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オンライン規格開発「OSD」がわかる チュートリアル動画 Part 1・Part 2公開

オンライン規格開発「OSD」がわかる チュートリアル動画 Part 1・Part 2公開

2025/09/25

この度、ISOとIECが共同で取り組んでいる新しい規格開発プラットフォーム、OSD(Online Standards Development)をご紹介します。OSDは、オンライン上で効率的かつ共同で規格開発を進めることを目的としたツールです。規格のドラフト作成からコメント提出まで、一連の作業をオンライン上のプラットフォームで行うことができます。

OSDの全体像を理解する

OSDの導入に際し、日本規格協会では、専門家の皆様にOSDをご理解いただくため、2本のOSDチュートリアル動画を公開しました。

  • OSDチュートリアル動画 Part 1 概要編
    この動画では、OSDがどのようなツールであるか、プラットフォーム上のユーザーの役割、そしてOSDへのアクセス方法など、基本的な事項について解説しています。規格のドラフト作成やコメント提出といった作業をオンラインで一元管理できるOSDの利便性を知ることができます。
  • OSDチュートリアル動画 Part 2 役割編
    各ユーザーの役割ごとに、ISO規格開発の各フェーズでどのような作業が可能になるか、また、具体的なコメントの提出方法などを詳しく説明しています。

OSD上の主な作業と役割について

OSD上で可能な作業は、大きく分けて2つあります。

  1. オーサリング(Authoring):規格のドラフト作成や編集を行う作業です。
  2. コメンティング(Commenting):規格のドラフトに対してコメントを入力し、提出する作業です。

これらの作業に応じて、ユーザーには以下のような役割が割り当てられます。

  • Leader / Author:オーサリングを行う役割です。
  • Commenter / Voter:コメンティングを行う役割です。
  • Reader:ドラフトの閲覧のみが可能な役割です。

OSDへのアクセスと利用について

OSD上の文書には、ISO Portalからアクセスできます。 まだGD(Global Directory)アカウントをお持ちでない方は、お手数ですが、日本規格協会GD登録担当まで、指定の申請様式にご記入の上、ご連絡ください。

動画でOSDの詳細をチェック!

OSDの機能や各役割における具体的な操作方法については、チュートリアル動画で詳細に紹介しています。ぜひ以下のリンクからご覧いただき、今後の規格開発にご活用ください。
[OSDチュートリアル動画 Part 1 概要編へのリンク]
[OSDチュートリアル動画 Part 2 役割編へのリンク]