
ドイツ:車載バッテリーのデジタルツインのフレームワーク規格を発行
2025/08/22
ドイツ規格協会(DIN)から、DIN SAE SPEC 91487「電気自動車バッテリーのデジタルツイン利用に関する用語、定義、特性」が発行された。
新規格DIN SAE SPEC 91487は、電気自動車バッテリーにおけるデジタルツインの利用に関する用語、特性及び参照フレームワークを定義しており、これにより、開発が促進され、国際的にも共通言語が確立されると期待されている。
EUでは、2024年からEUバッテリー規則が施行されている。さらに2027年には、EU全体でデジタルバッテリーパスポートの導入が義務付けられることとなっている。この規格は、バッテリーツインの開発を容易にし、共通言語を確立し、アプリケーションの国際比較を可能にするものとなる。
DIN SAE SPEC 91487は、DINのウェブサイトから無料でダウンロード可能である。なお、記事の詳細は、DINのウェブサイトにて確認可能である。
[ジュネーブ事務所]
日本規格協会では、日本・世界の標準化最新情報や面白い記事を、メールマガジン World標準ニュース(WSN)として不定期で配信しております。登録は無料となっておりますので、ぜひご登録の上、ご購読ください。ご登録はWorld標準ニュース(WSN)登録ページから!