ISO、IEC、ITUが2025年国際AI標準サミットを発表
2024/10/17
国際標準化機構(ISO)・国際電気標準会議(IEC)・国際電気通信連合(ITU)は、世界標準の日(10月14日)にインドのニューデリーで開催された第5回世界標準シンポジウムで、2025年国際AI標準サミットを立ち上げることを発表した。
2025年国際AI標準サミットは、2024年の国際未来サミットで採択された、デジタル技術とAIの国際的なガバナンスのための包括的な枠組みである、国連のグローバル・デジタル・コンパクトを推進する。
2025年国際AI標準サミットは、韓国技術標準院(KATS)の主催により、2025年12月2日~3日にソウルで開催される予定だ。
IEC事務局の記事はこちらから、ISOの記事はこちらから、ご確認いただけます。
人工知能(AI)セミナーのご案内
日本規格協会では、セミナー「AIの進化を見据えて: 最新規制と国際標準化の実践、組織対応の最前線」(10月28日)を開催します。 本セミナーでは、国内外のAI規制に関して内閣府よりご講演いただき、また、専門家によるISO42001(AIマネジメントシステム)とその認証に関する講演も予定しております。
さらにAI利活用の上での問題事例を踏まえ、倫理的・法的・社会的課題(Ethical, Legal and Social Issues:ELSI)の観点からAI技術利活用に際して、リスクの特定、リスクの低減について、大阪大学 ELSIセンターの岸本センター長よりご解説いただきます。 実際に、これらの包括的な考え方を踏まえ、社内でのAIガバナンスの仕組みを構築し運用されている日本電気(株)の実際のお取組み事例について、専門部署の立ち上げから参画されている日本電気(株)の徳島様より、①NECグループのAIポリシー、②人材育成、③リスク軽減プロセス、④ステークホルダーエンゲージメントなどについてご紹介いただきます。
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[日本規格協会]