意見受付公告(JIS)規格情報

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意見受付公告(JIS)規格情報
規格番号 C5920-4
規格名称 光伝送用パワー制御受動部品-第4部:シングルモード光ファイバ用プラグレセプタクル形固定光減衰器
英文名称 Fiber optic passive power control devices-Part 4: Plug-receptacle style, fixed optical attenuator for single-mode fiber
概要 この規格は、シングルモード光ファイバ用プラグレセプタクル形固定光減衰器について規定したものであるが、最近の生産及び使用の実態を踏まえて、規格内容の充実を図るため、改正を行うものである。
主な改正点は、次のとおりである。
・旧規格ではIEC規格を引用していた規格について、対応するJISが新たに制定されたたため、JISに変更した。
・旧規格では“減衰量”という名称であった試験項目は、実際には減衰量のばらつき(公称値と測定値との差)の規定であるため、名称を“減衰量公差”に変更した。また、減衰量公差及び反射減衰量において、旧規格では入力と出力とを入れ替えて2回測定を行う記載があったが、この規格では対応国際規格に合わせ測定回数の記載を削除した。
・耐環境性及び耐久性の試験を実施する環境に関して、旧規格では“標準的環境条件下で行う。”としていたが、JIS全体の用語統一に従い、“標準大気条件下で行う”に変更した。
・利用者が理解しやすいよう、次の二つの表記の変更を行った。
許容される変化範囲を表現する語句を、“〇〇dB以下”から“±〇〇dB”に変更
適用される範囲を表現する語句を、“減衰量公称値が〇〇dB超〇〇dB以下”から“〇〇dB<減衰値≦〇〇dB”に変更
・旧規格の”最大入力光パワー”試験の名称を他のJISに合わせ”高光パワー耐性”試験に変更した。旧規格のこの試験では入力光パワーは一律100mWであったが、吸収量がほぼ一定となるように、減衰量公称値ごとに異なるパワーの光を入力するようにした。
・耐環境性及び耐久性試験において、試験前後の測定に加え、試験中の減衰量及び反射減衰量の変化を要求性能に追加した。また、旧規格では減衰量変化の要求性能を一律に規定していたが、国際規格との整合性を図るため減衰量公称値が5dB以下及び5dB超の二つの場合に分けて規定した。
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基礎として用いた国際規格の番号及び同等性記号 MOD IEC 61753-051-02:2022,
Fibre optic interconnecting devices and passive components - Performance standard - Part 051-02: Plug-receptacle style single-mode fibre fixed optical attenuators for category C - Controlled environments
ICS分類 33.180.20

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なお、頂きましたJIS案へのご意見及びそれに対する回答につきましては、産業標準作成委員会への報告、産業標準作成委員会審議資料の本ホームページでの公開及び当該JISの主務大臣へ報告させていただきます。また、意見の内容に応じ、JIS素案作成団体に転送することがありますので、あらかじめご承知おきください。