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技術開発フォーラム

セミナーコース詳細

技術開発フォーラム
 

生産拠点の国際化と急激な円高の影響を受け、多くの日本企業は、新興国企業との熾烈な競争を強いられています。その競争に勝つため方策の一つとして、開発・生産の更なる効率化が急務となっています。一方、製品開発の効率化等に役立つ品質工学(タグチメソッド)は普及してきましたが、その広がりは一部の産業、一部の企業に留まっています。これは、品質工学は難しいとか、時間が掛かるなどのネガティブな意識が原因である事は否めません。
そこで、品質工学がどのような点で有効であるか、どのように適応可能かを知っていただくため、品質工学の初心者でも理解でき、かつ、品質工学を進めるためのヒントとなる内容を盛り込んだ『品質工学による技術開発フォーラム-ものづくりの現場で生かせる品質工学-』を開催することとなりました。
今回の特徴は、中小企業の活動にも焦点を当てたプログラム構成です。
是非、この機会に、ご参加をいただけますようご案内申し上げます。

プログラム

時 間 プログラム
9:30~9:35 QRG幹事長挨拶
※9:35~11:00は下段
11:10~12:40 【特別講演1】「弱いロボット」研究:ヒューマン・ロボットインタラクションにおける関係論的なアプローチとその可能性
 岡田美智男 (豊橋技術科学大学 情報・知能工学系)

「はやくひとりでできるようになるんだよ!」という期待のもと、子どもたちは「もうひとりでできるもん!」と得意がる。 いつの間にか、わたしたちはこの「ひとりでできる」ことをよしとする文化の中で育ってきたようだ。 大丈夫。 このことはロボットの分野でも例外ではない。 「誰かの手を借りていたのでは、自律したロボットとはいえない」とばかり、ひたすら完全無欠なロボットを目指してきたところがある。 しかし、この個体能力主義への過度のこだわりが寛容さやレジリエンスを欠いた社会を生み出しているようだ。 こうした問題意識のもと、講演者らはこれまで、自らはゴミを拾えないものの、周囲の子どもたちの手助けを上手に引き出しながら、 結果としてゴミを拾い集めてしまう〈ゴミ箱ロボット〉、目の前を足早に通りすぎようとする人に、モジモジしながらティッシュをくばろうとする〈アイ・ボーンズ〉、 相手の目線を気にしながらオドオドと話そうとする〈トーキング・アリー〉など、周りを味方につけながら目的を遂行していく〈弱いロボット〉の研究を進めてきた。 本講演では、いつも強がるだけでなく、時には自らの〈弱さ〉を自覚しつつ、それを適度に開示することで生まれる、お互いの〈弱さ〉を補いながら、 その〈強み〉を引き出すような関係性について、人と〈弱いロボット 〉たちとのかかわりを手掛かりに考えてみたい。

12:40~13:30 昼食休憩
13:30~14:50 【特別講演2】品質工学と統計科学の異質性と類似性
 独立行政法人統計センター 理事長 椿 広計

統計科学的方法は,科学的認識の基本的方法である。

認識に必要な情報収集の最適化についての体系が整備されていると同時に,モデル論と呼ばれる物理科学的現象認識のための近似理論と,推論と呼ばれる論理学的接近が整備されている。
推論にはさらに,統計的検定に代表される質的推論と統計的決定理論に代表される量的損失関数を最適化する方法がある. 一方,品質工学は現象認識ではなく,設計すべきシステムと実システムとの乖離を量的に最小化するための数理工学体系である。 品質工学から見たときに統計科学をどのように使いこなせる可能性があるか,そのようなことを考えてみたい。

※9:35~10:15 QRG活動報告① タグチ流フロントローディング-因子の抽出方法の提案-
<概要>

WG1では一昨年より設計起因の開発の手戻りを無くし、開発期間短縮を実現するため、開発設計プロセスにタグチメソッドの考え方やツールを落とし込んでいく 「タグチ流フロントローディング」について研究を継続して活動をしている。 今年は、提案ツールの1つであるPSP(目的・構造鳥瞰図/Purpose Structure Panorama)に焦点をあて、実際の製品トラブル事例をもとに、 事前検出可能かの検証を行った結果について報告する。

※10:20~11:00 QRG活動報告② タグチ流フロントローディング-因子の抽出方法の提案-
<概要>

メーカーの役割は、生産・製造技術によるモノづくりに加え、顧客価値を創造することが重要視されている。 価値創造では、開発プロセス上流の企画段階で如何に顧客価値を評価することがポイントとなる。 WG2では、品質の評価を活用し、企画時に行われるニーズ/コンセプト選択の評価方法について事例を通し検討したので報告 するとともに評価方法の提案を行う。

15:00~15:40 QRG活動報告③ 損失関数の活用による意思決定-小中学校教室へのエアコン設置問題について-
<概要>

概要損失関数を「意思決定と投資判断の手段」と位置づけ、具体的なケーススタディを通してその活用提案に取り組んでいる。 昨年は、自律飛行型ドローンを活用した宅配サービスビジネス、郵便物配送サービスビジネスの損失評価を行った。 今回は、もう少し身近なテーマとして、小中学校教室へのエアコン設置の損失評価を試みた。 人に快適さを提供する各種設備への投資について、損失関数に基づく判断を可能とすることを狙っている。

15:40~16:20 QRG活動報告④ 解析手法の研究と活用方法の検討」
<概要>

1.新たな解析手法の研究

①T法の考え方を進展させ、従来の重回帰では推定できないデータの解析や予測精度を向上できる多重単回帰(MSR)の提案を他の線形回帰分析と比較しながら紹介する。

②正逆直交表は、2因子交互作用を排除できるため信頼性の高い項目診断が可能となる。さらに3因子交互作用効果の検討を加えた結果を報告する。

2.「高次元小標本でノイズの多いデータ」における解析手法として、MT法に確率的主成分モデルやGlassoの適用等、様々な検討を加え比較を行った結果を報告する。

3.MT法による地震予測

・全国1,300箇所の電子基準点から得られる地面変位情報をMT法で解析することにより、地域ごとの地面変位パターン変化を数量化した。 巨大地震発生の前に大きなMDが現れることから、今後、有効な予兆情報となり得ることを過去の地震発生の事例とともに紹介する。

16:20~16:30 閉会の辞 (QRG幹事)

※都合によりプログラム内容を変更する場合がございます。あらかじめご承知おきください。
※撮影・録音などはご遠慮ください。

お知らせ

お申込いただいた方には、開講約1ヶ月前から受講のご案内を送付させていただきます。

  1. 定員になり次第、締め切らせて戴きます。
  2. 受講料はご欠席されても、原則としてご返金できませんので予めご了承下さい。
  3. キャンセルは、開講1週間前までに文書にてご連絡下さい。

【キャンセル料】7日前~2日前キャンセル・・・参加料の20% / 前日~当日キャンセル・・・参加料の70% / ご連絡が無かった場合・・・参加料の100% 

対 象 30名(先着順)

2019年度参加費 (19年04月 ~ 19年09月)

一  般:¥3,240 <8%税込>
維持会員:¥3,240 <8%税込>

※参加費は、テキスト・資料代を含んだ金額です。

2019年度参加費 (19年10月 ~ 20年03月)

一  般:¥3,300 <10%税込>
維持会員:¥3,300 <10%税込>

※参加費は、テキスト・資料代を含んだ金額です。

開催日程

開催日 開催地 会場 定員 残席状況  

開催日

2020年03月05日(木)

開催地

東京

会場

日本規格協会 三田MTビル セミナールーム

定員

30 名

残席状況

空席あり