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ISO/TC282 (水の再利用)において再生水処理技術ガイドラインの規格が充実 ~国際標準規格の発行による日本の水処理技術の輸出促進に期待~

2021/09/06

<国土交通省の記事から抜粋>

国土交通省では、ISO を通じて、我が国の優位技術である再生水処理技術の国際展開を推進しています。
今年、再生水処理技術ガイドライン(ISO 20468)の規格が新たに4件発行され、再生水処理技術に関する規格が充実しましたのでお知らせします。

1.背景
世界の水市場が拡大する中、膜処理等の我が国の優れた再生水処理技術の国際競争力の強化を図るため、我が国は、2013年にISO/TC282(TC:Technical Committee(専門委員会))の設立を主導しました。
専門委員会の設立以降、各SCにおいて精力的に議論がなされ、これまでに29件の規格が発行されています。(SC:Sub Committee(分科委員会))
2.概要
今年、再生水処理技術ガイドライン(ISO 20468)について、「UV消毒(ISO 20468-4)」、「膜ろ過(ISO 20468-5)」、「イオン交換と電気透析(ISO 20468-6)」、「促進酸化処理(ISO 20468-7)」が発行され、昨年度までに発行済みの規格(ISO 20468-1~ISO 20468-3)とあわせて、再生水処理技術に関する国際標準規格がさらに充実しました。
これらの国際標準規格を通じて、日本の水処理技術の優位点(省エネルギー、高性能、信頼性等)が適切に評価され、国際展開(水インフラの輸出等)が促進されることが期待されます。

関連資料の閲覧は国土交通省のページをご覧ください。

<出典:国土交通省のウェブサイトを加工して作成>
https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000476.html