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ISOとUNDPが持続可能性活動強化に向けた提携を発表

2023/09/25

国際標準化機構(ISO)と国連開発計画(UNDP)は、グローバルな開発課題への取り組みにおける国際標準の役割に対するコミットメントを表明した。両者は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)のための初の国際規格を開発する見込みであり、持続可能な行動を促進する国際規格の強化に向けたイニシアティブで協力する。

ISOのウルリカ・フランケ会長は、「SDGs 17 - Partnerships for Goalsに見られるように、SDGsの達成にはあらゆるセクターを横断する真のパートナーシップが必要である。ISOとUNDPのパートナーシップは、すべての人にとってより強靭で公平な未来のために、各組織のユニークな貢献を基盤にする機会をもたらす。」と話す。またUNDPのアヒム・シュタイナー総裁は、「UNDPとISOは、企業と投資家のための新しい管理基準の策定を支援することで、持続可能性とSDGsが単なるビジネスのおまけではなく、すべてのビジネスのあり方の本質的な一部となることを確実にすることができる。より良い実践によって、私たちはビジネスと投資家にとって、そして人々と地球にとって、より良い成果を達成することができる。」と話す。

ISOは、ウェブサイトで、このパートナーシップが持続可能性の標準を世界的に整合させるための注目すべき一歩となると紹介している。

※ジュネーブ事務所注:ISOは、プロジェクト委員会、ISO/PC 343(事務局:デンマーク規格協会)において、国際規格、ISO 53001(国連の持続可能な開発目標の管理システム - あらゆる組織の要求事項)を開発中である。





[ジュネーブ事務所]

https://www.iso.org/news/am23/iso-and-undp-announce-partnership-to-enhance-sustainability-action