第37回（2024年3月）　品質管理検定（QC検定）実施概要報告（概要版）

2024/08/08

品質管理検定運営委員会　委員長　新藤　久和
（国立大学法人　山梨大学　名誉教授）

今年で19年目を迎える品質管理検定（QC検定）は、通算37回目となる試験を2024年3月17日（日）に全国165会場で実施しました。
第37回検定試験における各級の申込者数、受検者数及び合格者数は表1の通りです。累計申込者数は1,590,415人、累計受検者数は1,375,562人、累計合格者数は755,789人となりました。本年1月1日に発生した能登半島地震により、一部の団体会場が被災しましたが、団体主催者様のご尽力により、すべての会場で予定通り試験を実施することができました。このたび能登半島地震により犠牲となられた方々に心よりお悔み申し上げるとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
企業・組織においては、実際の現場での問題解決の経験を通して身につけた力量や、組織内外で実施された研修の成果を正しく測り、企業・組織にとって最も重要な人材育成に役立てるために、QC検定に取り組んでおられるものと推測されます。また，学校においても、学生が社会人として職業に就く前に品質管理の基本を理解しておくという意識のなかで先生方の積極的な指導や支援が行われているものと思われます。
実施概要報告（詳細版）では、受検者の年齢層や各級の正答率等、より詳細な情報を記載しています。今後の受検に向けて、併せてご参照ください。
次回第38回検定試験は、2024年9月1日（日）に予定しており、実施準備を進めています。

表１

	1級	準1級	1級一次試験免除	2級	3級	4級	第37回合計	累計
申込者数	958		67	11,646	29,143	8,597	50,411	1,590,415
受検者数	713		63	9,159	25,276	7,887	43,098	1,375,562
合格者数	24	78	22	2,747	12,687	6,701	22,259	755,789

QC検定センターでは、QC検定に関する多くの情報をHP上に掲載しています。受検者データや、企業・学校でのQC検定導入・活用事例、QC検定合格者の勉強方法など、お役立ち情報が満載です。また、QC検定に取り組む組織向けの動画（「QC検定活用の秘訣」）も掲載しているので参考にしていただけると幸いです。
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