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企業の社会的責任
求められる新たな経営観

  • 高 巖、辻 義信、Scott T. Davis、瀬尾 隆史、久保田 政一 共著 

    図書

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    1,430 円(税込)

    本体価格:1,300 円

    ISBN:9784542701427

    発売年月日:2003-04-21

  • B6判・208頁
    商品コード:370142
    【概要】
    ・企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)を取り巻く国際規格化、社会的責任投資、 ビジネス環境などについて、EU、米国及び我が国における現状及びホットな動向をいち早く紹介した全てのグローバル企業・機関待望の書籍(参考書)を刊行。
    ・本書は、CSRに関する、欧米を初めとした世界の公的機関ISO、団体・企業の最新動向を正確に知り、国連、OECDを初めとした「国際基準」を参考にしつつ、社会的責任を実践していくための恰好の入門書です。
    ・企業は、ビジネスのグローバル化やIT化等の環境の変化に対応していくために、現状の企業活動・体制に注視し、企業の社会的責任及び倫理に対する取組みを自主的、かつ、積極的に実施することが急務となっています。
    【目次】
    第1章企業の社会的責任(CSR)と企業の役割
    1.1 企業の社会的責任(CSR)とは
    1.2 CSRに関する価値観の相違による議論
     1.2.1 CSRの具体的な定義
     1.2.2 世界共通の社会的指標の難しさ
     1.2.3 先進国の身勝手な論理
     1.2.4 広い視点から見えてくる矛盾
    1.3 企業に期待するCSR:各国の基本的な対応
     1.3.1 文化圏ごとのCSRに対する重点事項
     1.3.2 失業者を生まないことへの評価
     1.3.3 企業性善説の落とし穴
    1.4 CSRの評価の仕組み
     1.4.1 CSRの二面性
     1.4.2 システム化の視点
    1.5 CSRは企業にとって有益か
     1.5.1 評価の地域差を垣間見る
     1.5.2 公的年金の運用を考える
     1.5.3 地域に根ざしたレポート
     1.5.4 CSRは企業不祥事を投影する
    1.6 CSRは地球規模の問題への解決策と成り得るか
    第2章国際的な動向に見るCSRの現状について
    2.1 既存のCSRに関する国際基準
    2.2 各国でのCSRに関する規格類
    2.3 CSRに関するISOの動向
     2.3.1 ISOでの審議経緯
     2.3.2 実現可能性報告書の概要
     2.3.3 ISO理事会へのTMBからの勧告及び今後の予定
     2.3.4 わが国の標準化体制
    第3章 CSRと欧州連合(EU)
    3.1 CSRが欧州連合(EU)で重視されている理由
     3.1.1 EUにおけるCSRの位置づけ
     3.1.2 欧州におけるCSRの必要性及び期待
    3.2 EUにおけるこれまでのCSRへの取組み
     3.2.1 CSRインセンチブの策定と体系化にむけての動き
     3.2.2 欧州委員会の特徴
    3.3 EUによるCSR概念の定義
     3.3.1 第1段階:「グリーン・ペーパー:CSRに関する欧州枠組みの促進」
     3.3.2 第2段階:CSRに関する通達
     3.3.3 第3段階:CSRに関する欧州マルチ・ステークホルダー・フォーラムの設立
    3.4 CSRイニシアチブの根底にある主なテーマ及び問題
    3.5 CSRヨーロッパにおける活動
    3.6 欧州のCSRの効果と将来に関する問題
    第4章 社会的責任投資(SRI)の動き
    4.1 はじめに
    4.2 SRIの分類
    4.3 SRIの歴史  4.3.1 米国
     4.3.2 欧州
     4.3.3 日本
    4.4 欧米におけるSRIの現状  4.4.1 米国
     4.4.2 欧州
    4.5 SRIの評価基準
    4.6 SRIの運用パフォーマンス
     4.6.1 SRIの運用パフォーマンスに関する主な論点
     4.6.2 SRIの運用パフォーマンスの現状
     4.6.3 SRIの運用パフォーマンスをどう考えるか
    4.7 日本におけるSRI
     4.7.1 SRIの現状
     4.7.2 SRI発展の条件
    4.8 SRIの日本企業への影響と対応
     4.8.1 現状
     4.8.2 今後の影響
     4.8.3 日本企業はSRIにどのように対応すべきか
    第5章 わが国経済界のCSRへの取組み
    5.1 わが国におけるCSRへの関心の高まり
     5.1.1 CSRの重要性
     5.1.2 近年のCSRへの関心の高まり
    5.2 わが国経済界におけるCSRへの取組み
     5.2.1 日本経団連のCSRへの取組み
     5.2.2 CBCCの取組み
     5.2.3 その他の経済団体の取組み
    5.3 わが国経済界の考えるCSRとは
     5.3.1 CSRの捉え方
     5.3.2 CSRに取り組む際の課題
    5.4 わが国経済界におけるCSRの標準化への対応
    5.5 おわりに
    参考資料編
    資料1 国際標準化機構(ISO)の概要
    資料2 CSR標準委員会 委員名簿
    参考・引用文献一覧
    索引

     

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