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第33回(2022年3月) 品質管理検定(QC検定)実施概要報告(概要版)

2022/08/05


品質管理検定運営委員会 委員長 新藤 久和 


 今年で17年目を迎えた品質管理検定(QC検定)は、通算33回目となる試験を去る3月21日(日)に全国236会場で実施いたしました。一般会場と団体会場(企業、学校等)がそれぞれ62会場及び174会場でした。
 緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の発令がないなかで申込受付を始めましたが、途中から新型コロナウイルス感染者が増加したため、まん延防止等重点措置が発令されたことにより、徐々に感染者は減少に転じました。
 そのようななか、今回試験の申込者数は48,451人と前回を上回りました。
 しかし、検定実施数日前には福島県沖で地震が発生するなど、一部試験会場において、地震や悪天候により受検できない方もいらっしゃいました。
 前回同様、試験会場での受検者のコロナウイルスに対する安全を最優先としたため、一般会場の十分な確保が困難であったことから、各受検地・級ごとに受検人数の定員制を導入し、定員を超えた場合は抽選する方法で申込受付を行いましたが、今回、抽選を行う受検地はありませんでした。
 また、自社会場(団体B/学校B)での申込受付最少人数を前回同様30名として実施しました(通常は、学校50名以上、企業100名以上)。
 各級の申込者数、受検者数、合格者数は表1のとおりです。累計申込者数総数は1,384,594人、累計受検者総数は1,201,106人、累計合格者数は666,854人となりました。

表1

1級 2級 3級 4級 33回合計 累計
申込者数 1,125 10,985 27,902 8,439 48,451 1,384,594
受検者数 795 8,342 22,971 7,620 39,728 1,201,106
合格者数 65 1,983 14,743 6,481 23,272 666,854

 当センターでは、QC検定に関する情報を下記URLを通して提供しています。受検者数データ、企業・学校でのQC検定導入・活用事例、QC検定合格者の勉強方法やQC検定に取り組む組織向けの動画(「QC検定活用の秘訣」)も掲載しておりますので参考にしていただければ幸いです。
https://webdesk.jsa.or.jp/common/W10K0500/index/qc/qc_seminar/

 2022年9月4日に実施します第34回検定試験は、新型コロナウイルス感染拡大状況を引き続き注視しつつ、予定どおりの実施に向けて準備を進めているところです。


各級の試験結果の詳細も記載した詳細版につきましては、日本規格協会のWeb販売サイト「JSA GROUP Webdesk 会員向け情報」の「記事」に掲載いたしております。閲覧には日本規格協会維持会員にご加入いただく必要がございます。お申込み方法につきましては、下記をご覧いただけますと幸いです。

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