NEWS TOPICS

会員向け情報はこちら

技術開発フォーラム

セミナーコース詳細

技術開発フォーラム
 

生産拠点の国際化と急激な円高の影響を受け、多くの日本企業は、新興国企業との熾烈な競争を強いられています。その競争に勝つため方策の一つとして、開発・生産の更なる効率化が急務となっています。一方、製品開発の効率化等に役立つ品質工学(タグチメソッド)は普及してきましたが、その広がりは一部の産業、一部の企業に留まっています。これは、品質工学は難しいとか、時間が掛かるなどのネガティブな意識が原因である事は否めません。
そこで、品質工学がどのような点で有効であるか、どのように適応可能かを知っていただくため、品質工学の初心者でも理解でき、かつ、品質工学を進めるためのヒントとなる内容を盛り込んだ『品質工学による技術開発フォーラム-ものづくりの現場で生かせる品質工学-』を開催することとなりました。
今回の特徴は、中小企業の活動にも焦点を当てたプログラム構成です。
是非、この機会に、ご参加をいただけますようご案内申し上げます。

プログラム

時 間 プログラム
9:30~9:35 QRG幹事長挨拶
※QRG事例は下段に掲載
①11:15~11:50、②11:50~12:25、③15:05~15:40、④15:40~16:15
昼休み12:25~13:25
9:35~11:05 【特別講演1】品質工学と人工知能
椿 広計(情報・システム研究機構、統計数理研究所長)

人工知能は、損失関数を評価データセット上で最小化することで、予測性能などを最適化する。既存データだけではなく、逐次有効なデータを追加する技術が、強化学習だが、これは統計的逐次実験計画法の発展形である。近年注目されている敵対的学習は、性能を最適化する設計者と、性能を最劣化させるノイズ発生者とのゲームの解を求めることで、損失関数に関してロバストソリューションを得られるという発想である。これは、ロバストパラメータ設計の誤差因子調合の発展形である。人工知能には、スライディングレベルやT法に関わる原理も見え隠れしている。本講演では、品質工学から人工知能の諸原理を見直し、人工知能時代でも品質工学的観点が重要な役割を果たしていることを確認したい。

13:25~14:55

【特別講演2】お客様の輝きにつなげるマツダのモノづくり
~ 魂動デザイン実現に向けたプレス金型製作プロセス革新 ~
安達 範久(マツダ株式会社 技術本部 本部長)

お客様の輝きにつなげるため、マツダでは、こだわりのモノづくりを行っている。
中でも、魂動デザイン実現に向けては、デザインと生産部門の共創や、様々なこだわりの技術や技能により、コンセプトカーに近い車の量産化に取組んでいる。
今回は、プレス金型造りにおける革新の事例についてご紹介させていただく。

※11:15~11:50 QRG活動報告① タグチ流フロントローディング-因子の抽出方法の提案-

「タグチ流フロントローディング ~機能性をベースにしたシステム選択~」

WG1は設計起因の開発の手戻りを無くし、開発期間短縮を実現するため、開発設計プロセスにタグチメソッドの考え方やツールを落とし込んでいく 「タグチ流フロントローディング」について3年間に渡り、研究継続し活動を行っている。今年は、これまでの既存技術ではなく、新しい技術を製品に取り入れ、開発するケースに着目し、市場で想定外の問題を起こさないための、「機能性」をベースに検討したツールについての提案を行う。

※11:50~12:25 QRG活動報告② 「品質の評価」を活用した商品企画開発

メーカーの役割は、生産・製造技術によるモノづくりに加え、顧客価値を創造し魅力的な製品を企画することである。 価値創造では、開発プロセス上流の企画段階で如何に顧客価値を評価することがポイントとなる。これまでWG2では、品質の評価を活用し、企画時に行われるニーズ/コンセプト選択の評価方法を確立してきた。 次のステップとして、マーケティングミックスに対する評価方法を検討したので報告する。

※15:05~15:40 QRG活動報告③ 損失関数の活用による意思決定-小中学校教室へのエアコン設置問題について-

―乗用車向け自動ブレーキの損失評価の試みー

損失関数を「意思決定と投資判断の手段」と位置づけ、具体的なケーススタディを通してその活用提案に取り組んでいる。今回は、2021年11月より搭載義務化が予定されている乗用車向け自動ブレーキの損失評価を試みる。単に衝突被害をなくすという安全性の観点にとどまらず、経済合理性の観点から本来あるべき自動ブレーキ技術とはどのようなものか考察したい。

※15:40~16:15 QRG活動報告④ 解析手法の研究と活用方法の検討

1.解析手法の研究

「高次元小標本でノイズの多いデータ」における解析手法を継続的なテーマとして、MT法にGlassoを適用したり、割引き係数法等の見直しや深堀など検討を加えている結果を報告する。また、主成分分析を取り入れたMT法として提案されているAPRT法について、判別性能の比較等検討した結果を報告する。

2.活用方法の検討

昨年度まで、電子基準点から得られる地面変位情報をMT法で解析することにより、地震予測の可能性を視野に入れて特徴量の抽出等を検討した。今年度、新たに電離圏データを加えて大規模地震の前兆現象を把えられるかなどを視野に解析を始めたことを報告する。

16:15~16:25
16:25~16:30
総合質疑応答
閉会の辞 (QRG幹事)

※都合によりプログラム内容、時間を変更する場合がございます。あらかじめご承知おきください。 【敬称略】 
※撮影・録音などはご遠慮ください。

お知らせ

お申込いただいた方には、開講約1ヶ月前から受講のご案内を送付させていただきます。

  1. 定員になり次第、締め切らせて戴きます。
  2. 受講料はご欠席されても、原則としてご返金できませんので予めご了承下さい。
  3. キャンセルは、開講1週間前までに文書にてご連絡下さい。

【キャンセル料】7日前~2日前キャンセル・・・参加料の20% / 前日~当日キャンセル・・・参加料の70% / ご連絡が無かった場合・・・参加料の100% 

対 象 30名(先着順)

2020年度参加費

一  般:¥3,300 <10%税込>
維持会員:¥3,300 <10%税込>

※参加費は、テキスト・資料代を含んだ金額です。

開催日程

※ 開催は終了しました。