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小口保冷配送サービスに関する国際規格ISO23412が発行されました ~日本式コールドチェーン物流の海外展開を目指して~

小口保冷配送サービスに関する国際規格ISO23412が発行されました ~日本式コールドチェーン物流の海外展開を目指して~

2020/06/11

<国土交通省の記事から抜粋>

国際標準化機構(ISO)において、我が国が主導し、官民一体となって取組を進めてきた小口保冷配送サービスにおける適切な温度管理を実現するための国際規格が発行されました。今後、小口保冷配送サービスの需要が急速に高まっているASEANを中心としたアジア諸国において規格の普及を図ることにより、これらの国々のSDGs達成に貢献するとともに、 我が国物流事業者の海外展開をより強力に支援していきます。

1.背景
経済成長に伴う高所得化が進むASEANを中心としたアジア諸国においては、生活様式の多様化や電子商取引(EC)市場の拡大により、食料生鮮品等の一般家庭等への小口保冷配送サービスの需要が高まっています。
しかしながら、一部の国の事業者では温度管理が不十分なサービスが散見され、健康被害や輸送途中での食料廃棄が問題となるほか、消費者や荷主のサービス品質への信頼が得られず、コールドチェーン物流の市場が拡大しにくくなることが懸念されています。
こうした状況を踏まえ、我が国は、平成29年7月に閣議決定した「総合物流施策大綱(2017年度~2020年度)」において、我が国の物流事業者が高まるアジア諸国の物流需要を取り込むために、日本の高品質なコールドチェーン物流サービス等の国際標準化や普及を重要施策の一つとして位置づけ、取組を進めてきました。

規格概要等、本記事の詳細は国土交通省のページをご覧ください。

<出典:国土交通省のウェブサイトを加工して作成>
https://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000510.html