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規格番号 | B7610 |
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規格名称 | 重錘形圧力天びん |
英文名称 | Pressure balances |
概要 | この規格は、単純型構造又は内包型構造のピストン・シリンダを装備し、直接荷重式で、圧力範囲の上限が100 kPa~500 MPaのゲージ圧力及び絶対圧力の計測に対して用いる重錘形圧力天びんの性能を確保するために必要な計量・技術上の要求事項及び試験方法について規定したものであるが、最近の生産及び使用の実態を踏まえて、規格内容の充実を図るため、改正を行うものである。 主な改正点は、次のとおりである。 1) 発生圧力値の計算(5.10)は、旧規格の5.1から移動しているが、発生圧力値の求め方が重錘質量値などから計算する方法と、重錘に記載された呼称圧力値を利用する方法の2通りあることを明示する。 2) 発生圧力値の不確かさ(5.11)において、旧規格の5.11.1(不確かさ一般) b) 精度等級と不確かさの関係については、内容を整理し、5.12 に移動する。なお、グループごとの不確かさの比率は目標値の扱いであるため、附属書B(参考)に記載する。 3) 不確かさの要因(5.11.2)では、不確かさの要因として大分類のみを記載し、詳細な要因や算出方法はJIS B 7616にまとめることで削除する。 4) 精度等級と不確かさ、発生圧力値の最大許容誤差(5.12)では、細分箇条を新設し、旧規格の5.6 発生圧力の最大許容誤差および5.11.1(不確かさ一般) b) 精度等級と不確かさの関係をまとめ、それぞれ精度等級との関係を示している。なお、表7に記載した数値の小数点以下の桁数については、不確かさは2桁、最大許容誤差は必要な桁数で記載する。 5) 旧規格では「製造業者が指定した媒体又は同等の媒体」とのみ記載されていたが、試験装置 [A.1.2 d)]において、圧力媒体についてより明示的に「液体の場合は、粘度が同等の媒体」を追記する。 6) ピストン自由回転時間の測定 [A.3.1.1 a)] 5)では、ピストン・シリンダのタイプによっては回転方向を変えられない(逆回転できない)ものがあるため、「なお、製造業者の仕様書等によって回転方向が指定されている場合は、回転方向は変えない。」と追記する。 |
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基礎として用いた国際規格の番号及び同等性記号 | MOD OIML R110:1994,Pressure balances |
ICS分類 | 17.060 |
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