の安全確保とともに、国内の洋上風力発電設備等の導入促進が期待されます。

海洋開発が進む欧州では、石油ガス産業を中心に洋上での建設工事やメンテナンスの作業安全活動※が実施されており、洋上風力発電設備等の建設工事等でも導入が進められています。
 日本国内でも洋上風力発電の導入の機運が高まっており、今後、洋上風力発電設備等の建設工事やメンテナンスに従事する作業員が増加することが想定されます。洋上での作業は、強風や波浪のある厳しい気象・海象条件の下で行われ、船の動揺による固縛不十分な積荷の作業員との衝突など、陸上とは異なる事故の危険性があることから、作業員は、洋上で安全に作業するための留意事項を必要な知識とともに習得すること必要です。
 これを受け、国土交通省では、平成30年度から「海洋再生可能エネルギー分野における教育訓練に係るガイドラインの作成検討委員会」を設置し、諸外国の洋上作業安全活動における作業員の教育訓練の調査や、有識者による洋上風力発電設備等の建設工事やメンテナンスにおける事故等のリスクの検討を行い、洋上作業での安全面の一般的留意事項や応急処置等の安全訓練を取りまとめた作業員の教育訓練ガイドラインを策定しました。これにより、洋上作業での事故防止等の作業員の安全確保とともに、国内の洋上風力発電の導入促進が期待されます。

関連資料の閲覧は国土交通省のページをご覧ください。

<出典:国土交通省のウェブサイトを加工して作成>
https://www.mlit.go.jp/report/press/kaiji07_hh_000192.html