シリーズ 医療安全確保の考え方と手法4
特性要因図作成の基礎知識と活用事例[第2版]
[演習問題付き]
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飯田 修平 編著
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2,860 円(税込)
本体価格:2,600 円
ISBN:9784542505353
発売年月日:2025-03-14
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B5判・128頁
商品コード:350535
【概要】
医療安全管理者に定評あるシリーズ第4弾!
医療関係者向けに特化した、医療関係者のための解説書。
本書は、これまで論理的・体系的な解説があまりなされてこなかった特性要因図の正しい考え方と方法が普及・展開されることを狙いとしています。QM・TQMの信用が下がり、本気で実践しようとする組織・個人の減少傾向がうかがえる今だからこそ、特性要因図の重要性を認識し、活用することが求められています。
理論だけに留まるのではなく、実際に病院の研修会で作成された事例を豊富に紹介しており、医療関係者の方にとって取組みやすく、かつ有用な効果が期待できる内容となっております。医療関係者の方だけでなく、自組織内での品質管理において積極的に特性要因図を用いておられる他業種の方々にも、ご活用いただける1冊です。
また、同著者によりシリーズ化された内の1冊ですので、他のシリーズ本も併せてお読みいただくことが効果的です。
◎特性要因図とは、課題解決のために用いられるフレームワークのことであり、この図の使用により、結果と要因の因果関係を視覚的にまとめることが可能になります。【収録内容】
第I編 総論
1.組織管理
1.1 変革の時代における組織管理
1.2 組織管理と品質管理の理解2.医療と品質管理
2.1 医療界と品質管理界および信頼性工学界との協力
2.2 医療安全に有用な品質管理手法3.本シリーズ出版の目的と経緯
3.1 RCA,FMEA,業務工程(フロー)図の順番に出版した理由
3.2 第四番目に特性要因図に関して出版する理由
3.3 本書第2 版を出版する理由4.問題解決
4.1 問題とは
4.2 問題と課題
4.3 改善と質向上
4.4 改善と革新
4.5 問題解決の考え方
4.6 問題解決の方法5.特性要因図とは何か
5.1 特性要因図の概要
5.2 業務フロー(プロセス)と特性
5.3 要因と特性(結果)の関係
5.4 特性要因図の考え方第Ⅱ編 各論
6.特性要因図の医療への展開
6.1 特性要因図と医療
6.2 練馬総合病院における質向上と特性要因図
6.3 全日本病院協会における品質管理導入・展開7.演習の留意事項
7.1 演習の目的
7.2 解決すべき問題(特性)の選定
7.3 要因
7.4 自責と他責
7.5 特性要因図の模範解答
7.6 特性要因図と重要度8.特性要因図作成手順
8.1 分析チームの編成
8.2 ブレインストーミング
8.3 特性(魚の頭)
8.4 検討すべき業務の選定と問題(特性)抽出
8.5 特性の記述の仕方
8.6 要因抽出
8.7 特性要因図作成後の作業
8.8 特性要因図の利点9.演習問題Ⅰ 練馬総合病院の事例
9.1 練馬総合病院の研修会
9.2 研修会の概要
9.3 演習問題Ⅰ(設問)
9.4 演習問題Ⅰ 事例
9.5 演習問題Ⅰ 解説10.演習問題Ⅱ 全日本病院協会研修会参加病院の事例
10.1 全日本病院協会の研修会
10.2 研修会の概要
10.3 演習問題の事例の選定
10.4 演習問題Ⅱ (設問)
10.5 演習問題Ⅱ 事例
10.6 演習問題Ⅱ 解説資料1 品質管理用語
資料2 品質機能展開に関する用語
おわりに【関連書籍】
・『シリーズ 医療安全確保の考え方と手法1 RCAの基礎知識と活用事例[第2版][演習問題付き]』
・『シリーズ 医療安全確保の考え方と手法2 FMEAの基礎知識と活用事例[第4版][演習問題付き]』
・『シリーズ 医療安全確保の考え方と手法3 業務工程(フロー)図作成の基礎知識と活用事例[第2版] [演習問題付き]』
・その他のISO13485(医療機器)・医療関連書籍