CSR 企業の社会的責任
事例による企業活動最前線
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日本規格協会 編
図書
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本体価格:2,300 円
ISBN:9784542701441
発売年月日:2004-05-25
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A5判・336頁
商品コード: 370144【概要】
・本書は、我が国の企業におけるCSR活動の推進体制と進め方、各企業のCSR活動テーマの事例を通した具体的な取組みを紹介。総合電機メーカ、IT企業、サービス業などの企業の取組み事例のほか、社会的責任投資(SRI)、CSRレポート、GRIガイドラインについても提示。
・企業が社会的な貢献を行いながら、企業としての在り方と役割を明確にし、企業価値を高め、具体的な活動を行うための必携の書。【目次】
まえがき
第1章 CSRと日本企業の課題
1.1 CSRは歴史の必然か
1.1.1 ルネサンスと市民革命 ~ 1.1.5 関係存在としての企業
1.2 CSRを促す内外の社会変化
1.2.1 グローバリゼーション ~ 1.2.5 企業の責任ある行動を促す法制度改革
1.3 どのような取組みが求められるのか
1.3.1 CSRの三つのフェイズ ~ 1.3.9 地域社会をどうするか
第2章 わが国企業におけるCSR活動
松下電器産業株式会社
1. 取組みの背景・経緯
1.1 社内の各部署とCSRのかかわり ~ 1.3 CSR専門部署設置の検討
2. CSRの組織体制と役割
2.1 CSR専門部署の設置 ~ 2.3 CSR担当室の役割
3. CSRの取組み状況
3.1 松下電器におけるCSRとは ~ 3.5 具体的な進捗状況
4. 取組みによる社内外のメリット
5. 今後の課題
株式会社日立製作所
1. 取組みの経緯
1.1 日立の社会的責任とCSRへの取組み経緯 ~ 1.4 社会的貢献活動の歩み
2. CSRの取組み状況
2.1 製品・システムを通じた社会への貢献 ~ 2.5 その他の活動
3. 取組みによるメリット
4. 今後の課題
ソニー株式会社
1. 企業理念とCSR
1.1 設立趣意書 ~ 1.2 ソニーブランド
2. CSRに関する考え方
2.1 社会との関係の変化 ~ 2.2 企業価値の向上
3. CSRの推進体制
3.1 コンプライアンス体制 ~ 3.2 CSR担当部署
4. CSRの取組み状況
4.1 ソニーグループ行動規範 ~ 4.5 CSR推進団体との連携
5. 今後の課題
富士ゼロックス株式会社
1. 取組みの背景・経緯
1.1 富士ゼロックスが目指す企業像とCSR
2. CSRの組織体制と役割
2.1 組織体制の全体図 ~ 2.3 部門横断組織(CSRタスク)
3. CSRの取組み状況
3.1 全社への周知活動 ~ 3.2 現在重点的に取り組んでいるカテゴリー
4. 取組みによる社内外のメリット
4.1 社内のメリット ~ 4.2 社外のメリット
5. 今後の課題
6. おわりに
株式会社リコー
1. はじめに
2. リコーグループの概要
3. 創業の精神と経営理念
4. リコーCSR憲章及びビジネス行動規範
5. これまでのリコーにおけるCSR活動
5.1 “環境”分野での取組み ~ 5.5 グローバル・コンパクト参加の経緯
6. CSR室成立の経緯
6.1 CSR関連機能部門の動き
7. CSR室のミッションと役割・機能
8. 当面の重点的な取組み
8.1 ビジネスプロセス・リスクマネジメント ~ 8.4 CSRコミュニケーション
9. CSR推進体制(組織及びCSR委員会)
10. CSRに対する現状認識と今後の課題
三井住友海上火災保険株式会社
1. 取組みの経緯
1.1 三井住友海上とCSR-合併新会社におけるCSRの位置付け-
1.2 三井住友海上におけるCSR取組みの土壌-保険業とCSR-
2. CSRの組織体制と役割
2.1 CSR委員会の再構築 ~ 2.2 CSRネットワークの構築
3. CSRの取組み状況
3.1 CSR戦略の再構築 ~ 3.3 CSR実行計画の策定
4. 取組みによる社内的効果
