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2023年6月8日、CEN (欧州標準化委員会) と CENELEC (欧州電気標準化委員会) は、ヨーロッパにおけるクリーンテックの将来を標準によってどう推進するかを議論するため、ワークショップ「標準: クリーン テクノロジーの未来の推進」をブリュッセルで開催した。

ネットゼロ産業法は、 EU におけるクリーンテクノロジーへの投資を促進することを目的に2030 年までに指定されたネットゼロ技術の年間導入ニーズのうち、少なくとも 40% を欧州域内で生産することを目標としており、標準の活用が目標達成の鍵となる。

ワークショップは、CEN/CENELEC の事務局長エレナ・サンティアゴ・ シド氏のスピーチで始まり、DG GROW モビリティ エネルギー集約型産業ディレクターであるホアキン・ヌネス・デ・アルメイダ氏の基調講演が行われた。 続いて、またグリーンディール産業計画とネットゼロ産業法の目標及び標準が果たす役割、欧州内での炭素回収・貯留 (CCS ※)における標準の果たす役割、クリーンテクノロジー分野と標準化の将来に必要なスキルについてのパネルディスカッションなどが行われた。

CEN/CENELECエネルギー管理およびエネルギー移行(SFEM)の副議長であるエットーレ・ピアントーニ氏は、閉会の挨拶の中で「標準は欧州産業のベストプラクティスを表す強力な手段である」と述べた。

※） Carbon Capture and Storage
[ジュネーブ事務所]

https://www.cencenelec.eu/news-and-events/news/2023/press-release/2023-06-09-cleantech/