3分で読める!標準化のキホン:第4回「JIS」とは
2026/04/15
JIS(日本産業規格)とは何か?
日本のものづくりやサービスを支える「共通のルール」、それがJIS(ジス)です。正式名称を「日本産業規格」といい、産業標準化法に基づいて制定される国家規格のことを指します。
英語では Japanese Industrial Standards と表記され、その頭文字を取って「JIS」と呼ばれています。JISは通常冊子の形で出版されるため、現場では「JIS規格票」という名称で親しまれることもあります。
用語解説:国家規格とは?
主に一国内で使われる標準を指します。
規格の分類については第3回「規格とは」をチェック!
規格番号の読み解き方
膨大な数があるJISには、一つひとつに固有の規格番号が割り振られています。この番号の構成を知ることで、その規格がどの分野のものかをひと目で判断できるようになります。
基本構成は、「アルファベット1文字+ 数字4〜5桁(+発行年4桁)」です。
- 例1:JIS Z 8301:2008
- 例2:JIS C 61326-1:2017(規格が複数のパートに分かれる場合は、末尾にパート番号が付きます)
アルファベットが表す「部門」の分類
先頭のアルファベットは、産業の「部門」を表しています。
| 符号 | 部門名(主な内容) |
|---|---|
| A | 土木及び建築 |
| B | 一般機械 |
| G | 鉄鋼 |
| H | 非鉄金属 |
| K | 化学 |
| L | 繊維 |
| M | 鉱山 |
| P | パルプ及び紙 |
| Q | 管理システム |
| R | 窯業 |
| S | 日用品 |
| T | 医療安全用具 |
| W | 航空 |
| X | 情報処理 |
| Z | その他 |
このように、土木から情報処理、マネジメントシステムに至るまで、幅広い分野がカバーされています。
(日本規格協会)
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