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ISO/IEC 25010(システム及びソフトウェア工学-システム及びソフトウェア品質要求事項及び評価(SQuaRE)-製品品質モデル)

2023/12/05

日本規格協会では経済産業省からの委託で国内審議団体に調査し、
⽇本提案による国際規格(ISO, IEC, ISO/IEC JTC 1)で、ISの発行段階(60.00)に到達した規格に関する最新情報を掲載いたします。

ISO/IEC 25010:2023
システム及びソフトウェア工学-システム及びソフトウェア品質要求事項及び評価(SQuaRE)-製品品質モデル
Systems and software engineering -- Systems and software Quality Requirements and Evaluation (SQuaRE) -- Product quality model

発行時期:2023年11月15日
審議団体:JISC

規格概要
SC 7/WG 6 (Software Product and System Quality)は,発足当初より日本がコンビーナシップを取って主導してきており,現在,込山(NEC)がコンビーナ,坂本(NTTデータ)がセクレタリを務めている。ISO/IEC 25000 SQuaRE規格群は,日本提案に基づき,一連の国際標準化の作業を進めており,この規格のプロジェクトリーダは込山(NEC)が務め,発行に至ったものである。この規格は,ISO/IEC 25010:2011を基に制定されたものである。ISO/IEC 25010:2011は,システム・ソフトウェアの製品品質モデル及び利用時品質モデルを定めることを目的として作成されたものである。この第2版は,昨今の技術の進歩に対応するためにISO/IEC 25010:2011を改訂したものである。今回の改訂で,この規格の適用範囲は,システム・ソフトウェア製品品質モデルのみに変更され,ISO/IEC 25010:2011に含まれていた他の部分は,ISO/IEC 25002:2023(品質モデルの概要及び使用法),及びISO/IEC 25019:2023(利用時品質モデル)に移された。 ISO/IEC 25010:2011は,ICT業界で非常に多く利活用されているものであるが,このISO/IEC 25010:2023は,ISO/IEC 25002:2023及びISO/IEC 25019:2023とともに,ISO/IEC 25010:2011を置き換えるものとなる。

ご紹介
システム及びソフトウェア製品の品質特性を,開発者の観点から,品質モデルとして規定。

[日本規格協会]
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