
靴への製品マーキング貼付を義務化、香水、乳製品、機械類に対する試験も開始(ロシア)
2019/07/18
<JETROの記事から抜粋>
ロシアでは、不正流通品対策に向けた製品流通経路の把握措置の導入や、導入に向けた試験の実施が立て続けに行われている。連邦政府は7月8日、靴に対する製品マーキング貼付を義務化する連邦政府決定第860号(2019年7月5日付)を公表、即日発効させた。本決定では、流通参加者(靴の製造・輸入・卸売・小売事業を行う法人・個人事業主)の要件と、国家情報監視システム(2019年5月13日記事参照)への情報登録手続き、識別手段の特性と貼付方法、国家情報監視システムと他の国家情報システムとの情報交換手続き、などを規定している。
流通関係者による靴製品へのマーキング識別手段の貼付のタイミングについては、ロシア国内で靴生産を行う場合には、生産者による出荷時点までに、ユーラシア経済連合(EEU)域外から輸入する際には、国内流通もしくは再輸出のための通関手続きにかけるまでに、EEU加盟国からロシアへの輸入に当たっては、ロシアとの国境を越える時点までに貼り付けること、としている。流通関係者による国家情報監視システムへの登録期限については、現時点で靴製品の流通事業を行っている者は7月1日~9月30日の間に、9月30日以降に靴に関する小売・卸売事業を開始する者は、その開始日から7日以内に登録しなければならないとしている。
このほか、12月に製品マーキング貼付が義務化される…
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<出典:日本貿易振興機構のウェブサイトを加工して作成>