NEWS TOPICS

会員向け情報はこちら

SQオンライン

「我が国のAIガバナンスの在り方 ver. 1.0(AI社会実装アーキテクチャー検討会 中間報告書)」の意見公募手続(パブリックコメント)を開始しました

2021/01/20

<経済産業省の記事から抜粋>

経済産業省は、AIガバナンスに関する国内外の動向を整理するとともに、我が国のAIガバナンスについて、現時点で望ましいと考えられる姿を「我が国のAIガバナンスの在り方 ver. 1.0(AI社会実装アーキテクチャー検討会 中間報告書)」として取りまとめ、1月15日にパブリックコメントを開始しました。

1.経緯・背景
人間中心のAIの開発・利用を実現するため、2019年にはOECDのAI原則やG20 AI原則のとりまとめが行われ、日本においても、「人間中心のAI社会原則」が取りまとめられました。これらの原則に基づき、AIを構成要素として含むAIシステム、AIシステムの機能を提供するAIサービス、その他付随的サービス、及び、これらを開発、利用、提供する者に関するガバナンスのあり方が、国内外で議論されています。これを受けて、国内ではAI戦略2019フォローアップや統合イノベーション戦略2020において、AI社会原則の実現に向けたAIガバナンスの在り方を検討することが盛り込まれ、国際的にも、2020年6月に設立されたAIに関するグローパル・パートナーシップ(GPAI)において、OECDのAI原則の実装に向けた検討がなされています。

上記の動きを踏まえ、経済産業省では、本年6月から、AIを利活用している企業・利用者・技術者・アカデミア・法律や監査の専門家に御参加いただき、「AI社会実装アーキテクチャー検討会」を開催しています。本検討会では、AIの社会実装を進めるために、AIガバナンスの在り方について、企業実務の観点から検討を行っているところです。

今般、本検討会にて「我が国のAIガバナンスの在り方 ver. 1.0(AI社会実装アーキテクチャー検討会 中間報告書)」を、取りまとめました。

この報告書について、幅広い御意見をいただくべく、パブリックコメントを開始しました。なお、本報告書で扱う課題は、グローバルな共通課題であり、国際的協調が必要とされる部分も多いため、日本国内に留まらず、諸外国の方々からも、幅広く忌憚のない御意見をいただきたいと考えています。

関連資料(PDF)の閲覧等、本記事の詳細は経済産業省のページをご覧ください。

<出典:経済産業省のウェブサイトを加工して作成>
https://www.meti.go.jp/press/2020/01/20210115003/20210115003.html