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インドのプラスチック規制、民間企業も追随

インドのプラスチック規制、民間企業も追随

2019/09/13

<JETROの記事から抜粋>

インドでは、使い捨てプラスチック製品の使用を見直す動きが、全土で本格化し始めている。インド国鉄は8月21日、モディ首相が8月15日の独立記念日に行った演説を受け、使い捨てプラスチックの使用を、インド独立の指導者マハトマ・ガンディーの誕生日である10月2日から原則取りやめる方針を発表しており、インドの国営・民間企業などの間でもこれに追随する動きが見られ始めた。

インドの国営航空エア・インディアは8月29日、機内での使い捨てプラスチック製品の使用を10月2日から禁止すると発表した。同社はまず、傘下のエア・インディア・エクスプレスとアライアンス・エアのフライトから導入を開始し、最終的にはエア・インディアの全てのフライトで使い捨てプラスチックの使用を禁止とする。具体的には、サンドイッチなどの提供時にプラスチック製のカップやストローの使用を取りやめ、紙製によって代替する予定だ(「ミント」紙8月29日)。

また、オンライン通販世界最大級の米国アマゾンのインド法人は9月4日、包装材への使い捨てプラスチックの使用を2020年6月までに中止すると発表した。同社は現在、プラスチック製を用いている緩衝材を紙製に置き換える予定だ(「ザ・ヒンドゥー」紙9月4日)。この発表の前週には、オンライ通販の地場最大手フリップカートが、同様に2021年までに使い捨てプラスチックの使用を取りやめ、全面的に再生プラスチックに代替する方針を発表していた(「ビジネス・トゥデイ」紙9月4日)。

本記事の続きは、JETROのページをご覧ください。

<出典:日本貿易振興機構のウェブサイトを加工して作成>