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日本産業規格(JIS)を制定・改正しました(2019年8月分)

日本産業規格(JIS)を制定・改正しました(2019年8月分)

2019/08/21

<経済産業省の記事から抜粋>



JISは、鉱工業品、データ、サービスの品質、性能や試験方法などを定めた国家規格です。JISは、社会的環境の変化に対応して、制定・改正されています。社会的に関心の高い重要な制定や改正を月に1回紹介しています。



1.今回のJIS規格制定・改正内容
今回は、2件の制定及び10件の改正を行いました(資料1)。中でも、以下のJISの制定・改正は特に重要です。


①「充填用自動はかり」などの自動はかりに関するJISの改正
計量法では、取引や証明などに使用されることが多い計量器を「特定計量器」と定め、その製造・修理・販売事業者や使用者に対して規制を設けることで、適正な計量を確保しています。
特定計量器の技術基準については、JISで定めることとしていますが、今般、令和2年4月1日から検定が開始されることになる、充塡用自動はかりなど3器種の自動はかり(※)に関するJISの改正を行いました。
この改正により、自動はかりの技術革新や国際的潮流などに対応し、取引や証明の信頼性向上に資することが期待されます。


※「自動はかり」とは:商店等で一般的に目にするはかり(非自動はかり)とは異なり、計量結果を得るために所定のプログラムに従って動作し、計量過程で操作者の介在を必要としないはかり。主として工場などの生産ラインに組み込まれて使用されることが多い。
四角囲み内、「1.(但し、(資料1)2019年8月20日公示JISリスト
(PDF形式:134KB)は記載しない)」



⓶光ファイバ増幅器の信頼性試験方法に関するJISの改正
光ファイバを用いた光通信システムは、通信・ネットワークシステムを支える社会インフラとして、通信の大容量化・高速化にともない、その導入ペースは年々加速しています。
光信号を長距離伝送するためには、高い信頼性のある光ファイバ増幅器が不可欠です。
今般、光ファイバ増幅器の信頼性試験方法に関するJISについて、国際規格が改正されたことに伴い、より市場ニーズを反映させつつ最新技術を取り込むための改正を行いました。これにより、品質の安定した製品が適切な価格でグローバル調達することが可能となり、光通信システム活用の範囲が更に広がることが期待されます。



本記事の詳細は、経済産業省のページをご覧ください。



<出典:経済産業省のウェブサイトを加工して作成>