
「農業分野におけるAIの利用に関する契約ガイドライン検討会(第2回)」の開催及び一般傍聴について
2019/09/09
<農林水産省の記事から抜粋>
農林水産省は、令和元年9月11日(水曜日)に、虎ノ門SQUARE店4階会議室において、「農業分野におけるAIの利用に関する契約ガイドライン検討会(第2回)」を開催します。
本検討会は公開です。ただし、カメラ撮影は冒頭のみ可能です。
1.概要
近年、農産物の高品質・高付加価値化や生産性向上を図るため、AI(人工知能)やIoT、ロボット技術等を活用した、いわゆる「スマート農業」の取組が全国的に進められており、農林水産省の研究開発プロジェクトにおいてもAI技術を利用する農業関連ソフトウェアや当該ソフトウェアを組み込んだ製品等(以下「農業AIサービス等」という。)の研究開発が進められています。
農業AIサービス等の利用に当たっては、ユーザとベンダ間の権利関係の考え方が一般的に整理されていないのが実情であり、現場実装を促進していく環境整備の一環として、当該権利関係の考え方を整理することが求められています。
また、農業者の中には、農業AIサービス等を利用することによって自身のノウハウが流出するという懸念を持つ者もおり、このことは、スマート農業に必要なデータ流通を疎外する一因になりうることから、農業AIサービス等の利用に関する権利関係の考え方を早期に整理する必要があります。
本検討会では、AI開発に際して、モデル開発に協力する農業者等の技術・ノウハウの流出防止を図りつつ、農業AIサービス等の利用を促進するために必要な契約の実態等について、実際のサービス提供場面などを通じて分析を行い検討し、それらの開発や利用に関する契約の考え方や契約雛形を内容とするガイドラインの策定に向けた検討を行うこととします。
開催日時、議題等、本記事の詳細は、農林水産省のページをご覧ください。
<出典:農林水産省のウェブサイトを加工して作成>