4.1 三井住友海上グループの新たなる企業文化の醸成
4.2 組織内の内部統制のレベルアップ
5. 今後の課題
5.1 取組みのレベルアップと活動範囲の拡大
5.2 真の企業改革と三井住友海上ブランドの確立に向けて
株式会社ベネッセコーポレーション
1. 社名“Benesse”とは“よく生きる”こと
1.1 “福武書店”から“ベネッセコーポレーション”へ
1.2 ベネッセにとってのCSRとは,“社会の存在”“事業内容”そのもの
2. 様々なファミリー・フレンドリー施策と女性活用・登用
2.1 多様で柔軟な働き方を支援する人事制度
2.2 女性の活用・登用
2.3 経営上のメリット
3. 企業倫理・コンプライアンスの取組み
-“ベネッセ企業行動宣言”“ベネッセ行動基準”
3.1“よく生きる”を社名とし,教育・福祉の領域で事業展開を行う企業としてのコンプライアンスとは
3.2 “ベネッセ企業行動宣言”“ベネッセ行動基準”の策定
-“言っていることとやっていることのギャップ”は何か,社員の巻き込みを最重視
3.3 コンプライアンス体制確立のために
4. 会社全体の定期健康診断-社員意識調査“GAMBA(ガンバ)”の実施
5. 環境への取組み
6. 教育・文化関連活動
7. 会社の高い志“Benesse”のさらなる実現を目指して
8. 今後に向けて
スターバックス コーヒージャパン株式会社
1. 取組みの背景・経緯(動機付け)
1.1 社内の各部署とCSRのかかわり ~ 1.3 CSR専門部署設置の検討
2. CSRの組織体制及び担当部署の役割
3. CSRの取組み状況
3.1 生産地への貢献 ~ 3.7 スターバックス ファウンデーション
4. 取組みによるメリット
5. 今後の課題
株式会社ミツエーリンクス
1. 取組みの背景・経緯
1.1 クリエイティブとマネジメントの両立の難しさ ~ 1.6 CSRの活動と他のプロセスマネジメントの関連性
2. CSRの組織体制及び担当部署の役割
2.1 六つのマネジメントシステムを統括する専門部隊
3. CSRの取組み状況
3.1 ミツエーリンクスのステークスホルダー ~ 3.2 当社の重点取組みテーマ
4. 取組みによる社内外のメリット
4.1 社内へのメリット
4.2 社外的なメリット
5. 今後の課題
5.1 ネガティブ・インパクトの測定と情報開示
5.2 社会貢献活動への取組み
オムロン株式会社
1. はじめに
2. オムロンの企業理念体系
2.1 社憲
2.2 六つの経営理念と三つの特別宣言
3. CSRの組織体制
4. 企業倫理・コンプライアンスの取組み
4.1 行動指針の整備・充実 ~ 4.6 企業倫理の浸透・定着状況のチェックと評価
5. 環境への取組み
5.1 環境負荷低減活動 ~ 5.5 社会,環境報告書の発行
6. 良き企業市民としての取組み
6.1 主な活動分野 ~ 6.5 社員ボランティア
7. おわりに
株式会社イトーヨーカ堂
1. CSR活動の経緯
2. CSR活動を支える指針と体制
3. イトーヨーカ堂におけるCSR活動
3.1 お客様への取組み ~ 3.7 CSR報告書の発行
4. CSR活動の評価
4.1 CSR会計-付加価値の創出と分配 ~ 4.3 CSR報告書の客観的な評価
5. おわりに
第3章 社会的責任投資
3.1 社会的責任投資とは
3.1.1 社会的責任投資の定義 ~ 3.1.3 社会的責任投資の歴史
3.2 世界のSRI市場動向
3.2.1 米国市場 ~ 3.2.4 アジア・オセアニア市場
3.3 SRI市場拡大の背景
3.3.1 CSRへの関心の高まり
3.3.2 投資家を取り巻く環境の変化
3.4 SRI評価の実際
3.4.1 クライテリア ~ 3.4.2 ポジティブクライテリアによる評価
3.5 CSRと企業価値の関連性
3.5.1 環境・社会的価値の測定 ~ 3.5.4 非財務データの評価
3.6 課題と日本におけるSRIの展望
3.6.1 課題 ~ 3.6.2 日本のSRI市場の展望
第4章 CSRレポート
4.1 環境アニュアルレポート-持続可能な社会に向けて-2003<抄録>(日本電気株式会社)
4.2 コーポレート・レスポンシビリティ・レポート2002<抄録>
(日本アイ・ビー・エム株式会社)
4.3 GRIサステナビリティ・リポーティング・ガイドライン2002日本語版<抄録>(GRI)
索引