NEWS TOPICS

会員向け情報

SQオンライン

国際標準化団体が共同で、偽情報、AIコンテンツの悪用と闘うための文書を公表

国際標準化団体が共同で、偽情報、AIコンテンツの悪用と闘うための文書を公表

2025/07/16

7月11日、国際電気標準会議(IEC)、国際標準化機構(ISO)、国際電気通信連合(ITU)が主導するグローバルなマルチステークホルダー・イニシアチブである「AIとマルチメディア真正性標準協力(AMAS:AI and Multimedia Authenticity Standards Collaboration)」は、ジュネーブで開催されたAI for Goodグローバルサミットにおいて、AIのガバナンスを世界規模で推進し、偽情報、誤情報、AI生成コンテンツの悪用と闘うための2つの文書を発表した。

1つ目の技術文書は、デジタルメディアの真正性とAIに関する規格の現状をまとめている。

2つ目の政策文書は、合成マルチメディアコンテンツの作成、利用、配信を効果的に規制するために、国際規格をどのように活用すべきかについて、政策立案者への指針を提供している。

これらの文書は、AIの責任ある利用の未来を確保するために国際規格の採用が緊急に必要であることを強調し、今年12月に韓国で開催されるInternational AI Standardsサミットに向けた基盤を築くものとなる。

これらの文書は、World Standards Cooperation (WSC) のウェブサイトからダウンロードできる。また、記事の詳細は、ISOのウェブサイトにて確認可能である。

関連記事

[ジュネーブ事務所]


 日本規格協会では、日本・世界の標準化最新情報や面白い記事を、メールマガジン World標準ニュース(WSN)として不定期で配信しております。登録は無料となっておりますので、ぜひご登録の上、ご購読ください。ご登録はこちらから!