
「産業用ヒューマン・ロボットの協働と協力を強化する方法」に関するCENワークショップ開催
2025/05/02
欧州標準化委員会(CEN)は、AI-PRISMプロジェクト*1として、AI・ロボティクスを統合し、新たなソリューション開発を目指している。
本ワークショップでは、人文・社会科学(SSH)とAI・ロボティクスの統合に関して、人間中心アプローチに基づく2つのワークショップ協定文書(CWAs)*2の策定を行っていく予定である。
1. アプリケーションの人間中心設計のための方法論
実用的かつ信頼性のあるガイダンスと手法の不足に対処することを目的とし、人間中心設計の人とロボットの協働・連携アプリケーションを実現するための効果的な方法
2. 人とロボットの協働作業に必要なヒューマンスキルを特定するための方法論
当該システムを使用して働くオペレーターに必要なヒューマンスキル(対人関係能力)を特定するための方法論として、必要スキルの特定やトレーニングの整備・設計を行うための手段や評価方法
キックオフミーティングの開催が予定されている。
【開催概要】
主な対象者:生産システムの設計者、システムインテグレーター、およびシステムオーナー
日時(現地時間):2025年5月27日午前10時 ~ 午後12時(日本との時差:7時間)
開催の詳細は、
CEN Webサイトに掲載
*1:AI-PRISMプロジェクトとは、社会科学・人文科学をAI・ロボティクスと統合し、新たなソリューションの開発を目指しているEU研究プロジェクト。その目標は、人間とロボットの協働を改善し、社会科学・人文科学をAI・ロボティクス分野に統合し、中小企業に手頃な価格でシンプルなソリューションを提供すること。
*2:CWAとは、CEN Workshop Agreementの略で、欧州標準化委員会が発行する参考文書
[日本規格協会]
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