医療の質安全保証を実現する患者状態適応型パス[事例集2007年版]
標準診療計画の電子コンテンツ化
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飯塚悦功・棟近雅彦・水流聡子 監修
患者状態適応型パスシステム研究会 編著図書
3,190 円(税込)
本体価格:2,900 円
ISBN:9784542304185
発売年月日:2007-11-28
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B5判・208頁
商品コード: 330418【概要】
<本事例集2007年版では>
・PCAPS研究の重要なアウトプットであるPCAPSコンテンツのうち、実際に多数の病院で検証した結果、適用率が非常に高く、電子コンテンツレベルとなった『臨床プロセスチャート』『ユニットシート』 ― 12領域・19件を一挙掲載。
・2006年版事例集と同様、検証調査を実施した『臨床プロセスチャート』とそのカバー率、また、メインルートを通過したケースの分析結果とその考察 ― 10領域・20件を掲載。★各年の掲載パス検証調査結果対照表は、こちらをご参照ください。 【目次】
第1部
1.組織知の構造化
2.組織知の共有手段としての質マネジメントシステムと標準化
3.臨床知識の可視化・構造化・標準化-組織知としての患者状態適応型パスコンテンツ-
第2部
『電子コンテンツ ― 患者状態適応型パス電子コンテンツの事例』
泌尿器科領域:前立腺全摘除術/経尿道的前立腺切除術
循環器科領域:ペースメーカー
整形外科領域:大腿骨頚部骨折/坐骨神経痛
小児科領域:小児肺炎
神経内科領域:脳梗塞急性期
呼吸器外科領域:気胸入院
消化器内科領域:総胆管結石内視鏡治療
呼吸器内科領域:喘息/肺炎
救急領域:急性薬物(眠剤)中毒
がん領域:乳房温存,切除術/大腸がん化学療法(FOLFOX)
糖尿病:低血糖/シックデイ/ステロイド開始時血糖コントロール
生体肝移植:胆管狭窄
※各領域の症例ごとに,臨床プロセスチャートとユニットシートを掲載しています。
第3部
『2006年度臨床プロセスチャート検証調査 ― 検証調査結果及び カバー率・パターン分析に関する考察』
泌尿器科領域:経尿道的前立腺切除術/腎盂腎炎入院
整形外科領域:坐骨神経痛
小児科領域:小児肺炎/川崎病/小児気管支喘息
神経内科領域:症候性てんかん/眩暈症(バレーリュー症候群)
/ギランバレー症候群(急性期)
呼吸器外科領域:肺悪性腫瘍切除術
消化器内科領域:急性胆管炎・総胆管結石内視鏡治療
救急領域:急性薬物(眠剤)中毒/軽症外傷
がん領域:乳がん化学療法(AC療法)
糖尿病:低血糖/シックデイ/ステロイド開始時血糖コントロール
※各領域の症例ごとに,臨床プロセスチャートのカバー率・ パターン分析,各施設平均滞在日数比較,平均各ユニット 滞在日数施設間比較を掲載しています。
付録:患者状態適応型パス統合化システム研究概説
・2005年版では,患者状態適応型パスシステム(PCAPS)とは何かを詳解。
・2006年版では,患者状態適応型パス統合化システム(PCAPS-Builder, PCAPS-Administrator, PCAPS-Analyzer)を解説。