
【注目JIS】サービスロボットの安全要求事項−第4部:マニピュレータを備える移動作業型ロボット
2025/02/26
一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、2025年2月20日にJIS B 8446-4:2025 サービスロボットの安全要求事項−第4部:マニピュレータを備える移動作業型ロボットを発行いたしました。
◇JIS B 8446-4:2025
サービスロボットの安全要求事項−第4部:マニピュレータを備える移動作業型ロボット
Safety requirements for service robots-Part 4: Mobile servant robot with manipulator
商品詳細・ご購入は、JSA Webdeskから!
発行時期 :2025年2月20日
原案作成団体:一般社団法人日本ロボット工業会
■なぜJIS B 8446-4は制定されたのか?
サービスロボットの安全規格は、既に次の規格が制定されています。
・マニピュレータを備えない静的安定移動作業型ロボット(JIS B 8446-1)
・低出力装着型身体アシストロボット(JIS B 8446-2)
・倒立振子制御式搭乗型ロボット(JIS B 8446-3)
その後マニピュレータを備える移動作業型ロボットの製品化が進み、当該製品の安全性確保のために標準化が必要でした。また、諸外国より技術先行している日本の技術をベースに、JISを制定して、ISOにも提案する必要もありました。
■JIS B 8008-2に期待されること
この改正によって、当該製品の安全性が確保され、より一層の普及が促進されます。また、当該製品の安全性に関する設計上の指針が示されることで、当該製品分野への新規参入が期待できます。
主な規程項目は次のとおりです。
・適用範囲
・引用規格
・用語及び定義
・リスクアセスメント
・安全要求事項及び保護方策
・安全関連制御システムに対する要求事項
・検証及び妥当性確認
・使用上の情報
・使用の限定及び管理
・保護具
・外部システム
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