意見受付公告(JIS)規格情報

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意見受付公告(JIS)規格情報
規格番号 C5916-3
規格名称 光ファイバ形分散補償器
英文名称 Fiber optic chromatic dispersion compensator using single-mode dispersion compensating fiber
概要 この規格は、光ファイバ通信システムなどの実際の使用環境を踏まえて、耐環境性及び耐久性の試験項目として“光ファイバクランプ強度試験(ねじり)”を追加すること及び、引用規格において、複数の試験方法がJISとして新たに制定されたことを踏まえて改正を行った。
主な改正点は、次のとおりである。
a)複数の引用規格が新たにJISとして制定されたため、IECからJISに変更した。
b)耐環境性及び耐久性の試験項目として“光ファイバクランプ強度試験(ねじり)”を追加した。
c)光学特性の要求性能の要求性能の表記を「最大値」の表記から「以下」の表記に変更した。
d)耐環境性及び耐久性の耐寒性、耐熱性について、挿入損失は、「試験前後に測定する」から、「試験中及び試験前後に測定し、試験中は、1 h以下の間隔で測定する」に変更した。
e)耐寒性、耐熱性、耐湿性(定常状態)、温度サイクルの試験条件において、前処理及び後処理の条件を「室温環境中」から「標準大気条件」に変更した。
f)試料について、「単一チャネル用光ファイバ形分散補償器の試料は、JIS C 6835に規定のSSMA形、SSMA・U形、SSMF・A形、SSMF・B形、SSMB形若しくはSSMD形のシングルモード光ファイバ素線又はそれらを用いた光ファイバ心線若しくは光ファイバコードに接続できなければならない。また、Cバンド波長分割多重(WDM)用及びLバンドWDM用光ファイバ形分散補償器の試料は、JIS C 6835に規定のSSMA形のシングルモード光ファイバ素線又はそれらを用いた光ファイバ心線若しくは光ファイバコードに接続できなければならない。」に変更した。
g)用語及び定義ついて、IEC規格では、波長分散、偏光依存性損失、波長依存性損失、偏波モード分散の4項目について記載があるが、偏光依存性損失、波長依存性損失、偏波モード分散についてはJIS C 5916(分散補償器通則)で規定されているため、波長分散偏差だけとした。
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基礎として用いた国際規格の番号及び同等性記号 MOD IEC 61753-141-2:2011,
Fibre optic interconnecting devices and passive components - Performance standard - Part 141-2: Fibre optic passive chromatic dispersion compensator using single-mode dispersion compensating fibre for category C - Controlled environments
ICS分類 33.180.20

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なお、頂きましたJIS案へのご意見及びそれに対する回答につきましては、産業標準作成委員会への報告、産業標準作成委員会審議資料の本ホームページでの公開及び当該JISの主務大臣へ報告させていただきます。また、意見の内容に応じ、JIS素案作成団体に転送することがありますので、あらかじめご承知おきください。