ISO、UNEA-7で新しい環境規格ダッシュボードを公開
2025/12/12
ケニアのナイロビで開催されている第7回国連環境総会(UNEA-7)で12月8日、国際標準化機構(ISO)は、オーストラリア規格協会(Standards Australia)と共同で、政策立案者、技術専門家、一般市民が環境データ規格の世界をナビゲートできるよう設計された、新しいインタラクティブなダッシュボードを公開した。
このダッシュボードは、48のISO専門委員会が作成した1,100以上の国際規格をマッピングし、生態系のモニタリング、汚染の追跡、環境パフォーマンス、製品の持続可能性、人工知能(AI)の責任ある利用といった重要な分野を網羅している。信頼性、相互運用性、透明性に優れたデータソリューションで、エビデンスに基づく環境活動を支援しようとするものである。
このダッシュボードは、検索性に優れたユーザーフレンドリーなインターフェースにより、グリーンファイナンスからAIガバナンスまで、テーマ、データタイプ、持続可能性の優先度別に規格を検索できる。これにより、研究者、規制当局、標準化団体、その他の関係者が、国内及び国際的な環境目標を支援するための実用的なツールを特定することができるようになる。
ダッシュボードの詳細は、ISOのウェブサイトを参照のこと。
[ジュネーブ事務所]
日本規格協会では、日本・世界の標準化最新情報や面白い記事を、メールマガジン World標準ニュース(WSN)として不定期で配信しております。登録は無料となっておりますので、ぜひご登録の上、ご購読ください。ご登録はWorld標準ニュース(WSN)登録ページから!


