
ISO 16400-2(自動化システムと統合-仮想生産システムの機器動作カタログ-第2部:カタログテンプレートの正式な説明)
2024/02/02
日本規格協会では経済産業省からの委託で国内審議団体に調査し、
⽇本提案による国際規格(ISO, IEC, ISO/IEC JTC 1)で、ISの発行段階(60.00)に到達した規格に関する最新情報を掲載いたします。
ISO 16400-2:2024
自動化システムと統合-仮想生産システムの機器動作カタログ-第2部:カタログテンプレートの正式な説明
Automation systems and integration Equipment behaviour catalogues for virtual production systems Part 2: Formal description of a catalogue template
発行時期:2024年2月5日
審議団体:(一財)製造科学技術センター
規格概要
ISO 16400シリーズは、生産性と環境負荷との両面から、製造シナリオの検証、即ち、製造ライン上の装置構成の事前検討、製造作業内容の事前検討、製造作業の計画通りの実行などを支援する情報環境の構築に必要な国際規格を提供する。シミュレーションを実行する場となる仮想製造ラインは、その構成要素を動的製造装置モデルのe-ライブラリから選択することで構成できる。ISO 16400シリーズでは、動的製造装置モデルの構成に必要な規格、及びe-ライブラリを利用して仮想製造ラインを構成するための規格を提供する。さらに、ISO 16400 シリーズが提案する動的製造装置モデルは、仮想製造ラインの構成だけではなく、アセット管理シェルなどスマート・マニュファクチャリングの分野での利用も可能であり、フィジカル世界とサイバー世界とのインタフェースとして機能する。2023年12月13日に発行段階(60.00)に至ったISO 16400-2は、動的製造装置モデルのテンプレートの要件、基本構成とその記述規則を規定している。
ご紹介
ISO 16400シリーズは生産性と環境負荷の両面から製造シナリオの検証を支援する情報環境の構築に必要な国際規格(動的製造装置モデル、e-ライブラリ利用による仮想製造ライン構築など)を提供する。ISO 16400-2は、動的製造装置モデルのテンプレートの要件、基本構成とその記述規則を規定している。
[日本規格協会]
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