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[ドイツ] エネルギー転換に必要な規範と基準
2023/07/20
ドイツ標準化パネル2023が7月6日開催、本パネルでは、標準がエネルギートランジションを支援するために重要な役割を果たすことが議論された。
連邦経済・気候保護大臣政務官のフランツィスカ・ブラントナー博士は、「エネルギートランジションを成功させることは、わが国が安全で環境にやさしく、経済的にも成功する未来の中心をなすものである。だからこそ私たちは、再生可能エネルギーの拡大とエネルギー効率の確保を進めなければならない」とコメント。
ベルリン工科大学は、ドイツ標準化協会(DIN)とドイツ電気・電子・情報技術委員会(DKE)と連携し、2022年10月から2023年1月にかけ、クリーンなエネルギーへのアクセス及び標準化の可能性に焦点をあて、約1,800社を対象に調査を実施。同調査では、対象企業の58%がすでに再生可能エネルギーを購入しており、40%が再生可能エネルギーを自ら生産していることがわかった。更に、同調査では、エネルギー転換における産業界をサポートするために、特に透明性と比較可能性に関して、標準化が必要であるということも示唆している。
同調査では、対象企業の58%がすでに再生可能エネルギーを購入しており、40%が再生可能エネルギーを自ら生産していることがわかった。更に、同調査では、エネルギー転換における産業界をサポートするために、特に透明性と比較可能性に関して、標準化が必要であるということも示唆している。
DKEのミヒャエル・タイゲラー専務理事は、「DKEの目標像は、デジタルネットワーク化された持続的に電力を生産する世界、オール電化社会である。標準化パネルは、エネルギーへのアクセスと再生可能エネルギーの拡大には、標準が不可欠であり、標準化すべきことが未だあることを示している。」とコメントしている。
[ジュネーブ事務所]
https://www.din.de/de/din-und-seine-partner/presse/mitteilungen/normen-und-standards-notwendig-fuer-die-energiewende-918826