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2025年6月23日から6月27日にかけて、ISO/TC 207/SC 1/WG 15（環境マネジメントシステムISO 14001追補）会議が日本規格協会（JSA）本部にてハイブリッド形式で開催され、対面及びWebでアメリカ、カナダ、コロンビア、アルゼンチン、イギリス、フランス、ポーランド、スウェーデン、日本、ISO中央事務局などから約25名が参加し、活発な議論が交わされました。

本会議では、環境マネジメントシステム規格であるISO 14001の追補改訂案（DIS）に対する各国エキスパートからのコメントが議論されました。連日長時間にわたる議論が行われ、会議終了時点までに全体の約40%のコメントが処理されました。

今後、複数回のオンライン会議の後、2025年10月下旬、トロントで開催されるISO/TC 207総会において、DIS案の合意を目指す予定です。

会議期間中には、日本規格協会の主催で「ISO 14001/DAM 2 highlights - Japanese stakeholders session」と題した規格説明会も開催されました。この説明会では、今回の改訂の重要なポイントについてISO/TC 207/SC 1/WG 15コンビーナが解説を行ったほか、日本ユーザーへの改訂の示唆、EMSを取り巻く各国の事例（カナダ、スウェーデン）についてエキスパートから紹介され、参加者の理解を深めました。

日本規格協会

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