
「林業・木質バイオマス発電の成長産業化に向けた研究会」報告書の公表について
2020/10/28
<林野庁の記事から抜粋>
今般、農林水産省と経済産業省は、「林業・木質バイオマス発電の成長産業化に向けた研究会」の報告書をとりまとめましたので公表します。今後、両省で本報告書を踏まえ、施策を推進していきます。
1.経緯
農林水産省及び経済産業省は、木質バイオマス燃料の供給元としての森林の持続可能性の確保と木質バイオマス発電の発電事業としての自立化を両立させるため、課題解決に向けた方策を官民連携により検討するための場として「林業・木質バイオマス発電の成長産業化に向けた研究会」を設置し、令和2年7月から10月にかけて、3回にわたり検討を行ってきました。今般、その検討結果として報告書をとりまとめたので公表します。
2.概要
報告書においては、再生可能エネルギーとしての木質バイオマス利用の大前提となる「持続可能性」や、「コスト低減」、「安定供給」に係る視点に着目し、下記事項について対応の方向性及び今後の取組についてとりまとめました。
(1)森林資源の持続的活用(早生樹・広葉樹の活用を含む)
(2)木質バイオマス熱利用の推進
(3)木質バイオマス燃料の品質安定化
(4)木質バイオマス燃料の加工・流通・利用の在り方・実態把握
(5)既存の木材利用との競合に係る懸念払拭
(6)その他
今後、両省で本報告書を踏まえ、施策を推進していきます。
報告資料(PDF)の閲覧等、本記事の詳細は林野庁のページをご覧ください。
<出典:林野庁のウェブサイトを加工して作成>
https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/riyou/201016.html