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徹底排除!組織に潜む弱点・欠点・形骸化
診断事例で学ぶ経営に役立つQMSのつくり方

  • 小林 久貴 著

    図書

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    2,750 円(税込)

    本体価格:2,500 円

    ISBN:9784542306875

    発売年月日:2020-10-08

  • A5判・248頁
    商品コード:330687

    組織に潜んでいる「ムダ」を取り除き、経営に役立つ有効なQMSへ

    ISO 9001認証制度が始まって以来、多くの組織が認証を取得しています。しかし、効果的にQMSが運用され、よりよいパフォーマンスが得られている組織はわずかです。 本来QMSは経営に役立つはずですが、ISO 9001要求事項に適合さえしていればよいという認識が、筆者の携わる認証審査やコンサルティング、研修の場で数多く見受けられます。これは、QMSの目的をもたないまま認証取得した結果、経営に役立たない「ムダ」(=無駄+弱点・欠点・形骸化)が組織の中に増えてしまっているからです。

    本書は、この「ムダ」が組織に潜んでいるかどうか自覚し、改善へとつなげることを目的としています。この目的のために、本書では、実例を取り上げて、その症状と診断結果、対策方法、予防策を示しています。具体的な実例をもとにしているので、あなたの組織に潜む「ムダ」もイメージしやすくなっています。

    特に、予防策では、ISO 9002(JIS Q 9002)などの規格や『2015年改訂対応 小規模事業者のためのISO 9001 何をなすべきか―ISO/TC 176からの助言』の類書から対応事例を紹介し、QMS の維持・向上のために必要な考え方について言及しています。 「ムダ」を発見して、取り除き、より有効なQMSとなれば、よりよい結果が得られます。本書を通じて、形骸化してしまったQMSを経営に役立つQMSにつくり変えませんか。

    本書の特長

    • 第Ⅰ部では、組織に潜む「ムダ」を知り、「ムダ」との向き合い方を解説しています。
    • 第Ⅱ部では、組織の診断事例をその“症状・診断結果・対策方法・予防策”で紹介し、規格や類書をもとに解説します。紹介する診断事例は、組織名を伏せ、業種も変えていますが、実話に基づいているので、リアリティのある内容になっています。
    • 第Ⅲ部では、QMSの維持・向上や「ムダ」を予防するための参考情報として、産業における知恵の結晶とも言えるJIS、その中で特に、診断事例に関連する12のJISより、具体的な視点を紹介しています。ぜひ読んでいただきたい情報です。

    目次

    第Ⅰ部 経営に役立つQMS とは

    第1章 「ムダ」との闘い
    第2章 なぜ「ムダ」となってしまうのか?
    第3章 「ムダ」と向き合う

    第Ⅱ部 QMS の診断事例

  • 第4章 組織の状況の診断
    • 診断事例1 組織及びその状況の理解(4.1)
    • 診断事例2 利害関係者のニーズ及び期待の理解(4.2)
    • 診断事例3 品質マネジメントシステムの適用範囲の決定(4.3)
    • 診断事例4 品質マネジメントシステム及びそのプロセス(4.4.1)
    • 診断事例5 品質マネジメントシステム及びそのプロセス(4.4.2)
    第5章 リーダーシップの診断
    • 診断事例6 リーダーシップ及びコミットメント(5.1.1)
    • 診断事例7 顧客重視(5.1.2)
    • 診断事例8 品質方針の確立(5.2.1)
    • 診断事例9 品質方針の伝達(5.2.2)
    • 診断事例10 組織の役割,責任及び権限(5.3)
    第6章 計画の診断
    • 診断事例11 リスク及び機会への取組み(6.1.1)
    • 診断事例12 リスク及び機会への取組み(6.1.2)
    • 診断事例13 品質目標及びそれを達成するための計画策定(6.2.1)
    • 診断事例14 品質目標及びそれを達成するための計画策定(6.2.2)
    • 診断事例15 変更の計画(6.3)
    第7章 支援の診断
    • 診断事例16 資源(7.1.1)
    • 診断事例17 人々(7.1.2)
    • 診断事例18 インフラストラクチャ(7.1.3)
    • 診断事例19 プロセスの運用に関する環境(7.1.4)
    • 診断事例20 監視及び測定のための資源(7.1.5.1)
    • 診断事例21 測定のトレーサビリティ(7.1.5.2)
    • 診断事例22 組織の知識(7.1.6)
    • 診断事例23 力量(7.2)
    • 診断事例24 認識(7.3)
    • 診断事例25 コミュニケーション(7.4)
    • 診断事例26 文書化した情報(7.5.1)
    • 診断事例27 作成及び更新(7.5.2)
    • 診断事例28 文書化した情報の管理(7.5.3.1)
    • 診断事例29 文書化した情報の管理(7.5.3.2)
    第8章 運用の診断
    • 診断事例30 運用の計画及び管理(8.1)
    • 診断事例31 顧客とのコミュニケーション(8.2.1)
    • 診断事例32 製品及びサービスに関する要求事項の明確化(8.2.2)
    • 診断事例33 製品及びサービスに関する要求事項のレビュー(8.2.3.1)
    • 診断事例34 製品及びサービスに関する要求事項のレビュー(8.2.3.2)
    • 診断事例35 製品及びサービスに関する要求事項の変更(8.2.4)
    • 診断事例36 製品及びサービスの設計・開発(8.3.1)
    • 診断事例37 設計・開発の計画(8.3.2)
    • 診断事例38 設計・開発へのインプット(8.3.3)
    • 診断事例39 設計・開発の管理(8.3.4)
    • 診断事例40 設計・開発からのアウトプット(8.3.5)
    • 診断事例41 設計・開発の変更(8.3.6)
    • 診断事例42 外部から提供されるプロセス,製品及びサービスの管理(8.4.1)
    • 診断事例43 管理の方式及び程度(8.4.2)
    • 診断事例44 外部提供者に対する情報(8.4.3)
    • 診断事例45 製造及びサービス提供の管理(8.5.1)
    • 診断事例46 識別及びトレーサビリティ(8.5.2)
    • 診断事例47 顧客又は外部提供者の所有物(8.5.3)
    • 診断事例48 保存(8.5.4)
    • 診断事例49 引渡し後の活動(8.5.5)
    • 診断事例50 変更の管理(8.5.6)
    • 診断事例51 製品及びサービスのリリース(8.6)
    • 診断事例52 不適合なアウトプットの管理(8.7.1)
    • 診断事例53 不適合なアウトプットの管理(8.7.2)
    第9章 パフォーマンス評価の診断
    • 診断事例54 監視,測定,分析及び評価(9.1.1)
    • 診断事例55 顧客満足(9.1.2)
    • 診断事例56 分析及び評価(9.1.3)
    • 診断事例57 内部監査(9.2.1)
    • 診断事例58 内部監査(9.2.2)
    • 診断事例59 マネジメントレビュー(9.3.1)
    • 診断事例60 マネジメントレビューへのインプット(9.3.2)
    • 診断事例61 マネジメントレビューからのアウトプット(9.3.3)
    第10章 改善の診断
    • 診断事例62 改善(10.1)
    • 診断事例63 不適合及び是正処置(10.2.1)
    • 診断事例64 不適合及び是正処置(10.2.2)
    • 診断事例65 継続的改善(10.3)

    第Ⅲ部 QMS を維持・向上させるための知識

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