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ISOフォアサイト概要「エネルギー源 2030+ -ネットゼロカーボンの未来に向けたエネルギー移行 -標準化の観点から-(英和対訳)」の紹介

ISOフォアサイト概要「エネルギー源 2030+ -ネットゼロカーボンの未来に向けたエネルギー移行 -標準化の観点から-(英和対訳)」の紹介

2025/01/27

 気候変動の破壊的な影響に対処するために緊急の措置を講じることは,最近の国連気候変動会議で私たちが目撃したように,世界的課題の重要な課題です。ISO とその会員は,この戦いに全力で取り組むことを約束しており,三つの重要な方法でその役割を果たしています。すべての規格の開発において気候を考慮に入れること,規格の開発に気候変動の影響を最も受けやすい人々を積極的に関与させること,そして進捗状況を追跡するための具体的な措置を定義することです。

 私たちはすでに多くの気候関連規格を発行しており,これらの課題に対処することを目的とした多くの業務が進行中ですが,やるべきことはまだたくさんあると認識しています。ISOのフォアサイトプログラムは,社会,技術,環境,経済,科学,さらには政治に影響を与える世界的なトレンドを理解し,予測することを目的としています。私たちは組織としてより未来志向になることを目指しており,市場のニーズをよりよく予測し,グローバルな課題に対するソリューションとしてタイムリーに規格を提供できるようにしています。

 「エネルギー源」は,私たちのトレンド レポートで紹介された 40 のトレンドの 一つにすぎませんが,ISO 会員はこれを最も重要かつ関連性の高いトレンドの 一つとして選びました。私たちの専門委員会は,太陽エネルギー,水素技術,原子力エネルギー,石油とガス (低炭素エネルギーを含む),温室効果ガスと気候変動管理,炭素回収と貯蔵,エネルギーマネジメントと省エネルギーなど,多くの関連分野にわたって活動しています。これらの委員会の多くは,標準化コミュニティ以外の国内外の組織の分野横断的な専門家とともに,一連のアイデア ワークショップに参加しました。エネルギー分野の将来のトレンドに関する専門家たちの洞察は,エネルギー源に関連する将来の課題と機会を理解する上で ISO にとって非常に貴重です。これらの洞察を基に,これらの課題に対処し,これらの機会をつかむのに役立つ国際規格の開発について考えることができます。

 ISOフォアサイト概要「エネルギー源 2030+ -ネットゼロカーボンの未来に向けたエネルギー移行 -標準化の観点から-(英和対訳)」は、こちらからご確認いただけます。

[日本規格協会]


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