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ファインバブル応用技術の持続可能な開発目標(SDGs)への貢献評価を示したガイドラインが国際標準化されました ファインバブル応用技術へのESG投資の促進を目指して

2021/05/06

<経済産業省の記事から抜粋>

今般、日本が提案した「ファインバブル応用技術の持続可能な開発目標(SDGs)への貢献評価」を示したガイドラインが、国際標準化機構(ISO)において承認され、TR文書(技術報告書)※として発行されました。

SDGsへの投資(ESG投資)が拡大する中、本文書に基づき、ファインバブル応用技術がSDGs達成に資する技術であることを示すことで、ファインバブル応用技術への投資が促進され、ひいてはファインバブル産業の更なる発展が期待されます。

1.国際標準化の背景
ファインバブルは、粒径が100μm未満の気泡ですが、その気泡を含むファインバブル水は、水質浄化機能、洗浄機能等、通常の水では得られない特徴的な性質を有しています。この性質を利用することでトイレや衣料品、農作物の洗浄水量の削減、海洋水質浄化、ものづくり工程における油分の洗浄効率向上など環境保全等の効果が期待できるため、農業、漁業、環境などの多くの分野でファインバブルの利用が広がってきています。ファインバブル応用技術は国連が2015年に定めた持続可能な開発目標(SDGs)に示される17の目標のいずれかに合致するものも多く、SDGs 達成に有効な技術であると期待されています。

しかしながら、これまでファインバブル応用技術が具体的にSDGsのどの目標達成に貢献できるのか、体系的に整理した文書などはありませんでした。こうした状況の中、ガイドライン作成を求める声が高まり、今回、日本提案によりTR文書(技術報告書)の開発が進められました。

本記事の詳細は経済産業省のページをご覧ください。

<出典:経済産業省のウェブサイトを加工して作成>
https://www.meti.go.jp/press/2021/04/20210427002/20210427002.html