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[IFNA] 国際標準ユーザー連盟(IFAN)、 国際標準ユーザーレポート発行

[IFNA] 国際標準ユーザー連盟(IFAN)、 国際標準ユーザーレポート発行

2023/08/08

国際標準ユーザー連盟(IFAN)は、2022年に実施した広範な調査の結果として、このほど国際標準ユーザーレポート2023を発表した。

本データは、世界250の規格ユーザーを対象としており、自国以外の国や他国の規格を取り扱うユーザーも含まれている。調査項目には、データユーザの標準販売者の商業方針、デジタル著作権管理、出版フォーマット、データ保護、ユーザ組織内のコンテンツ管理に関する問い合わせが含まれている。

ハイライトは、地理的および規模的基準に基づく、世界の標準規格ユーザの概要である。回答企業の多く(80%)が標準の開発に直接参加しており、標準がなぜ、どのように使用されているのかにも光を当てている。この報告書では、リモートミーティングや在宅勤務などの問題の影響を明らかにしている。その他のトピックとしては、著作権対有用性の理解の度合い、標準の新しい形式などがある。

IFAN、CEN、CENELECは、2011年以来、標準化に関連する共同活動や研究に重点を置いて協力している。この協力により、各組織は標準化に関する教育を改善し、共通の顧客である標準化ユーザーとのつながりを強化することに注力している。
ここ数年、標準へのアクセスや配布を改善するために、標準利用者が自らの経験やアイデアを共有することへの関心が高まっている。本報告書は、世界の標準化コミュニティに関する今後の報告書の第一弾となることを意図している。

『国際標準化ユーザー報告書 2023』はこちら(PDF)こちらからご覧いただけます。

※IFANについて
国際標準化利用者連盟(IFAN)は、規格の適用を目的とする国家組織、規格の使用に関係する企業、専門家団体、業界団体、学術機関、適合性評価機関、コンサルタント会社、政府機関から構成される独立した非営利の国際団体であり、1974年に11の国家規格団体がパリで国際会議を開催した際に設立された。



[ジュネーブ事務所]

https://www.cencenelec.eu/news-and-events/news/2023/brief-news/2023-07-19-ifan-report/