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[ドイツ] スマートシティ DIN SPECの開発
2023/07/04
”スマート シティ”という用語は、最新のテクノロジーを使用することで都市がより効率的になり、より気候に優しく、住みやすくなる都市エリアのアイデアとコンセプトを表す。
データの正しい処理は、スマート シティ向けのインフラストラクチャとツールの開発における重要な成功要因であり,現在の課題は、自治体内又は自治体間の組織単位と技術的ソリューションの間でデータを交換することである。しかし、データの相互運用性に関する基準が明確ではないため、自由な情報交換が妨げられ、自治体がデータを最適に活用することが困難となっている。
この課題を解決するため、DIN(ドイツ規格協会)は、DIN SPEC 91377「オープン・アーバン・プラットフォームにおけるデータモデルとプロトコル」の開発に取り組む。
この取り組みには、フラウンホーファー研究機構、Urban Software Institute GmbHおよびmsg systems agが発起人となり、DIN SPEC 91377は、スマートシティにおけるオープンな都市プラットフォームの相互運用性を標準化することに焦点をあてている。
DIN SPEC 91377 は、 2024 年末の発行を計画している。
[ジュネーブ事務所]
https://www.din.de/de/din-und-seine-partner/presse/mitteilungen/smart-cities-daten-als-erfolgsfaktor-917600/