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標準化 最新動向

BSI発行ガイドライン「COVID-19パンデミック時の安全な働き方-組織のための一般的指針」のJSA参考訳の公開について

2020/09/03

1.本ガイドライン公開の趣旨
 英国規格協会(BSI)では、COVID-19への対応として、組織のための安全な働き方に関する指針を作成し、一般公開しました。
 この文書は、COVID-19パンデミックの疾患が仕事中や職場を含むあらゆる人々の健康、安全及びウェルビーイングに対してもたらすリスクに対応し、労働者及びその他の関係者の安全を確保するための指針について示しています。
 現在、日本においても多くの組織がCOVID-19パンデミック禍での安全性の確保と事業継続の両立を模索している中において、日本規格協会(JSA)ではこの文書がそうした取組みの一助となると考え、BSIの許可のもと、本ガイドラインの参考訳を作成して無償で公開することといたしました。
 ぜひ本ガイドラインをご覧頂き、コロナ禍における貴社の事業運営の安全管理策としてお役立てください。

2.本ガイドラインの概要
 本ガイドラインは、オフィスでの感染予防対策を含め、組織が事業運営においてCOVID-19の様々なリスクを管理し、感染発生を防止・軽減することで、労働者や他の関係者の安全を確保しながら事業を継続するための実践的な手引を提供します。
 本ガイドラインは、組織の規模・タイプ・場所、提供するサービス等に関係なく、あらゆる組織に適用することが可能です。
 さらに本ガイドラインでは、Plan-Do-Check-Act (PDCA) アプローチを用いて、組織がCOVID-19パンデミックの様々な段階での変化に確実に対応し、継続的な改善を可能にするための枠組みを提供します。既に他のISOマネジメントシステムを運用されている組織様にも取り組みやすい内容です。
 なお、現在このガイドラインをベースとしたISO/PAS化がBSIからISO/TC283に提案されております。ISO/PAS化が承認された場合には、スピーディーなISO/PASの発行(年内目標)を目指して、活動が進められる予定です。

<本ガイドラインに含まれる主な実践の手引>

  • 在宅勤務
  • 職場での衛生管理(例:トイレ・共有エリアの使用、配達に関する配慮事項)
  • 職場環境の整備(例:職場への出入り、デスク配置、作業区域の設定)
  • 会議の開催、訪問時の配慮事項
  • 移動型の労働、公衆と関わる仕事時の配慮事項
  • メンタルヘルスとウェルビーイングへの配慮
  • 移動や出張時の配慮事項
  • 個人用保護具、フェイスカバーの使用
  • 病気の管理
  • パフォーマンス評価、コミュニケーション 他

参考訳のダウンロードはこちらから
※JSA Webdeskの会員限定公開 (無料会員含む)です。会員登録はこちら
※2020年9月3日 第3版の参考訳 公開
※2020年8月27日 第2版の参考訳 公開
原文はBSIのWebサイトからダウンロードください。
※本ガイドラインのバージョン情報はBSIのWebサイトでご確認いただけます。
(参考訳はVer.3までの提供とさせていただきます。)

3.免責事項

  • 本ガイドラインは、「Safe working during the COVID-19 pandemic -General guidelines for organization(COVID-19パンデミック時の安全な働き方-組織のための一般的指針)」の日本語への翻訳であり、BSI Standards Ltdの許可を得て作成されております。
  • 原文及び翻訳文の所有権及び著作権はBSIが保有しています。訳文の出版等の著作権に触れるような複製又は利用は禁じられています。
  • 本ガイドラインの翻訳に際しては技術的内容を考慮して作成しましたが、原本の利用に際しての情報提供を目的としたものであり、翻訳文に疑義又は齟齬がある場合には、英語原本に準拠してください。
  • 本ガイドラインはBSIが英国政府機関やWHOから発行された情報源を基に作成したものであり、一部、日本で公開されている新型コロナウイルス感染予防のためのガイドライン(例えば、一般社団法人 日本経済団体連合会が発行の「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」)と齟齬のある規定事項を含みますが、この文書に記載された情報・ノウハウ等の使用にJSAは関与せず、これらの使用によって生じる結果、不都合な事態に関しては、JSAは一切責任を負うものではありません。
  • 原文に対するコメントについては、直接BSIにお問合せください。参考訳に対するご意見については、こちらから【BSI発行ガイドラインについて】と記載の上、ご連絡ください。

4.COVID-19への組織の対応に役立つJIS規格
<事業継続、リスクマネジメント>
JIS Q 22301:2013 社会セキュリティ-事業継続マネジメントシステム-要求事項
JIS Q 22313:2014 社会セキュリティ-事業継続マネジメントシステム-手引
JIS Q 22320:2013 社会セキュリティ-緊急事態管理-危機対応に関する要求事項
JIS Q 31000:2019 リスクマネジメント-指針
<労働安全衛生>
JIS Q 45001:2018 労働安全衛生マネジメント-要求事項及び利用の手引
JIS Q 45100:2018 労働安全衛生マネジメントシステム-要求事項及び利用の手引-安全衛生活動などに対する追加要求事項
★ISO/TC283(労働安全衛生マネジメント)の規格開発動向はこちら
<テレワーク関連>
JIS Q 27001:2014 情報技術―セキュリティ技術―情報セキュリティマネジメントシステム―要求事項
JIS Q 27000:2019 情報技術―セキュリティ技術―情報セキュリティマネジメントシステム―用語
JIS Q 27002:2014 情報技術―セキュリティ技術―情報セキュリティ管理策の実践のための規範
JIS Q 27017:2016 情報技術-セキュリティ技術-JIS Q 27002に基づくクラウドサービスのための情報セキュリティ管理策の実践の規範
JIS Q 21500:2018 プロジェクトマネジメントの手引
JIS Z 8515:2002 人間工学―視覚表示装置を用いるオフィス作業―ワークステーションのレイアウト及び姿勢の要求事項
JIS Z 8516:2007 人間工学―視覚表示装置を用いるオフィス作業―作業環境に関する指針
JIS S 1061:2004  家庭用学習机
JIS S 1062:2004  家庭用学習いす
JIS Z 9110:2010  照明基準総則

  • JSAでは、今後もCOVID-19への組織の対応を支援するための参考情報を提供すべく、準備を進めており、上記情報も順次更新を予定しております。
  • COVID-19の世界的な感染拡大に伴い、ISO、IECでは関連する国際規格について無料閲覧/無償提供の措置を執っております。詳細は下記ページをご覧ください。
    ISO
    IEC
  • 上記規格に関する、認証、セミナーも行っています。
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