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IEC TR 60728-201(テレビ信号,音響信号及び双方向サービスのためのケーブルネットワーク-第201部:光放送サービスの例とアプリケーションを含む IPTV システムの研究)

IEC TR 60728-201(テレビ信号,音響信号及び双方向サービスのためのケーブルネットワーク-第201部:光放送サービスの例とアプリケーションを含む IPTV システムの研究)

2024/03/08

日本規格協会では経済産業省からの委託で国内審議団体に調査し、
⽇本提案による国際規格(ISO, IEC, ISO/IEC JTC 1)で、ISの発行段階(60.00)に到達した規格に関する最新情報を掲載いたします。

IEC/TR 60728-201 Ed. 1.0:2024
テレビ信号,音響信号及び双方向サービスのためのケーブルネットワーク-第201部:光放送サービスの例とアプリケーションを含む IPTV システムの研究
Cable networks for television signals, sound signals and interactive services - Part 201: A study of IPTV systems with examples and applications for optical broadcast services

発行時期:2024年2月21日
審議団体:JEITA

規格概要
本テクニカルレポートはケーブル事業者と顧客が、アプリケーション、ミドルウェア、ネットワーク、機器、端末装置を含む現在のIPTVシステムを理解できるように、IPTV システムと音声、映像、マルチメディアシステムおよび機器に関する市販製品の技術的背景を記述しており、TA 5のすべての専門家が光放送網を介したIPTVシステムに関連する新しいISを開発することを奨励するものである。本書は、主要な標準化団体により開発されたIPTVシステムの仕組みと、既知の国内規制を検証する。本書は、特にTC 100の範囲内のTA 5に対する将来の技術標準化活動の可能性に関する見解と勧告で結ばれている。

本書の目的は、光システムが4Kおよび8K映像信号の効果的な伝送に最適なソリューションであることを認識し、現行のFTTHシステムでIPTVサービスを採用する適切な方法をケーブル事業者に提供することである。本書では現在の国際標準や勧告に加え、ユニキャスト、マルチキャスト、ABR(Adapting Bit Rate)、MPEG-DASHなど、IPTVサービスを支える主要な技術について説明されており、また、IPを介した4Kおよび8K映像伝送、仮想STBの実験についても記述されている。

[日本規格協会]
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