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ISO 22000:2018 食品安全マネジメントシステム―実践ガイド

  • ISO・UNIDO 編著 ISO/TC34/SC17 監修 豊福肇・湯川剛一郎・荒木恵美子 監訳

    図書

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    4,950 円(税込)

    本体価格:4,500 円

    ISBN:9784542402874

    発売年月日:2021-10-29

  • A5判・156頁
    商品コード: 340287

    【概要】
    ~ISO22000:2018の公的解釈及び適用についての判断を手助けし、
    よりよい使い方をガイドするハンドブック!~
     本書は、“ISO 22000:2018 Food safety management systems ̶ A practical guide”の日本語訳全文を収録しています。『ISO22000:2018 要求事項の解説』と同様、ISO/TC34/SC17専門分科会の監修と同分科会のWG3メンバーとして執筆に携わった3名の委員による翻訳です。
     各章にはキーポイントと称する、次の章に進む前に達成すべきステップを示しています。加えて、主な目的として実施すべきことや実務的なアドバイスを示しています。さらに、FSMSや関連するタスクの実施を支援する文書化した情報の例も示しています。
     他のマネジメントシステムのISOハンドブックの逐条的なガイドと異なり、読者に課題を与え、課題を通して多くのアドバイスを与え、誤った判断をしていないか確認する質問を提示しています。それによって、これから食品安全マネジメントシステムを構築する組織への手助けや、既に構築した組織が正しい方向に向かえるような実践的な内容となっています。

    ※なお、本書に収録した“ISO 22000:2018 Food safety management systems ̶ A practical guide”の日本語訳に疑義があるときは原文に準拠してください。また、ISO 22000:2018の枠組みの中で各章の意味を説明していますが、ISO 22000:2018に代わるものではありません。

    【目次】
    第1章 ISO 22000:2018における上位構造(HLS),二つのPDCAサイクル及び“リスクに基づく考え方”
    トピック1:上位構造(HLS)
    トピック2:プロセスアプローチ
    トピック3:ISO 22000:2018 の二つのPDCA サイクル
    トピック4:ISO 22000 における“リスクに基づく考え方”

    第2章 FSMSの枠組みの設計
    タスク2.1:組織及びその状況の理解
    タスク2.2:利害関係者のニーズ及び期待の理解
    タスク2.3:FSMS の適用範囲の決定
    タスク2.4:FSMS(プロセス及び相互作用)

    第3章 リーダーシップ及びコミットメント
    タスク3.1:食品安全方針,一連のFSMS の目標及びそれらを達成するための計画を起草する
    タスク3.2:食品安全への影響を与える要員の役割,責任及び権限を定め,伝達する
    タスク3.3:スタッフの技能/力量をマネジメントする
    タスク3.4:FSMS に関する資源(要員を除く)を提供する
    タスク3.5:組織のFSMS のために外部で開発された要素の使用
    タスク3.6:外部から提供されたプロセス,製品又はサービスを管理する
    タスク3.7:外部及び内部コミュニケーションを確立し,維持する
    タスク3.8:FSMS の文書化をマネジメントする
    タスク3.9:緊急事態及び潜在的なインシデントに備えて何をすべきかを計画する
    タスク3.10:製品の回収/リコールに関する計画を開発し,実施し,試験する

    第4章 前提条件の実施:PRPs及びトレーサビリティシステム
    タスク4.1:組織が必要とするPRPs を特定する
    タスク4.2:組織で実施しているPRPs をレビューする(既存の組織に適用可能)
    タスク4.3:PRPs を実施する
    タスク4.4:必要に応じて,PRPs をモニタリングする
    タスク4.5:確立されたPRPs が効果的に適用されていることを検証する
    タスク4.6:製品のトレーサビリティに関する方法又はシステムを開発する

    第5章 ハザード管理:OPRPsによる及び/又はCCPsにおける重要な食品安全ハザードの管理
    タスク5.1:食品安全チームを確立する
    タスク5.2:ハザード分析を実施するために必要な情報を提供する
    タスク5.3:工程フローダイアグラムを作成する
    タスク5.4:食品に関連するハザードを特定する
    タスク5.5:ハザード評価を実施する
    タスク5.6:管理手段又は管理手段の組合せを一覧化し,選択する
    タスク5.7:管理手段をカテゴリー分けし,マネジメントし,モニターし,文書化する
    タスク5.8:管理手段又は管理手段の組合せを妥当性確認する
    タスク5.9:修正及び是正処置を確立し,適用する
    タスク5.10:モニタリング及び測定を管理する(運用プロセス)
    タスク5.11:PRPs 及びハザード管理プランに関連する検証を実施する
    タスク5.12:予備的な情報を更新する

    第6章 FSMSのパフォーマンス評価
    タスク6.1:組織の機能及び食品安全に影響を与える活動の内部監査を実施する
    タスク6.2:組織の全体的なパフォーマンス及びFSMS を改善するために行われた決定を評価する:マネジメントレビュー
    タスク6.3:システムを改善する

    第7章 ISO 22000:2018に基づくFSMSの認証プロセスに関する基本情報

    付録A PRP, OPRP及びCCPの比較
    付録B ISO 22000:2018 と本ハンドブックとの間の相互参照

    日本規格協会グループからのお知らせ
    日本規格協会グループでは、ISO 22000やFSSC 22000(※)をはじめとする食品安全マネジメントシステムの各種サービスを扱っております。
    ぜひご活用ください。

    ※FSSC 22000とは
     オランダの食品安全認証財団 FFSCによって開発されたスキームに基づく認証です。グローバル企業も参加する非営利団体。GFSI(Global Food Safety Initiative)の承認を得ており、国際的な基準での厳しい食品安全管理が求められる企業・組織を中心に普及しています。

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