ISO/IEC 18630(情報技術―情報の交換と保存のためのデジタル記録媒体―光ディスクの品質判別方法と長期データ保存のためのストレージシステムの運用方法)
2023/11/02
日本規格協会では経済産業省からの委託で国内審議団体に調査し、
⽇本提案による国際規格(ISO, IEC, ISO/IEC JTC 1)で、ISの発行段階(60.00)に到達した規格に関する最新情報を掲載いたします。
ISO/IEC 18630:2023
情報技術―情報の交換と保存のためのデジタル記録媒体―光ディスクの品質判別方法と長期データ保存のためのストレージシステムの運用方法
発行時期:2023年11月9日
審議団体:一般社団法人 情報処理学会
規格概要
この規格は、光ディスク及び光ディスクドライブを用いた長期情報保存システムにおける,光ディスクの品質判別方法、及び長期保存システムの運用方法を規定する。具体的には、証拠性を重視し、誤操作,意図的な上書き及び消去ができない追記形や再生専用形(ROM)光ディスクを対象とした長期情報保存システムの構成、及び本システムにおける記録直後にデータ品質を評価確認する初期品質査方法と定期的に劣化の程度(データの復元性)を監視する定期品質検査方法を規定する。また、追記形BDディスクを対象に,信頼性向上の手法として欠陥管理の運用方法を規定する。
ご紹介
追記形およびROM形光ディスクを用いたアーカイブシステム構築にのためのディジタルデータの記録品質評価方法と長期保存運用方法の技術的指針となる標準化を実施した。
[日本規格協会]
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