
【注目JIS】コンクリート用語に関するJISを改正!
2025/05/01
一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、2025年4月25日にJIS A 0203:2025(コンクリート用語)を発行いたしました。
コンクリート用語
Concrete terminology
■JIS A 0203:2025はなぜ改正されたのか?
この規格は、コンクリートに関して用いられる主な用語及び定義について規定するものです。技術の進歩・変化、及び新たに制定されたコンクリート関係JISに対応するため、定義の変更及び用語の追加等の見直しを行う必要がありました。
■JIS A 0203:2025の改正に期待されること
最近の生産、使用実態、技術進展等を反映した用語が定義されることによって、相互理解の促進、取引の単純公正化等に資することが期待されます。
主な改正点は、次のとおりです。
・現在の技術動向、用語の使い方等を踏まえ、用語の定義(セメントペースト、気泡コンクリート、エントラップトエア、単位量等)を見直す。
・前回の改正以降制定されたJISに対応した用語及び定義を追加する。
-JIS A 1159(コンクリートのJリングフロー試験方法) 箇条3 c)コンクリート及び材料の性質
-JIS A 1160(増粘剤含有高性能AE減水剤を使用した高流動コンクリートのワーカビリティーの評価基準)
-JIS A 6209(コンクリート用火山ガラス微粉末) 箇条3 b) 材料
-JIS A 5011-5(コンクリート用スラグ骨材-第5部:石炭ガス化スラグ骨材) 箇条3 b)材料ほか
[日本規格協会]